JPH0413013A - ヒートポンプを用いた暖房・給湯システム - Google Patents
ヒートポンプを用いた暖房・給湯システムInfo
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- JPH0413013A JPH0413013A JP11552190A JP11552190A JPH0413013A JP H0413013 A JPH0413013 A JP H0413013A JP 11552190 A JP11552190 A JP 11552190A JP 11552190 A JP11552190 A JP 11552190A JP H0413013 A JPH0413013 A JP H0413013A
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はヒートポンプを用いた暖房・給湯システムに関
し、特に地域暖房・給湯等を行なう大型加熱システムに
好適なヒートポンプを用いた暖房・給湯システムに関す
るものである。
し、特に地域暖房・給湯等を行なう大型加熱システムに
好適なヒートポンプを用いた暖房・給湯システムに関す
るものである。
通常の地域暖房・給湯システム(以下単に「DH3,と
略称する)は温水ボイラなど安価な化石燃料を燃焼させ
て温水を得る方法が主流である。
略称する)は温水ボイラなど安価な化石燃料を燃焼させ
て温水を得る方法が主流である。
この方式の場合は暖房・給湯等温水の利用方法に無駄が
あってもボイラの性能はほとんど変わらないので、負荷
からの還水温度は高くなっている。
あってもボイラの性能はほとんど変わらないので、負荷
からの還水温度は高くなっている。
例えば、第5図は従来の暖房用空気加熱器の場合の温度
損失の一例を示す図であるが、図示するように、大きな
熱交換器温度損失がある。図において、縦軸は温度、横
軸はエントロピーである。
損失の一例を示す図であるが、図示するように、大きな
熱交換器温度損失がある。図において、縦軸は温度、横
軸はエントロピーである。
この例では戻り空気温度21°Cに対してヒートポンプ
への還水温度が50°Cであり、大きな温度差となって
いる。
への還水温度が50°Cであり、大きな温度差となって
いる。
また、第6図は給湯用熱交換器の場合であるが、この場
合も給水温度10°Cに対してヒートポンプへの環水温
度が50°Cであり、大きな温度差となっている。
合も給水温度10°Cに対してヒートポンプへの環水温
度が50°Cであり、大きな温度差となっている。
また、冷房負荷の場合は第7図に示すように、負荷であ
る室内空気と冷水との温度差が小きいので、温度損失は
少なくなっている。即ち、暖房や給湯の場合も、冷房の
場合と同程度の熱交換器を用いることが可能なはずであ
るが、上述の理由により従来は温度損失が大きくなって
いる。
る室内空気と冷水との温度差が小きいので、温度損失は
少なくなっている。即ち、暖房や給湯の場合も、冷房の
場合と同程度の熱交換器を用いることが可能なはずであ
るが、上述の理由により従来は温度損失が大きくなって
いる。
最近、大気中に放出される二酸化炭素などによる温室効
果により、地球の温暖化が問題となっている。そのため
、化石燃料を大量に使用する地域暖房・給湯設備におい
ても、将来大幅に一次エネルギーを削減しなければなら
なくなると思われる。そのため、その手段としてヒート
ポンプが推奨されている。しかしながら、最近のヒート
ポンプの熱力学的エネルギー損失、即ち温度損失は、非
常に小きくなっているので、温度上昇幅が大きい場合に
はその削減量は小さい。
果により、地球の温暖化が問題となっている。そのため
、化石燃料を大量に使用する地域暖房・給湯設備におい
ても、将来大幅に一次エネルギーを削減しなければなら
なくなると思われる。そのため、その手段としてヒート
ポンプが推奨されている。しかしながら、最近のヒート
ポンプの熱力学的エネルギー損失、即ち温度損失は、非
常に小きくなっているので、温度上昇幅が大きい場合に
