JPH0412729A - トライアルレンズセット装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は被検者の眼鏡試作に用いられるトライアルレン
ズセット装置に関する。

（従来の技術） 従来、被検者の目の検査を自覚式で検査する自覚式検査
装置においては、眼鏡試作用の掛枠テストに用いるトラ
イアルレンズセット装置を検査用のテーブル等に組込ん
だり、又はテーブルの近傍に配置したものが多い。

このような従来装置においては、自覚式検査の最終段階
でトラ、イアルレンズを掛枠フレームに装着し掛枠テス
トを行った後に、その掛枠テストが終了した被検者は次
のコーナに誘導され、新たな被検者を迎え入れるのが一
般的である。

しかし、上述した前被検者に対する掛枠テストに供した
所要数のトライアルレンズがテーブル上に残存したまま
では次の被検者に対する自覚識検査をスムーズに行う支
障になってしまう。

このような問題は、眼鏡の大量販売を行う量販店では販
売促進の上で特に大きな問題となる。

また、自覚式検査を担当する検者にとってもテーブル上
に残存したトライアルレンズを所定の位置に片付ける手
間も煩雑である。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、トラ
イアルレンズを自動的に当初の収納位置に収納でき、自
覚式検査の効率向上を図ることができるトライアルレン
ズセット装置を提供することを目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、個々に識別情報が付された多数のトライアル
レンズを列設配置で収納する収納手段を備え、検査装置
により求めた被検者の検査情報に応じて各トライアルレ
ンズを個別的に眼鏡試作に供するトライアルレンズセッ
ト装置において、眼鏡試作に供された各トライアルレン
ズを投入する投入手段と、この投入手段に投入される各
トライアルレンズの識別情報を検出するレンズ検出手段
と、このレンズ検出手段の検出結果に基き個々のトライ
アルレンズを前記収納手段における各トライアルレンズ
に対応する収納位置に搬送収納するレンズ搬送管理手段
とを有するものである。

（作　用） 検者が、この装置における投入手段に眼鏡試作に供した
各トライアルレンズを投入すると、レンズ検出手段は、
投入された各トライアルレンズの識別情報を検出して、
検出結果をレンズ搬送管理手段に送る。

レンズ搬送管理手段は、前記検出結果に基き、個々のト
ライアルレンズを収納手段における対応する収納位置に
搬送し収納処理する。

（実施例） 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図乃至第３図に示すトライアルレンズセット装置１
は、被検者Ｍに対する自覚式の視機能検査を行う自覚式
検査装置１０を構成するテーブル２に対し、第１図に示
す如く矢印Ｘ、、Ｘ２方向にスライド可能に取付けた装
置本体１１と、前記テーブル２の上面から装置本体１１
に対しトライアルレンズ１２を投入する投入手段である
じようご形の開口部材１３と、この開口部材１３に取付
けたレンズ検出手段としてのバーコードリーダ１４とを
有している。

前記装置本体１１は、把手１５を備えた垂直板部１６と
、この垂直板部１６に連なる平坦な水平板部１７とを備
えるとともに、水平板部１７上に第２図（ａ）に示す如
くトライアルレンズ１２を水平配置で、かつ、列設状態
に収納する収納手段としての収納台１８を備えている。

この収納台１８は、例えば球面度数＋１０．＋９．・・
・等の各トライアルレンズ１２を個別的に収納する７個
の収納部１９ａ乃至１９ｇを備えている。

前記水平板部１７上には、収納台１８に沿って各トライ
アルレンズ１２を前記各収納部１９ａ乃至１９ｇに搬送
収納するレンズ搬送管理手段２０が配置されている。

このレンズ搬送管理手段２０は、前記水平板部１７上に
おいて収納台１８の近傍で、Ｙ　１．　Ｙ　２方向に移
動可能に配置された搬送ベルト２１と、この搬送ベルト
２１を駆動する第１のパルスモータ２２と、搬送ベルト
２１に沿って配置されたねじ体２３と、このねじ体２３
に螺合しつつねじ体の回転とともにＹ　１　、　Ｙ　２
方向に移動する電磁ソレノイド２４と、この電磁ソレノ
イド２４の励磁によりＸ２方向に変位して搬送ベルト２
１上のトライアルレンズ１２を前記収納台１８上に移送
する移送片２５と、前記ねじ体２３を回転駆動する第２
のパルスモータ２６及び原動ギヤ２７．従動ギヤ２８と
を具備している。

前記開口部材１３は、第３図に示すように、テーブル２
に対し、装置本体１１をテーブル２に押し込んだときに
丁度搬送ベルト２１の端部上にトライアルレンズ１２が
落下する位置に嵌装されている。

即ち、開口部材１３は、角筒部１３ａと、この角筒部１
３ａに連設した第１のガイド片１３ｂと、同じく角筒部
１３ａに連設した前記第１のガイド片１３ｂを逆向きの
第２のガイド片１３ｃとを具備し、第１のガイド片１３
ｂの下端部を前記搬送ベルト２１の端部近傍に臨ませて
いる。そして、第１．第２のガイド片１３ｂ、１３Ｃの
間からトライアルレンズ１２を搬送ベルト２１上に落下
させるようになっている。

前記バーコードリーダ１４は、第３図に示すようにその
検出面を第１のガイド片１３ｂに向ける状態で第２のガ
イド片１３ｃに取付けられている。

第４図は球面度数＋８のトライアルレンズ１２を示すも
のである。

このトライアルレンズ１２は、円盤状のレンズフレーム
１２ａに球面度数＋１２の球面レンズ１２ｂを装着する
とともに、レンズフレーム１２ａから突設した突部１２
ｃに球面度数＋８を示す識別情報としてのバーコードＢ
を付している。

