JPH04131704A - 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法 - Google Patents
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法Info
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- JPH04131704A JPH04131704A JP25477890A JP25477890A JPH04131704A JP H04131704 A JPH04131704 A JP H04131704A JP 25477890 A JP25477890 A JP 25477890A JP 25477890 A JP25477890 A JP 25477890A JP H04131704 A JPH04131704 A JP H04131704A
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、磁気ヘッドの浮上量の動特性の測定方法に
関するものである。
関するものである。
[従来の技術]
第3図(a)は磁気ディスクに対する磁気ヘッドの動作
を示すもので、磁気ディスク1はスピンドルUにより回
転し、これに対して支持アーム21に支持された磁気ヘ
ッド2がキャリッジ機構22により移動して所定のトラ
ックをシークする。磁気ディスクの回転によるエアフロ
ーにより、磁気ヘッドのスライダー面が浮上してデータ
のアクセスがなされる。この場合、浮上量が小さいほど
ヘッドの感度が良好である。
を示すもので、磁気ディスク1はスピンドルUにより回
転し、これに対して支持アーム21に支持された磁気ヘ
ッド2がキャリッジ機構22により移動して所定のトラ
ックをシークする。磁気ディスクの回転によるエアフロ
ーにより、磁気ヘッドのスライダー面が浮上してデータ
のアクセスがなされる。この場合、浮上量が小さいほど
ヘッドの感度が良好である。
第3図(b)は、最近使用されているセラミックスをベ
ースとする薄膜ヘッド2の外観を示し、長方形の表面(
磁気ディスクに対する而)の両側にスライダー面2aが
設けられ、その中間部2bをやや低くしである。薄膜ヘ
ッドでは感度を良好とするために浮上量はサブミクロン
のオーダの微小量とされているが、浮上量とともに浮上
姿勢およびその動特性が性能を左右するので、これらの
測定が必要とされる。このうち浮−L量と姿勢について
は浮上量測定装置によりスライダー面の複数の点の浮り
量を測定し、これらにより姿勢が判定されている。
ースとする薄膜ヘッド2の外観を示し、長方形の表面(
磁気ディスクに対する而)の両側にスライダー面2aが
設けられ、その中間部2bをやや低くしである。薄膜ヘ
ッドでは感度を良好とするために浮上量はサブミクロン
のオーダの微小量とされているが、浮上量とともに浮上
姿勢およびその動特性が性能を左右するので、これらの
測定が必要とされる。このうち浮−L量と姿勢について
は浮上量測定装置によりスライダー面の複数の点の浮り
量を測定し、これらにより姿勢が判定されている。
第4図は磁気ヘッドに対する従来の浮上量測定装置の光
学系の構成を示す。透明で十分な平面性を有する石英デ
ィスク3をモータ31により所定速度で回転し、これに
対して支持アーム21に支持された磁気ヘッド(薄膜ヘ
ッド)2をローディングする。光源部4の光源4Iより
の白色光が投光レンズ42を経てハーフミラ−43によ
り反射され、対物レンズ44により石英ガラス製の透明
ディスク3を通してヘッドのスライダー面2aを照射す
る。その反射光は対物レンズを経てハーフミラ−を透過
し、モニタ部5の孔ミラー51に達する。孔ミラーの中
心孔は、スライダー面2aの1点の測定点に共役してお
り、測定点の反射光は中心孔を透過してスペクトル分析
部6のミラー61により反射され、凹面回折格子B2に
よりスペクトル分光される。ここで、対物レンズ44に
より照射された白色光はスライダー面2aとともに透明
ディスク3の下面によっても反射されるので、浮上量δ
hの光路差により両反射光が干渉して分光スペクトルに
干渉縞が生ずる。干渉縞の位置がリニアセンサ63によ
り検出され、検出信号をマイクロプロセッサ(MPU)
64に入力して浮上量δhが測定される。この場合の測
定データは、δhの絶対値が適当な時間間隔で静的に求
められるものである。
学系の構成を示す。透明で十分な平面性を有する石英デ