はその削減量は小さい。
また、前述のように、負荷側の温度損失を少なくすれば
、負荷から還水温度を下げることができ、ヒートポンプ
の性能を向上させることができる。第2図、第3図はそ
れぞれ暖房・給湯の場合の負荷側温度損失を少なくした
熱交換器温度変化図を示す。図示するように、いずれの
場合もヒートポンプ・\の還水温度を低くすることがで
きる。
、負荷から還水温度を下げることができ、ヒートポンプ
の性能を向上させることができる。第2図、第3図はそ
れぞれ暖房・給湯の場合の負荷側温度損失を少なくした
熱交換器温度変化図を示す。図示するように、いずれの
場合もヒートポンプ・\の還水温度を低くすることがで
きる。
特に、例えば、ファンコイルユニット等を用いて、冷房
と暖房を行なうような場合には、冷房仕様で既に伝熱面
積の大きなファンコイルユニットが設備されているので
、第2図に示すような温度分布とすることは十分可能で
ある。
と暖房を行なうような場合には、冷房仕様で既に伝熱面
積の大きなファンコイルユニットが設備されているので
、第2図に示すような温度分布とすることは十分可能で
ある。
しかしながら、このようにすると、理論的にはヒートポ
ンプの所要動力を減らすことができるが、下記のような
不具合があり、ヒートポンプが使用できなかった。
ンプの所要動力を減らすことができるが、下記のような
不具合があり、ヒートポンプが使用できなかった。
即ち、負荷の少ないときには、負荷からの還水温度が高
くなり、また、負荷が大きいときには還水温度が低くな
るので、この変動が大きく、また、ヒートポンプ熱源温
度が高く、負荷が大きいときには、負荷からヒートポン
プへの還水温度が熱源水温度より低くなる。このためヒ
ートポンプ内の冷媒の流れ、即ち、膨張弁や電動機冷却
用冷媒の流れなどに圧力差が小さいことに起因する不具
合いが生した。そのため理論的には、−次エネルギーを
削減できるにもかかわらすヒートポンプを使用すること
ができなかった。
くなり、また、負荷が大きいときには還水温度が低くな
るので、この変動が大きく、また、ヒートポンプ熱源温
度が高く、負荷が大きいときには、負荷からヒートポン
プへの還水温度が熱源水温度より低くなる。このためヒ
ートポンプ内の冷媒の流れ、即ち、膨張弁や電動機冷却
用冷媒の流れなどに圧力差が小さいことに起因する不具
合いが生した。そのため理論的には、−次エネルギーを
削減できるにもかかわらすヒートポンプを使用すること
ができなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなきれたもので、上記問題点
を除去し、ヒートポンプを利用することにより、大幅に
一次エネルギーを削減することができるヒートポンプを
用いた暖房・給湯システムを提供することにる。
を除去し、ヒートポンプを利用することにより、大幅に
一次エネルギーを削減することができるヒートポンプを
用いた暖房・給湯システムを提供することにる。
上記課題を解決するため本発明は、蒸発器、圧縮機、凝
縮器及び膨張弁等を具備するヒートポンプと、該ヒート
ポンプにより加熱される暖房又は給湯負荷経路と、該ヒ
ートポンプの蒸発器により冷却される熱源流体経路によ
り構成されるヒートポンプを用いた暖房・給湯システム
において、熱源流体経路内の熱mi体の一部がヒートポ
ンプの凝縮器に送られ加熱され、且つ、暖房又は給湯負
荷から還水の一部力釈熱源流体経路内に戻るように構成
されていることを特徴とする。
縮器及び膨張弁等を具備するヒートポンプと、該ヒート
ポンプにより加熱される暖房又は給湯負荷経路と、該ヒ
ートポンプの蒸発器により冷却される熱源流体経路によ
り構成されるヒートポンプを用いた暖房・給湯システム
において、熱源流体経路内の熱mi体の一部がヒートポ
ンプの凝縮器に送られ加熱され、且つ、暖房又は給湯負
荷から還水の一部力釈熱源流体経路内に戻るように構成
されていることを特徴とする。
また、蒸発器、圧縮機、凝縮器及び膨張弁等を具備する
ヒートポンプと、該ヒートポンプにより加熱される暖房
