JPH04131704A - 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法 - Google Patents

磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法

Info

Publication number
JPH04131704A
JPH04131704A JP25477890A JP25477890A JPH04131704A JP H04131704 A JPH04131704 A JP H04131704A JP 25477890 A JP25477890 A JP 25477890A JP 25477890 A JP25477890 A JP 25477890A JP H04131704 A JPH04131704 A JP H04131704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
measuring
absolute value
magnetic head
flying height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25477890A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takizawa
滝沢 英郎
Tadashi Suda
須田 匡
Toshinori Sugimoto
杉本 敏教
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP25477890A priority Critical patent/JPH04131704A/ja
Publication of JPH04131704A publication Critical patent/JPH04131704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気ヘッドの浮上量の動特性の測定方法に
関するものである。
[従来の技術] 第3図(a)は磁気ディスクに対する磁気ヘッドの動作
を示すもので、磁気ディスク1はスピンドルUにより回
転し、これに対して支持アーム21に支持された磁気ヘ
ッド2がキャリッジ機構22により移動して所定のトラ
ックをシークする。磁気ディスクの回転によるエアフロ
ーにより、磁気ヘッドのスライダー面が浮上してデータ
のアクセスがなされる。この場合、浮上量が小さいほど
ヘッドの感度が良好である。
第3図(b)は、最近使用されているセラミックスをベ
ースとする薄膜ヘッド2の外観を示し、長方形の表面(
磁気ディスクに対する而)の両側にスライダー面2aが
設けられ、その中間部2bをやや低くしである。薄膜ヘ
ッドでは感度を良好とするために浮上量はサブミクロン
のオーダの微小量とされているが、浮上量とともに浮上
姿勢およびその動特性が性能を左右するので、これらの
測定が必要とされる。このうち浮−L量と姿勢について
は浮上量測定装置によりスライダー面の複数の点の浮り
量を測定し、これらにより姿勢が判定されている。
第4図は磁気ヘッドに対する従来の浮上量測定装置の光
学系の構成を示す。透明で十分な平面性を有する石英デ
ィスク3をモータ31により所定速度で回転し、これに
対して支持アーム21に支持された磁気ヘッド(薄膜ヘ
ッド)2をローディングする。光源部4の光源4Iより
の白色光が投光レンズ42を経てハーフミラ−43によ
り反射され、対物レンズ44により石英ガラス製の透明
ディスク3を通してヘッドのスライダー面2aを照射す
る。その反射光は対物レンズを経てハーフミラ−を透過
し、モニタ部5の孔ミラー51に達する。孔ミラーの中
心孔は、スライダー面2aの1点の測定点に共役してお
り、測定点の反射光は中心孔を透過してスペクトル分析
部6のミラー61により反射され、凹面回折格子B2に
よりスペクトル分光される。ここで、対物レンズ44に
より照射された白色光はスライダー面2aとともに透明
ディスク3の下面によっても反射されるので、浮上量δ
hの光路差により両反射光が干渉して分光スペクトルに
干渉縞が生ずる。干渉縞の位置がリニアセンサ63によ
り検出され、検出信号をマイクロプロセッサ(MPU)
64に入力して浮上量δhが測定される。この場合の測
定データは、δhの絶対値が適当な時間間隔で静的に求
められるものである。
次に姿勢測定においては、透明ディスク3およびヘッド
2に対して、上記の光学系の全体、またはスペクトル分
析部6のみを移動して、複数の測定点に対する浮上量を
測定して姿勢が判定される。
なお、モニタ部5は、スライダー面の反射光が孔ミラー
51の孔周辺により反射され、受光レンズ52を通して
2次元センサ53に受光され、適当なデイスプレィ装置
によりスライダー面の映像をモニタするものである。
[解決しようとする課題] 以上に対して、前記したように動特性を測定することが
要請されている。ここで、動特性とは振動などにより生
ずる浮上量の時間変動を意味し、変化周期がかなり短い
。これに対して、上記のスペクトル分析においてはりニ
アセンサ63の受光量の蓄積とその読み出しなどに少な
くとも数msが必要であり、場合によってはこれが数百
msに達するために動特性の測定に適用し難い。
以上に対して、浮上量の動特性を測定する方法として、
「可視レーザ干渉を利用した浮動ヘッドスライダ−浮上
特性の精密測定」 [日本機械学会論文集(0編) 、
