JPH04135901A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH04135901A JPH04135901A JP2257170A JP25717090A JPH04135901A JP H04135901 A JPH04135901 A JP H04135901A JP 2257170 A JP2257170 A JP 2257170A JP 25717090 A JP25717090 A JP 25717090A JP H04135901 A JPH04135901 A JP H04135901A
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- JP
- Japan
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- width
- tire
- rib
- shoulder
- center
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- 230000014509 gene expression Effects 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は湿潤・乾燥路面でのトラクション性能および耐
偏摩耗性能を改良した空気入りラジアルタイヤに関する
ものである。
偏摩耗性能を改良した空気入りラジアルタイヤに関する
ものである。
近年、走行時の騒音を低減させかつ排水性を高めるため
に、空気入りラジアルタイヤのトレンド表面のタイヤ周
方向の主溝を直線状(ストレート)としており、さらに
、排水性を付加した縦溝入り路面と上記直線状の主溝と
の干渉防止等を考慮して、主溝の位置決め、すなわち割
付けを行っている。
に、空気入りラジアルタイヤのトレンド表面のタイヤ周
方向の主溝を直線状(ストレート)としており、さらに
、排水性を付加した縦溝入り路面と上記直線状の主溝と
の干渉防止等を考慮して、主溝の位置決め、すなわち割
付けを行っている。
しかるに、特に乗用車用のオールウェザ−タイヤなどの
湿潤・乾燥路面でのトラクション性能を重視したタイヤ
においては、上述した主溝の割付は不良に起因してタイ
ヤの接地部幅方向の剛性が不均一となり、偏摩耗が生じ
たり操縦安定性が低下するなどの不具合があった。
湿潤・乾燥路面でのトラクション性能を重視したタイヤ
においては、上述した主溝の割付は不良に起因してタイ
ヤの接地部幅方向の剛性が不均一となり、偏摩耗が生じ
たり操縦安定性が低下するなどの不具合があった。
本発明は、トレンド表面に4本の直線状主溝を設けた場
合に上述した従来の空気入りラジアルタイヤが有する問
題点を解決するためになされたものであって、タイヤ接
地幅方向の総延主溝幅および各主溝の接地位置を特定化
することにより湿潤・乾燥路面でのトラクション性能を
高めて操縦安定性を向上させ、かつ耐偏摩耗性能を改良
した空気入りラジアルタイヤの提供を目的とするもので
ある。
合に上述した従来の空気入りラジアルタイヤが有する問
題点を解決するためになされたものであって、タイヤ接
地幅方向の総延主溝幅および各主溝の接地位置を特定化
することにより湿潤・乾燥路面でのトラクション性能を
高めて操縦安定性を向上させ、かつ耐偏摩耗性能を改良
した空気入りラジアルタイヤの提供を目的とするもので
ある。
本発明は、トレッド表面に、タイヤ周方向へ延びる4本
の直線状主溝をタイヤ赤道線に対して左右対称に配置し
、これら主溝によって5本のリブ列を区分した空気入り
ラジアルタイヤにおいて、センター部の主溝の溝幅をG
WI、ショルダー部の主溝の溝幅をCW2 、センター
部のリブ列のリブ幅をRW、 、センター部とショルダ
ー部との間の中間部のリブ列のリブ幅をRW!、ショル
ダー部のリブ列のリブ幅をRW ’r、タイヤ接地幅を
l、タイヤ接地部幅方向総延溝幅(ZGWI +20W
Z )をΣGW、タイヤ接地部幅方向実接地幅(RW’
+ + 2 RWz + 2 RW3)をΣRWとした
ときに、下記式(1)〜(II[)を満たすことを特徴
とする。
の直線状主溝をタイヤ赤道線に対して左右対称に配置し
、これら主溝によって5本のリブ列を区分した空気入り
ラジアルタイヤにおいて、センター部の主溝の溝幅をG
WI、ショルダー部の主溝の溝幅をCW2 、センター
部のリブ列のリブ幅をRW、 、センター部とショルダ
ー部との間の中間部のリブ列のリブ幅をRW!、ショル
ダー部のリブ列のリブ幅をRW ’r、タイヤ接地幅を
l、タイヤ接地部幅方向総延溝幅(ZGWI +20W
Z )をΣGW、タイヤ接地部幅方向実接地幅(RW’
+ + 2 RWz + 2 RW3)をΣRWとした
ときに、下記式(1)〜(II[)を満たすことを特徴
とする。
ΣGW/ΣRW=0.2〜0.4・・・・・・(1)R
W、≧0.14X 21・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(If)RW3 /RWz =0.75〜1.
