JPH04127740U - 用紙繰出し機構 - Google Patents

用紙繰出し機構

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JPH04127740U
JPH04127740U JP4143191U JP4143191U JPH04127740U JP H04127740 U JPH04127740 U JP H04127740U JP 4143191 U JP4143191 U JP 4143191U JP 4143191 U JP4143191 U JP 4143191U JP H04127740 U JPH04127740 U JP H04127740U
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JP
Japan
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paper
roller
feeding
aluminum
feed
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Withdrawn
Application number
JP4143191U
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English (en)
Inventor
晴行 藤本
Original Assignee
富士通機電株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙繰出し機構の繰出しローラを環境変化し
たり紙粉などが付着しない材料で作り、用紙が確実に繰
出されるようにする。 【構成】用紙繰出し機構の繰出しローラ11を環境変化せ
ず紙粉などが付着しないアルミニュウムで作り、このア
ルミニュウム繰出しローラの円周方向半部分12にアルミ
ニュウム粉を付着して粗面とし、他の半部分13はそのま
ゝにしておき、繰出しローラ11の回転方向にみて粗面の
後に溝20を形成し、繰出しローラ11を用紙繰出し方向と
は反対方向に回転し粗面をもった半部分12を一番上の用
紙14A と接触させることによってこの用紙14A の前方部
分を上方にたわませ、繰出しローラ11の回転が続くとこ
の用紙14A の先端が溝20内に入り、次いでフィードロー
ラ15と繰出しローラ11との間に入って繰出され、この操
作中、繰出しローラ11のなめらかな半部分13は二枚目の
用紙とスリップしこの用紙がたわめられることはないこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は用紙繰出し機構、特に用紙を繰出す繰出しローラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示される用紙繰出し機構は知られたものであり、図中、21は繰出しロー ラ、22はばね23によって繰出しローラ方向に付勢されている圧板、24は爪、25は 圧板22上に載置された用紙で、繰出しローラ21を矢印1方向に回転すると一番上 の用紙は前進しようとするが爪24によって止められるので用紙の前方部分は図示 のようにたわむ。繰出しローラ21は回転を続けているので用紙のたわみが大にな るとその先端部分は爪24との係合からはじき出され、用紙25は矢印2方向に給送 される。爪24は前記したように一時用紙の前進を止めるので用紙ストッパとも呼 称される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現在の用紙繰出し機構では繰出しローラ21にゴム製のローラを用いている。ゴ ムローラは環境によって変化して歪んだりするし、また紙粉が付着し易くそのた めスリップして用紙の繰り出し不良を発生させることがある。 そこで本考案は、環境により変化することなく、スリップの発生し難い繰出し ローラをもった用紙繰出し機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の用紙繰出し機構は、繰出しローラ、フィードローラ、ブレーキローラ を具備し、圧板上にセットされた用紙を繰出す機構において、繰出しローラはア ルミニュウム製のものであり、このローラの円周方向のほゞ半部分はアルミニュ ウム粉を付着した部分であり、繰出しローラの回転方向にみて部分の後に溝が設 けられ、繰出しローラを用紙送り方向と反対方向に回転させると一番上の用紙は 部分によって上方にたわみ、次いで該用紙の先部は溝内に入り、続いてフィード ローラと繰出しローラとの間から繰出され、上記操作中繰出しローラのアルミニ ュウム粉を付着しない部分は二枚目の用紙上をスリップしてこの二枚目の用紙を たわませないことを特徴とする。
【0005】
【作用】
すなわち本考案は、アルミニュウム( 以下、単にアルミという。) で作った繰 出しローラの表面の円周方向のほゞ半部分にアルミ粉を付着して粗面とし、ロー ラの回転方向にみて粗面の後方に溝を形成し、繰出しローラは用紙繰出し方向と 逆方向に回転させることにより、粗面によって上方向にたわめられた用紙の先端 部分は溝の内に入り、繰出しローラがさらに回転すると用紙は溝から出て繰出し ローラとフィードローラとの間に入り、次いで繰出しローラとフィードローラに よって繰出され、この操作中繰出しローラのアルミ粉を付着してない表面は用紙 上をスリップするだけであるので、2枚目の用紙がたわめられることはなく、上 記した手順での用紙の繰出しが順調に実施される。
【0006】
【実施例】
以下、図1を参照して本考案実施例を具体的に説明する。図1の(A) 、(B) 、 (C) は本考案実施例の動きを順を追って示す側面図で、図中、11は繰出しローラ 、12は繰出しローラのアルミ粉を付着した円周方向の半部分、13はアルミ粉を付 着してない円周方向の他の半部分、14はセットされた用紙で14A は繰出されつゝ ある一番上の用紙、15は繰出しローラ11と協働するフィードローラ、16はブレー キローラ、17は爪 (用紙ストッパ) 、18はその上に用紙がセットされる圧板、19 は圧板18を繰出しローラ11に向けて付勢するばねである。繰出しローラ11はアル ミ製のものであり、アルミ粉を付着した部分は模式的に誇張したぎざで画いた。