 53.p839−897. (昭和62)コが発表さ
れている。
第5図(a)、(b)は上記の論文の要点を説明するた
めの光学系の概略構成と測定データの特徴を示すもので
、図(a)において、He−Neのガスレーザ管7aを
光源とし、これより出力される波長λのレーザビームを
ビームスプリッタ7b1対物レンズ7c、および回転す
る透明ディスク3を通してヘッド2のスライダー面に照
射する。その反射光と透明ディスクの下面よりの反射光
を干渉させ、対物レンズとビームスプリッタを経て受光
器7dに受光する。受光器の受光強度Iは図(b)に示
すように、浮上量δhがλ/2の整数倍のとき最大値と
なり、λ/4の奇数倍で最小となる。受光強度Iを測定
することにより、刻々に変化する浮上量の動特性が測定
される。しかしながら、この測定方法では、受光強度I
が浮上量δhの複数の値に対応する多値関数で、強いて
言えば相対的なものであってδhの絶対値は一意的には
決まらない。また、強度Iの極大極小値(−括して極値
、δ■/δh=0)の付近ではδhの変化が大きくて浮
上量の測定精度が低いなどの欠点がある。
この発明は以上の欠点を改善するために、第4図のスペ
クトル分析部6を絶対値測定部とし、これに対して変動
量を動的に測定できる変動量測定部を付加し、両測定部
によりそれぞれ測定される浮上量の絶対値と変動量とに
より、動特性を的確に測定する方法を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、磁気ヘッドのスライダー面に対して回転す
る透明ディスクを通して白色光を照射し、透明ディスク
の表面およびスライダー面の測定点におけるそれぞれの
反射光の合成光により、透明ディスクの表面に対する測
定点の浮上量の動特性測定方法である。各反射光の合成
光を回折格子によりスペクトル分析して、測定点の浮−
E量の絶対値を静的に測定する絶対値測定部を具備する
。各反射光の合成により生じた干渉光を少なくとも2個
の干渉光に分割し、分割された各干渉光を異なる透過周
波数の干渉フィルタを透過させ、透過した干渉光のいず
れかにより、浮上量の変動量を動的に測定する変動量測
定部を構成する。絶対値測定部による絶対値の測定デー
タと、動特性測定部による変動量の測定データとにより
、浮−E量の動特性を得るものである。
[作用] 以上の磁気ヘッド浮り量の動特性測定方法においては、
回転する透明ディスクを通して照射された白色光の、透
、明ディスクの表面およびスライダー面の測定点におけ
るそれぞれの反射光の合成光が、絶対値測定部において
回折格子によりスペクトル分析されて測定点の浮上量の
絶対値が静的に測定される。これとともに、変動量測定
部では、各反射光の合成により生じた干渉光が少なくと
も2個の干渉光に分割され、それぞれが異なる透過周波
数の干渉フィルタを透過し、そのいずれかの干渉光によ
り浮上量の変動量が動的に測定される。
両測定部による絶対値の測定データと、変動量の測定デ
ータとにより、磁気ヘッドの振動などより生ずる浮上量
の時間的変化を示す動特性かえられるものである。
[実施例コ 第1図(a) 、(b) 、(c)は、この発明による
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第1の実施例にお
けるブロック構成図および動作説明図である。図(a)
において、モータ31により回転する透明ディスク3に
磁気ヘッド2をローディングし、そのスライダー面に対
して透明ディスクを通して光源部4により白色光を照射
する。スライダー面の測定点における反射光は、透明デ
ィスクの表面の反射光とともに対物レンズ44により集
光され、ハーフミラ−43と孔ミラー51の孔とを透過
してスペクトル分析部6のハーフミラ−61’により反
射され、凹面回折格子62によりスペクトル分析されて
リニアセンサ63に受光される。受光信号がマイクロプ
ロセッサ(MPU)G4に取り込まれて、スライダー面
の測定点の浮上量の絶対値が測定される。以上がこの発
明における絶対値測定部で、第4図の従来の測定装置と
同一の構成、作用である。
次に、変動量測定部について説明する。ハーフミラ−6
1′を透過した両反射光の合成による干渉光を、コリメ
ータ81により平行とする。この実施例では干渉光を3
分割するものとし、2個のハーフミラ−32a 、82
bにより3分割された各干渉光は3個の干渉フィルタ8
3 a ! 83 b + 83 cを透過する。第1
図(b)において、3個の干渉フィルタ83a 、83
b 。
83cの透過波長をそれぞれλl、λ2.λ3とすると
、各干渉光の当該透過波長成分が各干渉フィルタを透過
する。例えば、波長λ1 =400nm。
λ2=E300nm+  λ3 =700nmとすると
き、横軸の浮上量δhに対する各干渉光の強度■の変化
を示す各曲線は、図(c)に示すように極値が稀にしか
一致しないので、いずれかの曲線を選択することにより
、前記した極値付近における測定精度の低下を回避する
ことができる。再び、図(a)に戻り、各干渉フィルタ
の透過光はそれぞれ受光器84a、84b、84cによ
り受光され、浮上量δhの変化に対応して、図(c)の
各曲線に従って変動する受光信号が出力される。各受光
信号は選択回路85に入力し、端子85aにより選択さ
れたいずれかの曲線に従った出力信号により、振動など
により高速で変動する浮上量が表示器86に動的に表示
される。選択する曲線は前記した絶対値測定部による絶
