JPH0413586B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413586B2 JPH0413586B2 JP19539188A JP19539188A JPH0413586B2 JP H0413586 B2 JPH0413586 B2 JP H0413586B2 JP 19539188 A JP19539188 A JP 19539188A JP 19539188 A JP19539188 A JP 19539188A JP H0413586 B2 JPH0413586 B2 JP H0413586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- gas
- chamber
- diaphragm
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はガスガバナ、比例制御弁等のガス調節
弁に於ける振動を抑制するための機構に関するも
のである。
弁に於ける振動を抑制するための機構に関するも
のである。
(従来の技術およびその問題点)
ガスガバナ、比例制御弁等のガス調節弁に於い
ては、それらを構成するダイヤフラム、弁体、調
節スプリング、ムービングコイル、ムービングマ
グネツト等の構成要素が振動系を構成しているの
で、ガスの圧力や流量がある条件を満たすと共振
して固有振動数で振動する。このように共振する
時の前記圧力や流量の条件が通常の使用領域内に
在ると、通常の使用時に於いて共振が発生してし
まい、騒音の発生源となつたり、構成要素の寿命
低下を招いたり、制御が困難になる等の不都合が
ある。
ては、それらを構成するダイヤフラム、弁体、調
節スプリング、ムービングコイル、ムービングマ
グネツト等の構成要素が振動系を構成しているの
で、ガスの圧力や流量がある条件を満たすと共振
して固有振動数で振動する。このように共振する
時の前記圧力や流量の条件が通常の使用領域内に
在ると、通常の使用時に於いて共振が発生してし
まい、騒音の発生源となつたり、構成要素の寿命
低下を招いたり、制御が困難になる等の不都合が
ある。
このような共振を通常の使用時に於いて発生さ
せないように予め調節弁を個々に理論的に設計
し、そして製作することは困難であり、その発生
の抑制には使用態様毎等の、個々の試行錯誤を必
要とし、多大な手間と時間、そして費用を要する
と共に、発生してしまつた場合の対策も困難であ
つた。
せないように予め調節弁を個々に理論的に設計
し、そして製作することは困難であり、その発生
の抑制には使用態様毎等の、個々の試行錯誤を必
要とし、多大な手間と時間、そして費用を要する
と共に、発生してしまつた場合の対策も困難であ
つた。
本発明は以上の問題点を解決することを目的と
するものである。
するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の構成を、実施例に対応する第1図〜第
3図を参照して説明すると、まず特許請求の範囲
第1項記載の機構は、 器体1を弁室2と調節室3に仕切るダイヤフラ
ム4の、該弁室2側に弁体5を設けると共に前記
調節室3側に調節ねじ6との間に調節スプリング
7を設けたガス調節弁Aに於いて、前記ダイヤフ
ラム4と調節ねじ6間の適所に防振用スプリング
8を介装したものである。
3図を参照して説明すると、まず特許請求の範囲
第1項記載の機構は、 器体1を弁室2と調節室3に仕切るダイヤフラ
ム4の、該弁室2側に弁体5を設けると共に前記
調節室3側に調節ねじ6との間に調節スプリング
7を設けたガス調節弁Aに於いて、前記ダイヤフ
ラム4と調節ねじ6間の適所に防振用スプリング
8を介装したものである。
次に第2項記載の機構は、
器体1を弁室2と調節室3に仕切るダイヤフラ
ム4の、該弁室2側に弁体5を設けると共に前記
調節室3側にムービングコイル9を設けたガス調
節弁Bに於いて、前記ダイヤフラム4とムービン
グコイル9間の適所に防振用スプリング8を介装
したものである。
ム4の、該弁室2側に弁体5を設けると共に前記
調節室3側にムービングコイル9を設けたガス調
節弁Bに於いて、前記ダイヤフラム4とムービン
グコイル9間の適所に防振用スプリング8を介装
したものである。
次に、第3項記載の機構は、
器体1を弁室2と調節室3に仕切るダイヤフラ
ム4の、該弁室2側に弁体5を設けると共に前記
調節室3側にムービングマグネツト10を設けた
ガス調節弁Cに於いて、前記ダイヤフラム4とム
ービングマグネツト10間の適所に防振用スプリ
ング8を介装したものである。
ム4の、該弁室2側に弁体5を設けると共に前記
調節室3側にムービングマグネツト10を設けた
ガス調節弁Cに於いて、前記ダイヤフラム4とム
ービングマグネツト10間の適所に防振用スプリ
ング8を介装したものである。
(作用及び実施例)
本発明の機構の作用を実施例と共に説明する。
まず、ガス調節弁Aはガス入口11から導入さ
れるガスの供給圧に応じたダイヤフラム4の運動
により弁体5を動かし、弁座部12との間隙を変
化させて流量、そして圧力を調節して一定圧のガ
スをガス出口13から供給するもの、即ちガスガ
バナであり、このガス出口13からのガス供給圧
の変更は調節ねじ6により調節スプリング7を介
