JPH04126838A - 強化構造複合材のための織布と該織布を織る方法 - Google Patents

強化構造複合材のための織布と該織布を織る方法

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JPH04126838A
JPH04126838A JP2415342A JP41534290A JPH04126838A JP H04126838 A JPH04126838 A JP H04126838A JP 2415342 A JP2415342 A JP 2415342A JP 41534290 A JP41534290 A JP 41534290A JP H04126838 A JPH04126838 A JP H04126838A
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warp
weft
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woven
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エドガー・エイ・ロス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【発明の背景】
本発明は、高強度構造複合材に関し、そしてさらに詳細
には、縦及び横方向において柔軟性を増大させ、カリ平
面の形状複合構造部品、耐衝撃布及び同等物を形成する
際の使用のために十分な厚さを有する、複合材を強化す
るための多層織物に関する。織物は、所望の形状に順応
されたたわみ織物を含浸し樹脂材料で硬化することによ
り、湾曲又は角度のある表面を必要とする構造複合材を
作製する際に特に都合が良い。例えば、自動車、ヘリコ
プタ−ボート等のための湾曲本体部品が、部品の形状に
従うように屈曲された織物を含浸し、樹脂で硬化するこ
とにより使用される。これは、軽量部品であるだけでな
く、極めて強力及び/又は耐衝撃性である。 [0002] 強化プラスチックは、プラスチック・マトリックスの1
つ以上の特性を改良するために、樹脂が補強剤と組み合
わされた複合材である。樹脂は、熱硬化又は熱可塑性で
ある。強化複合材は、玩具から再突入絶縁連へいと小型
印刷回路にいたる部品を提供するように設計される。強
化材は、強度、剛性又は耐衝撃性を改良するために、プ
ラスチックに結合された強力な不活性材料である。補強
剤は、繊維、粉末、球形、結晶、又はホイスカーであり
、有機、無機、金属、又はセラミック材料から作られる
。繊維強化材は、合成及び天然ポリマー あるいは炭素
、繊維ガラス、金属、セラミック糸、等の天然又は人造
のものである。繊維強化材は、織り又は不織である。構
造的に有効であるためには、樹脂と強化材の間に強力な
結合がなければならない。従来の成形方法は、繊維強化
材料を所望の形状に形成し、かつそれらを樹脂で含浸す
るために使用される。強度を増大させるために、繊維、
織物及び同等物の多重の単一層が、所望の強度に達する
まで、−度に一つ構築される。例えば、繊維強化複合構
造を作製するためのハンドレイアップ・方法は、最も古
くかつ最も簡単な方法の一つである。雄及び雌モールド
は、木、石こう、又は強化プラスチックの如く容易に加
工される材料から作られる。ハンドレイアップにおいて
、織物、織られた粗糸、又はマットの形式における樹脂
と繊維カミ手でモールドに単に入れられる。繊維と樹脂
の連続する層が、所望の厚さに部品を構築するために追
加される。単一層の織物の多層からできた複合構造に関
する問題は、層間はく離の問題であり、この場合接着マ
トリックスのみが、層を一緒に保持している。複合層は
、せん断力に特に弱い。多重不織繊維層の場合に、連続
して形成した層において繊維の適正な配向がまた、問題
であり、相当な注意が払われなければならない。 [0003] 多層織物を使用することが公知であり、この場合層は、
多数の構成において織糸によって機械的に一緒に固着さ
れる。これらの織物の実施例は、米国特許第453.2
8.8号(カーペット織物)、第1.335.311号
と第4.580.611号(タイヤ織物)と、カナダ特
許第643.411号、第2.816.578号と第2
.899.987号(衝撃織物)と、第3.749.1
38号と第4.174.739号(摩管状織物)におい
て示される。しかし、従来の多層織物は、典型的に、織
物の外面の間で起伏する縦糸要素で織られている。しか
し、横糸は、典型的に、織物を通って真っすぐに織られ