対値の測定データを参照して決められる。例えばδhの
絶対値の測定データが600nm付近の場合は、この波
長で極値となるλl とλ2を避けてλ3の曲線を選択
することにより、変動量に対して精度の良好な動特性が
得られる。たたし、この変動量データは前記したように
相対的であるので、上記の絶対値測定部により得られる
絶対値を参照して補足する。例えば上記の例においては
λ=600nmを中心として、±xnmの範囲をyHz
で振動するという具合である。以上により浮上量の動特
性データかえられる。
第2図はこの発明による磁気ヘッド浮上量の動的特性測
定方法の第2の実施例のブロック構成図を示す。この場
合は、モニタ部5にハーフミラ−87を設けて干渉光を
分割し、孔板88の孔をヘッド2のスライダー面の測定
点と共役とする。コリメータ8!より以降は、第1図(
a)と同様に構成して・変動量測定部とするもので、そ
の動作は前記と同様であるから説明は省略する。
[発明の効果] 以上の説明により明らかなように、この発明による磁気
ヘッドの動的特性測定方法においては、絶対値測定部に
より磁気ヘッドのスライダー面の浮上量の絶対値が静的
に測定され、これに対して変動量測定部により、浮上量
の変動量が動的に測定され、両者により浮上量の動特性
が的確に測定されるもので、測定装置は従来のヘッド浮
上量測定装置に変動量測定部を付加することにより容易
に構成され、また、測定された動特性のデータにより磁
気ヘッドの性能向上に寄与するなど、えられる効果には
大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)および(C)は、この発明による
磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第1の実施例の構
成図と、変動量測定部の作用説明図、第2図は、この発
明による磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法の第2の実
施例の構成図、第3図(a)および(b)は磁気ヘッド
の浮上動作の説明図と薄膜ヘッドの斜視外観図、第4図
は、従来の磁気ヘッド浮上量測定光学系の構成図、第5
図は磁気ヘッド浮上量の動特性を測定する従来の光学系
の構成図と、測定データの特徴を説明する曲線図である
。 1・・・磁気ディスク、  ■・・・スピンドル、2・
・・磁気ヘッド(薄膜ヘッド)、 2a・・・スライダー面、 2b・・・中間部、21・
・・支持アーム、22川キャリッジ機構、3・・・透明
ディスク、31・・・モータ、4・・・光源部、41・
・・光源、 42・・・投光レンズ、43・・・ハーフミラ−44・
・・対物レンズ、    5用モニタ部、51・・・孔
ミラー     52・・・受光レンズ、53・・・2
次元センサ、  6・・・スペクトル分析部、Gl・・
・ミラー、81′・・・ハーフミラ−62・・・凹面回
折格子、63・・・リニアセンサ、64・・・マイクロ
プロセッサ(MPU)、7a ・・・He −N eレ
ーザ管、7b・・・ビームスプリッタ、7c・・・対物
レンズ、8・・・変動量測定部、  81・・・集光レ
ンズ、82.87・・・ハーフミラ−183・・・干渉
フィルタ、84・・・受光器、85・・・選択回路、8
6・・・表示器、88・・・孔板。 に) ○ 第 図 (b) 5■ (nm) (C) δh(nm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気ヘッドのスライダー面に対して、回転する透
    明ディスクを通して白色光を照射し、該透明ディスクの
    表面、および該スライダー面の測定点におけるそれぞれ
    の反射光の合成光による、該透明ディスクの表面に対す
    る該測定点の浮上量の測定において、上記各反射光の合
    成光を回折格子によりスペクトル分析して、該測定点の
    浮上量の絶対値を静的に測定する絶対値測定部を具備し
    、上記各反射光の合成により生ずる干渉光を少なくとも
    2個の干渉光に分割し、該分割された干渉光のそれぞれ
    を異なる透過波長を有する干渉フィルタを透過させ、該
    透過した干渉光のいずれかにより上記浮上量の変動量を
    動的に測定する変動量測定部を構成し、上記絶対値測定
    部による絶対値の測定データと、上記変動量測定部によ
    る変動量の測定データとにより、上記浮上量の動特性を
    得ることを特徴とする、磁気ヘッド浮上量の動特性測定
    方法。
JP25477890A 1990-09-25 1990-09-25 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法 Pending JPH04131704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25477890A JPH04131704A (ja) 1990-09-25 1990-09-25 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25477890A JPH04131704A (ja) 1990-09-25 1990-09-25 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04131704A true JPH04131704A (ja) 1992-05-06

