JPH04129889U - ポンプ制御用検出装置 - Google Patents

ポンプ制御用検出装置

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JPH04129889U
JPH04129889U JP3596691U JP3596691U JPH04129889U JP H04129889 U JPH04129889 U JP H04129889U JP 3596691 U JP3596691 U JP 3596691U JP 3596691 U JP3596691 U JP 3596691U JP H04129889 U JPH04129889 U JP H04129889U
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正浩 中西
久範 水野
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株式会社川本製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧力、流量および温度の各検出部を一括支持す
る箱体を設けることにより、組立および保守などが簡単
かつ容易で所要スペースが少なくてすみ、しかも低コス
トなポンプ制御用検出装置を提供する。 【構成】ポンプの吐出側流体の圧力、流量および温度に
関連する信号を送出可能なそれぞれの検出部12、1
3、14を一括支持して吐出側流路2の外壁3に着脱自
在に設けられる箱体11を具備することを特徴としてい
る。 【作用】各検出部を箱体に一括支持した状態で吐出側流
路の外壁に対し一挙に取付け可能で、かつ各検出部の信
号伝送線も箱体から電動機制御部へと2つの部材間に敷
設するだけでよく、装備作業が簡単であるとともに保守
・点検等も容易であり、所要スペースも少なくてすみ、
信号伝送回路の単純化も可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動給水装置用ポンプ等において、吐出側流体の圧力、流量 および温度に関連する信号を送出可能なそれぞれの検出部を有するポンプ制御用 検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポンプ制御用の検出部としては、吐出側流体の圧力および流量がそれぞれ所定 の下限値以下に低下したとき始動信号および停止信号を送出する圧力検出部およ び流量検出部ならびに、流体の温度が所定の上限値以上に上昇したとき停止信号 を送出する温度検出部が知られている。従来は、これら各検出部が相異なる部位 に個別に取付けられており、したがって、それぞれの信号伝送線も個別に敷設さ れていた。例えば、本出願人が先に提案した実開昭62−14182号(以下、 第1従来例という)においては、図4に示すように圧力検出部aおよび流量検出 部bは吐出管cの異なる部位に対して個別に取付けられている。同じく本出願人 が提案した実公昭62−29676号(以下、第2従来例という)においては、 図5に示すように圧力検出部aおよび流量検出部bが圧力タンクdおよび吐出管 cにそれぞれ取付けられている。また、渇水運転時における水温の異常上昇に応 じてポンプを停止させるための温度検出部も、圧力検出部や流量検出部とは別に ポンプケーシングなどに取付けられていた。したがって、これら各検出部からの 信号伝送線も、従来は図6に示すように電動機制御部eに対しそれぞれ個別に敷 設されていた。なお、図中fは温度検出部を示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、従来は圧力、流量および温度の各検出部がそれぞれ個別に取付 けられていたので取付けに手数を要するばかりでなく所要スペースも大きく、か つ電動機制御部に対する信号伝送線も個別に敷設しなければならないため多くの 工数および材料費を必要としていた。また、保守・点検等も各検出部ごとに行わ なければならなかった。
【0004】 本考案は上述のような問題点を解決するためになされたもので、組立および保 守などが簡単かつ容易で所要スペースが少なくてすみ、しかも低コストなポンプ 制御用検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、吐出側流体の圧力、流量および温度に関連する信号を送出可能なそ れぞれの検出部を有するポンプ制御用検出装置において、上記各検出部を一括支 持して吐出側流路の外壁に着脱自在に設けられる箱体を具備することを特徴とす るものである。
【0006】
【作用】
上記の構成において、各検出部は箱体に一括支持された状態で吐出側流路の外 壁に対して一挙に取付けられ、かつ各検出部の信号伝送線も箱体から電動機制御 部へと2つの部材間に敷設するだけでよく、装備作業が簡単であるとともに保守 ・点検等も容易であり、所要スペースも少なくてすみ、信号伝送回路の単純化も 可能になる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1および図2において、ポンプケーシング1の吐出流路2には外壁3、隔壁 4および、外壁3に対し流体密かつ着脱自在に設けられる基台5からなる逆U字 状部6が設けられている。この逆U字状部6は流体の流動方向に順に連なる上向 流路7、横行流路8および下向流路9を備え、要すればポンプケーシング1に接 続される吐出管(図示略)に設けるようにしてもよい。基台5は、これに着脱自 在に設けられた蓋体10とともに箱体11を構成しており、この箱体11には圧 力検出部12、流量検出部13、温度検出部14および、これら検出部の各出力 端が接続されるプリント基板15が一括支持されている。
【0008】 上記圧力検出部12は、流体圧力によりバネ16に抗して変位可能に基台5に 支持されたダイヤフラム17、このダイヤフラム17と連動可能なプランジャ1 8、相互に対向位置してプリント基板15に設けられた送信部(たとえばホトダ イオード)19および受信部(たとえばホトトランジスタ)20(図3参照)、 プランジャ18と同動可能に送信部19および受信部20の間に配設される遮蔽 体21等を備えている。そして、流体圧力が所定値を超える領域では遮蔽体21 が上昇(図3の破線位置)して受信部20が送信部19と遮断されることにより OFF信号を送出し、圧力が上記所定値以下の領域では遮蔽体21が下降(図3 の実線位置)して送信部19からの信号が受信部20に入射されることによりO N信号(始動信号)が送出されるようになっている。
