JPH04137771U - 液体の定量吐出装置 - Google Patents

液体の定量吐出装置

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JPH04137771U
JPH04137771U JP4588591U JP4588591U JPH04137771U JP H04137771 U JPH04137771 U JP H04137771U JP 4588591 U JP4588591 U JP 4588591U JP 4588591 U JP4588591 U JP 4588591U JP H04137771 U JPH04137771 U JP H04137771U
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JP
Japan
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syringe
liquid
resin
plunger
check valve
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Application number
JP4588591U
Other languages
English (en)
Inventor
新吾 橋本
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シリンジ1を用い、その上方に設けたシリン
ダ4でプランジャ6を下方に駆動させる。プランジャ6
の先端部はシリンジ1の下方に取り付けられた計量器8
に入り、その容積分の液体が一定量吐出される。 【効果】 粘度が経時変化するような樹脂性の液体に対
しても、常に一定容積の吐出ができる。また、その構造
が単純であるので洗浄が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケース内に電子部品要素を収納し、封口樹脂で封口してなる。例えば 、温度ヒューズ等の電子部品の樹脂塗布工程での使用に好適する液体の定量吐出 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品においては、リード線の引出部等にエポキシ樹脂等を塗布して封口す ることがある。例えば、図3に示す可溶合金型温度ヒューズは、電気機器の異常 等に起因する温度過昇を検出して電路を遮断し、電気機器の焼損や火災を未然に 防ぐ素子である。図において、12はセラミック,ガラス等の円筒状の絶縁ケー スで、その中に両端に銅のリード線13,13が接続された特定の温度で溶融す る可溶合金14が収納されている。可溶合金14の周囲には、可溶合金14が溶 融した際に電路の開離を助けるための特殊フラックス15がコーティングされて おり、16,16はこれらを気密封止するエポキシ等の封口樹脂である。
【0003】 ここで、上記封口樹脂16,16は温度ヒューズの性質上、高温度で硬化させ ることができなので、2液混合の常温硬化型の樹脂を用いることがある。ところ が、一般に2液混合常温硬化型の樹脂は、ポットライフが数十分程度であり、こ の間にも粘度が刻々と変化,増大していくために、通常の吐出装置を使用した場 合、樹脂の吐出量が一定に保てないという問題があった。
【0004】 そのために、従来は図4に示すように、ポットライフの時間内に設定した所要 分の樹脂をシリンジ1に入れ、エア加圧式ディスペンサ17の圧力レギュレータ 18を樹脂粘度の経時上昇に伴う樹脂吐出量の減少に応じて、人手にて調整する ことにより、ワーク19に塗布する樹脂量を許容範囲内に保つようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記の樹脂吐出装置では、塗布する樹脂量の調節はすべて人手 に頼っており、作業工数がかかる上、作業者の熟練度による個人差により塗布樹 脂量の安定性に大きく差が出るという問題があった。
【0006】 本考案はこれらの問題点を解決する液体の定量吐出装置を提供することを目的 とするものである。
【0007】 また、この場合、使用後の洗浄作業が容易であるように、定量吐出装置自体の 構造が単純であることが必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するために、プランジャにより押し出されること で構成される容積計量機構と逆止弁とをシリンジに取り付けてなることを特徴と する液体の定量吐出機構を提供するものである。
【0009】
【作用】
上記の構成によると、プランジャがシリンジ内の液体を定容積ずつ吸入・押出 しするので、液体の粘度変化等による吐出量の変化が無くなり、人手による調節 も不要になり、作業者の熟練度等の個人差による塗布量のバラツキが解消できる 。
【0010】 また、容積計量機構部と逆止弁部が着脱自在にシリンジに取り付けられており 、分解可能でかつ接液部構造が単純であり、その洗浄が容易である。
【0011】
【実施例】
本考案は常温硬化型2液性エポキシ樹脂等、粘度が経時変化する樹脂にも有効 な液体の定量吐出装置であり、図1はこの一実施例である装置の構造を示す縦断 面図である。
