JPH04137044A - 知識処理システム及びその構築方法 - Google Patents

知識処理システム及びその構築方法

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JPH04137044A
JPH04137044A JP2256927A JP25692790A JPH04137044A JP H04137044 A JPH04137044 A JP H04137044A JP 2256927 A JP2256927 A JP 2256927A JP 25692790 A JP25692790 A JP 25692790A JP H04137044 A JPH04137044 A JP H04137044A
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    • Y10S706/919Designing, planning, programming, CAD, CASE

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、問題解決のための推論を高速に実行するルー
ルを自動的に作成する知識処理システムの構築方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
知識獲得機構を備えた知識処理システムとしては、機械
系を対象とした故障診断システム(情報処理学会誌30
 、5 (1989)) 、既存の知識から論理的に正
しい新たなルール知識を作成する機能を備えた知識ベー
スシステム(特開昭63−271534号)などがある
前者は装置の構造と構成要素の挙動に基づいて故障要素
を発見するシステムであり、このシステムは、推論過程
のデータから故障機器の候補を列挙し、その中から正常
状態にある候補を取り除くことにより、構成要素の故障
に関する知識を作成するものである。また後者は知識ベ
ースに格納した既存の知識を論理的に等価な他の表現形
式に変換することにより新たな知識を作成するものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来システムはいずれも、あらかじめ準備しなか
った知識を作成し、問題解決に役立て得る利点を持って
いる。しかしながら、知識処理システムに知識作成機能
を持たせたい場合には、新たな知識は問題解決に有効な
ものを選択的に生成する機構を持たせる必要がある。こ
のような機構を備えていない知識処理システムの場合、
次のような問題が生じる。
■ 実用上不必要な知識をも作成するため、知識の量が
増加する。
■ その結果、これらの知識を用いた推論では、条件の
照合に長時間を要する。
■ 大量の知識の格納に大容量の計算機メモリを要する
また、大規模システムを対象とした知識処理システムの
場合には1作成した知識が効率良く問題を解決するもの
、言いかえれば少ない推論ステップで解に到達できるも
のであるかどうかが実用上の重要なポイントとなる。
本発明の目的は、上記した知識量の増大を抑制し、かつ
、高速に解を見出すための推論ルールを獲得する機能を
備えた知識処理システムを実現することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、推論の
対象領域を階層的に構成し、上位階層には概略的で高速
に推論を実行するルールを割当て、下位階層に対しては
詳細な推論により上位階層で使用する概略推論ルールを
作成するルールを割り当てる。そして、推論の過程で概
略推論ルールの条件部が成立した場合には概略推論ルー
ルを実行し、概略推論ルールの条件部が成立しない場合
には下位階層において推論を続行させる。さらに、概略
推論ルールの条件部と帰結部の関係を記述するルールを
用いて、詳細な推論の結果がこの条件部と帰結部の関係
を満たした場合にのみ当該条件部と帰結部を植合させて
概略推論ルールを作成するように処理の内容を規定する
〔作用〕
上記の方法を用いれば、詳細な推論の結果が概略推論ル
ールの条件部と帰結部の関係を満たした場合にのみ新た
なルールが作成されるので、問題解決に有効な知識のみ
を選択的に生成することができる。また、作成した知識
は上位階層において概略的で高速な推論を実行するので
効率良く問題を解決できる。
すなわち、本発明によれば、知識量の増大を抑制しつつ
、高速に問題を解決するための推論ルールを獲得するこ
とができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の知識処理システムの構成図である。第
1図において、1は計算機処理装置、2は入出力装置、
3および4は記憶装置、5はプラントである。計算機処
理装置1内には、コンピュータプログラムの処理内容を
示す入出力処理部6、判定処理部7、概略ルール実行部
8、プラントデータ格納部9、詳細ルール実行部10、
概略ルール作成部11が含まれている。これらの部分は
、いずれも処理装置1で実行される内容を、単にブロッ
ク化して示したものである。記憶装置3には、概略ルー
ルが格納されている。また、記憶装置4には、詳細ルー
ル、対象領域の構成や構成要素の特性などを記述したフ
レームおよび手続き処理を実行するプログラムが格納さ
れている。図中に示した実線の矢印は制御の流れを、ま
た、破線の矢印は情報の流れを示す。
入出力処理部6は入出力装置2からの入力を処理し、判
定処理部7を起動する。また、入出力処理部6は概略ル
ール実行部8、詳細ルール実行部10の処理結果を入出
力装置に出力する。入出力の内容は後に例をあげて説明
する。判定処理部7は入力条件に合致する概略ルールが
存在するかどうかを判定し、存在する場合には概略ルー
ル実行部8を起動し、存在しない場合には詳細ルール実
行部10を起動する。概略ルール実行部8は概略ルール
の帰結部を実行する。詳細ルール実行部10は詳細ルー
ルを用いて対象とする問題領域に関する詳細な推論を実
行する。概略ルール作成部11は、詳細な推論によって
概略推論ルールの条件部と帰結部の関係を満たす結果が
得られた場合に概略推論ルールを作成し、知識ベースに
登録する。
プラントデータ格納部9に格納したデータは判定処理部
7、概略ルール実行部8、詳細ルール実行部1oにおい
て参照する。
なお、本発明の知識処理システムをオフラインシステム
として使用する場合には、5および9は不要である。
次に本発明の対象領域の階層的表示を第2図の系統図お
よび第3図、第4図のフレーム図を用いて説明する。
第2図は沸騰水型原子カプラントの制御駆動水圧系の一
部を示す系統図である。本実施例では図の系統を81.