又は給湯負荷経路と、該ヒートポンプの蒸発器により冷
却される熱源流体経路により構成されるヒートポンプを
用いた暖房・給湯システムにおいて、熱源流体経路内の
熱源流体の一部がヒートポンプの凝縮器により熱交換器
を介して加熱され、且つ、暖房又は給湯負荷からの還水
の一部が、熱源流体経路内の熱源流体と熱交換器を介し
て熱交換されるように構成されることを特徴とする。
ヒートポンプと、該ヒートポンプにより加熱される暖房
又は給湯負荷経路と、該ヒートポンプの蒸発器により冷
却される熱源流体経路により構成されるヒートポンプを
用いた暖房・給湯システムにおいて、熱源流体経路内の
熱源流体の一部がヒートポンプの凝縮器により熱交換器
を介して加熱され、且つ、暖房又は給湯負荷からの還水
の一部が、熱源流体経路内の熱源流体と熱交換器を介し
て熱交換されるように構成されることを特徴とする。
また、熱R流体経路内の熱源流体の一部がヒートポンプ
の蒸発器により熱交換器を介して冷却され、且つ、蒸発
器により直接冷却される流体経路に蓄熱槽が設けられて
いることを特徴とする。
の蒸発器により熱交換器を介して冷却され、且つ、蒸発
器により直接冷却される流体経路に蓄熱槽が設けられて
いることを特徴とする。
本発明はヒートポンプを用いた暖房・給湯システムを上
記の如く構成することにより、暖房・給湯負荷からの還
水温度を低くしたシステムにおいて、ヒートポンプの使
用が可能となり、その結果大幅に一部エネルギーを削減
することができる。
記の如く構成することにより、暖房・給湯負荷からの還
水温度を低くしたシステムにおいて、ヒートポンプの使
用が可能となり、その結果大幅に一部エネルギーを削減
することができる。
また、負荷に送水する温水の流量を減少できるから、そ
の結果ポンプ動力が小きく、且つ配管の細い地域暖房・
給湯システムが実現できる。
の結果ポンプ動力が小きく、且つ配管の細い地域暖房・
給湯システムが実現できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すヒートポンプを用
いた暖房・給湯システムの構成を示す図である。本暖房
・給湯システムは、外部熱回収システム1、温冷水供給
センター2及び地域暖房・給湯負荷システム3より構成
される。
いた暖房・給湯システムの構成を示す図である。本暖房
・給湯システムは、外部熱回収システム1、温冷水供給
センター2及び地域暖房・給湯負荷システム3より構成
される。
外部熱回収システム1はこみ焼却発電装置などの復水器
冷却水、大型冷蔵庫などの冷凍機冷却水、熱機関オイル
クーラ冷却水、エンジン冷却水、トランス冷却水、各種
産業プロセスの凝縮のための冷却、低温温泉などから熱
回収を行なう熱回収装置4と配管5,6により構成され
ている。
冷却水、大型冷蔵庫などの冷凍機冷却水、熱機関オイル
クーラ冷却水、エンジン冷却水、トランス冷却水、各種
産業プロセスの凝縮のための冷却、低温温泉などから熱
回収を行なう熱回収装置4と配管5,6により構成され
ている。
また、地域暖房・給湯負荷システム3は、熱需要家であ
る、ビルや家庭に設置きれた熱交換器類とこれら熱交換
器と温冷水供給センター2との間を結ぶ配管により構成
されている。7は温水供給管、8は温水戻り管、9は冷
水供給管、1oは冷水戻り管である。11は暖房のみを
行なっているビルで、12は室内空気を加熱するための
熱交換器である。このビル11では熱交換器伝熱面積を
ノ」−さくしているため、空気入口温度21°Cに対し
て戻り管13内の温水温度は50°Cとなっている。
る、ビルや家庭に設置きれた熱交換器類とこれら熱交換
器と温冷水供給センター2との間を結ぶ配管により構成
されている。7は温水供給管、8は温水戻り管、9は冷
水供給管、1oは冷水戻り管である。11は暖房のみを
行なっているビルで、12は室内空気を加熱するための
熱交換器である。このビル11では熱交換器伝熱面積を
ノ」−さくしているため、空気入口温度21°Cに対し
て戻り管13内の温水温度は50°Cとなっている。
なお、通常前単価の料金単価は、使用温水流量に関連し
