JPH04132151A - イオン注入装置およびセットアップ方法 - Google Patents
イオン注入装置およびセットアップ方法Info
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- JPH04132151A JPH04132151A JP25330690A JP25330690A JPH04132151A JP H04132151 A JPH04132151 A JP H04132151A JP 25330690 A JP25330690 A JP 25330690A JP 25330690 A JP25330690 A JP 25330690A JP H04132151 A JPH04132151 A JP H04132151A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
半導体装置の製造工程などに用いられるイオン注入装置
の構成およびそのセットアツプ方法に関し、 ヒツティングによるパーティクル汚染を出来るだけ減少
させて、且つ、ビーム効率を最大限に向上することを目
的とし、 装置は、イオン源で発生させてアナライザーで選別した
所要のイオン種に、所望のエネルギーを与えてディスク
上の試料に注入するイオン注入装置において、 前記アナライザーとディスクとの間に設けた加速管、バ
イアスリングおよびファラデーケースに単独の電流針を
配置し、且つ、ゲランドアバーチ中をサイズ可変に構成
する。
の構成およびそのセットアツプ方法に関し、 ヒツティングによるパーティクル汚染を出来るだけ減少
させて、且つ、ビーム効率を最大限に向上することを目
的とし、 装置は、イオン源で発生させてアナライザーで選別した
所要のイオン種に、所望のエネルギーを与えてディスク
上の試料に注入するイオン注入装置において、 前記アナライザーとディスクとの間に設けた加速管、バ
イアスリングおよびファラデーケースに単独の電流針を
配置し、且つ、ゲランドアバーチ中をサイズ可変に構成
する。
セットアツプ方法は、イオン注入装置のアナライザーの
次段にセットアツプファラデーカップを挿入して1回目
のセットアツプをおこなった後、該セットアツプファラ
デーカップを除去し、次に、加速管、バイアスリングお
よびファラデーケースに配置した電流計を監察しながら
、グランドアパーチャのサイズを変化させて2回目のセ
ットアツプをおこなうようにしたことを特徴とする。
次段にセットアツプファラデーカップを挿入して1回目
のセットアツプをおこなった後、該セットアツプファラ
デーカップを除去し、次に、加速管、バイアスリングお
よびファラデーケースに配置した電流計を監察しながら
、グランドアパーチャのサイズを変化させて2回目のセ
ットアツプをおこなうようにしたことを特徴とする。
本発明は、半導体装置の製造工程などに用いられている
イオン注入装置の構成およびそのセットアツプ方法に関
する。
イオン注入装置の構成およびそのセットアツプ方法に関
する。
半導体デバイスの製造工程において、不純物領域を形成
するためにイオン注入装置が重用されているが、本発明
はそのようなイオン注入装置において注入イオンの効率
化と高純度イオン注入のための装置の構成とそのセット
アツプ法に関している。
するためにイオン注入装置が重用されているが、本発明
はそのようなイオン注入装置において注入イオンの効率
化と高純度イオン注入のための装置の構成とそのセット
アツプ法に関している。
〔従来の技術〕
現在、イオン注入装置は試料を1つずつ処理する枚葉式
の中電流装置(イオン電流0.1tIA〜数mA)と多
数の試料を搭載してバッチ処理する大電流装置(数1l
lA〜30mA)とに分類されるが、本発明は試料を載
せた試料台を回転してバッチ処理する大電流イオン注入
装置について説明する。
の中電流装置(イオン電流0.1tIA〜数mA)と多
数の試料を搭載してバッチ処理する大電流装置(数1l
lA〜30mA)とに分類されるが、本発明は試料を載
せた試料台を回転してバッチ処理する大電流イオン注入