ィスク3をモータ31により所定速度で回転し、これに
対して支持アーム21に支持された磁気ヘッド(薄膜ヘ
ッド)2をローディングする。光源部4の光源4Iより
の白色光が投光レンズ42を経てハーフミラ−43によ
り反射され、対物レンズ44により石英ガラス製の透明
ディスク3を通してヘッドのスライダー面2aを照射す
る。その反射光は対物レンズを経てハーフミラ−を透過
し、モニタ部5の孔ミラー51に達する。孔ミラーの中
心孔は、スライダー面2aの1点の測定点に共役してお
り、測定点の反射光は中心孔を透過してスペクトル分析
部6のミラー61により反射され、凹面回折格子B2に
よりスペクトル分光される。ここで、対物レンズ44に
より照射された白色光はスライダー面2aとともに透明
ディスク3の下面によっても反射されるので、浮上量δ
hの光路差により両反射光が干渉して分光スペクトルに
干渉縞が生ずる。干渉縞の位置がリニアセンサ63によ
り検出され、検出信号をマイクロプロセッサ(MPU)
64に入力して浮上量δhが測定される。この場合の測
定データは、δhの絶対値が適当な時間間隔で静的に求
められるものである。
次に姿勢測定においては、透明ディスク3およびヘッド
2に対して、上記の光学系の全体、またはスペクトル分
析部6のみを移動して、複数の測定点に対する浮上量を
測定して姿勢が判定される。
2に対して、上記の光学系の全体、またはスペクトル分
析部6のみを移動して、複数の測定点に対する浮上量を
測定して姿勢が判定される。
なお、モニタ部5は、スライダー面の反射光が孔ミラー
51の孔周辺により反射され、受光レンズ52を通して
2次元センサ53に受光され、適当なデイスプレィ装置
によりスライダー面の映像をモニタするものである。
51の孔周辺により反射され、受光レンズ52を通して
2次元センサ53に受光され、適当なデイスプレィ装置
によりスライダー面の映像をモニタするものである。
[解決しようとする課題]
以上に対して、前記したように動特性を測定することが
要請されている。ここで、動特性とは振動などにより生
ずる浮上量の時間変動を意味し、変化周期がかなり短い
。これに対して、上記のスペクトル分析においてはりニ
アセンサ63の受光量の蓄積とその読み出しなどに少な
くとも数msが必要であり、場合によってはこれが数百
msに達するために動特性の測定に適用し難い。
要請されている。ここで、動特性とは振動などにより生
ずる浮上量の時間変動を意味し、変化周期がかなり短い
。これに対して、上記のスペクトル分析においてはりニ
アセンサ63の受光量の蓄積とその読み出しなどに少な
くとも数msが必要であり、場合によってはこれが数百
msに達するために動特性の測定に適用し難い。
以上に対して、浮上量の動特性を測定する方法として、
「可視レーザ干渉を利用した浮動ヘッドスライダ−浮上
特性の精密測定」 [日本機械学会論文集(0編) 、
53.p839−897. (昭和62)コが発表さ
れている。
「可視レーザ干渉を利用した浮動ヘッドスライダ−浮上
特性の精密測定」 [日本機械学会論文集(0編) 、
53.p839−897. (昭和62)コが発表さ
れている。
第5図(a)、(b)は上記の論文の要点を説明するた
めの光学系の概略構成と測定データの特徴を示すもので
、図(a)において、He−Neのガスレーザ管7aを
光源とし、これより出力される波長λのレーザビームを
ビームスプリッタ7b1対物レンズ7c、および回転す
る透明ディスク3を通してヘッド2のスライダー面に照
射する。その反射光と透明ディスクの下面よりの反射光
を干渉させ、対物レンズとビームスプリッタを経て受光
器7dに受光する。受光器の受光強度Iは図(b)に示
すように、浮上量δhがλ/2の整数倍のとき最大値と
なり、λ/4の奇数倍で最小となる。受光強度Iを測定
することにより、刻々に変化する浮上量の動特性が測定
される。しかしながら、この測定方法では、受光強度I
が浮上量δhの複数の値に対応する多値関数で、強いて
言えば相対的なものであってδhの絶対値は一意的には
決まらない。また、強度Iの極大極小値(−括して極値
、δ■/δh=0)の付近ではδhの変化が大きくて浮
上量の測定精度が低いなどの欠点がある。
めの光学系の概略構成と測定データの特徴を示すもので
、図(a)において、He−Neのガスレーザ管7aを
光源とし、これより出力される波長λのレーザビームを
ビームスプリッタ7b1対物レンズ7c、および回転す
る透明ディスク3を通してヘッド2のスライダー面に照