0・・・・・・(DI)このように本発明では、上記式
(1)により、湿潤・乾燥状態におけるタイヤ接地部と
路面間の縦方向(タイヤ周方向)および横方向(タイヤ
幅方向)の摩擦係数を高め得るように、主溝の総延溝幅
を定めたため、湿潤・乾燥路面を走行する際のトラクシ
ョン性能を十分に確保することができる。
W、≧0.14X 21・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(If)RW3 /RWz =0.75〜1.
0・・・・・・(DI)このように本発明では、上記式
(1)により、湿潤・乾燥状態におけるタイヤ接地部と
路面間の縦方向(タイヤ周方向)および横方向(タイヤ
幅方向)の摩擦係数を高め得るように、主溝の総延溝幅
を定めたため、湿潤・乾燥路面を走行する際のトラクシ
ョン性能を十分に確保することができる。
また、上記式(If)および<1)により、タイヤの接
地状態における各主溝の接地位置を規定すると共に、各
主溝間のリブ列の接地幅の割合を規定し、各リブ列間の
剛性差を均等化したため、特にショルダー部における偏
摩耗の発生を抑制することができる。このため、コーナ
リング中のハイドロプレーニング性能を満足させること
が可能となるばかりか、剛性差によって誘発される部分
的な偏摩耗の発生をも防止することができる。
地状態における各主溝の接地位置を規定すると共に、各
主溝間のリブ列の接地幅の割合を規定し、各リブ列間の
剛性差を均等化したため、特にショルダー部における偏
摩耗の発生を抑制することができる。このため、コーナ
リング中のハイドロプレーニング性能を満足させること
が可能となるばかりか、剛性差によって誘発される部分
的な偏摩耗の発生をも防止することができる。
以下、図にしたがって本発明の空気入りラジアルタイヤ
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第1図は本発明の空気入りラジアルタイヤのトレンド表
面の幅方向半分の一例を示す子午線方向半断面説明図で
ある。
面の幅方向半分の一例を示す子午線方向半断面説明図で
ある。
第1図において、本発明の空気入りラジアルタイヤのト
レンド表面Tには、タイヤ赤道線0に対して左右対称に
2本のセンター主溝10およ2本のショルダー主溝11
が直線状かつエンドレスにタイヤ周方向に配置されてお
り、これによりトレッド表面Tはセンターリブ列20、
中間リプ列21およびショルダーリブ列22に区分され
ている。
レンド表面Tには、タイヤ赤道線0に対して左右対称に
2本のセンター主溝10およ2本のショルダー主溝11
が直線状かつエンドレスにタイヤ周方向に配置されてお
り、これによりトレッド表面Tはセンターリブ列20、
中間リプ列21およびショルダーリブ列22に区分され
ている。
また、センターリブ列20、中間リブ列21、およびシ
ョルダーリブ列22には、主溝10および主溝11と所
定の角度で交わる複数のサブ溝(図示せず)を配置する
ことにより、各ブロック列にそれぞれ多数のブロックを
形成することができる。
ョルダーリブ列22には、主溝10および主溝11と所
定の角度で交わる複数のサブ溝(図示せず)を配置する
ことにより、各ブロック列にそれぞれ多数のブロックを
形成することができる。
ここで、主a10および主411は、それぞれ、その溝
幅が通常3鶴〜lotm、深さが通常7鶴〜9簡の範囲
に設定される。
幅が通常3鶴〜lotm、深さが通常7鶴〜9簡の範囲
に設定される。
上述の構成からなる本発明の空気入りラジアルタイヤに
おいては、センター主溝10の溝幅をCW、 、ショル
ダー主溝11の溝幅をCW2、センターリブ列20のリ
ブ幅をRWI 、中間リプ列21のリブ幅をRWt、シ
ョルダーリブ列22のリブ幅をRWl、タイヤ接地幅を
l、タイヤ接地部幅方向総延溝幅(2GWl +2GW