装置について説明する。
第3図は従来のイオン注入装置の要部図を示しており、
図中の記号1はイオン源、2はアナライザー(質量分析
器)、3はセットアツプファラデーカップ、4は第1グ
ランドアパーチヤ、5は加速管、6は第1バイアスリン
グ、7は第2グランドアパーチヤ、8は第2バイアスリ
ング、9は第3バイアスリング、 10はファラデーケ
ース、11はディスク(試料台)、Wはウェハー(試料
)、a+はセットアツプファラデーカップに接続した電
流計、^2はファラデーケースに接続した電流計である
。
図中の記号1はイオン源、2はアナライザー(質量分析
器)、3はセットアツプファラデーカップ、4は第1グ
ランドアパーチヤ、5は加速管、6は第1バイアスリン
グ、7は第2グランドアパーチヤ、8は第2バイアスリ
ング、9は第3バイアスリング、 10はファラデーケ
ース、11はディスク(試料台)、Wはウェハー(試料
)、a+はセットアツプファラデーカップに接続した電
流計、^2はファラデーケースに接続した電流計である
。
その動作概要は、イオン源1で発生させたイオンビーム
をアナライザー2で所要のイオン種のみ選択させ、加速
管5で飛翔速度を加速させて、即ち、エネルギーを与え
て、その加速したイオンをディスク11上のウェハーW
に衝突させて注入する。
をアナライザー2で所要のイオン種のみ選択させ、加速
管5で飛翔速度を加速させて、即ち、エネルギーを与え
て、その加速したイオンをディスク11上のウェハーW
に衝突させて注入する。
且つ、ディスク11を回転させて次々に複数のウェハー
にイオン注入するが、ターゲットであるウェハーに効率
良く注入させるため、通常、初期にセットアツプをおこ
なっている。
にイオン注入するが、ターゲットであるウェハーに効率
良く注入させるため、通常、初期にセットアツプをおこ
なっている。
セットアツプには、まず、セットアツプファラデーカッ
プ3を挿入し、セットアツプファラデーカップに接続す
る電流計A、で電流をチエツクしながら所要のイオン種
と電流値を選択する。
プ3を挿入し、セットアツプファラデーカップに接続す
る電流計A、で電流をチエツクしながら所要のイオン種
と電流値を選択する。
しかるのち、セットアツプファラデーカップ3を除去し
て、加速管5に印加する電圧とバイアスリングに印加す
る逆バイアス電圧とを調節して、ウェハーWにイオン注
入をおこなう、その時、ファラデーケース10とディス
ク11とに接続する電流計A2に表われる電流が注入イ
オン電流となるわけであり、また、この第3図に図示し
ている部材はすべて10− ’Torr程度の高真空中
にあるものである。
て、加速管5に印加する電圧とバイアスリングに印加す
る逆バイアス電圧とを調節して、ウェハーWにイオン注
入をおこなう、その時、ファラデーケース10とディス
ク11とに接続する電流計A2に表われる電流が注入イ
オン電流となるわけであり、また、この第3図に図示し
ている部材はすべて10− ’Torr程度の高真空中
にあるものである。
ところで、近年、イオン注入装置の大電流化が望まれて
おり、それにはイオンビームを一層効率良く注入しなけ
ればならない。ビームの効率とはイオン源から引き出し
た電流に対する注入イオン電流の比率のことである。
おり、それにはイオンビームを一層効率良く注入しなけ
ればならない。ビームの効率とはイオン源から引き出し
た電流に対する注入イオン電流の比率のことである。
また、グランドアパーチャはビームサイズを変える絞り
のことで、また、バイアスリングはディスクやファラデ
ーケースの外部に電子が逃げないように閉じ込める逆バ
イアスを印加したリングであるが、従来、グランドアパ
ーチャの絞り形状が固定しているために、加速管やバイ
アスリングにイオンと一層の一部がヒツティングして、
スパッタを起こす問題がある。前記したセットアツプは
、このヒツティングを少なくする目的をももっているが
、現状のセットアツプではヒツティングを皆無にするこ
とは困難である。即ち、従来のイオン注入装置では、イ
オン種やエネルギーによってビームサイズや形状が変化
するにもかかわらず、グランドアパーチャで決定される
