JPH04135212U - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具

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JPH04135212U
JPH04135212U JP4962691U JP4962691U JPH04135212U JP H04135212 U JPH04135212 U JP H04135212U JP 4962691 U JP4962691 U JP 4962691U JP 4962691 U JP4962691 U JP 4962691U JP H04135212 U JPH04135212 U JP H04135212U
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JP
Japan
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inner body
tip
sliding piece
cylindrical body
outer cylindrical
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Application number
JP4962691U
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English (en)
Inventor
仁 山口
Original Assignee
株式会社山一装粧具
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外筒体(2) と内体(3) と摺動片(4) とからな
る。摺動片(4) は操作ピン(41)と脚部(42)とからなり、
脚部(42)先端は突起部(42a) とされ、基端部には突出部
(42b) が形成されている。外筒体(2) 及び内体(3) はそ
れぞれ片側先端に支持部(22)、(32)が形成されるととも
にこの支持部(22)、(32)表面は塗布部(5)、(6) とされ
る。外筒体(2) は上面軸方向に沿って前記摺動片(4) が
遊走するガイド溝(23)が設けられている。ガイド溝(23)
は始端と終端部に係止溝(23a) 、(23b) が形成されてお
り、前記摺動片(4) の突出部(42b) と係合されるように
なっている。 【効果】 片方の塗布部を片手で容易に長軸方向へ突出
自在とされるため、急ぎの化粧時に手早く操作でき、且
つ使用時以外はコンパクトに収まり携帯用として適して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は化粧用塗布具に係り、その目的は塗布部の一方を片手で容易に突出 自在とされるため収納時にコンパクトにまとまり、且つ一本の塗布具にて使用目 的に応じて二種の塗布部を適宜使い分けることができる携帯用に適した化粧用塗 布具の提供にある。
【0002】
【従来の技術】
粉末状或いは液状のアイシャドウ、口紅等の化粧料を使用する際には、小型の 化粧用塗布具を用いて仕上げ化粧が行われる。 この化粧用塗布具は目の周囲や小鼻の両端等使用箇所によって、或いは使用す る目的の化粧料の種類によって異なった種類や形状のものを適宜使い分けないと 綺麗に化粧仕上げが行えないため、一般には複数の塗布具を種々用意しておいた り、或いは例えば図5に示すような棒状体(B) の両端に塗布材(P) が設けられた 塗布具(A) が実用されている。
【0003】 しかしながら、大きさの異なるブラシを常に数種用意するには手間がかかり、 また移動に際して持ち運ぶには収納に不便であるといった課題があった。 さらに図5に示した塗布具(A) においては、一本で2種の塗布ブラシが使用に 応じて賄える点で便利ではあるが、長軸方向の長さが常に一定であるため、例え ばコンパクト容器にアイシャドウと共に収納しておく場合には、コンパクト容器 の種類によってはこの塗布具を収納できないといった点不便であった。
【0004】 前述した課題に鑑みて、ブラシ部の長さを適宜伸縮自在とされた塗布具も考案 されている。 この種のものとしては例えば実開昭58-135305 号にて開示されている「化粧用 筆」が例示される。 この開示技術は図6に示すように、二本の筒(c),(c) を螺着させて一本の主軸 (M) とし、この主軸(M) の両端部に筆体(F),(F) を進退可能に螺合させ且つ筆体 (F),(F) 先端の筆穂(F1)を内部に遊挿させて、主軸(M) 両端部に回動筒(G) の基 端部(G1)を回動可能に嵌合させた化粧用筆(I) である。 この化粧用筆(I) は回動筒(G) を正逆両方向へ回すことで筆体(F),(F) の筆穂 (F1)を回動筒(G) 先端から出入させることができるようにされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この化粧用筆(I) にも以下に述べる課題があった。