2)をΣCW、タイヤ接地部幅方向実接地幅(RWI
+2 RWz + 2 RWs )をΣRWとしたとき
に、下記式(1)〜(III)を満たすことを要件とす
る。
おいては、センター主溝10の溝幅をCW、 、ショル
ダー主溝11の溝幅をCW2、センターリブ列20のリ
ブ幅をRWI 、中間リプ列21のリブ幅をRWt、シ
ョルダーリブ列22のリブ幅をRWl、タイヤ接地幅を
l、タイヤ接地部幅方向総延溝幅(2GWl +2GW
2)をΣCW、タイヤ接地部幅方向実接地幅(RWI
+2 RWz + 2 RWs )をΣRWとしたとき
に、下記式(1)〜(III)を満たすことを要件とす
る。
ΣGW/ΣRW = 0.2〜0.4・・・・・・(1
)RW、≧0.14X 21・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(I[)RW:l / RW2 =0
.75〜1,0・・・・・・ (III)すなわち、上
記式(I)によって、タイヤ接地部幅方向総延溝幅ΣG
Wとタイヤ接地部幅方向実接地幅ΣRWの関係を規定し
たため、湿潤・乾燥状態におけるタイヤ接地部と路面間
の縦方向および横方向の摩擦係数を高めることが可能と
なり、湿潤・乾燥路面を走行する際のトラクション性能
を十分に発揮することができる。
)RW、≧0.14X 21・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(I[)RW:l / RW2 =0
.75〜1,0・・・・・・ (III)すなわち、上
記式(I)によって、タイヤ接地部幅方向総延溝幅ΣG
Wとタイヤ接地部幅方向実接地幅ΣRWの関係を規定し
たため、湿潤・乾燥状態におけるタイヤ接地部と路面間
の縦方向および横方向の摩擦係数を高めることが可能と
なり、湿潤・乾燥路面を走行する際のトラクション性能
を十分に発揮することができる。
ここで、ΣGW/ΣRWが0.2未満では特に湿潤状態
での摩擦係数の低下が著しく、またΣGW/ΣRWが0
.4を越えると、サイドフォースに対する摩擦係数の低
下が顕著となる。
での摩擦係数の低下が著しく、またΣGW/ΣRWが0
.4を越えると、サイドフォースに対する摩擦係数の低
下が顕著となる。
一方、上記式(I[)および(III)によって、タイ
ヤの接地状態における各主溝10および11の接地位置
を規定すると共に各主溝間のリブ列20.21、および
22のリブ幅RW l、 RW z 、RW 3の割合
を規定して各リブ列間の剛性差を均等化したため、これ
によりコーナリング中のハイドロプレーニング性能が十
分満足できるばかりか、剛性差によって誘発される部分
的な偏摩耗の発生をも有効に防止できる。
ヤの接地状態における各主溝10および11の接地位置
を規定すると共に各主溝間のリブ列20.21、および
22のリブ幅RW l、 RW z 、RW 3の割合
を規定して各リブ列間の剛性差を均等化したため、これ
によりコーナリング中のハイドロプレーニング性能が十
分満足できるばかりか、剛性差によって誘発される部分
的な偏摩耗の発生をも有効に防止できる。
ここで、RW、が0.14x 21未満では、スリップ
時の横方向の摩擦エネルギー差が高くなり、偏摩耗が発
生しやすくなる。また、RW3/RW2が0.75未満
では、ショルダー摩耗の発生が著しく、逆に1.0を超
えるとドライ操縦安定性およびハイドロプレーニング性
能の低下が顕著となる。
時の横方向の摩擦エネルギー差が高くなり、偏摩耗が発
生しやすくなる。また、RW3/RW2が0.75未満
では、ショルダー摩耗の発生が著しく、逆に1.0を超
えるとドライ操縦安定性およびハイドロプレーニング性
能の低下が顕著となる。
次に、実施例により本発明の構成および効果についてさ
らに詳細に説明する。
らに詳細に説明する。
実施例1
タイヤサイズ185/70R14の乗用車用ラジアルタ
イヤのトレンド表面に、第1図に示したように主溝を配