ビームサイズが固定しているためにビームの効率が悪く
、且つ、ヒツティングを起こす欠点がある。
のことで、また、バイアスリングはディスクやファラデ
ーケースの外部に電子が逃げないように閉じ込める逆バ
イアスを印加したリングであるが、従来、グランドアパ
ーチャの絞り形状が固定しているために、加速管やバイ
アスリングにイオンと一層の一部がヒツティングして、
スパッタを起こす問題がある。前記したセットアツプは
、このヒツティングを少なくする目的をももっているが
、現状のセットアツプではヒツティングを皆無にするこ
とは困難である。即ち、従来のイオン注入装置では、イ
オン種やエネルギーによってビームサイズや形状が変化
するにもかかわらず、グランドアパーチャで決定される
ビームサイズが固定しているためにビームの効率が悪く
、且つ、ヒツティングを起こす欠点がある。
そのヒツティングを起こせば装置構成部材からパーティ
クルが飛出し、異種イオンが注入イオンに混入してクロ
スコンタミネーションを生じ、注入イオンの純度が低下
する。
クルが飛出し、異種イオンが注入イオンに混入してクロ
スコンタミネーションを生じ、注入イオンの純度が低下
する。
一方、半導体デバイスは高集積化されて、汚染による品
質低下の影響が更に増大しているために、このクロスコ
ンタミネーションの防止が重要な対策となっている。そ
のため、現在、イオン注入装置の構成部材はスパッタさ
れて(ヒツティングされて)異種イオンが混入しても比
較的に影響の少ない部材、例えばアルミニウムで作成す
る等の消極的な対策が採られている。
質低下の影響が更に増大しているために、このクロスコ
ンタミネーションの防止が重要な対策となっている。そ
のため、現在、イオン注入装置の構成部材はスパッタさ
れて(ヒツティングされて)異種イオンが混入しても比
較的に影響の少ない部材、例えばアルミニウムで作成す
る等の消極的な対策が採られている。
また、イオン注入装置には経時的な汚れやウェハーが持
ち込む汚染(例えばレジストによる汚染)があり、これ
をなくすることは困難で、そのために定期的なりリーニ
ングをおこなっている。
ち込む汚染(例えばレジストによる汚染)があり、これ
をなくすることは困難で、そのために定期的なりリーニ
ングをおこなっている。
しかし、クリーニングにも限度があって、汚染を一定以
下に維持することは難しい問題である。
下に維持することは難しい問題である。
本発明はこれらの問題点を低減させて、ヒツティングに
よるパーティクル汚染を出来るだけ減少させて、且つ、
ビーム効率を最大限に向上することを目的としたイオン
注入装置とそのセットアツプ方法を提案するものである
。
よるパーティクル汚染を出来るだけ減少させて、且つ、
ビーム効率を最大限に向上することを目的としたイオン
注入装置とそのセットアツプ方法を提案するものである
。
その課題は、第1図に示す実施例のように、イオン源l
で発生させてアナライザー2で選別した所要のイオン種
に、所望のエネルギーを与えてディスクll上の試料(
ウェハーW)に注入するイオン注入装置において、 前記アナライザーとディスクとの間に設けた加速管5.
バイアスリング6.8.9およびファラデーケース10
に単独の電流計Ah A4. As、 A&、 A?を
配置し、且つ、グランドアパーチャ14.17をサイズ
可変にしたイオン注入装置によって解決される。
で発生させてアナライザー2で選別した所要のイオン種
に、所望のエネルギーを与えてディスクll上の試料(
ウェハーW)に注入するイオン注入装置において、 前記アナライザーとディスクとの間に設けた加速管5.
バイアスリング6.8.9およびファラデーケース10
に単独の電流計Ah A4. As、 A&、 A?を
配置し、且つ、グランドアパーチャ14.17をサイズ
可変にしたイオン注入装置によって解決される。
また、そのセットアツプ方法は、イオン注入装置のアナ
ライザー2の次段にセットアツプファラデーカップ3を
挿入して1回目のセットアツプをおこなった後、該セッ
トアツプファラデーカップを除去し、次に、加速管5.