ているので、ビルによっては還水温度を26°C程度と
している暖房専用ビルも多い。
ているので、ビルによっては還水温度を26°C程度と
している暖房専用ビルも多い。
14は冷房と暖房の両方を必要するビルである。通常こ
のようなビルでは一つの熱交換器で、冷水と温水を切替
えて使用される(切替装置は図示せず)。
のようなビルでは一つの熱交換器で、冷水と温水を切替
えて使用される(切替装置は図示せず)。
15は冷房運転を行なっている熱交換器、16は暖房運
転を行なっている熱交換器である。冷暖房兼用熱交換器
は通常冷房側条件で選定されるので、暖房運転時には必
然的に還水温度が低くなる。図の場合、戻り管17の温
度は26℃となりている。
転を行なっている熱交換器である。冷暖房兼用熱交換器
は通常冷房側条件で選定されるので、暖房運転時には必
然的に還水温度が低くなる。図の場合、戻り管17の温
度は26℃となりている。
また、18はホテルや住宅など給湯負荷のある需要場所
である。19は向流形態交換器で電動ヒートポンプ35
からの温水は70℃で供給される。−実給水は例えば1
0°Cで給水され、この向流形態交換器19により、例
えば65°Cまで加熱されて貯湯槽20に貯えられる。
である。19は向流形態交換器で電動ヒートポンプ35
からの温水は70℃で供給される。−実給水は例えば1
0°Cで給水され、この向流形態交換器19により、例
えば65°Cまで加熱されて貯湯槽20に貯えられる。
図の場合は電動ヒートポンプ35への戻り管21内温度
は15°Cとなっている。
は15°Cとなっている。
22は温度の異なる2種類の加熱負荷、即ち高温負荷2
3と暖房負荷24のある需要場所である。
3と暖房負荷24のある需要場所である。
図示するように、温水を段階的に使用することにより、
使用温水流量の削減が図られている。このようにして需
要場所の熱交換器で温度降下した温水は温水戻り管8を
、また温度上昇した冷水は冷水戻り管10を経由して、
温冷水供給センター2に戻される。
使用温水流量の削減が図られている。このようにして需
要場所の熱交換器で温度降下した温水は温水戻り管8を
、また温度上昇した冷水は冷水戻り管10を経由して、
温冷水供給センター2に戻される。
冷水部分は冷凍I!25により冷却され、例えば7°C
となってポンプ26により、再び需要場所に送られる。
となってポンプ26により、再び需要場所に送られる。
一方、温水戻り管8内の温水は、配管27を経由して低
温側熱源木管28に合流され、ポンプ29により熱回収
装置4に送られる。図の場合は、配管27と低温側熱源
木管28の内部流体温度は同一である。配管27内の温
度が低温側熱源木管28内温度より低くなるほど熱回収
装置4における熱回収が容易になる。
温側熱源木管28に合流され、ポンプ29により熱回収
装置4に送られる。図の場合は、配管27と低温側熱源
木管28の内部流体温度は同一である。配管27内の温
度が低温側熱源木管28内温度より低くなるほど熱回収
装置4における熱回収が容易になる。
熱回収装置4からの遣水は高温側熱源水管30から該高
温側熱源水管30と配管31の2流路に分けられる。高
温側熱源水管30の熱源水はポンプ32により熱交換器
33に送られ、冷却され、低温側熱源木管28に戻され
る。
温側熱源水管30と配管31の2流路に分けられる。高
温側熱源水管30の熱源水はポンプ32により熱交換器
33に送られ、冷却され、低温側熱源木管28に戻され
る。
一方、配管31内の熱源水はポンプ34により、電動ヒ
ートポンプ35の凝縮器36に送られ、加熱され、ポン
プ37により再び、温水供給管7を通って負荷側に送ら
れる。
ートポンプ35の凝縮器36に送られ、加熱され、ポン
プ37により再び、温水供給管7を通って負荷側に送ら
れる。
一方、熱交換器33で加熱された、熱源水は熱源水蓄熱
タンク38に送られる。そしてポンプ39により、電動
ヒートポンプ35の蒸発器40で冷却きれ再び熱交換器
33に流入する。なお、熱源水蓄熱タンク38は十分な
容量を有した大気圧タンクとなっている。従って、ポン