る。横糸は織物を通って真っすぐに織られるために、横
方向において真っすぐな横糸からなる一般に平行な薄層
の多層が形成され、横たわみ性を害する傾向がある。 [0004] 米国特許第2.495.808号と英国特許第2.06
6.308号は、それぞれ、ガムと樹脂を含浸した多層
織物を開示する。織物は、外面の間に起伏する糸で織ら
れ、縦方向のみにおいて織られる。 [0005] 仏国特許第427.677号は、所望の厚さを有するフ
ェルト又はビロード状織物を開示する。フェルト状ビロ
ード織物を生産するために、縦糸が、次第に少数になる
糸を含む層において配列される。横及び縦糸は、同一の
傾斜経路に従うことを必要とされ、ある部分は、織物の
全厚を通過し、他の部分は、厚さの一部を通過する。 [0006] 先行技術の多層織物は、種々の応用のために多数の多層
形式において織られたが、多層織物技術の移行は、強化
複合構造の分野に容易に行われなかった。特に、先行の
多層織物は、形状構造の製造、特に、一様なたわみ性が
すべての方向において望まれる強化複合構造又は衝撃布
のために、完全には適切又は満足されてはいない。 [0007] したがって、本発明の目的は、一様なたわみ性を有する
複合構造を有するための多層織物と該織物を織る方法を
提供することである。 [0008] 本発明の別の目的は、一様なたわみ性と厚さを有する多
層織物を使用して強度を増太さぜなポリマー構造複合材
を提供することである。 [0009] 本発明の別の目的は、一様な横及び縦たわみ性を有する
多層織物を提供することであり、その結果織物は、強化
構造複合材の製造のために多様な輪郭と形状に従う。 [0010] 本発明の別の目的は、一様な方向たわみ性を提供する織
りにより、所望の構造部品の形式において織物を硬化さ
せるためのコンフォーマル材料を有効に含浸した網目を
有する多層織物を提供することである。 [0011] 本発明の別の目的は、たわみ性を増大させた織りにより
、衝撃粒子の侵入に対して有効に保護する網目と厚さを
有する多層織物を提供することである。 [0012] 本発明の別の目的は、所望の構造の形状に従わされる一
様なたわみ性と十分な厚さを備え、その形状において硬
化するための樹脂を有効に含浸した網目を有する多層織
物を使用することにより、形状複合品及び部品を製作す
るための方法を提供することである。 [0013] 本発明の別の目的は、物品又は部品の形状に従わされ、
樹脂を含浸した一様な方向たわみ性を有する多層織物を
使用することにより、形状品及び部品を製作するための
方法を提供することであり、これにより生産される物品
又は部品は、軽量であるが高い構造的保全性を有し及び
/又は衝撃投射体に対して有効である。 [0014]
【発明の要約】
上記の目的は、本発明により、ポリマー硬化材料を含浸
した織物を含む形式の高強度構造複合材を設けることに
より達成され、この場合繊物は、一様な方向たわみ性を
有する多層織物を具備する。複数の縦糸が、織物の第1
及び第2外面の間に走行する波形において第1方向にお
いて織られる。複数の横糸が、織物の第1及び第2外面
の間を走行する波形において第2方向において織られる
。複数の縦糸と第2の複数の横糸は、規定されたパター
ンと、第1及び第2方向におり)で一様なたわみ性を設
ける網目において、織り合わされる。ポリマー硬化材料
は、所望の構造の形状において織物を硬化させるために
織物の網目を占有し、縦及び横糸の走行が、外面の間に
延びており、硬化材料による織物の有効な含浸を容易に
する。好ましくは、縦糸は、第1及び第2外面の間で縦
糸反復パターンにおいて起伏し、そして横糸は、第1及
び第2外面の間で横糸反復パターンにおいて起伏する。 一対の起伏する横糸は、縦糸の起きる対と伏する対の間
の空げきに挿入され、そして一対の起伏する縦糸は、横
糸の起きる対と伏する対の間の空げきに挿入される。多
層構造織物は、一様な方向たわみ性を有し、そしてN層
を具備しこの場合Nは、層の数であり、2Nの基本縦糸
が、2N糸の反復におり)で織られる。(2N−2)基
本横糸が(2N−2)糸の反復において織られる。完成
ノ〈ターンにおいて総数2NX2Nの縦及び横糸がある
。構造的保全性を増強した強化複合構造を構成する方法
は、多重の織られた層を有する多層織物を使用すること
を含む。多層は、外面の間に起伏する縦糸を含み、そし
て第1及び第2外面の間に起伏する横糸を織り合わされ
、その結果一様なたわみ性が設けられる。多層たわみ織
物は、構造の所望の形状に従わされ、そして所望の構造
形状において織物を硬化する形状硬化材料を含浸される