置し、このラジアルタイヤについてのトラクション性能
の評価を行なった。
イヤのトレンド表面に、第1図に示したように主溝を配
置し、このラジアルタイヤについてのトラクション性能
の評価を行なった。
すなわち、タイヤ接地幅lを120 mと一定にし、主
溝の本数を0から6本に変更すると共に、各主溝数に応
じてタイヤ接地部幅方向総延溝幅ΣCWおよびタイヤ接
地部幅方向実接地幅ΣRWの割合(ΣGW/ΣRW)を
第2図の横軸に示したように設定して、7種類のタイヤ
を得た。
溝の本数を0から6本に変更すると共に、各主溝数に応
じてタイヤ接地部幅方向総延溝幅ΣCWおよびタイヤ接
地部幅方向実接地幅ΣRWの割合(ΣGW/ΣRW)を
第2図の横軸に示したように設定して、7種類のタイヤ
を得た。
これらのタイヤについて、乾燥ピーク時(乾燥路面にお
ける摩擦が最も大きくなるとき)の摩擦係数、乾燥ロッ
ク時(乾燥路面に対する滑り率が100%となるとき(
すなわち、タイヤが回転しない状態ですべるとき))の
摩擦係数、湿潤ピーク時(湿潤路面における摩擦が最も
大きくなるとき)の摩擦係数、湿潤ロック時(湿潤路面
に対する滑り率が100%となるとき)の摩擦係数およ
びサイドフォースピーク時(サイドフォースが最も大き
くなるとき)の摩擦係数を常法によりそれぞれ測定し、
結果を第2図にプロットした。
ける摩擦が最も大きくなるとき)の摩擦係数、乾燥ロッ
ク時(乾燥路面に対する滑り率が100%となるとき(
すなわち、タイヤが回転しない状態ですべるとき))の
摩擦係数、湿潤ピーク時(湿潤路面における摩擦が最も
大きくなるとき)の摩擦係数、湿潤ロック時(湿潤路面
に対する滑り率が100%となるとき)の摩擦係数およ
びサイドフォースピーク時(サイドフォースが最も大き
くなるとき)の摩擦係数を常法によりそれぞれ測定し、
結果を第2図にプロットした。
第2図の結果から明らかなように、主溝の本数は4本で
、ΣGW/ΣRWが0.2〜0.4の範囲にある場合に
、湿潤・乾燥状態における縦・横方向のトラクション性
能を有効に発揮することができる。ΣGW/ΣRWが0
.2未満では特に湿潤状態での摩擦係数の低下が著しく
、またΣGW/ΣRWが0.4を超えると、サイドフォ
ースに対する摩擦係数の低下が顕著となり、トラクショ
ン性能が有効に発揮できないことが明らかである。
、ΣGW/ΣRWが0.2〜0.4の範囲にある場合に
、湿潤・乾燥状態における縦・横方向のトラクション性
能を有効に発揮することができる。ΣGW/ΣRWが0
.2未満では特に湿潤状態での摩擦係数の低下が著しく
、またΣGW/ΣRWが0.4を超えると、サイドフォ
ースに対する摩擦係数の低下が顕著となり、トラクショ
ン性能が有効に発揮できないことが明らかである。
実施例2
実施例1において、センター主溝10およびショルダー
主溝11の溝深さを夫々8鶴、溝面積比を31%、ΣG
W/ΣRWを0.33、RW3 /RWzを0.85と
一定にすると共に、センターリブ列20の幅RW、のタ
イヤ接地幅lに対する割合を種々変更して作製したタイ
ヤについて、スリップアングル(SA)5°および2°
での横方向摩擦エネルギーを測定した。
主溝11の溝深さを夫々8鶴、溝面積比を31%、ΣG
W/ΣRWを0.33、RW3 /RWzを0.85と
一定にすると共に、センターリブ列20の幅RW、のタ
イヤ接地幅lに対する割合を種々変更して作製したタイ
ヤについて、スリップアングル(SA)5°および2°
での横方向摩擦エネルギーを測定した。
この結果は第3図に示した通りであり、RW。
/21 (横軸)が0.14以上の範囲で横方向摩擦エ
ネルギーの差(縦軸)が各SAで小さくなり、センター
部の偏摩耗レベルが良好なことが明らかである。
ネルギーの差(縦軸)が各SAで小さくなり、センター
部の偏摩耗レベルが良好なことが明らかである。
実施例3