82等のサブシステム(以下、系統と呼ぶ)に区分して
いる。これら系統S1.82等を上位階層とし、これら
の系統S1.82等を構成する弁、ポンプ、フィルタ、
ヒータ等を下位階層とする。
第3図は上位階層S1を表現したフレームであり、系統
の構成要素、入口機器、出口機器及び停止ライン(流体
が流れない配管)を示す。本フレームは対象系統をフレ
ーム、スロットおよび値の三層構造のデータに表示した
ものである。たとえば第1行目は、rフレームS1の構
成要素スロットの値は(Bl、B21.、、、F2)J
であることを意味する。なお、()は複数個の要素を格
納するりスト構層のデータである。
第4図は下位階層フレームの例を示す。このフレームは
フィルタF1の上位系統、Flが設置されているライン
(配管、以下同様)、入力機器、出力機器および入出力
関係を記述した関数名を記述している。
これらのデータを用いて推論を実行するルールの例を第
5図及び第6図に示す。
第5図に浅い知識すなわち概略推論ルールの例を示す。
ここでは概略推論ルールとして次の三つのタイプを考え
る。
タイプ■:系統の内部状態の変化から系統の出力変化を
求める。
タイプ■:系統の入力変化から系統の出力変化を求める
タイプ■:系統の入力変化から系統の内部状態の変化を
求める。
第5図はこのうちタイプ■のルールである。ルールは、
ルール名、条件部(if部)、帰結部(then部)よ
りなる。条件部にはそれぞれ、フレームのスロット値を
参照する条件命題、帰結部にはフレームのスロット値を
更新する命令を記述している。
条件部(if部)は系統S2の停止ライン、系統の入口
機械であるB3の入力変化(流量、温度、圧力の変化を
それぞれ入力変化1.2.3とした)を記述している。
帰結部(then部)は系統の出口機器であるB4のフ
レームに書き込む命令を記載している。ただし、スロッ
ト値に記した「+コは「増加」、[0]は「変化なし」
を意味する。B4はフレーム名である。記号「@」は後
続の文字列がスロット名であることを示す。たとえば、
第一行目の条件は、「フレームS2の停止ラインスロッ
トの値が配管04を含む」ことを意味する。
また演算子「=」は「等しい」を、「本=」は「含む」
を意味する(以下同様)。第5図の概略推論ルールを用
いれば、系統の入口機器であるB3の入力変化から系統
の出口機器であるB4の出力変化を直接導き出せるので
、内部機器の入出力は計算する必要がない。したがって
高速に推論するすることができる。概略ルールが存在し
ない場合には次に示す詳細推論ルールを実行し、概略ル
ールを作成する。
第6図は詳細推論ルールの例である。このルールはある
機!(?機器X)の入力変化が計算済み(未定義でない
)であり、出力変化が未定義であれば機器名(?機器X
)とその入力変化?X1゜’:’x2.?x3を引き数
として、?機器Xのフレームに記述した関数exec 
 funcを呼び出すルールである。記号「?」は変数
を意味する。
関数exec  funcは?機器Xの入力変化から出
力変化を計算する。
第7図は概略推論ルールを作成するためのルールの例で
あり、詳細な推論によって概略推論ルールの条件部と帰
結部の関係を満たす結果が得られた場合に概略推論ルー
ルを作成する。条件部は?機器Xが?系統Xの入口機器
であり、?機器yが?系#[xの出口機器であり、?機
器Xの入力と、?機器yの出力がともに計算済みであれ
ば、?機器X、?機器yを引き数として関数maker
uleを呼び出す。関数make  ruleは、第5
図に示したと同様の表現で、?機器Xの入力変化から?