。 [0015] 本発明を実施するために設計された構成力飄他の特徴と
ともに以下に記載される。本発明は、実施例を示した添
付の図面を参照して、次の説明を読むことによりさらに
容易に理解される。 [0016]
【好ましい実施態様の説明】
図面を詳細に説明する。本発明は、例として、ヘリコプ
タ−の構造複合部品に関して説明される。第1図に最良
に示された如く、ヘリコプタ−20は、前方形状機首2
2を有する。機首22は、ヘリコプタ−の全下側部分と
ともに、重要な構造部材であり、重要な電子及び機械要
素を収容し、また衝撃等からの障害を非常に受けやすい
。本発明により作製された構造複合材の実施例として、
機首22を説明する。第3図に最良に示された如く、機
首22は、3自由度において湾曲した輪郭形状を有する
。形状機首22は、公知の従来の成形技術により作製さ
れる。例えば、第2図に最良に示された如く、機首22
の所望の形状に予備形成した輪郭を有する雄ダイ24が
使用される。後述される如く、一般にAと指定された構
造織物が、ダイ24の上に載せられ、そしてポート26
に適用された真空によりダイ24の形状に従わされ、真
空に通じたダイに形成した小開口によって、織物Aをダ
イ24に装着させる。次の段階において、織物Aを所望
の形状において硬化させるコンフォーマル材料(con
formal material)が、適切な手段によ
って織物に塗布される。図示された如く、コンフォーマ
ル材料は、液体樹脂“°R″であり、織物に噴霧される
。液体樹脂が吸引によって織物に通されるために、樹脂
は織物に完全に含浸する。織物Aは、本発明により、ダ
イ24への織物の順応と、樹脂II R11又は他の適
切な硬化材料による含浸を容易にするたわみ性と網目を
有するように織られる。第4図に最良に示された如く、
最終構造複合材の断面図が示され、この場合繊物Aは、
ヘリコプタ−20の機首22により織物の形状を硬化さ
せるために、樹脂u Ruを含浸される。真空が織物を
順応させ、カリ含浸させるために使用されている間、他
の適切な手段がまた、公知な成形技術により使用され、
例えば、雌ダイか使用され、そして樹脂が、技術におい
て公知の他の適切な含浸器装置によって、織物への網目
に押し通される。 [0017] 図面を詳細に参照すると、一般にAとして指定された多
層単方向たわみ性織物が示され、一般に30として指定
された第1外面と、一般に32として指定された第2外
面とを有する。複数の縦糸Bは、織物において第1方向
33aにおいて延びており、そして複数の横糸Cは、第
1方向を横断する織物の第2方向33bにおいて延びて
いる。第5図と第6図に最良に示された如く、複数の縦
糸Bは、外面30と32の間の波形において織られる。 第5図と第7図に最良に示された如く、複数の糸Cがま
た、波形において外面30と32の間に織られる。用語
「糸」は、よりの有る又は無い繊維及び/又はフィラメ
ントからなる実質的な長さと比較的小断面の製品を意味
する。横糸は、糸又はピック(p i ck )と呼ば
れ、意味は同じである。繊維は、合成ポリマー 天然ポ
リマー又は炭素、繊維ガラス、金属、又はセラミック糸
の如く、天然又は人造である。 [0018] 織り方を第6図と第7〜18図を参照してさらに詳細に
記載する。多層単方向たわみ織物Aの好ましい織り方に
おいて、織物は、 N++数の層を含む。織り方は、次
項を特徴とする。 [0019] N−層の数 2N=縦糸反復における基本縦糸の数と、パターンにお
ける縦糸反復の数2 N−2=横糸反復における基本横
糸の数と、パターンにおける糸反復の数2NX (2N
−2)=縦及び横糸反復における糸の数2 NX 2 
N=完成パターンにおける糸の総数例として、6層織物
は、6層、D−Iを有し、12の基本反復縦糸が、12
糸反復(第6図)において織られる。6層織物は、10
糸反復(第7図)において織られた10基本横糸を有し
、そして織物は、完成パターンにおいて120ピツクを
有する。第6図に最良に示された如く、第1の複数の糸
Bは、12の基本縦糸を含み、34.36.38.40
.42.44.46.48.50.52.54と66と
して識別される。12の糸反復位置1’−12’ があ
る。第7図に最良に示された如く、織物Aは、10の基
本横糸ピックを含む。第1横糸60、第2横糸62、第
3横糸64、第4横糸66、第5横糸68、第6横糸7
0、第7横糸72、第8横糸74、第9横糸76と第1
0横糸78がある。10の糸反復位置1−10がある。 各連続するピックは、織物を通った各パスにおいて一対
の縦糸だけ変位される。 [0020] 好ましくは、縦糸34−56は、第6図に最良に示され