射する。その反射光と透明ディスクの下面よりの反射光
を干渉させ、対物レンズとビームスプリッタを経て受光
器7dに受光する。受光器の受光強度Iは図(b)に示
すように、浮上量δhがλ/2の整数倍のとき最大値と
なり、λ/4の奇数倍で最小となる。受光強度Iを測定
することにより、刻々に変化する浮上量の動特性が測定
される。しかしながら、この測定方法では、受光強度I
が浮上量δhの複数の値に対応する多値関数で、強いて
言えば相対的なものであってδhの絶対値は一意的には
決まらない。また、強度Iの極大極小値(−括して極値
、δ■/δh=0)の付近ではδhの変化が大きくて浮
上量の測定精度が低いなどの欠点がある。
この発明は以上の欠点を改善するために、第4図のスペ
クトル分析部6を絶対値測定部とし、これに対して変動
量を動的に測定できる変動量測定部を付加し、両測定部
によりそれぞれ測定される浮上量の絶対値と変動量とに
より、動特性を的確に測定する方法を提供することを目
的とするものである。
クトル分析部6を絶対値測定部とし、これに対して変動
量を動的に測定できる変動量測定部を付加し、両測定部
によりそれぞれ測定される浮上量の絶対値と変動量とに
より、動特性を的確に測定する方法を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段]
この発明は、磁気ヘッドのスライダー面に対して回転す
る透明ディスクを通して白色光を照射し、透明ディスク
の表面およびスライダー面の測定点におけるそれぞれの
反射光の合成光により、透明ディスクの表面に対する測
定点の浮上量の動特性測定方法である。各反射光の合成
光を回折格子によりスペクトル分析して、測定点の浮−
E量の絶対値を静的に測定する絶対値測定部を具備する
。各反射光の合成により生じた干渉光を少なくとも2個
の干渉光に分割し、分割された各干渉光を異なる透過周
波数の干渉フィルタを透過させ、透過した干渉光のいず
れかにより、浮上量の変動量を動的に測定する変動量測
定部を構成する。絶対値測定部による絶対値の測定デー
タと、動特性測定部による変動量の測定データとにより
、浮−E量の動特性を得るものである。
る透明ディスクを通して白色光を照射し、透明ディスク
の表面およびスライダー面の測定点におけるそれぞれの
反射光の合成光により、透明ディスクの表面に対する測
定点の浮上量の動特性測定方法である。各反射光の合成
光を回折格子によりスペクトル分析して、測定点の浮−
E量の絶対値を静的に測定する絶対値測定部を具備する
。各反射光の合成により生じた干渉光を少なくとも2個
の干渉光に分割し、分割された各干渉光を異なる透過周
波数の干渉フィルタを透過させ、透過した干渉光のいず
れかにより、浮上量の変動量を動的に測定する変動量測
定部を構成する。絶対値測定部による絶対値の測定デー
タと、動特性測定部による変動量の測定データとにより
、浮−E量の動特性を得るものである。
[作用]
以上の磁気ヘッド浮り量の動特性測定方法においては、
回転する透明ディスクを通して照射された白色光の、透
、明ディスクの表面およびスライダー面の測定点におけ
るそれぞれの反射光の合成光が、絶対値測定部において
回折格子によりスペクトル分析されて測定点の浮上量の
絶対値が静的に測定される。これとともに、変動量測定
部では、各反射光の合成により生じた干渉光が少なくと
も2個の干渉光に分割され、それぞれが異なる透過周波
数の干渉フィルタを透過し、そのいずれかの干渉光によ
り浮上量の変動量が動的に測定される。
回転する透明ディスクを通して照射された白色光の、透
、明ディスクの表面およびスライダー面の測定点におけ
るそれぞれの反射光の合成光が、絶対値測定部において
回折格子によりスペクトル分析されて測定点の浮上量の
絶対値が静的に測定される。これとともに、変動量測定
部では、各反射光の合成により生じた干渉光が少なくと
も2個の干渉光に分割され、それぞれが異なる透過周波
数の干渉フィルタを透過し、そのいずれかの干渉光によ
り浮上量の変動量が動的に測定される。
両測定部による絶対値の測定データと、変動量の測定デ
ータとにより、磁気ヘッドの振動などより生ずる浮上量
の時間的変化を示す動特性かえられるものである。
ータとにより、磁気ヘッドの振動などより生ずる浮上量
の時間的変化を示す動特性かえられるものである。
[実施例コ
第1図(a) 、(b) 、(c)は、この発明による
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第1の実施例にお