機器yの出力変化を求めるルールを作成する。
以下、本発明の知識処理システムをプラントの保守作業
計画支援に使用した場合を例にとり、説明する。
プラントにおいて複数の保守作業を実施する場合に、あ
る作業が他に悪影響をおよぼさないかどうか、すなわち
干渉しないかどうかを判定することが必要である。たと
えば第2図の系統において、ポンプ21点検のため、P
lの運転をP2に切り換えて点検し、その後P2をPl
に切り換える作業を第1の作業とし、流量計M1の点検
を第2の作業とした場合を例にとる。第1の作業は、以
下の操作よりなる。
■ 弁■7、■8開 ■ ポンプP2起動 ■ ポンプP1停止 ■ 弁v5、v6閉 ■ ポンプ21点検 ■ 弁v6、v5開 ■ ポンプP1起動 ■ ポンプP2停止 ■ 弁V7.V8閉 なお、作業2を実施するための前提条件として、弁V1
8よりPLRポンプに流れる水の流量は一定(流量変化
がO)に保つ必要がある。
第8図は上記した干渉判定のフローチャートである。処
理部81.82では機器操作の内容と作業条件を設定す
る。処理部83では操作する機器を状態変化の始点とし
、作業影響を評価する場所を終点に設定する。また、状
態伝播の初期事象を設定する。上記の例では、弁v7、
■8、ポンプP2等が始点に該熱し、PLRポンプ入口
が終点に相当する。処理部84は状態伝播に使用できる
概略ルールが存在するかどうかを判定し、存在する場合
には処理部85によって概略ルールを実行し、存在しな
い場合には処理部86によって詳細推論を実行する。処
理部87は詳細な推論によって概略推論ルールの条件部
と帰結部の関係を満たす結果が得られれば概略推論ルー
ルを作成し、知識ベースに登録する。状態変化の伝播が
終点に到達した時点で、その状態変化が作業条件(いま
の例では流量変化がO)に違反しないかどうか、すなわ
ち干渉がないかどうかを処理部89において判定する。
以上の処理を上記に示した全機器操作について繰り返し
、結果を処理部803によって表示する。
第9図は深い知識を用いた推論すなわち詳細推論部のフ
ローチャートである。第9図(a)は、入力変化が計算
済みで、出力変化が未定義の機器があれば、その機器の
出力変化を計算する。この処理は、第6図に示したルー
ルが実行する。第9図(b)は出力変化が計算済みの機
器があり、その機器の下流側の機器(第4図のフレーム
に示した出力機器)の入力変化が未定義であれば、前者
の出力を後者の入力として設定する。第9図の(a)、
(b)を繰り返し適用することにより、始点機器の操作
によって生じた状態変化を下流側の機器に次々と伝播さ
せることができる。なおこれらの処理は、閉じた弁のよ
うな、流体が流れない機器には適用しないものとする。
第10図はルール作成部のフローチャートを示す。ルー
ル作成部は第7図に例を示したルールを用いて系MS3
.84等の入口機器の入力変化と出口機器の出力変化が
計算済みであるかどうかを判定し、計算済みであれば、
第5図に例を示した概略推論ルールを作成する。すなわ
ち第10図の処理101および102において上記の判
定を実行し、処理103から106においてルール名、
系統名、停止ライン、入力機器名および入力変化を条件
部に、出力機器名および出力変化を結論部に記述したル
ールを作成し、第1図に示した概略ルール格納部に書き
込む。第7図に例を示したルール作成用関数は上記の処
理103から106を実行するものである。
上記の干渉判定の過程においては、系統S3.84等に
おける状態変化の伝播に関して、同一の処理が複数回あ
られれる。すなわち、上記した機器操作の、■、■、■
における弁の開閉操作は、系統83人口(S2出口)の
流量の変動をもたらす。
また、■、■のポンプ起動は上記流量の増加を、■、■
のポンプ停止は流量の減少をもたらす。このように同一
の状態変化が繰返し現れる場合には、第1回目の状態伝
播では詳細な推論を実行する必要があるが、2回目以後
は概略ルールを用いることにより、処理を高速化できる
次に1本発明の知識処理システムをプラントの異常診断
に応用した場合の実施例を示す。第11図においてT1
、T2は系統を、MA、MB、MCは計速器を示すもの
とする。いま、計測器MCにおいて観測値が異常を示し
、その原因を探索する場合を考える。機器の異常がその
機器よりも下流側に波及するとすれば、MAのam値異
常の原炉となる機器はT1、T2もしくはそれより上流
側に存在する。第12図に異常原因探索のフローチャー
トを示す。第12図のフローチャートは、異常を観測し
た計測器の上流側に位置する計測器を判別し、その計測
器の観測値をもとに状態量の変化を下流側に伝播させ、
観測された異常に一致する結果が得られるかどうかを判
定することにより異常原因を絞り込む。たとえばMBの
観測値の変化が微小で、この値からはMAの観測値異常
