JPH04133499U - 外部接続端子のシールド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器に使用される外部接続端子のシール
ドカバーを直接本体側シールド板と接続させる簡単な構
成のシールド装置を目的とする。 【構成】 外部接続端子（図示せず）のシールドカバー
８に一体に形成したバネ性を有する突起部９は、シール
ドカバー８をプリント基盤１に装着するとき、本体側シ
ールド板７に強く押圧され接続した状態になるので、簡
単なシールド装置が得られる。 【効果】 外部接続端子のシールドカバーは直接本体側
シールド板に接続し、別接続部品を必要としない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、電子機器に用いられる外部接続端子のシールド装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

近年、電子機器に用いられる外部接続端子は、電子機器より発生する不要輻射 の防止のために本体との間に接地部を持たせることが重要となってきている。

【０００３】 従来の外部接続端子のシールド装置の構成について図３および図４を参照しな がら説明する。

【０００４】 図に示すように、プリント配線基盤１に装着された外部接続端子（図示せず） のシールドカバーＡ２に、さらにシールド効果を向上させるためにシールドカバ ーＢ３をかぶせ、中央に設けた孔４に半田５を流し込んで固定保持している。シ ールドカバーＢ３には突起部６を形成させ本体側シールド板７に接触させている 。

【０００５】 上記構成において、前記外部接続端子のシールドカバーＡ２は本体側シールド 板７に接続されることになる。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

このような従来の外部接続端子のシールド装置の構成では、外部接続端子のシ ールドカバーＡ２と本体側シールド板７との接続のために、別にシールドカバー Ｂ３が必要である上、半田作業も伴なうという課題があった。

【０００７】 本考案は上記課題を解決するもので、シールドカバーＢ３のない簡単な構成の シールド装置を目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記目的を達成するために、外部接続端子のシールドカバーＡに一体 にばね性を有する突起部を形成させて、本体側シールド板に接続させたものであ る。

【０００９】

【作用】

本発明は上記した構成により、シールドカバーＡと本体側シールド板が直接接 続するシールド装置の構成となるものである。

【００１０】

【実施例】

以下、本考案の一実施例について図１および図２を参照しながら説明する。な お従来例と同一構成部品には同じ符号で示し説明は省略する。

【００１１】 図に示すように、外部接続端子（図示せず）のシールドカバー８に一体に形成 したばね性を有する突起部９は、シールドカバー８をプリント配線基盤１に装着 するとき本体側シールド板７に強く押圧される構成になっている。

【００１２】 上記構成において動作を説明すると、前記外部接続端子のシールドカバー８は 突起部９を介して本体側シールド板に接続した状態となる。

【００１３】 このような本考案の実施例のシールド装置によれば、前記外部接続端子のシー ルドカバー８が直接本体側シールド板７に接続した状態となり、別の接続部品を 必要としない。

【００１４】

【考案の効果】

以上の実施例から明らかなように、本考案によれば外部接続端子のシールドカ バーに一体にばね性を有する突起部を形成することにより、本体側シールド材と 直接接続されるので、別接続部品を必要としない簡単なシールド効果の高いシー ルド装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例におけるシールド装置の斜視図

【図２】同シールド装置の側面図

【図３】従来のシールド装置の斜視図

【図４】同シールド装置の側面図

【符号の説明】

７ 本体側シールド材 ８ シールドカバー ９ 突起部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】外部接続端子のシールドカバーに一体にば
   ね性を有する突起部を形成させ、本体側シールド材に圧
   接したシールド装置。