JPH0413607Y2 - - Google Patents

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JPH0413607Y2
JPH0413607Y2 JP1985097241U JP9724185U JPH0413607Y2 JP H0413607 Y2 JPH0413607 Y2 JP H0413607Y2 JP 1985097241 U JP1985097241 U JP 1985097241U JP 9724185 U JP9724185 U JP 9724185U JP H0413607 Y2 JPH0413607 Y2 JP H0413607Y2
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JP
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measuring
fixed jaw
jaw
sharp
movable jaw
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JP1985097241U
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JPS625203U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はノギスに関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のノギスの構造は第12図のものが
知られ、51は本尺であつて、本尺51の前端部
には固定ジヨウ52が形成され、本尺51に可動
ジヨウ53がスライド可能に設けられ、固定ジヨ
ウ52と可動ジヨウ53の対向内面を外測用面5
4,55とし、両外測用面54,55が当接した
とき零目盛を示すように本尺目盛り56及びバー
ニヤ目盛57を形成し、被測定物の外測測定など
を可能にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこの構造のノギスで旋盤等のチヤ
ツクとセンタで支持されたままの被測定物の端面
からたとえばスナツプリング用等の溝までの長さ
をジヨウ52,53では測定不能である。このた
めデプスで測定しようとしても上記センタ及びス
ピンドル、芯押台などに固定ジヨウ52などが当
接し、やはり測定できず、このため芯押台等を退
避移動させてから測定しなければならず、作業能
率が著しく低下するという不都合があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解消することを目的
とするもので、その要旨は、本尺1の前端部に固
定ジヨウ2を形成し、本尺1に可動ジヨウ3をス
ライド可能に設け、固定ジヨウ2と可動ジヨウ3
の対向内面を外測用面4,5とし、両外測用面
4,5が当接したとき零目盛を示すようにしたも
のにおいて、上記固定ジヨウ2の下部に内側縁を
外側縁に向かつて斜設した斜設縁と、本尺1に対
して垂直な外側縁とを有する尖鋭測定部aを形成
し、可動ジヨウ3の下部に固定ジヨウ2の斜切縁
に添うように屈曲せしめた状態の屈曲尖鋭測定部
bを形成し、この屈曲尖鋭測定部bの尖鋭下端外
側面に形成した短小ストレート測定面10を尖鋭
測定部aの尖鋭下端のストレート測定面9の下側
直下に位置せしめ、且つこのストレート測定面9
と、短小ストレート測定面10とを固定ジヨウ2
の外測用面4と可動ジヨウ3の外測用面5を合わ
せたとき垂直延長状態になるように設けたことを
特徴とするノギスに係るものである。
〔作用〕
可動ジヨウ3の短小ストレート測定面10と、
固定ジヨウ2の短小ストレート測定面10とで第
5,6,7,8図のような測定が可能である。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、1
は本尺であつて、本尺1の前端部に固定ジヨウ2
を形成し、本尺1に可動ジヨウ3をスライド可能
に設け、固定ジヨウ2と可動ジヨウ3の対向内面
を外測用面4,5とし、両外測用面4,5が当接
したとき零目盛を示すように本尺目盛6及びバー
ニヤ目盛7を形成し、被測定物8の外径を測定し
得るようにしている。
上記固定ジヨウ2の下部に内側縁に外側縁に向
かつて斜設した斜設縁と、本尺1に対して垂直な
外側縁とを有する尖鋭測定部aを形成し、可動ジ
ヨウ3の下部に固定ジヨウは2の斜切縁に添うよ
うに屈曲せしめた状態の屈曲尖鋭測定部bを形成
し、この屈曲尖鋭測定部bの尖鋭下端外側面に形
成した短小ストレート測定面10を尖鋭測定部a
の尖鋭下端のストレート測定面9の下側直下に位
置せしめ、且つこのストレート測定面9と、短小
ストレート測定面10とを固定ジヨウ2の外測用
面4と可動ジヨウ3の外測用面5を合わせたとき
垂直延長状態になるように設けたことを特徴とす