すなわち、 化粧用筆(I) の筆穂(F1)は回動筒(G) を回すことによって回動筒(G) 先端から出 入するものであるから、使用の際には両手でこの化粧用筆(I) を操作する必要が あった。 そのため、化粧時にはあらかじめ化粧用筆(I) の筆穂(F1)を適当な長さに調節 した後、アイシャドウ等の準備をせねばならず、急ぎの化粧直しの場合等には不 便であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案ではを片側を開口部としてなる外筒体とこの外筒体の開口部より挿通 される内体と外筒体及び内体とを挿通してなる摺動片とからなり、前記外筒体及 び内体はそれぞれ片側先端に括れ部を介して支持部が形成されるとともにこれら 支持部には塗布材が被覆されて塗布部とされてなり、且つ外筒体は上面軸方向に 沿って略中央部にガイド溝が設けられるとともにこのガイド溝の始端及び終端部 にそれぞれ係止溝が形成されてなり、前記内体は他端後方側面部が開口されて中 空部とされてなり、前記摺動片は操作ピンと脚部とからなり、この脚部は先端に 突起部が形成されるともに基端付近に突出部が形成されてなり、前記摺動片の操 作ピンの前記ガイド溝での遊走を介して内体が外筒体開口部より突出自在とされ てなることを特徴とする化粧用塗布具提供することにより前記従来の欠点を悉く 解消する。
【0007】
【作用】 摺動片をガイド溝において遊走させることにより内体が外筒体開口部より突出 自在とされるので、長軸方向の長さが片手で簡単に随時調節できる。 従って、使用時以外は小さく納められるためコンパクト容器などに収納でき、 携帯に適している。 内体を軸方向に突出させて使用する場合は、ガイド溝終端に形成された係止溝 と摺動片脚部の突出部とが係合され、一方収納時には前記突出部とガイド溝始端 の係止溝とが係合されるため化粧時にブラシの位置がぐらつくことなく長軸方向 の軸線が安定である。 尚、外筒体及び内体先端にはそれぞれ表面積の異なる塗布部を形成することに よって、例えば目の周囲や小鼻周囲といったように使用箇所に応じて適宜塗布部 が選択使用できる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係る化粧用塗布具の実施例を図面に基づき説明する。 図1 はこの考案に係る化粧用塗布具(1) の断面図であり、(2) は外筒体、(3) は内筒 体、(4) は摺動片である。 外筒体(2) は片側を開口部(21)とされて、この開口部(21)を介して内体(3) が 挿通され一本化されている。 外筒体(2) 及び内体(3) とはそれぞれ片側先端に括れ部(21)、(31)が設けられ 、この括れ部(21)、(31)を介して支持部(22)、(32)が形成されてなる。 この両支持部(22)、(32)表面にはそれぞれ塗布材が被覆されて塗布部(5) 、(6 ) が形成されており、一本の塗布具において二つの塗布部(5) 、(6) が設けられ ているため、使用する化粧料の種類に応じて適宜使い分けることができる。 この考案において塗布部(5) 、(6) を構成する塗布材としては特に限定はされ ず従来より化粧料の含みが良く、弾性を有する発泡ポリウレタンや発泡ゴム等各 種発泡の素材が好適に使用できる。
【0009】 さらに外筒体(2) には上面軸方向に沿って略中央部にガイド溝(23)が設けられ ており、このガイド溝(23)の始端及び終端部にはそれぞれ係止溝(23a) 、(23b) がガイド溝(23)に横設された形で形成されている。 一方内体(3) は片側後方側面部が開口されて中空部(3a)とされている。
【0010】 図2は外筒体(2) 及び内体(3) とを挿通する摺動片(4) を示す説明図であり、 図示する如く摺動片(4) は操作ピン(41)と脚部(42)とから構成されている。 脚部(42)先端には突起部(42a) が形成され、図1に示すように前記内体(3) 片 側後方部に形成された中空部(3a)においてこの突起部(42a) が係止され、外筒体 (2) 及び内体(3) と摺動片(4) とが一体化され、且つ摺動片(4) のガイド溝(23) での移動と同時に内体(3) が移動されるようになっている。 この摺動片(4) の脚部(42)基端付近においては図示するように突出部(42b) が 設けられており、外筒体(2) のガイド溝(23)に設けられた係止溝(23a) 、(23b) において係合されるようになっている。
【0011】 図3乃至図4はこの考案に係る化粧用塗布具(1) の外観説明図である。 収納 時等においては図3に示すように摺動片(4) を操作ピン(41)を介してガイド溝(2 3)の外筒体(2) 先端側へ移動させ、係止溝(23a) と係止突起(42b) とを係合させ て固定する。 一方、内体(3) 先端の塗布部(6) を使用する場合には、図4に示すように摺動 片(4) を内体(3) 先端側へ移動させ、係止溝(23b) と係止突起(42b) とを係合さ せる。 すると内体(3) が軸方向へ突出した状態で固定されるため内体(3) を突出させ て使用しても軸方向のぐらつきがなく安定した状態で使用できる。