【0012】 図1において、6は樹脂を定量押し出すプランジャであり、エアシリンダ4で 上下に駆動される。このプランジャ6とエアシリンダ4はユニバーサルジョイン ト5で連結されており、プランジャ6が下降した時に入り込む計量器8との芯ズ レを吸収できるようになっている。プランジャ6の先端部が計量器8に入り込む ことにより、その容積分の樹脂が吐出される構造であり、その入る深さを吐出量 調整ネジ3で設定できる。逆止弁ボール9aおよび逆止弁スプリング9bは、プ ランジャ6が計量器8から上方に抜け出る時に樹脂を下方から逆吸入するのを防 ぐ働きをする。計量器8および逆止弁9を含む吐出部はネジ7でシリンダ1の下 方に脱離でき、またシリンダ4とプランジャ6等を含む駆動部はシリンジホルダ 2でシリンジ1の上方に脱離できる。シリンジ1内の樹脂10は次に述べる動作 原理により一定量ずつ吐出される。
【0013】 図2は本実施例の液吐出量の定量性を説明する図であり、図1の計量器8およ び逆止弁9を含む部分の要部拡大断面図である。
【0014】 図2において、(A)は定位置状態図である。次にプランジャ6が下降すると 、(B)に示すように計量器8内の樹脂10が逆止弁スプリング9bの弾性力に 抗して逆止弁ボール9aを押し下げて吐出される。この後(C)に示すように、 逆止弁スプリング9bの弾性力によって逆止弁ボール9aが復帰し、次にプラン ジャ6を上昇させると計量器8内が負圧になり、(D)に示すように樹脂10を 上方より吸入する。以上の動作により、樹脂10の粘度変化に影響されず常に一 定量の吐出が可能になった。また、市販のシリンジ1を用いることも可能であり 、さらに接液部の構造も単純であるので、洗浄作業およびメンテナンスが容易で ある。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は液体の吐出を一定容積押出しで行っているので 、液体の粘度変化に影響されず常に一定量の吐出ができる。そのため、従来粘度 変化に応じて行っていた吐出圧力調整が不要になり、作業工数が低減でき、また 作業者の熟練度等にかかわらず一定量の液体が吐出されるので、吐出量の過不足 による不良の低減ができる効果がある。
【0016】 また、本考案は市販のシリンジを用いられる上、接液部構造の単純な駆動部を 有し、また吐出部を含むそれぞれの機構部が容易に分離できるので、洗浄作業が 容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の液体の定量吐出装置の構造を示す縦
断面図
【図2】 その液体吐出量の定量性を説明するための要
部拡大断面図
【図3】 一般的な可溶合金型温度ヒューズの構造を示
す縦断面図
【図4】 従来の樹脂吐出装置の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】 1 シリンジ 2 シリンジホルダ 3 吐出量調整ネジ 4 シリンダ 5 ユニバーサルジョイント 6 プランジャ 7 取付ネジ 8 計量器 9 逆止弁 9a 逆止弁ボール 9b 逆止弁スプリング 10 樹脂 12 絶縁ケース 13 リード線 19 ワーク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プランジャにより押し出されることで構成
    される容積計量機構と逆止弁とをシリンジに取り付けて
    なることを特徴とする液体の定量吐出装置。
  2. 【請求項2】上記容積計量機構部と逆止弁部が脱着自在
    にシリンジに取り付けられてなることを特徴とする液体
    の定量吐出装置。
JP4588591U 1991-06-19 1991-06-19 液体の定量吐出装置 Pending JPH04137771U (ja)

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JPH04137771U true JPH04137771U (ja) 1992-12-22

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556276U (ja) * 1991-12-27 1993-07-27 マークテック株式会社 マーキング用ガン
WO2001047583A1 (fr) * 1999-12-28 2001-07-05 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Clapet anti-retour et seringue équipée de ce clapet
JP2009006218A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Panasonic Corp 樹脂組成物塗布装置および樹脂組成物塗布方法
JP2013517125A (ja) * 2010-01-14 2013-05-16 ノードソン コーポレーション 個別量の高粘性液体の噴射

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