【0007】 図1(A) を参照すると、アルミ製の繰出しローラ11の円周方向のほゞ半部分の 表面にはアルミ粉が付着され( この部分は符号12で示す。) 他の半部分はそのま ゝのなめらかな面をもった半部分13であり、繰出しローラ11は矢印1方向に常時 回転するが、回転方向にみて半部分12の後方に溝20が設けてある。最初は圧板18 上にセットされた用紙14にブレーキローラ16と繰出しローラ11が押し付けられて いる。繰出しローラ11の用紙送り方向とは反対方向、すなわち矢印1方向の回転 があると粗い面をもった半部分12により、一番上の用紙14A だけが分離されて図 示のように上方向にたわむ。
【0008】 次いで図1(B) を参照すると、たわんだ用紙14A の先方端は繰出しローラ11の 回転によって繰出しローラの溝20内に入り、用紙14A は繰出しローラ11の回転に 従って一点鎖線で示す位置まで動き用紙14A の先端はフィードローラ15と繰出し ローラ11の間に入る。これまでの間、ブレーキローラ16は用紙14A を押さえた状 態を保つ。
【0009】 繰出しローラ11がさらに回転を続けると、用紙14A は図1(C) に示されるよう に矢印2方向に送られる。この間、繰出しローラ11と2枚目の用紙との間の接触 は、繰出しローラ11のアルミ粉の付着してないなめらかな半部分13と用紙との間 の接触であるので、繰出しローラ11はたゞスリップするだけで用紙のたわみは発 生しない。繰出しローラ11がさらに回転すると、同図(A) に示す状態にもどり上 記した操作が繰返される。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、繰出しローラをアルミで作り、その円周 方向のほゞ半部分にアルミ粉を付着して粗面とし、アルミ粉付着部分の後に溝を 形成しておき、繰出しローラを用紙の送り方向とは反対方向に回転させ、用紙を たわませ、たわんだ用紙の先端を溝内に入らしめ、続いてフィードローラと繰出 しローラとの間に入れて用紙を送り出すことによって、環境によって変化するこ とがなく、また紙粉のようなゴミが付着し難いアルミを用いる用紙の正確な繰出 しが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の図で、同図(A) 、(B) 、(C) は
この実施例の動きを示す側面図である。
【図2】従来例の側面図である。
【符号の説明】
11 繰出しローラ 12 アルミニュウム粉を付着した円周方向半部分 13 アルミニュウム粉を付着しない円周方向半部分 14 用紙 14A 一番上の用紙 15 フィードローラ 16 ブレーキローラ 17 爪( 用紙ストッパ) 18 圧板 19 ばね 20 溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰出しローラ(11) 、フィードローラ(1
    5)、ブレーキローラ(16)を具備し、圧板(18)上にセット
    された用紙(14)を繰出す機構において、繰出しローラ
    (11) はアルミニュウム製のものであり、このローラ(1
    1)の円周方向のほゞ半部分はアルミニュウム粉を付着し
    た部分(12)であり、繰出しローラ(11) の回転方向にみ
    て部分(12)の後に溝(20)が設けられ、繰出しローラ(1
    1) を用紙送り方向と反対方向に回転させると一番上の
    用紙(14A) は部分(12)によって上方にたわみ、次いで該
    用紙(14A) の先端は溝(20)内に入り、続いてフィードロ
    ーラ(15)と繰出しローラ(11) との間から繰出され、上
    記操作中繰出しローラ(11) のアルミニュウム粉を付着
    しない部分(13)は二枚目の用紙上をスリップしてこの二
    枚目の用紙をたわませないことを特徴とする用紙繰出し
    機構。
JP4143191U 1991-05-09 1991-05-09 用紙繰出し機構 Withdrawn JPH04127740U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4143191U JPH04127740U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 用紙繰出し機構

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JP4143191U JPH04127740U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 用紙繰出し機構

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JPH04127740U true JPH04127740U (ja) 1992-11-20

Family

ID=31922225

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JP4143191U Withdrawn JPH04127740U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 用紙繰出し機構

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JP (1) JPH04127740U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030936A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Seiko Epson Corp 用紙供給装置、用紙束プリンタおよび用紙束プリントシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008030936A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Seiko Epson Corp 用紙供給装置、用紙束プリンタおよび用紙束プリントシステム
JP4760603B2 (ja) * 2006-07-31 2011-08-31 セイコーエプソン株式会社 用紙供給装置、用紙束プリンタおよび用紙束プリントシステム

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