プ類のみ運転しておけば、この熱源水蓄熱タンク38に
熱回収装置4により回収した回収熱を蓄熱することがで
きる。第1図に示す温度条件でのヒートポンプ成績係数
は8程度となる。
タンク38に送られる。そしてポンプ39により、電動
ヒートポンプ35の蒸発器40で冷却きれ再び熱交換器
33に流入する。なお、熱源水蓄熱タンク38は十分な
容量を有した大気圧タンクとなっている。従って、ポン
プ類のみ運転しておけば、この熱源水蓄熱タンク38に
熱回収装置4により回収した回収熱を蓄熱することがで
きる。第1図に示す温度条件でのヒートポンプ成績係数
は8程度となる。
なお、41は補助温水ボイラ、42はこのボイラに温水
を供給するポンプであり、電動ヒートポンプ35だけで
加熱容量が足りないとき、電動ヒートポンプ35と同時
に運転できるようになっている。
を供給するポンプであり、電動ヒートポンプ35だけで
加熱容量が足りないとき、電動ヒートポンプ35と同時
に運転できるようになっている。
また、電動ヒートポンプ35は、凝縮器36及び蒸発器
40の他に圧縮機、膨張弁等を具備している。
40の他に圧縮機、膨張弁等を具備している。
第4図は本発明の第2の実施例を示すヒートポンプを用
いた暖房・給湯システムの構成を示す図である。熱回収
装置4からの熱源水が汚れている場合の実施例である。
いた暖房・給湯システムの構成を示す図である。熱回収
装置4からの熱源水が汚れている場合の実施例である。
大部分の熱源水は第1の実施例と同様、配管43から熱
交換器33に送られる。また、熱源水の一部は配管44
により、熱交換器45に送られ、負荷からの還水と熱交
換きれて、低温側熱源木管28゛に合流する。負荷から
の戻り配管27′内の負荷水は熱交換器45により、熱
源流体温度と近すき、配管46を経由して、電動ヒート
ポンプ35の凝縮器36に送られる。
交換器33に送られる。また、熱源水の一部は配管44
により、熱交換器45に送られ、負荷からの還水と熱交
換きれて、低温側熱源木管28゛に合流する。負荷から
の戻り配管27′内の負荷水は熱交換器45により、熱
源流体温度と近すき、配管46を経由して、電動ヒート
ポンプ35の凝縮器36に送られる。
なお、例えば第4図において、熱回収装置4の回収熱が
あるときは、ポンプ29を運転して熱源側の蓄熱をして
おき、この熱源を利用して暖房負荷のない夜間にも電動
ヒートポンプ35を運転し、需要場所の貯湯槽(図では
貯湯槽20)に貯湯するようにすれば、電力の負荷平準
化に寄与でき、同時に安価な夜間電力を利用できる。
あるときは、ポンプ29を運転して熱源側の蓄熱をして
おき、この熱源を利用して暖房負荷のない夜間にも電動
ヒートポンプ35を運転し、需要場所の貯湯槽(図では
貯湯槽20)に貯湯するようにすれば、電力の負荷平準
化に寄与でき、同時に安価な夜間電力を利用できる。
以上、説明したように本発明のヒートポンプを用いた暖
房・給湯システムは、熱源流体経路内の熱源流体の一部
がヒートポンプの凝縮器に送られ加熱いれ、且つ、暖房
又は給湯負荷から還水の一部が、熱源流体経路内に戻る
ように構成されるか、又は熱源流体経路内の熱源流体の
一部がヒートポンプの凝縮器により熱交換器を介して加
熱詐れ、且つ、暖房又は給湯負荷からの還水の一部が、
熱源流体経路内の熱源流体と熱交換器を介して熱交換さ
れるように構成されるので、下記のような優れた効果が
得られる。
房・給湯システムは、熱源流体経路内の熱源流体の一部
がヒートポンプの凝縮器に送られ加熱いれ、且つ、暖房
又は給湯負荷から還水の一部が、熱源流体経路内に戻る
ように構成されるか、又は熱源流体経路内の熱源流体の
一部がヒートポンプの凝縮器により熱交換器を介して加
熱詐れ、且つ、暖房又は給湯負荷からの還水の一部が、
熱源流体経路内の熱源流体と熱交換器を介して熱交換さ
れるように構成されるので、下記のような優れた効果が
得られる。
(1)熱源水温度が35℃程度である場合には、通常負
荷からの還水温度の方が熱源水温度より低くなるので、