【0012】 このようにこの考案においては内体(3) が、摺動片(4) のガイド溝(23)での遊 走を介して軸方向へ突出自在とされているため収納時には内体(3) を外筒体(2) 内方向へ引っ込めた状態で固定でき、使用時には内体(3) を外筒体(2) の開口部 (2a)より突出させた状態で固定できる。 尚、この考案においては内体(3) 先端の塗布部(6) と外筒体(2) 先端の塗布部 (5) とを異なる表面積、例えば塗布部(6) を塗布部(5) よりも小さい表面積とす ると化粧箇所によって二種の塗布部(5) 、(6) を適宜選択使用することができる 。
【0013】 以上詳述した如くこの考案では、片側を開口部としてなる外筒体とこの外筒体 の開口部より挿通される内体と外筒体及び内体とを挿通してなる摺動片とからな り、前記外筒体及び内体はそれぞれ片側先端に括れ部を介して支持部が形成され るとともにこれら支持部には塗布材が被覆されて塗布部とされてなり、且つ外筒 体は上面軸方向に沿って略中央部にガイド溝が設けられるとともにこのガイド溝 の始端及び終端部にそれぞれ係止溝が形成されてなり、前記内体は他端後方側面 部が開口されて中空部とされてなり、前記摺動片は操作ピンと脚部とからなり、 この脚部は先端に突起部が形成されるともに基端付近に突出部が形成されてなり 、前記摺動片の操作ピンの前記ガイド溝での遊走を介して内体が外筒体開口部よ り突出自在とされてなることを特徴とする化粧用塗布具を提供することにより一 本で二つの塗布部を適宜使い分けることができるとともに、内体先端が外筒体の 開口部より突出自在とされているため使用時以外はコンパクトにまとまり携帯に 適している。
【0014】 さらに内体を軸方向へ突出させて使用する際には、片手で容易に操作ピンを移 動させて突出状態とされるとともに内体を突出させた状態で係止溝において係止 されるため軸方向において安定した状態で使用できる。 従って急ぎの化粧直し等においても手早く簡単に操作できる優れた効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る化粧用塗布具の断面拡大図であ
る。
【図2】この考案における摺動片の外観説明図である。
【図3】この考案に係る化粧用塗布具の収納時における
外観説明図である。
【図4】同上、使用時における外観説明図である。
【図5】従来における化粧用塗布具の外観説明図であ
る。
【図6】従来における化粧用筆具の断面図である。
【符号の説明】 化粧用塗布具 2 外筒体 2a 開口部 23 ガイド溝 23a, 23b 係止溝 3 内体 3a 中空部 4 摺動片 41 操作ピン 42 脚部 42a 突起部 42b 突出部 5、6 塗布部 22、32 支持部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片側を開口部としてなる外筒体とこの外
    筒体の開口部より挿通される内体と外筒体及び内体とを
    挿通してなる摺動片とからなり、前記外筒体及び内体は
    それぞれ片側先端に括れ部を介して支持部が形成される
    とともにこれら支持部には塗布材が被覆されて塗布部と
    されてなり、且つ外筒体は上面軸方向に沿って略中央部
    にガイド溝が設けられるとともにこのガイド溝の始端及
    び終端部にそれぞれ係止溝が形成されてなり、前記内体
    は他端後方側面部が開口されて中空部とされてなり、前
    記摺動片は操作ピンと脚部とからなり、この脚部は先端
    に突起部が形成されるともに基端付近に突出部が形成さ
    れてなり、前記摺動片の操作ピンの前記ガイド溝での遊
    走を介して内体が外筒体開口部より突出自在とされてな
    ることを特徴とする化粧用塗布具。
  2. 【請求項2】 内体先端の塗布部と外筒体先端の塗布部
    とが異なる表面積に形成されてなることを特徴とする請
    求項1に記載の化粧用塗布具。
JP4962691U 1991-05-31 1991-05-31 化粧用塗布具 Pending JPH04135212U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804740B1 (ko) * 2006-09-28 2008-02-20 주식회사 생 코레 인터내셔날 롤 퍼프

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421172U (ja) * 1977-07-15 1979-02-10
JPS5651513A (en) * 1980-07-14 1981-05-09 Kyoei Seikou Kk Continuous steel making method

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