けるブロック構成図および動作説明図である。図(a)
において、モータ31により回転する透明ディスク3に
磁気ヘッド2をローディングし、そのスライダー面に対
して透明ディスクを通して光源部4により白色光を照射
する。スライダー面の測定点における反射光は、透明デ
ィスクの表面の反射光とともに対物レンズ44により集
光され、ハーフミラ−43と孔ミラー51の孔とを透過
してスペクトル分析部6のハーフミラ−61’により反
射され、凹面回折格子62によりスペクトル分析されて
リニアセンサ63に受光される。受光信号がマイクロプ
ロセッサ(MPU)G4に取り込まれて、スライダー面
の測定点の浮上量の絶対値が測定される。以上がこの発
明における絶対値測定部で、第4図の従来の測定装置と
同一の構成、作用である。
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第1の実施例にお
けるブロック構成図および動作説明図である。図(a)
において、モータ31により回転する透明ディスク3に
磁気ヘッド2をローディングし、そのスライダー面に対
して透明ディスクを通して光源部4により白色光を照射
する。スライダー面の測定点における反射光は、透明デ
ィスクの表面の反射光とともに対物レンズ44により集
光され、ハーフミラ−43と孔ミラー51の孔とを透過
してスペクトル分析部6のハーフミラ−61’により反
射され、凹面回折格子62によりスペクトル分析されて
リニアセンサ63に受光される。受光信号がマイクロプ
ロセッサ(MPU)G4に取り込まれて、スライダー面
の測定点の浮上量の絶対値が測定される。以上がこの発
明における絶対値測定部で、第4図の従来の測定装置と
同一の構成、作用である。
次に、変動量測定部について説明する。ハーフミラ−6
1′を透過した両反射光の合成による干渉光を、コリメ
ータ81により平行とする。この実施例では干渉光を3
分割するものとし、2個のハーフミラ−32a 、82
bにより3分割された各干渉光は3個の干渉フィルタ8
3 a ! 83 b + 83 cを透過する。第1
図(b)において、3個の干渉フィルタ83a 、83
b 。
1′を透過した両反射光の合成による干渉光を、コリメ
ータ81により平行とする。この実施例では干渉光を3
分割するものとし、2個のハーフミラ−32a 、82
bにより3分割された各干渉光は3個の干渉フィルタ8
3 a ! 83 b + 83 cを透過する。第1
図(b)において、3個の干渉フィルタ83a 、83
b 。
83cの透過波長をそれぞれλl、λ2.λ3とすると
、各干渉光の当該透過波長成分が各干渉フィルタを透過
する。例えば、波長λ1 =400nm。
、各干渉光の当該透過波長成分が各干渉フィルタを透過
する。例えば、波長λ1 =400nm。
λ2=E300nm+ λ3 =700nmとすると
き、横軸の浮上量δhに対する各干渉光の強度■の変化
を示す各曲線は、図(c)に示すように極値が稀にしか
一致しないので、いずれかの曲線を選択することにより
、前記した極値付近における測定精度の低下を回避する
ことができる。再び、図(a)に戻り、各干渉フィルタ
の透過光はそれぞれ受光器84a、84b、84cによ
り受光され、浮上量δhの変化に対応して、図(c)の
各曲線に従って変動する受光信号が出力される。各受光
信号は選択回路85に入力し、端子85aにより選択さ
れたいずれかの曲線に従った出力信号により、振動など
により高速で変動する浮上量が表示器86に動的に表示
される。選択する曲線は前記した絶対値測定部による絶
対値の測定データを参照して決められる。例えばδhの
絶対値の測定データが600nm付近の場合は、この波
長で極値となるλl とλ2を避けてλ3の曲線を選択
することにより、変動量に対して精度の良好な動特性が
得られる。たたし、この変動量データは前記したように
相対的であるので、上記の絶対値測定部により得られる
絶対値を参照して補足する。例えば上記の例においては
λ=600nmを中心として、±xnmの範囲をyHz
で振動するという具合である。以上により浮上量の動特
性データかえられる。
き、横軸の浮上量δhに対する各干渉光の強度■の変化
を示す各曲線は、図(c)に示すように極値が稀にしか
一致しないので、いずれかの曲線を選択することにより
、前記した極値付近における測定精度の低下を回避する
ことができる。再び、図(a)に戻り、各干渉フィルタ
の透過光はそれぞれ受光器84a、84b、84cによ