を導出できなければ、異常原因の機器は系統T2内の機
器の絞り込むことができる。以上の診断過程において、
処理126は、概略ルールを用いて状態変化を系統単位
で伝播させ、概略ルールがない場合には処理127によ
り、詳細ルールを用いて状態変化を機器ごとに伝播させ
た後、処理128において概略ルールを作成する。
以上の説明から明らかなように、本発明の知識処理シス
テムにおいては、概略推論ルールはシステム自身が作成
できるので、ユーザが前もってこれを準備する必要はな
い。また、対象システムの階層構成、または概略推論ル
ールの条件部と帰結部の満たすべき要件を修正すれば、
概略推論ルールの処理内容を容易に変更できる。第13
図に上記した修正を実行するためのCRT表示画面の構
成例を示す。本例では図の上段に階層構成を修正するた
めのウィンドウを配置した。階層構成を修正するには、
系統図上で、Sl、82等の系統の範囲(矩形の枠)を
変更し、その結果に基づいてフレームの内容を修正する
。系統図修正のフローチャートと修正の内容例を第14
図および第1S図に示す。第14図において、処理14
1ではユーザの指示にもとづいて、第13図上に表示し
た系統の範囲を示す枠を消去する。次いで処理142お
よび処理143において、消去した枠に対応する系統名
とフレームを消去する。この時点では第13図上の系統
図は第15図(a)となる。処理144および処理14
5では新たに定義する系統の範囲とフレーム名をユーザ
の指示に従って設定する。この時点では第13図上の系
統図は第15歯(b)となる。処理146および処理1
47では、第15図(b)で指定された系統SAの範囲
内に含まれる機器すなわち系統の構成要素と、系統の入
口、出口に位置する機器を判定し、各機器の名称をフレ
ームSAの構成要素スロット、入力機器スロットおよび
出力機器スロットに記入する。作成したフレームの内容
は第13図右上のウィンドウに表示する。
第13図の下段には概略推論ルールの条件部と帰結部の
満たすべき要件を修正するためのウィンドウを配置した
。このウィンドウ上で、ルール中で参照・更新するフレ
ーム名、スロット名、スロット値および手続き処理を実
行する関数の名称を修正することにより概略推論ルール
の処理内容を変更できる。たとえば、第7図に示したル
ールは、系統の入口機器の入力変化と出口変化の出力変
化が計算済みであることを条件とし、関数make  
rule  1を用いて概略推論ルールを作成すること
を実行部に記述している。このルールの内容を第13図
下段のウィンドウ上でたとえば、第16図のように修正
する。第16図のルールは、先に三つに区分した概略推
論ルールのうち、タイプ■のルール、すなわち、系統内
部状態の変化(操作した機器の8力変化)から、系続出
力の変化(系統出口機器の出力変化)を求めるためのル
ールを作成することを指示している。なお、修正後のル
ールを新たに登録するか、修正前のルールと置きかえる
かは、ユーザが指定するものとする。
また、本発明の知識処理システムでは、概略推論ルール
の条件部から変更可能な条件項を摘出し、その条件を変
更することによって新たなルールを作成することも可能
である。たとえば第17図は、第5図に示したルールの
条件項のうち、停止ラインを配管04から配管03に変
更した例である。
このようなつるーるは詳細推論によらなくても、系統構
成の対象性を利用すれば容易に作成できる。
また、機器の入出力特性から、入力変化1の値を[+]
から[−]に変更するような操作を施した場合でも成立
するルールを摘出し、その条件を変更した新たなルール
を作成することも可能である。
さらに、概略推論ルールうち、同一の結論をもたらす複
数の異なる条件項が存在する場合には、それらを−括し
て上位概念としての条件項に変換することも可能である
。たとえば第2図の系統S2の機器のうち弁v7が閉じ
ている場合と、v8が閉じている場合とでは、系#!S
2としての挙動は変わらない。これらの条件はv7とv
8が設置されている配管o4が停止ラインであるという
条件で代表されることができる。先に例を示したフレー
ムおよびルールはこの方法で表現したものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、高速な推論を実行
するルールを自動的に生成することができ、かつ、知識
の作成条件を記述したルールによって、問題解決に有効
な知識のみを選択的に生成することができる。すなわち
、本発明によれば、知識量の増大を抑制しつつ、高速に
問題を解決するための推論ルールを獲得することができ
る。
また、実施例から明らかなように、本発明の知識処理シ
ステムによれば、問題解決の高速推論ルールを問題領域
に関する詳細な知識に基づいて自動的に作成できるので