Family

ID=17269754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25477890A Pending JPH04131704A (ja) 1990-09-25 1990-09-25 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04131704A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534945A (ja) * 2004-04-24 2007-11-29 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 多チャンネル赤外線センサを使用した薄膜厚さの測定

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534945A (ja) * 2004-04-24 2007-11-29 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 多チャンネル赤外線センサを使用した薄膜厚さの測定

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5218424A (en) Flying height and topography measuring interferometer
US5978091A (en) Laser-bump sensor method and apparatus
CN107806821B (zh) 用集成四光电探测器的差分单频干涉信号处理装置及方法
US5600441A (en) Interferometer and method for measuring the distance of an object surface with respect to the surface of a rotating disk
JPH05215764A (ja) 光学式加速度計及び光学式角加速度計
JP3426552B2 (ja) 形状計測装置
US6710881B1 (en) Heterodyne interferometry for small spacing measurement
JPH02206745A (ja) 屈折率測定用高安定性干渉計
JPH04131704A (ja) 磁気ヘッド浮上量の動特性測定方法
JPS5979104A (ja) 光学装置
US5932887A (en) Apparatus for measuring the flying height and orientation of a magnetic head relative to a transparent medium based on frustrated total internal reflection
CN207197534U (zh) 基于莫尔条纹检测的自解耦微陀螺装置
US5789756A (en) Apparatus for measuring the flying height and orientation of a magnetic head relative to transparent medium based on frustrated total internal reflection
JPH05126603A (ja) 格子干渉測定装置
US6847459B2 (en) Method and apparatus for dynamically measuring the full flying state of a slider
JPH09196619A (ja) 微小変位量の測定方法及び装置
CN107449412A (zh) 基于莫尔条纹检测的自解耦微陀螺装置
CN212378715U (zh) 测角仪
JPH10103917A (ja) 位置計測装置
JPS58122410A (ja) 表面形状測定方法
RU2242715C1 (ru) Способ измерения точности изготовления углоизмерительных структур, наносимых на прозрачный носитель
SU911168A1 (ru) Оптический виброметр
JP2732167B2 (ja) 磁気ヘッドの浮上量測定方法
JPS6097215A (ja) 測長装置
JPH109831A (ja) 磁気記録装置の浮上量測定装置