り受光され、浮上量δhの変化に対応して、図(c)の
各曲線に従って変動する受光信号が出力される。各受光
信号は選択回路85に入力し、端子85aにより選択さ
れたいずれかの曲線に従った出力信号により、振動など
により高速で変動する浮上量が表示器86に動的に表示
される。選択する曲線は前記した絶対値測定部による絶
対値の測定データを参照して決められる。例えばδhの
絶対値の測定データが600nm付近の場合は、この波
長で極値となるλl とλ2を避けてλ3の曲線を選択
することにより、変動量に対して精度の良好な動特性が
得られる。たたし、この変動量データは前記したように
相対的であるので、上記の絶対値測定部により得られる
絶対値を参照して補足する。例えば上記の例においては
λ=600nmを中心として、±xnmの範囲をyHz
で振動するという具合である。以上により浮上量の動特
性データかえられる。
第2図はこの発明による磁気ヘッド浮上量の動的特性測
定方法の第2の実施例のブロック構成図を示す。この場
合は、モニタ部5にハーフミラ−87を設けて干渉光を
分割し、孔板88の孔をヘッド2のスライダー面の測定
点と共役とする。コリメータ8!より以降は、第1図(
a)と同様に構成して・変動量測定部とするもので、そ
の動作は前記と同様であるから説明は省略する。
定方法の第2の実施例のブロック構成図を示す。この場
合は、モニタ部5にハーフミラ−87を設けて干渉光を
分割し、孔板88の孔をヘッド2のスライダー面の測定
点と共役とする。コリメータ8!より以降は、第1図(
a)と同様に構成して・変動量測定部とするもので、そ
の動作は前記と同様であるから説明は省略する。
[発明の効果]
以上の説明により明らかなように、この発明による磁気
ヘッドの動的特性測定方法においては、絶対値測定部に
より磁気ヘッドのスライダー面の浮上量の絶対値が静的
に測定され、これに対して変動量測定部により、浮上量
の変動量が動的に測定され、両者により浮上量の動特性
が的確に測定されるもので、測定装置は従来のヘッド浮
上量測定装置に変動量測定部を付加することにより容易
に構成され、また、測定された動特性のデータにより磁
気ヘッドの性能向上に寄与するなど、えられる効果には
大きいものがある。
ヘッドの動的特性測定方法においては、絶対値測定部に
より磁気ヘッドのスライダー面の浮上量の絶対値が静的
に測定され、これに対して変動量測定部により、浮上量
の変動量が動的に測定され、両者により浮上量の動特性
が的確に測定されるもので、測定装置は従来のヘッド浮
上量測定装置に変動量測定部を付加することにより容易
に構成され、また、測定された動特性のデータにより磁
気ヘッドの性能向上に寄与するなど、えられる効果には
大きいものがある。
第1図(a)、(b)および(C)は、この発明による
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第1の実施例の構
成図と、変動量測定部の作用説明図、第2図は、この発
明による磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第2の実
施例の構成図、第3図(a)および(b)は磁気ヘッド
の浮上動作の説明図と薄膜ヘッドの斜視外観図、第4図
は、従来の磁気ヘッド浮上量測定光学系の構成図、第5
図は磁気ヘッド浮上量の動特性を測定する従来の光学系
の構成図と、測定データの特徴を説明する曲線図である
。 1・・・磁気ディスク、 ■・・・スピンドル、2・
・・磁気ヘッド(薄膜ヘッド)、 2a・・・スライダー面、 2b・・・中間部、21・
・・支持アーム、22川キャリッジ機構、3・・・透明
ディスク、31・・・モータ、4・・・光源部、41・
・・光源、 42・・・投光レンズ、43・・・ハーフミラ−44・
・・対物レンズ、 5用モニタ部、51・・・孔
ミラー 52・・・受光レンズ、53・・・2
次元センサ、 6・・・スペクトル分析部、Gl・・
・ミラー、81′・・・ハーフミラ−62・・・凹面回
折格子、63・・・リニアセンサ、64・・・マイクロ
プロセッサ(MPU)、7a ・・・He −N eレ
ーザ管、7b・・・ビームスプリッタ、7c・・・対物
レンズ、8・・・変動量測定部、 81・・・集光レ
ンズ、82.87・・・ハーフミラ−183・・・干渉
フィルタ、84・・・受光器、85・・・選択回路、8
6・・・表示器、88・・・孔板。 に) ○ 第 図 (b) 5■ (nm) (C) δh(nm)