、システム開発者や利用者が前もって作成する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図本発明の知識処理システムの一実施例を示すシス
テム構成図、第2図は系統の一例を示す図、第3図は上
位階層フレームの表現例を示す図、第4図は下位階層フ
レームの表現例を示す図、第5図は概略推論ルールの表
現例を示す図、第6図は詳細推論ルールの表現例を示す
図、第7図は概略推論ルール作成ルールの表現例を示す
図、第8図、第9図は本発明の知識処理システムをプラ
ントの保守作業計画支援に使用した場合の処理の内容を
示すフローチャート、第10図は概略ルール作成部のフ
ローチャート、第11図は系統と計測器の配置を示す例
図、第12図は本発明の知識処理システムをプラントの
異常診断に使用した場合の処理の内容を示すフローチャ
ート、第13図は概略推論ルールの条件部と帰結部の関
係および対象システムの階層構成を修正するための表示
画面の例を示す図、第14図は上記修正のフローチャー
ト、第15図は表示画面の変化を示す説明図、第16図
は修正後のルールの例を示す図、第17図は詳細推論に
よらず、既存のルールの内容を変更して作成したルール
の例を示す図である。 〔符号の説明〕 第1図において、1は計算機処理装置、2は入出力装置
、3および4は記憶装置、8は概略ルール実行部、10
は詳細ルール実行部、11は詳細ルール実行部である。 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象システムと情報のやり取りを行う入出力装置、
    各種情報及び処理プログラムを記憶している記憶装置、
    及び上記処理プログラムを用いて上記情報の処理を行う
    処理装置を有する電子計算機システムであって、さらに
    、上記記憶装置内に、階層的に構成された推論の対象領
    域の上位階層に対して適用される概略推論ルール、及び
    その下位階層に対して適用される詳細推論ルールが記憶
    されているとともに、上記概略推論ルールの条件部が成
    立している場合に概略推論ルールを実行し、概略推論ル
    ールの条件部が成立していない場合に下位階層において
    詳細な推論を実行し、詳細な推論によって概略推論ルー
    ルの条件部と帰結部の関係を満たす結果が得られた場合
    に概略推論ルールを作成するプログラムが記憶されてい
    ることを特徴とする知識処理システム。 2、システムの構造を階層的に表現し、上位階層の挙動
    を記述したルールを概略推論ルールとし、下位階層の詳
    細な知識を用いた推論ルールを詳細推論ルールとするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の知識処理システム。 3、新たに作成された上記概略推論ルールを上記記憶装
    置に登録することを特徴とする請求項1または2に記載
    の知識処理システム。 4、上記入出力装置において、上位階層に対して適用す
    る概略推論ルールの条件部と帰結部の関係を入力、表示
    し、表示画面上で上記関係を修正することによって、概
    略推論ルールの処理内容を変更することを特徴とする請
    求項1または2に記載の知識処理システム。5、上記入
    出力装置において、階層構成を入力、表示し、表示画面
    上で上記階層構成を修正することによって、概略推論ル
    ールの処理内容を変更することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の知識処理システム。 6、上位階層に対して適用する概略推論ルールの条件部
    から変更可能な条件項を摘出し、該変更可能な条件項を
    変更した場合の概略推論ルールが未作成であるときに、
    下位階層による詳細な推論を実行し、上記未作成の概略
    推論ルールを作成することを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の知識処理システム。 7、作成する概略推論ルールのうち、同一の結論をもた
    らす複数の異なる条件項を一括して上位概念としての条
    件項に変更することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の知識処理システム。 8、推論の対象領域を階層的に構成し、上位階層に対し
    て適用する概略推論ルールと、下位階層に対して適用す
    る詳細推論ルールを有し、概略推論ルールの条件部が成
    立している場合に概略推論ルールを実行し、概略推論ル
    ールの条件部が成立していない場合に下位階層において
    詳細な推論を実行し、詳細な推論によって概略推論ルー
    ルの条件部と帰結部の関係を満たす結果が得られた場合