【0009】 上記流量検出部13は、上向流路7に位置して基台5に突設された中空状案内 部材22に内装されるリードスイッチ23および、流量に応じて案内部材22沿 いに昇降されるフロート24に支持された磁石25を備えている。そして、流量 が所定値を超える領域ではフロート24とともに上昇した磁石25と連携してリ ードスイッチ23からON信号が送出され、上記所定値以下の領域では磁石25 が下降して上記連携が断たれることによりOFF信号(停止信号)が送出される ようになっている。
【0010】 上記温度検出部14は、検出温度が所定値以上に上昇したときOFF信号(停 止信号)を送出する開閉素子26を備えている。図示例においては温度検出部1 4がプリント基板15に取付けられているが、基台5に直接設けてもよく、要す れば流体中に位置するようにして基台5の下部に設けるようにしてもよい。
【0011】 上記プリント基板15は、プリント回路を含む電気回路が図3に例示するよう に構成されている。図中、Dはダイオード、R1 、R2 、R3 は抵抗素子、27 は電動機制御部(内部構成は図示略)である。図6と比較すれば判るように、ダ イオードDおよび抵抗R3 を付加することにより各検出部12、13、14は一 部の信号伝送線を共用するように接続されている。
【0012】 次に上記実施例の作用を説明する。 上述のように構成された装置においては、圧力検出部12、流量検出部13お よび温度検出部14を取付ける場合これらを一括支持した1つの基台5を1か所 (吐出流路2の外壁3)に取付けるだけでよいから、3つの検出部12、13、 14を3か所に分散して取付ける従来例に比較すれば取付作業が大幅に簡易化さ れるとともに保守・点検も容易になり、かつ所要スペースが少なくてすむからポ ンプ装置全体としての小形化に寄与することができる。
【0013】 また、3つの検出部12、13、14を1つの基台5に一括して設けたので信 号伝送線の一部共通化が可能となり、これに伴いノイズフィルタを減少し得るこ とと相俟って材料費の節減に寄与することができるとともに内部配線の簡易化が 可能となる。しかも、電動機制御部27に至る信号伝送ケーブルも1本ですむか ら、従来例におけるように3本を敷設する場合に比べると端子数を減じ得ること と相俟って敷設コストを大幅に節減することができ、かつ電動機制御部27の小 型化も可能となる。
【0014】 さらに、温度検出部14がポンプケーシング1の上部に設けられているので、 渇水運転等に基づく異常温度上昇を早期に正しく検出して遅滞なくポンプを停止 させることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上詳記したように本考案によれば、組立および保守などが簡単かつ容易で所 要スペースが少なくてすみ、しかも低コストなポンプ制御用検出装置を提供する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例(蓋体9を取外した状態)の上面図。
【図3】同実施例の電気回路図。
【図4】第1実施例を示す系統図。
【図5】第2従来例を示す系統図。
【図6】第1、第2従来例に対応する電気回路図。
【符号の説明】
1…ポンプケーシング、2…吐出流路、3…外壁、5…
基台、10…蓋体、11…箱体、12…圧力検出部、1
3…流量検出部、14…温度検出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出側流体の圧力、流量および温度に関
    連する信号を送出可能なそれぞれの検出部を有するポン
    プ制御用検出装置において、上記各検出部を一括支持し
    て吐出側流路の外壁に着脱自在に設けられる箱体を具備
    することを特徴とするポンプ制御用検出装置。
JP1991035966U 1991-05-21 1991-05-21 ポンプ制御用検出装置 Expired - Lifetime JP2599304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991035966U JP2599304Y2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 ポンプ制御用検出装置

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JP1991035966U JP2599304Y2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 ポンプ制御用検出装置

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JPH04129889U true JPH04129889U (ja) 1992-11-27
JP2599304Y2 JP2599304Y2 (ja) 1999-09-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6295307B1 (ja) * 2016-10-21 2018-03-14 株式会社川本製作所 給水ユニット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316876U (ja) * 1986-07-14 1988-02-04
JPH0286996A (ja) * 1988-09-20 1990-03-27 Fujitsu Ltd ファンの回転異常検出器

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JP2018066358A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 株式会社川本製作所 給水ユニット

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