実施例2において、タイヤ接地幅lを120fi、セン
ター主溝10の深さを8fi、溝幅GW、を8鶴、ΣG
W/ΣRWを0.33に一定とすると共に、ショルダー
主溝11(深さ8鶴、溝幅GW、7m)の接地位置を第
4図に示すように種々変更し、中間リブ列21の幅RW
、とショルダーリブ列22の幅RW3の割合RWs /
RW2を0.85.0゜42.0.60、および1.
17と変更して4種類のタイヤを製造した。なお、第4
図において、符号30はショルダーリブ列22に設けた
サブ溝(深さ:8fi、溝幅4m)を、eは接地端を示
す。
ター主溝10の深さを8fi、溝幅GW、を8鶴、ΣG
W/ΣRWを0.33に一定とすると共に、ショルダー
主溝11(深さ8鶴、溝幅GW、7m)の接地位置を第
4図に示すように種々変更し、中間リブ列21の幅RW
、とショルダーリブ列22の幅RW3の割合RWs /
RW2を0.85.0゜42.0.60、および1.
17と変更して4種類のタイヤを製造した。なお、第4
図において、符号30はショルダーリブ列22に設けた
サブ溝(深さ:8fi、溝幅4m)を、eは接地端を示
す。
これらのタイヤについて、実車フィーリングテストによ
りショルダー摩耗、ドライ操縦安定性およびハイドロプ
レーニング性を指数評価した結果を第5図に示す。第5
図において、横軸はRW x / RW tを、縦軸は
指数による評価結果(指数が大きいほど良好)を、実線
はショルダー摩耗を、点線はドライ操縦安定性を、−点
鎖線はハイドロプレーニング性をそれぞれ示す。
りショルダー摩耗、ドライ操縦安定性およびハイドロプ
レーニング性を指数評価した結果を第5図に示す。第5
図において、横軸はRW x / RW tを、縦軸は
指数による評価結果(指数が大きいほど良好)を、実線
はショルダー摩耗を、点線はドライ操縦安定性を、−点
鎖線はハイドロプレーニング性をそれぞれ示す。
第5図の結果から明らかなように、RW、/RW、が0
.75〜1.0の範囲においてショルダー摩耗、ドライ
操縦安定性、およびハイドロブレニング性が均衡して優
れており、0.75未満ではショルダー摩耗の発生が著
しく、逆に1.0を超えるとドライ操縦安定性およびハ
イドロブレニング性の低下が顕著となることが判る。
.75〜1.0の範囲においてショルダー摩耗、ドライ
操縦安定性、およびハイドロブレニング性が均衡して優
れており、0.75未満ではショルダー摩耗の発生が著
しく、逆に1.0を超えるとドライ操縦安定性およびハ
イドロブレニング性の低下が顕著となることが判る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、トレッド表面にタ
イヤ周方向へ延びる4本の直線状主溝をタイヤ赤道線に
対して左右対称に配置してこれら主溝によって5本のリ
プ列を区分すると共に、前記式(1)〜(I[[)の関
係を満足させたために、湿潤・乾燥路面でのトラクショ
ン性能を高めて操縦安定性を向上させ、さらに耐偏摩耗
性能をも改良することができる。
イヤ周方向へ延びる4本の直線状主溝をタイヤ赤道線に
対して左右対称に配置してこれら主溝によって5本のリ
プ列を区分すると共に、前記式(1)〜(I[[)の関
係を満足させたために、湿潤・乾燥路面でのトラクショ
ン性能を高めて操縦安定性を向上させ、さらに耐偏摩耗
性能をも改良することができる。
したがって、本発明の空気入りラジアルタイヤは、特に
オールウェザ−タイヤとしての優れた性能を有している
。
オールウェザ−タイヤとしての優れた性能を有している
。
第1図は本発明の空気入りラジアルタイヤのトレンド表
面の幅方向半分の一例を示す子午線方向半断面説明図、
第2図は主溝本数およびΣGW/ΣRWと摩擦係数との
関係図、第3図はRW、/lと横方向摩擦エネルギーの
差との関係図、第4図はトレンド表面の幅方向半分の4
例を示す平面視説明図、第5図はRWs / RWzと