次にトライアルレンズセット装置１の制御系について第
５図を参照して説明する。

このトライアルレンズセット装置１は、この装置１の動
作プログラムを格納したプログラムメモリ３１とＣＰＵ
３２とからなる制御部３３と、前記第１．第２のパルス
モータ２２，２６及び電磁ソレノイド２４を駆動する搬
送駆動部３４からなる駆動部３５とからなるレンズ搬送
管理手段２０を具備し、ＣＰＵ３２にバーコードリーダ
１４を接続した構成となっている。

そして、ＣＰＵ３２は前記バーコードリーダ１４による
バトコードＢの読取り結果を基に搬送駆動部３４を制御
し、これにより、搬送駆動部３４は第１．第２のパルス
モータ２２，２６に対し同期したタイミングで、かつ、
バーコードＢの内容に応じた数のパルスを送るようにな
っている。

また、搬送駆動部３４は、所定数のパルスを出し終った
段階で前記電磁ソレノイド２４を励磁し、これにより前
記移送片２５を矢印Ｘ２方向に駆動するようになってい
る。

前記自覚式検査装置１０は、第１図に示すように視機能
検査用のテーブル２と、このテーブル２の上方に第１．
第２の支持アーム３，４を介して支持された被検者Ｍ用
の自覚式の眼屈折検査装置５と、この眼屈折検査装置５
の遠隔操作を行うとともに、自覚式検査の検査結果とし
ての検査情報を送出するキーボード、デイスプレィ等を
具備した操作手段６とを具備している。

第６図は、自覚式検査の最終段階において使用される掛
枠フレーム４５を示すものであり、前記トライアルレン
ズ１２は個別的に掛枠フレーム４５に設けた装着部４６
に装着され、この状態で被検者の耳にフレーム部４７を
掛けて掛枠テストを行うようになっている。

次に、上記構成のトライアルレンズセット装置１の作用
を、前記掛枠フレーム４５による掛枠テストに供した＋
８のトライアルレンズ１２を収納する場合を例にとって
説明する。

検者がトライアルレンズ１２を開口部１３に投入すると
、このトライアルレンズ１２は第１のガイド板１３ｂに
ガイドされつつ搬送ベルト２１の端部上に落下し、この
とき、バーコードリーダ１４は突部１２ｃに付されてい
る＋８の球面度数を示すバーコードＢを読取り、読取り
結果をＣＰＵ３２に送る。

ＣＰＵ３２は前記読取り結果を基に搬送駆動部３４に制
御信号を送る。

搬送駆動部３４は、前記ＣＰＵ３２からの制御信号を基
に第１．第２のパルスモータ２２，２６に対し同期した
、かつ、バーコードＢに対応した例えば４個（収納部１
９ｇから収納部１９ｃに移動するに必要な数）のパルス
を送る。

これにより、第１のパルスモータ２２が始動し、搬送ベ
ルト２１を矢印Ｙ１方向に搬送してトライアルレンズ１
２を第２図（ａ）に示す位置から第２図（ｂ）に示す位
置まで移送する。このとき第２のパルスモータ２６も両
ギヤ２７．２８を介してねじ体２３を回転させ、電磁ソ
レノイド２４をやはり第２図（ｂ）に示す位置まで移動
する。

次に、搬送駆動部３４は、電磁ソレノイド２４を励磁し
、移送片２５を矢印Ｘ２方向に変位させる。

これにより、トライアルレンズ１２は移送片２５に押さ
れて第２図（ｂ）に想像線で示すように本来の収納部１
９ｃに収納保管されることになる。

本発明は上述した実施例のほか種々の変形が可能である
。

例えば上述した実施例ではトライアルレンズを水平配置
に列設した場合について説明したがトライアルレンズを
垂直配置に列設する場合にも同様に適用可能である。

また、上述した実施例では球面レンズ群を用いた場合に
ついて説明したが、この細円柱レンズ群。

プリズム群等のトライアルレンズ群を用いる場合につい
ても上述した場合と同様に適用でき、これらの場合の列
設個数は上述した実施例に限定されることな（数十個乃
至百数十個等任意個数として実施可能である。

［発明の効果］ 以上詳述した本発明によれば、眼鏡試作に供したトライ
アルレンズを投入手段内に投入するだけで、レンズ検出
手段とレンズ搬送管理手段との動作の基に所定の収納位
置に自動的に収納することができ、収納の手間が省は自
覚式検査の効率向上を図ることができるトライアルレン
ズセット装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例装置を含む自覚式検査装置の斜
視図、第２図（ａ）は実施例装置の装置本体部分の平面
図、第２図（ｂ）は同上の動作説明図、第３図は実施例
装置の断面図、第４図はトライアルレンズの平面図、第
５図は実施例装置の回路系のブロック図、第６図は掛枠
フレームの斜視図である。 １・・・トライアルレンズセット装置、１０・・・自覚
式検査装置、１１・・・装置本体、１３・・・開口部材
、１４・・・バーコードリーダ、１８・・・収納台１．
２０・・・レンズ搬送管理手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 個々に識別情報が付された多数のトライアルレンズを列
   設配置で収納する収納手段を備え、検査装置により求め
   た被検者の検査情報に応じて各トライアルレンズを個別
   的に眼鏡試作に供するトライアルレンズセット装置にお
   いて、 眼鏡試作に供された各トライアルレンズを投入する投入
   手段と、 この投入手段に投入される各トライアルレンズの識別情
   報を検出するレンズ検出手段と、 このレンズ検出手段の検出結果に基き個々のトライアル
   レンズを前記収納手段における各トライアルレンズに対
   応する収納位置に搬送収納するレンズ搬送管理手段と を有することを特徴とするトライアルレンズセット装置
   。