バイアスリング6゜8.9およびファラデーケース10
に配置した電流計を監察しながら、グランドアパーチャ
14.17のサイズを変化させて2回目のセットアツプ
をおこなうようにする。
ライザー2の次段にセットアツプファラデーカップ3を
挿入して1回目のセットアツプをおこなった後、該セッ
トアツプファラデーカップを除去し、次に、加速管5.
バイアスリング6゜8.9およびファラデーケース10
に配置した電流計を監察しながら、グランドアパーチャ
14.17のサイズを変化させて2回目のセットアツプ
をおこなうようにする。
即ち、本発明は、セットアツプを更に精度良くおこなう
ために、加速管、バイアスリングおよびファラデーケー
スに電流計を個別に配置し、グランドアパーチャはサイ
ズ可変にして、従来のセットアツプに続いて、2回目の
セットアツプをおこなう。それには各部材に流れる電流
が零になるように監察し、且つ、注入イオン電流が大き
くなるようにグランドアパーチャのサイズを可変にする
。
ために、加速管、バイアスリングおよびファラデーケー
スに電流計を個別に配置し、グランドアパーチャはサイ
ズ可変にして、従来のセットアツプに続いて、2回目の
セットアツプをおこなう。それには各部材に流れる電流
が零になるように監察し、且つ、注入イオン電流が大き
くなるようにグランドアパーチャのサイズを可変にする
。
加速管、バイアスリング、ファラデーケースに流れる電
流が零になることはヒツティングがなくなることであり
、そうすると、ビーム効率を向上させて、且つ、ヒツテ
ィングを少なくすることができる。
流が零になることはヒツティングがなくなることであり
、そうすると、ビーム効率を向上させて、且つ、ヒツテ
ィングを少なくすることができる。
〔実施例]
以下、図面を参照して実施例により説明すると、第1図
は本発明にかかるイオン注入装置の要部図を示しており
、記号lはイオン源、2はアナライザー、3はセットア
ツプファラデーカップ、5は加速管、6は第1バイアス
リング、8は第2バイアスリング、9は第3バイアスリ
ング、 10はファラデーケース、11はディスク、W
はウェハー、A1はセットアツプファラデーカップに接
続した電流計、A2はファラデーケースに接続した電流
針であり、これらの部材は従来の装置と同様である。こ
れにサイズ可変のグランドアパーチャを配置して、14
はサイズ可変の第1グランドアパーチヤ、17もサイズ
可変の第2グランドアパーチヤである。且つ、本例は3
個のバイアスリングを設けた例で、更に、加速管5に電
流計A1.第1バイアスリング6に電流計Aa、第2バ
イアスワング8に電流計A S +第3バイアスリング
9に電流計A1.ファラデーケース10に電流計A7を
それぞれ個別に新しく配置する。
は本発明にかかるイオン注入装置の要部図を示しており
、記号lはイオン源、2はアナライザー、3はセットア
ツプファラデーカップ、5は加速管、6は第1バイアス
リング、8は第2バイアスリング、9は第3バイアスリ
ング、 10はファラデーケース、11はディスク、W
はウェハー、A1はセットアツプファラデーカップに接
続した電流計、A2はファラデーケースに接続した電流
針であり、これらの部材は従来の装置と同様である。こ
れにサイズ可変のグランドアパーチャを配置して、14
はサイズ可変の第1グランドアパーチヤ、17もサイズ
可変の第2グランドアパーチヤである。且つ、本例は3
個のバイアスリングを設けた例で、更に、加速管5に電
流計A1.第1バイアスリング6に電流計Aa、第2バ
イアスワング8に電流計A S +第3バイアスリング
9に電流計A1.ファラデーケース10に電流計A7を
それぞれ個別に新しく配置する。
そして、これらの電流計A3. Aa、 As、 A4
. A?にできるだけ電流が流れないように、且つ、デ
ィスク11に接続した電流計A2に大きな電流が流れる
ように、グランドアパーチャ14.17のサイズを変え
て調整するセットアツプ(2回目のセットアツプ)をお
こなう。第2図はグランドアパーチャ14゜17の平面