して行うものである。
れるガスの供給圧に応じたダイヤフラム4の運動
により弁体5を動かし、弁座部12との間隙を変
化させて流量、そして圧力を調節して一定圧のガ
スをガス出口13から供給するもの、即ちガスガ
バナであり、このガス出口13からのガス供給圧
の変更は調節ねじ6により調節スプリング7を介
して行うものである。
しかして防振用スプリング8を介装していない
状態に於いて、ダイヤフラム4、弁体5及び調節
スプリング7を含む振動系が、使用するガス機器
の通常の使用領域内の、あるガスの圧力や流量に
於いて共振して振動する場合には、前記ダイヤフ
ラム4と調節ねじ6間に防振用スプリング8を介
装すると、全体としてのばね定数及び重量が変化
するので、振動系を共振から遠ざけることがで
き、即ち振動を抑制することができる。
状態に於いて、ダイヤフラム4、弁体5及び調節
スプリング7を含む振動系が、使用するガス機器
の通常の使用領域内の、あるガスの圧力や流量に
於いて共振して振動する場合には、前記ダイヤフ
ラム4と調節ねじ6間に防振用スプリング8を介
装すると、全体としてのばね定数及び重量が変化
するので、振動系を共振から遠ざけることがで
き、即ち振動を抑制することができる。
防振用スプリング8は、図示例のように調節ス
プリング7に対して直列に接続する他、並列に接
続しても良い。
プリング7に対して直列に接続する他、並列に接
続しても良い。
次に、ガス調節弁Bは、ムービングコイル9に
制御電流を流して器体1側の永久磁石14に対し
て相対運動をさせ、こうして弁体5を動かして弁
座部12との間隙を変化させて、流量、そして圧
力を調節してガス出口13から供給するものであ
る。
制御電流を流して器体1側の永久磁石14に対し
て相対運動をさせ、こうして弁体5を動かして弁
座部12との間隙を変化させて、流量、そして圧
力を調節してガス出口13から供給するものであ
る。
かかる構成に於いても、ダイヤフラム4、弁体
5及びムービングコイル9を含む振動系が、使用
するガス機器の通常の使用領域内の、あるガスの
圧力や流量に於いて共振して振動する場合には、
該ムービングコイル9とダイヤフラム4間に防振
用スプリング8を介装して、全体としてのばね定
数及び重量を変化させて振動系を共振から遠ざけ
ることにより、振動を抑制することができる。
5及びムービングコイル9を含む振動系が、使用
するガス機器の通常の使用領域内の、あるガスの
圧力や流量に於いて共振して振動する場合には、
該ムービングコイル9とダイヤフラム4間に防振
用スプリング8を介装して、全体としてのばね定
数及び重量を変化させて振動系を共振から遠ざけ
ることにより、振動を抑制することができる。
次に、ガス調節弁Cは器体1側のコイル15に
制御電流を流してムービングマグネツト10を動
かし、こうして弁体5を動かして弁座部12との
間隙を変化させて、流量、そして圧力を調節して
ガス出口13から供給するものである。
制御電流を流してムービングマグネツト10を動
かし、こうして弁体5を動かして弁座部12との
間隙を変化させて、流量、そして圧力を調節して
ガス出口13から供給するものである。
かかる構成に於いても、ダイヤフラム4、弁体
5及びムービングマグネツト10を含む振動系
が、使用するガス機器の通常の使用領域内の、あ
るガスの圧力や流量に於いて共振して振動する場
合には、該ムービングコイル9とダイヤフラム4
間に防振用スプリング8を介装して、全体として
のばね定数及び重量を変化させて振動系を共振か
ら遠ざけることにより、振動を抑制することがで
きる。
5及びムービングマグネツト10を含む振動系
が、使用するガス機器の通常の使用領域内の、あ
るガスの圧力や流量に於いて共振して振動する場
合には、該ムービングコイル9とダイヤフラム4
間に防振用スプリング8を介装して、全体として
のばね定数及び重量を変化させて振動系を共振か
ら遠ざけることにより、振動を抑制することがで
きる。
尚、第2図、第3図の実施例に於いて、符号1
6,17は防振用スプリング8を介装するための
夫々外筒、内筒であるが、該防振用スプリング8
を介装するための構造は適宜である。
6,17は防振用スプリング8を介装するための
夫々外筒、内筒であるが、該防振用スプリング8
を介装するための構造は適宜である。
(発明の効果)
本発明は以上の通り、ガスガバナ、比例制御弁
等のガス調節弁に於いて、ダイヤフラム、弁体、
調節スプリング、ムービングコイル、ムービング
マグネツト等の構成要素を含む振動系が、使用す
るガス機器の通常の使用領域内の、あるガスの圧
力や流量に於いて共振し振動してしまう場合に
も、防振用スプリングを介装して系を共振から遠
ざけることにより振動を容易に制御し、以つて騒
音を抑制したり、構成要素の寿命低下を防ぎ、良
好な制御を可能とするという効果がある。
等のガス調節弁に於いて、ダイヤフラム、弁体、
調節スプリング、ムービングコイル、ムービング
マグネツト等の構成要素を含む振動系が、使用す
るガス機器の通常の使用領域内の、あるガスの圧
力や流量に於いて共振し振動してしまう場合に
も、防振用スプリングを介装して系を共振から遠
ざけることにより振動を容易に制御し、以つて騒
音を抑制したり、構成要素の寿命低下を防ぎ、良
好な制御を可能とするという効果がある。
