JPH04127673U - コイルスプリング固定構造 - Google Patents

コイルスプリング固定構造

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JPH04127673U
JPH04127673U JP3411691U JP3411691U JPH04127673U JP H04127673 U JPH04127673 U JP H04127673U JP 3411691 U JP3411691 U JP 3411691U JP 3411691 U JP3411691 U JP 3411691U JP H04127673 U JPH04127673 U JP H04127673U
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JP
Japan
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coil spring
column
fixed
holding member
circuit board
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Pending
Application number
JP3411691U
Other languages
English (en)
Inventor
克典 小菅
Original Assignee
ジエコー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルスプリングを所定の位置に確実に装着
することができるコイルスプリング固定構造を提供す
る。 【構成】 コイルスプリングを支柱に装着することによ
り、コイルスプリングの位置決めを行ないコイルスプリ
ングを位置決めされた所定の位置に固定するコイルスプ
リング固定構造において、前記コイルスプリングの少な
くとも一部が前記支柱に圧入される構成とし、コイルス
プリングを位置ズレなしに決った位置に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコイルスプリング固定構造に係り、特にコイルスプリングを支柱に装 着して固定するコイルスプリング固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用の時計などにおいては図5に示すように積層された回路基板7,8をコ イルスプリング9を介して互いに導通させる構成としていた。このため、コイル スプリング9は回路基板7,8の所定の位置に配設する必要があった。このよう なコイルスプリングを固定する場合、保持部材10に支柱11を設け、この支柱 11をコイルスプリング9に挿入することによりコイルスプリング9の位置決め が行なわれていた。
【0003】 このとき、コイルスプリング9の内径d4 は図6に示すように全体にわたって 同一であり、支柱11の外径d5 はコイルスプリング9の内径d4 に比し、十分 に小さく構成されていた。
【0004】 組立時には支柱11と係合する穴部12aが形成された保持部材12と共に穴 部8aが形成された回路基板8にコイルスプリング9を圧縮させながら支柱11 を挿通させることによりコイルスプリング9をその付勢力により固定すると共に 回路基板7,8間の導通をはかっていた。
【0005】 また、一般的なコイルスプリングを所定の位置に仮固定する方法としては図8 に示す様、コイルスプリング13一端を保持部材16に設けられた係合部14に コイルスプリング13を支柱15を中心として回転させながら通すことにより仮 固定方法が用いられていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかるに、従来のこの種のコイルスプリング固定構成は、図5に示すようにコ イルスプリングにコイルスプリング9の内径d4 に比し、その外形d5 の小さい 支柱11を挿入することにより位置決めされていたため、コイルスプリング9と 支柱11とにコイルスプリング9の固定時に図7に示すようにずれが生じてしま い、上下回路基板が導通されなくなる等の問題点があった。
【0007】 また、図8に示す一般的なコイルスプリングの固定方法では保持部材16に係 合部14を設ける必要があるため、製品構造が複雑となり、また、コイルスプリ ング9を回転させる必要があるため、作業効率が悪い等の問題点があった。
【0008】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、コイルスプリングを所定の位置に 確実に装置することができるコイルスプリング固定構造に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コイルスプリングを支柱に装着することにより、該コイルスプリン グの位置決めを行ない該コイルスプリングを位置決めされた所定の位置に固定す るコイルスプリング固定構造において、 前記コイルスプリングの少なくとも一部が前記支柱に圧入される構成としてな る。
【0010】
【作用】
コイルスプリングは少なくともその一部が支柱に圧入される構成であるため、 コイルスプリングを支柱に仮固定することができ、コイルスプリングを位置ズレ なしに決った位置に固定できる。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の第1実施例の断面図を示す。同図中、1はコイルスプリングを 示す。コイルスプリング1は図2(A)に示すようにその一端1aの内径d2 が コイルスプリング1の内径d1 より小さくなる(d1 >d2 )ように設定されて いる。
【0012】 コイルスプリング1はコイルスプリング1の位置決めをするための支柱2に圧 入することにより固着される。支柱2の外径d3 はコイルスプリング1の一端1 aの内径d2 より若干大きくなる(d2 <d3 )ように形成される。このため、 コイルスプリング1は支柱2に確実に固着されることになる。
【0013】 支柱2は第1の保持部材3に植設される。第1の保持部材3には回路基板5が 積層される。回路基板5は回路基板5に形成された穴部5aを支柱2に挿入する ことにより位置決めされる。回路基板5の穴部5a周囲には電極5bが形成され ていて、コイルスプリング1の一端1aが電極5bと接触する。