図を図示し、■は絞りサイズを示している。このような
構成にし、それらを調整して、ビーム効率を向上させて
、しかも、ヒツティングをなくする。
. A?にできるだけ電流が流れないように、且つ、デ
ィスク11に接続した電流計A2に大きな電流が流れる
ように、グランドアパーチャ14.17のサイズを変え
て調整するセットアツプ(2回目のセットアツプ)をお
こなう。第2図はグランドアパーチャ14゜17の平面
図を図示し、■は絞りサイズを示している。このような
構成にし、それらを調整して、ビーム効率を向上させて
、しかも、ヒツティングをなくする。
次に、本発明にかかるセットアツプ方法を説明すると、
まず、1回目のセットアツプとして、従来と同じく、ア
ナライザー2の次にセットアツプファラデーカップ3を
挿入して、所要イオン種の大きなイオン電流がセットア
ツプファラデーカップ3の電流計A、に表われるように
、イオン源1゜アナライザー2を調整する。
まず、1回目のセットアツプとして、従来と同じく、ア
ナライザー2の次にセットアツプファラデーカップ3を
挿入して、所要イオン種の大きなイオン電流がセットア
ツプファラデーカップ3の電流計A、に表われるように
、イオン源1゜アナライザー2を調整する。
次に、1回目のセットアツプが終わると、セットアツプ
ファラデーカップを除去して、本発明にかかる2回目の
セットアツプをおこなう。それには、まず、第1グラン
ドアパーチヤ14の絞りサイズを変化させて加速管5の
電流計^、と第1バイアスワング6の電流計A4に電流
が流れないように調整し、且つ、その条件の中で絞りサ
イズを出来るだけ拡げて、イオンビーム電流が出来るだ
け大きくなるようにする。このように、電流計A、と電
流計A4をモニターして、ヒツティングをなくし、ビー
ム電流が大きくなるように図る。ビーム電流はディスク
に接続した電流計A2で監視する。なお、第1グランド
アパーチヤ14はシリコン製もしくはシリコンコーティ
ングした導体にすれば、これにヒツティングしてもクロ
スコンタミネーションの心配はない。
ファラデーカップを除去して、本発明にかかる2回目の
セットアツプをおこなう。それには、まず、第1グラン
ドアパーチヤ14の絞りサイズを変化させて加速管5の
電流計^、と第1バイアスワング6の電流計A4に電流
が流れないように調整し、且つ、その条件の中で絞りサ
イズを出来るだけ拡げて、イオンビーム電流が出来るだ
け大きくなるようにする。このように、電流計A、と電
流計A4をモニターして、ヒツティングをなくし、ビー
ム電流が大きくなるように図る。ビーム電流はディスク
に接続した電流計A2で監視する。なお、第1グランド
アパーチヤ14はシリコン製もしくはシリコンコーティ
ングした導体にすれば、これにヒツティングしてもクロ
スコンタミネーションの心配はない。
次いで、第2グランドアパーチヤ17の絞りサイズを変
化させて第2バイアスリング8の電流計AS。
化させて第2バイアスリング8の電流計AS。
第3バイアスリング9の電流計^1.ファラデーケース
10の電流計A7がそれぞれ電流が零になるように調整
し、しかも、その条件の中で絞りサイズを出来るだけ拡
げて、イオンビーム電流を出来るだけ大きくする。その
時、ビーム電流はディスク11に接続した電流計A2で
読む。また、その際、ウェハーWはダミーウェハーを用
いてもよいし、また、ディスク面だけでもよい。
10の電流計A7がそれぞれ電流が零になるように調整
し、しかも、その条件の中で絞りサイズを出来るだけ拡
げて、イオンビーム電流を出来るだけ大きくする。その
時、ビーム電流はディスク11に接続した電流計A2で
読む。また、その際、ウェハーWはダミーウェハーを用
いてもよいし、また、ディスク面だけでもよい。
イオン種やエネルギーの相異によってイオンビームのビ
ームサイズや形状が違ってくるために、上記のように細
かくセットアツプすれば、ビーム電流が効率化され、し
かも、ヒツティングをなくして、クロスコンタミネーシ
ョンを減少させることができる。
ームサイズや形状が違ってくるために、上記のように細