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第1の実施例の構
成図と、変動量測定部の作用説明図、第2図は、この発
明による磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第2の実
施例の構成図、第3図(a)および(b)は磁気ヘッド
の浮上動作の説明図と薄膜ヘッドの斜視外観図、第4図
は、従来の磁気ヘッド浮上量測定光学系の構成図、第5
図は磁気ヘッド浮上量の動特性を測定する従来の光学系
の構成図と、測定データの特徴を説明する曲線図である
。 1・・・磁気ディスク、 ■・・・スピンドル、2・
・・磁気ヘッド(薄膜ヘッド)、 2a・・・スライダー面、 2b・・・中間部、21・
・・支持アーム、22川キャリッジ機構、3・・・透明
ディスク、31・・・モータ、4・・・光源部、41・
・・光源、 42・・・投光レンズ、43・・・ハーフミラ−44・
・・対物レンズ、 5用モニタ部、51・・・孔
ミラー 52・・・受光レンズ、53・・・2
次元センサ、 6・・・スペクトル分析部、Gl・・
・ミラー、81′・・・ハーフミラ−62・・・凹面回
折格子、63・・・リニアセンサ、64・・・マイクロ
プロセッサ(MPU)、7a ・・・He −N eレ
ーザ管、7b・・・ビームスプリッタ、7c・・・対物
レンズ、8・・・変動量測定部、 81・・・集光レ
ンズ、82.87・・・ハーフミラ−183・・・干渉
フィルタ、84・・・受光器、85・・・選択回路、8
6・・・表示器、88・・・孔板。 に) ○ 第 図 (b) 5■ (nm) (C) δh(nm)
Claims (1)
- (1)磁気ヘッドのスライダー面に対して、回転する透
明ディスクを通して白色光を照射し、該透明ディスクの
表面、および該スライダー面の測定点におけるそれぞれ
の反射光の合成光による、該透明ディスクの表面に対す
る該測定点の浮上量の測定において、上記各反射光の合
成光を回折格子によりスペクトル分析して、該測定点の
浮上量の絶対値を静的に測定する絶対値測定部を具備し
、上記各反射光の合成により生ずる干渉光を少なくとも
2個の干渉光に分割し、該分割された干渉光のそれぞれ
を異なる透過波長を有する干渉フィルタを透過させ、該
透過した干渉光のいずれかにより上記浮上量の変動量を
動的に測定する変動量測定部を構成し、上記絶対値測定
部による絶対値の測定データと、上記変動量測定部によ
る変動量の測定データとにより、上記浮上量の動特性を
得ることを特徴とする、磁気ヘッド浮上量の動特性測定
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25477890A JPH04131704A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25477890A JPH04131704A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131704A true JPH04131704A (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=17269754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25477890A Pending JPH04131704A (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007534945A (ja) * | 2004-04-24 | 2007-11-29 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 多チャンネル赤外線センサを使用した薄膜厚さの測定 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP25477890A patent/JPH04131704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007534945A (ja) * | 2004-04-24 | 2007-11-29 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 多チャンネル赤外線センサを使用した薄膜厚さの測定 |
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