るノギスに係るものである。
11は内測用のジヨウ、12はデプス、13は
デプス基準面である。
また、この場合可動ジヨウ3の先端部の裏面に
第4図の如く、切欠部14を形成し、被測定物8
に引つ掛け得るようにしても良い。
また、固定ジヨウ2及び可動ジヨウ3の肉厚を
先縁側に向くに従つて薄くしてもよい。
この実施例は上記構成であるから、第5図乃至
第11図の測定が可能である。
即ち、第5図は被測定物8の端面15から段面
16までの長さを測定する場合を図示している。
第6図は被測定物8の段面16から段面17ま
での長さを測定する場合を図示している。
第7図は段面18から段面17までの長さを測
定する場合を示している。
第8図は段面18からバイト19までの長さを
測定する場合を示している。
したがつて被測定物8の図外のチヤツクとセン
タ20で支持したままで主軸21及び芯押台22
を退避移動せずに測定できる。
第9,10,11図の如く、上段面23と下段
面24の測定、内径の測定、外径の測定も可能で
ある。
尚、ストレート測定面9と短小ストレート測定
面10とを面一状態にする構造は、例えば固定ジ
ヨウ2に割溝を形成し、割溝に可動ジヨウ3が挿
入できるようにすることもでき、また、可動ジヨ
ウ3及び固定ジヨウ2を半分の肉厚にすることに
よつても可能である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、固定ジヨウのストレー
ト測定面と可動ジヨウの短小ストレート測定面と
でこれまでのノギスで測定不能であつたものまで
容易に測定でき、たとえば旋盤のチヤツクと芯押
台のセンタとで支持したままで加工物の段付径小
部の長さなどが測定でき、測定作業能率を著しく
向上することができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体正面図、第2図は部分斜視図、第3図は部
分正面図、第4図は部分裏面斜視図、第5,6,
7,8,9,10,11図は測定状態図、第12
図は従来例の正面図である。 a……尖鋭測定部、屈曲尖鋭測定部、1……本
尺、2……固定ジヨウ、3……可動ジヨウ、4,
5……外測用面、9……ストレート測定部、10
……短小ストレート測定面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本尺1の前端部に固定ジヨウ2を形成し、本尺
    1に可動ジヨウ3をスライド可能に設け、固定ジ
    ヨウ2と可動ジヨウ3の対向内面を外測用面4,
    5とし、両外測用面4,5が当接したとき零目盛
    を示すようにしたものにおいて、上記固定ジヨウ
    2の下部に内側縁を外側縁に向かつて斜設した斜
    設縁と、本尺1に対して垂直な外側縁とを有する
    尖鋭測定部aを形成し、可動ジヨウ3の下部に固
    定ジヨウ2の斜切縁に添うように屈曲せしめた状
    態の屈曲尖鋭測定部bを形成し、この屈曲尖鋭測
    定部bの尖鋭下端外側面に形成した短小ストレー
    ト測定面10を尖鋭測定部aの尖鋭下端のストレ
    ート測定面9の下側直下に位置せしめ、且つこの
    ストレート測定面9と、短小ストレート測定面1
    0とを固定ジヨウ2の外測用面4と可動ジヨウ3
    の外測用面5を合わせたとき垂直延長状態になる
    ように設けたことを特徴とするノギス。
JP1985097241U 1985-06-26 1985-06-26 Expired JPH0413607Y2 (ja)

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JP1985097241U JPH0413607Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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JP1985097241U JPH0413607Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS625203U JPS625203U (ja) 1987-01-13
JPH0413607Y2 true JPH0413607Y2 (ja) 1992-03-30

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4868543U (ja) * 1971-11-30 1973-08-31
JPS5028752U (ja) * 1973-07-09 1975-04-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS625203U (ja) 1987-01-13

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