この還水により廃熱等より熱を回収することができ、シ
ステム性能を向上できる。
荷からの還水温度の方が熱源水温度より低くなるので、
この還水により廃熱等より熱を回収することができ、シ
ステム性能を向上できる。
(2)大幅に一部エネルギーを削減することができる。
(3)DH3の負荷から還水温度が低いので配管からの
放熱損失を少なくできる。
放熱損失を少なくできる。
(4)負荷側の温水流量が減少するのでポンプ動力が減
り、配管サイズも小きくできる。
り、配管サイズも小きくできる。
(5)上記(1)乃至(4)の効果はシステム的に、負
荷還水温度が変動してもヒートポンプが使用できること
に因るものである。即ち、ヒートポンプに流入する負荷
及び熱源流体の温度変動が少なく、ヒートポンプ内の冷
媒流れ、即ち膨張弁や電動機冷却用冷媒流れなどに不具
合が生じない。
荷還水温度が変動してもヒートポンプが使用できること
に因るものである。即ち、ヒートポンプに流入する負荷
及び熱源流体の温度変動が少なく、ヒートポンプ内の冷
媒流れ、即ち膨張弁や電動機冷却用冷媒流れなどに不具
合が生じない。
(6)また、熱源流体経路内の熱源流体の一部がヒート
ポンプの蒸発器により熱交換器を介して冷却され、且つ
、蒸発器により直接冷却される流体経路に蓄熱槽を設け
ることにより、DH8の配管系が安価な蓄熱槽が設置し
難い場合でもヒートポンプ側に熱源蓄熱槽があるから、
需要側に貯湯槽があれば、夜間電力を利用することがで
きる。
ポンプの蒸発器により熱交換器を介して冷却され、且つ
、蒸発器により直接冷却される流体経路に蓄熱槽を設け
ることにより、DH8の配管系が安価な蓄熱槽が設置し
難い場合でもヒートポンプ側に熱源蓄熱槽があるから、
需要側に貯湯槽があれば、夜間電力を利用することがで
きる。
第1図は本発明の第1の実施例を示すヒートポンプを用
いた暖房・給湯システムの構成を示す図、第2図は改良
された暖房用空気加熱器熱交換器温度損失の一例を示す
図、第3図は改良きれた給湯熱交換器温度損失の一例を
示す図、第4図は本発明の第2の実施例を示すヒートポ
ンプを用いた暖房・給湯システムの構成を示す図、第5
図は従来の暖房用空気加熱器熱交換器温度損失の一例を
示す図、第6図は従来の給湯熱交換器温度損失の一例を
示す図、第7図は通常の冷房用空気冷却器熱交換器温度
損失の一例を示す図である。 1・・・・外部熱回収システム、2・・・・温冷水供給
センター 3・・・・地域暖房・給湯負荷システム。 特許出願人 スーパーヒートポンプ・エネルギー集積シ
ステム技術研究組合 代理人 弁理士 熊谷隆(外1名)第2 図 第3図 工/トロt’−c==ミさ 第5図 7θr 工/)Ω(+− 二二二〉 第6図 手続補正書輸発) 第7図
いた暖房・給湯システムの構成を示す図、第2図は改良
された暖房用空気加熱器熱交換器温度損失の一例を示す
図、第3図は改良きれた給湯熱交換器温度損失の一例を
示す図、第4図は本発明の第2の実施例を示すヒートポ
ンプを用いた暖房・給湯システムの構成を示す図、第5
図は従来の暖房用空気加熱器熱交換器温度損失の一例を
示す図、第6図は従来の給湯熱交換器温度損失の一例を
示す図、第7図は通常の冷房用空気冷却器熱交換器温度
損失の一例を示す図である。 1・・・・外部熱回収システム、2・・・・温冷水供給
センター 3・・・・地域暖房・給湯負荷システム。 特許出願人 スーパーヒートポンプ・エネルギー集積シ
ステム技術研究組合 代理人 弁理士 熊谷隆(外1名)第2 図 第3図 工/トロt’−c==ミさ 第5図 7θr 工/)Ω(+− 二二二〉 第6図 手続補正書輸発) 第7図
Claims (3)
- (1)蒸発器、圧縮機、凝縮器及び膨張弁等を具備する
ヒートポンプと、該ヒートポンプにより加熱される暖房
又は給湯負荷経路と、該ヒートポンプの蒸発器により冷
却される熱源流体経路により構成されるヒートポンプを
用いた暖房・給湯システムにおいて、 前記熱源流体経路内の熱源流体の一部が前記ヒートポン
プの凝縮器に送られ加熱され、且つ、前記暖房又は給湯
負荷から還水の一部が、前記熱源流体経路内に戻るよう