第1図〜第3図は本発明の構成の実施例を示す
模式的説明図である。 符号、1……器体、2……弁室、3……調節
室、4……ダイヤフラム、5……弁体、6……調
節ねじ、7……調節スプリング、8……防振用ス
プリング、9……ムービングコイル、10……ム
ービングマグネツト、11……ガス入口、12…
…弁座部、13……ガス出口、14……永久磁
石、15……コイル、16……外筒、17……内
筒。
模式的説明図である。 符号、1……器体、2……弁室、3……調節
室、4……ダイヤフラム、5……弁体、6……調
節ねじ、7……調節スプリング、8……防振用ス
プリング、9……ムービングコイル、10……ム
ービングマグネツト、11……ガス入口、12…
…弁座部、13……ガス出口、14……永久磁
石、15……コイル、16……外筒、17……内
筒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 器体を弁室と調節室に仕切るダイヤフラム
の、該弁室側に弁体を設けると共に前記調節室側
に、調節ねじとの間に調節スプリングを設けたガ
ス調節弁に於いて、前記ダイヤフラムと調節ねじ
間の適所に防振用スプリングを介装したことを特
徴とするガス調節弁の振動抑制機構。 2 器体を弁室と調節室に仕切るダイヤフラム
の、該弁室側に弁体を設けると共に前記調節室側
にムービングコイルを設けたガス調節弁に於い
て、前記ダイヤフラムとムービングコイル間の適
所に防振用スプリングを介装したことを特徴とす
るガス調節弁の振動抑制機構。 3 器体を弁室と調節室に仕切るダイヤフラム
の、該弁室側に弁体を設けると共に前記調節室側
にムービングマグネツトを設けたガス調節弁に於
いて、前記ダイヤフラムとムービングマグネツト
間の適所に防振用スプリングを介装したことを特
徴とするガス調節弁の振動抑制機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19539188A JPH0246379A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | ガス調節弁の振動抑制機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19539188A JPH0246379A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | ガス調節弁の振動抑制機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246379A JPH0246379A (ja) | 1990-02-15 |
JPH0413586B2 true JPH0413586B2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=16340371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19539188A Granted JPH0246379A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | ガス調節弁の振動抑制機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246379A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008093529A1 (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-07 | Fujikin Incorporated | 流体制御器 |
CN104632301A (zh) * | 2013-11-13 | 2015-05-20 | 株式会社Ihi | 隔膜式促动器及增压机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5295742B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2013-09-18 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 判断装置及び判断方法 |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP19539188A patent/JPH0246379A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008093529A1 (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-07 | Fujikin Incorporated | 流体制御器 |
CN104632301A (zh) * | 2013-11-13 | 2015-05-20 | 株式会社Ihi | 隔膜式促动器及增压机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246379A (ja) | 1990-02-15 |
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