かくセットアツプすれば、ビーム電流が効率化され、し
かも、ヒツティングをなくして、クロスコンタミネーシ
ョンを減少させることができる。
なお、上記した本発明にかかるセットアツプはマニアル
操作だけでなく、電算機制御によってオートセットアツ
プにすることも可能である。
操作だけでなく、電算機制御によってオートセットアツ
プにすることも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるイオン
注入装置およびそのセットアツプ方法によれば、ヒツテ
ィングを防いでクロスコンタミネーションを減少させ、
且つ、その条件下でイオンビーム効率を最大にすること
ができて、半導体デバイスの高品質、高性能化に顕著に
寄与するものである。
注入装置およびそのセットアツプ方法によれば、ヒツテ
ィングを防いでクロスコンタミネーションを減少させ、
且つ、その条件下でイオンビーム効率を最大にすること
ができて、半導体デバイスの高品質、高性能化に顕著に
寄与するものである。
第1図は本発明にかかるイオン注入装置の要部図、第2
図は本発明にかかるグランドアパーチャの平面図、 第3図は従来のイオン注入装置の要部図である。 図において、 1はイオン源、 2はアナライザー 3はセットアツプファラデーカップ、 4は第1グランドアパーチヤ、 5は加速管、 6は第1バイアスリング、 7は第2グランドアパーチヤ、 8は第2バイアスリング、 9は第3バイアスリング、 10はファラデーケース、 11はディスク、 14はサイズ可変の第1グランドアパーチヤ、17はサ
イズ可変の第2グランドアパーチヤ、Wはウェハー ■は絞りサイズ、 AI+ Ax、 A3.A4. As、れ、/hは電流
計を示している。
図は本発明にかかるグランドアパーチャの平面図、 第3図は従来のイオン注入装置の要部図である。 図において、 1はイオン源、 2はアナライザー 3はセットアツプファラデーカップ、 4は第1グランドアパーチヤ、 5は加速管、 6は第1バイアスリング、 7は第2グランドアパーチヤ、 8は第2バイアスリング、 9は第3バイアスリング、 10はファラデーケース、 11はディスク、 14はサイズ可変の第1グランドアパーチヤ、17はサ
イズ可変の第2グランドアパーチヤ、Wはウェハー ■は絞りサイズ、 AI+ Ax、 A3.A4. As、れ、/hは電流
計を示している。
Claims (2)
- (1)イオン源(1)で発生させてアナライザー(2)
で選別した所要のイオン種に、所望のエネルギーを与え
てディスク(11)上の試料に注入するイオン注入装置
において、 前記アナライザーとディスクとの間に設けた加速管(5
)、バイアスリング(6)、(8)、(9)およびファ
ラデーケース(10)に単独の電流計を配置し、且つ、
グランドアパーチャ(14)、(17)をサイズ可変に
したことを特徴とするイオン注入装置。 - (2)イオン注入装置のアナライザー(2)の次段にセ
ットアップファラデーカップ(3)を挿入して1回目の
セットアップをおこなった後、該セットアップファラデ
ーカップを除去し、 次に、加速管(5)、バイアスリング(6)、(8)、
(9)およびファラデーケース(10)に配置した電流
計を監察しながら、グランドアパーチャ(14)、(1
7)のサイズを変化させて2回目のセットアップをおこ
なうようにしたことを特徴とするセットアップ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1990
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EP1329938A3 (en) * | 2001-12-28 | 2003-08-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ion irradiation system |
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