に構成されていることを特徴とするヒートポンプを用い
た暖房・給湯システム。 - (2)蒸発器、圧縮機、凝縮器及び膨張弁等を具備する
ヒートポンプと、該ヒートポンプにより加熱される暖房
又は給湯負荷経路と、該ヒートポンプの蒸発器により冷
却される熱源流体経路により構成されるヒートポンプを
用いた暖房・給湯システムにおいて、 前記熱源流体経路内の熱源流体の一部が前記ヒートポン
プの凝縮器により熱交換器を介して加熱され、且つ、暖
房又は給湯負荷からの還水の一部が、前記熱源流体経路
内の熱源流体と熱交換器を介して熱交換されるように構
成されることを特徴とするヒートポンプを用いた暖房・
給湯システム。 - (3)前記熱源流体経路内の熱源流体の一部が前記ヒー
トポンプの蒸発器により熱交換器を介して冷却され、且
つ、蒸発器により直接冷却される流体経路に蓄熱槽が設
けられていることを特徴とする請求項(1)又は(2)
記載のヒートポンプを用いた暖房・給湯システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115521A JP2543776B2 (ja) | 1990-05-01 | 1990-05-01 | ヒ―トポンプを用いた暖房・給湯システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115521A JP2543776B2 (ja) | 1990-05-01 | 1990-05-01 | ヒ―トポンプを用いた暖房・給湯システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413013A true JPH0413013A (ja) | 1992-01-17 |
JP2543776B2 JP2543776B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=14664587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2115521A Expired - Fee Related JP2543776B2 (ja) | 1990-05-01 | 1990-05-01 | ヒ―トポンプを用いた暖房・給湯システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543776B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102980234A (zh) * | 2012-12-10 | 2013-03-20 | 安徽日源环保能源科技有限公司 | 一种高温地热水串联供暖系统及其供暖方法 |
CN108224534A (zh) * | 2018-03-01 | 2018-06-29 | 申能吴忠热电有限责任公司 | 一种间接空冷汽轮机高背压供热系统 |
-
1990
- 1990-05-01 JP JP2115521A patent/JP2543776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102980234A (zh) * | 2012-12-10 | 2013-03-20 | 安徽日源环保能源科技有限公司 | 一种高温地热水串联供暖系统及其供暖方法 |
CN102980234B (zh) * | 2012-12-10 | 2014-12-31 | 安徽日源环保能源科技有限公司 | 一种高温地热水串联供暖方法 |
CN108224534A (zh) * | 2018-03-01 | 2018-06-29 | 申能吴忠热电有限责任公司 | 一种间接空冷汽轮机高背压供热系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2543776B2 (ja) | 1996-10-16 |
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