【0014】 4は第2の保持部材で、第2の保持部材4には穴部4aが形成されている。ま た、第2の保持部材4には第2の回路基板6が積層され配置される。第2の回路 基板6には第2の保持部材4同様に穴部6aが形成され、その周囲には電極6b が形成されている。第2の保持部材4及び回路基板6は穴部4a,6aに支柱2 が挿入することにより位置決めされる。
【0015】 このとき、コイルスプリング1の他端1bに電極6bが接触する。このため、 第1の回路基板5と第2の回路基板6とがコイルスプリング1を介して導通され る。
【0016】 コイルスプリング1は支柱2にその一端1aが圧入され仮固定されているため 、コイルスプリング1を確実に回路基板5,6の所定の位置に接触させることが できるため、回路基板5,6間の導通を確実に行なえる。このようにコイルスプ リング1の形状を変えるだけの簡単な構造でコイルスプリング1の仮固定が可能 となる。またコイルスプリング1は支柱2に圧入するだけでよいため、組付け作 業も簡単で、作業効率を向上できる。
【0017】 図3は本考案の第2実施例の断面図を示す。同図中、第1実施例と同一構成部 分には同一符号を付しその説明は省略する。1’はコイルスプリングで、コイル スプリング1’はその一端1a’の内径が支柱2の外径d3 より若干小さい径d 2 に設定され、他端1b’の内径が支柱2の外径d3 より大きい径d1 に設定さ れ、一端a’から他端1b’にかけて、その径がd2 からd1 に徐々に大きくな る構成とされている。このような構成とすることによりコイルスプリング’は一 端1a’で支柱2に固定され、第1実施例と同様の効果を奏することになる。
【0018】 図4は本考案の第3実施例の断面図を示す。同図中、第2実施例と同一構成部 分には同一符号を付し、その説明は省略する。2’は支柱で、第2の保持部材3 とは別体で構成される。支柱2’はその頂部が切欠かれた円錐体状をなし、その 底面の直径d3 ’はコイルスプリング1’の最大の内径d1 より大きくなるよう に設定される。このため、コイルスプリング1’に支柱2’を挿入することによ りコイルスプリング1’を支柱2’に固定できる。なお、コイルスプリング1’ を支柱2’に固定する場合、まず第2の保持部材4の穴部4aに支柱2’を挿入 し、その後第2の回路基板6の穴部6aに支柱2’が挿入され、第2の保持部材 4及び回路基板6との位置決めが行なわれる。
【0019】 第2の保持部材4及び第2の回路牙6に支柱2’が挿入された後、コイルスプ リング1’が支柱2’に装着され、支柱2’に固定される。コイルスプリング1 ’が支柱2’に装着された後コイルスプリング1’を圧縮しながら第1の回路基 板5及び第1の保持部材3が装着される。
【0020】 このような構成とすることにより第1実施例と同様な効果を有する。
【0021】 なお、上記3つの実施例はコイルスプリングを介して積層された回路基板間の 導通をはかる構成のものであったが、このような固定構造に限る必要はなく、一 般のコイルスプリングの固定構造としても用いることができる。
【0022】
【考案の効果】
上述の如く、本考案によれば、コイルスプリングの一部は支柱に圧入され、支 柱に仮固定することができるため、組立時にコイルスプリングがズレてしまうこ とがなく、コイルスプリングを所定の位置に確実に装着することができる等の特 長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の要部の平面図である。
【図3】本考案の第2実施例の断面図である。
【図4】本考案の第3実施例の断面図である。
【図5】従来の一例の断面図である。
【図6】従来の一例の要部の平面図である。
【図7】従来の一例の課題を解決するための図である。
【図8】従来の他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 コイルスプリング 2 支柱 3,4 保持部材 5,6 回路基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルスプリングを支柱に装着すること
    により、該コイルスプリングの位置決めを行ない該コイ
    ルスプリングを位置決めされた所定の位置に固定するコ
    イルスプリング固定構造において、前記コイルスプリン
    グの少なくとも一部が前記支柱に圧入される構成として
    なるコイルスプリング固定構造。
JP3411691U 1991-05-15 1991-05-15 コイルスプリング固定構造 Pending JPH04127673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3411691U JPH04127673U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 コイルスプリング固定構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP3411691U JPH04127673U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 コイルスプリング固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04127673U true JPH04127673U (ja) 1992-11-20

Family

ID=31916601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3411691U Pending JPH04127673U (ja) 1991-05-15 1991-05-15 コイルスプリング固定構造

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JP (1) JPH04127673U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016152289A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 富士ゼロックス株式会社 電気接続構造及び画像形成装置
JP2018181593A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 株式会社ニックス 導通固定ピン及びこれを用いた導通固定方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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