JPH04129024U - 浴室における洗い場の暖房装置 - Google Patents

浴室における洗い場の暖房装置

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JPH04129024U
JPH04129024U JP3205291U JP3205291U JPH04129024U JP H04129024 U JPH04129024 U JP H04129024U JP 3205291 U JP3205291 U JP 3205291U JP 3205291 U JP3205291 U JP 3205291U JP H04129024 U JPH04129024 U JP H04129024U
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JP
Japan
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washing area
hot air
bathroom
heating device
molding material
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Pending
Application number
JP3205291U
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English (en)
Inventor
大輔 藤村
Original Assignee
積水化学工業株式会社
岡山積水工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浴室の洗い場を暖房する。 【構成】洗い場3を形成する強化樹脂成形材料中に温風
用配管6を埋設し、その両端開口部6a,6bを温風発
生機7の吸入側および吐出側にそれぞれ連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室における洗い場の暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、熱硬化性樹脂に繊維質補強材が混入された強化樹脂成形材料により 形成されたプラスチック製品、例えば、浴室においては、その洗い場に暖房装置 を設けることがある。この暖房装置としては、実公昭63−45615号公報に 示されるように、面状の発熱層を強化樹脂成形材料よりなる絶縁体の内部に埋設 して面状発熱体を構成し、この面状発熱体を強化樹脂成形材料の熱硬化性樹脂が 未硬化の状態において繊維質層を介して強化樹脂成形材料中に埋め込んだものが 提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような発熱体は、強化樹脂成形材料を板状とし、その成形 材料の間に発熱層を介在させて成形されるため、板状成形材料の含浸のバラツキ で抵抗値が大きく変動することから不良率が高く、高価となる他、発熱体に断線 が発生すると簡単には補修できないという欠点があった。
【0004】 また、配管を強化樹脂成形材料中に埋め込んで温水を循環させるようにした暖 房装置も提案されているが、錆や水垢の発生あるいは水漏れの発生に対して保守 点検を容易に行うことができないという欠点があった。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、補修や点検を容易に行 うことのできる浴室における洗い場の床暖房装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、洗い場を形成する強化樹脂成形材料中に縦横に交差させ、あるいは 屈曲させた温風用配管を埋設し、その両端開口部に温風発生機の吐出側および吸 入側を連通させるように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
洗い場を形成する強化樹脂成形材料中に、温風発生機の吐出側および吸入側に その一端側開口部および他端側開口部がそれぞれ連通された温風用配管を埋設す る。
【0008】 この結果、温風発生機を始動することにより温風が温風用配管を循環し、熱交 換することによって洗い場を暖房する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1には、浴室ユニット1が示されており、この浴室ユニット1は、浴槽2と 洗い場3とを一体に成形した洗い場付き浴槽と、それらの周囲に立設された壁パ ネル4などから構成されている。そして、浴槽2から洗い場3にかけて化粧カウ ンター5が設置されている。
【0011】 ところで、洗い場3を形成する強化樹脂成形材料中には温風用配管6が埋設さ れており、その一端開口部6aおよび他端開口部6bは化粧カウンター5まで導 かれて化粧カウンター5の内部に収容された温風発生機7の吸入側および吐出側 にそれぞれ連結されている。
【0012】 なお、温風用配管6は縦横に交差して形成され、接触面積を大きくして洗い場 3全体を暖房できるように構成しているが、他の実施例として縦横に屈曲させて ラジエータのように形成することもできる。また、温風発生機7は化粧カウンタ ー5内に設置するものを示したが、浴室ユニット1の外に設置してもよい。
【0013】 このような温風用配管6を洗い場3に埋設するには、まず、洗い場付き浴槽の 型に熱硬化性樹脂を塗布して硬化させ、表面層11を形成した後、この表面層1 1にガラスマットをポリエステル樹脂液で積層し、脱泡しつつ硬化させることに より中間層12を形成する。次いで、この中間層12の、洗い場3に相当する部 分に先に準備した縦横に交差させたステンレス製の温風用配管6を設置し、同様 の中間層12によって温風用配管6を埋設する。
【0014】 次に、補強材として、さらには断熱材として基材13、例えば、耐水ベニヤ、 合成木材を載せた後、この基材13の上に補強フレーム14を取り付け、その外 側にガラスマットをポリエステル樹脂で積層脱泡し、硬化させる。硬化後、脱型 すれば洗い場3に温風用配管6を埋設した洗い場付き浴槽が形成される。
【0015】 このような洗い場付き浴槽において、冬季など洗い場3を暖房する必要がある 場合には、温風発生機7を始動することにより、温風発生機7によって生成され た温風は、その一端側開口部6aから温風用配管6に吐出され、熱交換して洗い 場3を暖めることになる。洗い場3と熱交換することにより冷却した温風は、一 端側開口部6bを経て温風発生機7に吸引され、その温度が高められて再び温風 用配管6に供給される。このようにして順次温風が循環し、洗い場3を暖房する 。
【0016】 なお、本実施例においては、浴室ユニット1を浴槽2と洗い場3が一体に成形 されたものを示したが、浴槽2と洗い場3が分離された浴室ユニット1に適用す ることもできる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、浴室ユニットを構成する洗い場に温風発生機に 連結された温風用配管を埋設したことにより、洗い場を暖房することができる。 この際、温水を用いて循環させるものに比較して錆や水垢などの発生がなく、配 管の保守点検作業が不要となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の暖房装置を設置した浴室ユニットの全
体構成を示す鳥瞰図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【符号の説明】
3 洗い場 5 化粧カウンター 6 温風用配管 7 温風発生機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い場を形成する強化樹脂成形材料中に
    縦横に交差させ、あるいは屈曲させた温風用配管を埋設
    し、その両端開口部に温風発生機の吐出側および吸入側
    を連通させるように構成したことを特徴とする浴室にお
    ける洗い場の暖房装置。
JP3205291U 1991-05-09 1991-05-09 浴室における洗い場の暖房装置 Pending JPH04129024U (ja)

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JPH04129024U true JPH04129024U (ja) 1992-11-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345615U (ja) * 1986-09-12 1988-03-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345615U (ja) * 1986-09-12 1988-03-28

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