    に概略推論ルールを作成し、知識ベースに登録する知識
    処理システムの構築方法。 9、人工システムの構造を階層的に表現し、上位階層の
    挙動を記述したルールを概略推論ルールとし、下位階層
    の詳細な知識を用いた推論ルールを詳細推論ルールとし
    たことを特徴とする請求項8に記載の処理システムの構
    築方法。 10、上位階層に対して適用する概略推論ルールの条件
    部と帰結部の関係を入力、表示し、表示画面上で上記関
    係を修正することによって、概略推論ルールの処理内容
    を変更することを特徴とする請求項8または9に記載の
    知識処理システムの構築方法。 11、階層構成を入力、表示する手段を有し、表示画面
    上で上記階層構成を修正することによって、概略推論ル
    ールの処理内容を変更することを特徴とする請求項8ま
    たは9に記載の知識処理システムの構築方法。 12、上位階層に対して適用する概略推論ルールの条件
    部から変更可能な条件項を摘出し、該変更可能な条件項
    を変更した場合の概略推論ルールが未作成であるときに
    、下位階層による詳細な推論を実行し、上記未作成の概
    略推論ルールを作成することを特徴とする請求項8乃至
    11のいずれかに記載の知識処理システムの構築方法。 13、作成する概略推論ルールのうち、同一の結論をも
    たらす複数の異なる条件項を一括して上位概念としての
    条件項に変更する機構を備えた請求項8乃至12のいず
    れかに記載の知識処理システムの構築方法。 14、推論の対象領域を上位及び下位の2段階層に構成
    し、通常は上位階層に対して適用する概略推論ルールを
    実行し、概略推論ルールの条件部が成立していない場合
    に下位階層に対して適用する詳細推論ルールを実行し、
    詳細な推論によって上位階層に適用する概略推論ルール
    の条件部と帰結部の関係を満たす結果が得られた場合に
    概略推論ルールを作成し、知識ベースに登録する知識処
    理システムの構築方法。 15、推論の対象領域を階層的に構成して得られる浅い
    知識とそれらの知識に対応するそれよりも深い知識及び
    少なくとも上記知識を用いて推論を行う推論プログラム
    が記憶された記憶装置、上記推論プログラムに従って推
    論を行う処理装置、及び上記事象に関する情報を入力し
    、上記処理装置での推論結果を出力する入出力装置を備
    えた電子計算機システムであって、上記記憶装置には、
    さらに通常は上記浅い知識に基づいて推論を行い、該推
    論に必要な浅い知識がない場合に対応する深い知識に基
    づいて推論を行いこれを新たな浅い知識として獲得し登
    録するための処理を行うプログラムが記憶されており、
    該プログラムを用いて上記処理装置にて上記知識獲得処
    理を行うことを特徴とする知識処理システム。 16、上記入出力装置において、上位階層に対して適用
    する浅い知識の条件部と帰結部の関係を入力、表示し、
    表示画面上で上記関係を修正することによって、浅い知
    識の処理内容を変更することを特徴とする請求項15に
    記載の知識処理システム。 17、上記入出力装置において、階層構成を入力、表示
    し、表示画面上で上記階層構成を修正することによって
    、浅い知識の処理内容を変更することを特徴とする請求
    項15に記載の知識処理システム。 18、上位階層に対して適用する浅い知識の条件部から
    変更可能な条件項を摘出し、該変更可能な条件項を変更
    した場合の浅い知識が未作成であるときに、下位階層に
    よる詳細な推論を実行し、上記未作成の浅い知識を作成
    することを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに
    記載の知識処理システム。 19、作成する概略推論ルールのうち、同一の結論をも
    たらす複数の異なる条件項を一括して上位概念としての
    条件項に変更することを特徴とする請求項15乃至18
    のいずれかに記載の知識処理システム。 20、複数の事象のそれぞれに対する浅い知識とそれら
    の知識に対応するそれよりも深い知識を有する知識処理
    システムにおいて、通常は上記浅い知識に基づいて推論
    を行い、該推論に必要な浅い知識がない場合に対応する
    深い知識に基づいて推論を行いこれを新たな浅い知識と
    して獲得し登録することを特徴とする知識処理システム
    の構築方法。
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