ショルダー摩耗、ドライ操縦安定性、ハイドロプレーニ
ング性との関係図である。 T・・・トレッド表面、l・・・タイヤ接地幅、10・
・・センター主溝、GW、・・・センター主溝の溝幅、
11・・・ショルダー主溝、GW、・・・ショルダー主
溝の溝幅、ΣGW・・・接地部横方向総延溝幅、20・
・・センターリブ列、RW、・・・センターリブ列の幅
、21・・・中間リブ列、RW、・・・中間リブ列の幅
、22・・・ショルダーリブ列、RW、・・・ショルダ
ーリブ列の幅、ΣRW・・・横方向実質接地幅、30・
・・サブ溝、O・・・タイヤ赤道線。 第2図
面の幅方向半分の一例を示す子午線方向半断面説明図、
第2図は主溝本数およびΣGW/ΣRWと摩擦係数との
関係図、第3図はRW、/lと横方向摩擦エネルギーの
差との関係図、第4図はトレンド表面の幅方向半分の4
例を示す平面視説明図、第5図はRWs / RWzと
ショルダー摩耗、ドライ操縦安定性、ハイドロプレーニ
ング性との関係図である。 T・・・トレッド表面、l・・・タイヤ接地幅、10・
・・センター主溝、GW、・・・センター主溝の溝幅、
11・・・ショルダー主溝、GW、・・・ショルダー主
溝の溝幅、ΣGW・・・接地部横方向総延溝幅、20・
・・センターリブ列、RW、・・・センターリブ列の幅
、21・・・中間リブ列、RW、・・・中間リブ列の幅
、22・・・ショルダーリブ列、RW、・・・ショルダ
ーリブ列の幅、ΣRW・・・横方向実質接地幅、30・
・・サブ溝、O・・・タイヤ赤道線。 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 トレッド表面に、タイヤ周方向へ延びる4本の直線状
主溝をタイヤ赤道線に対して左右対称に配置し、これら
主溝によって5本のリブ列を区分した空気入りラジアル
タイヤにおいて、センター部の主溝の溝幅をGW_1、
ショルダー部の主溝の溝幅をGW_2、センター部のリ
ブ列のリブ幅をRW_1、センター部とショルダー部と
の間の中間部のリブ列のリブ幅をRW_2、ショルダー
部のリブ列のリブ幅をRW_3、タイヤ接地幅をl、タ
イヤ接地部幅方向総延溝幅(2GW_1+2GW_2)
をΣGW、タイヤ接地部幅方向実接地幅(RW_1+2
RW_2+2RW_3)をΣRWとしたときに、下記式
( I )〜(III)を満たす空気入りラジアルタイヤ。 ΣGW/ΣRW=0.2〜0.4・・・・・・( I )
RW_1≧0.14×2l・・・・・・・・・(II)R
W_3/RW_2=0.75〜1.0・・・(III)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2257170A JPH04135901A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2257170A JPH04135901A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135901A true JPH04135901A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17302661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2257170A Pending JPH04135901A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04135901A (ja) |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2257170A patent/JPH04135901A/ja active Pending
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