た如く、織物Aの面30と32の間で次の方法において
織られる。各縦糸が面30から面32に通過する時、そ
れは、反復して織られ、この場合縦糸Bは、第1位置に
おいて(2N−2)ピック上に織られる。それから縦糸
は、次の(N−1)位置に対して(2N−X)ピック上
に織られ、この場合Xは、縦糸が第1及び第2外面の間
に走行する時、1で始まる奇数の次の連続する(N−1
)の数。連続する縦糸は、縦糸反復において縦糸方向に
おいて1ピツクだけ変位される。例えば、第7図の12
縦糸反復において、N=6ならば、縦糸34は、面30
と32の間を10ピツク、9ピツク、7ピツク、5ピツ
ク、3ピツクと1ピツク上に織られる。面30と32の
間で、縦糸34は、10ピツクの下又はOピック、1ピ
ツク、3ピツク、5ピツク、7ピツクと9ピツク上で織
られる。その後、縦糸反復が始まる。 [0021] 同様に、横糸60−78は、好ましくは、第6図と続く
節において最良に示された如く、次の方法において織ら
れる。横糸は、反復して織られ、この場合該横糸は、第
1位置において1縦糸の下と、次の(N−1)位置に対
して(2N−X)縦糸の下で織られ、この場合Xは、(
2N−3)で始まる(N−1)の減少する連続奇数であ
る。各連続横糸は、1縦糸位置だけ横糸方向に変位され
たピックにおいて織られる。例えば、第6図の10横糸
反復において、横糸62は、第6図に示された如く、織
物の左側から1縦糸反復だけ変位された位置において、
縦糸36の下の織物を通って織りを始める。それから横
糸62は、3縦糸、5縦糸7縦糸、9縦糸、11縦糸の
下を面32まで織られる。横糸は、面30に起きる織り
を反復する。同じことは、残りのピック64−78に対
してあてはまる。 これは、本発明により構成された織物に対して多数の利
点を設ける。外面の間に起伏する波形で縦糸Bを織ると
ともに、織物において外面30と32の間で横糸Cを織
ることにより、縦及び横糸方向、すなわち、縦及び横方
向における一様なたわみ性が達成される。 [0022] 織られた多層構造織物Aは、一般に互いを横断して織ら
れた縦糸Cと横糸を含む第1及び第2外面30と32の
間に織られた複数の糸層を具備する。縦糸Bは、第1及
び第2外面の間で縦糸反復において起伏し、そして横糸
Cは、第1及び第2外面の間の横糸反復パターンにおい
て起伏する。隣接して起伏する一対の横糸は、縦糸の起
きる対と伏する対の間の複数の横糸空げき80に挿入さ
れる。隣接して起伏する一対の縦糸Bは、横糸Cの起き
る対と伏する対の間の複数の縦糸空げき86に挿入され
る。例えば、第6図に最良に示された如く、一対の起き
る縦糸38.40と、一対の伏する縦糸34.56の間
に空げき80があり、ここに2つの横糸ピック62と7
8が配される。第1面30における層りにおいて、伏す
る縦糸36と、起きる縦糸40と、起伏する縦糸380
間に空げき82が規定され、単一横糸60が挿入される
。面32の層■において、起きる縦糸46と、伏する縦
糸50と、起伏する縦糸48によって空げき84が規定
され、この場合単一横糸70が挿入される。第7図に最
良に示された如く、一対の起きる横糸64.66と、一
対の伏する横糸60,78の間に空げき86が規定され
、2本の縦糸38と54によって占有される。面30の
層りにおいて、伏する横糸60と、起きる横糸64と、
起伏する横糸62によって空げき84が規定され、この
場合2本の縦糸36と56が配される。面32における
層■において、起きる横糸70と、伏する横糸74と、
起伏する横糸72によって空げき90が規定されこの場
合一対の縦糸46.48が配される。 [0023] 縦糸Bと横糸Cの波形パターンは、後述される如く、構
造部品を形成するために使用された時、織物のたわみ性
と含浸のために都合が良いすき間を織物の網目につくる
。縦糸及び横糸波形は、外面30.32の間で織物にト
ラフ(troughs)を形成し、所望の形状において
織物を有効に含浸及び硬化させるために、織物における
樹脂又は他のコンフォーマル材料の良好な飽和を容易に
する。この織り方はまた、衝撃織物として使用された時
、良好なたわみ性と、衝撃の浸透に対する良好な耐性を
設ける。完成パターンを形成するための織物の残りの糸
断面パターンが第8〜18図に示され、各図の位置2−
10の番号がない縦糸又は円は、光識別に関して、位置
1における番号つき縦糸又は円と同一であることがわか
る。 第7〜18図は、12の基本縦糸34−56に対する糸
反復パターンの12の糸断面を示す。図を参照すること
により、層D−Iにおける縦糸の回転パターンが見られ
る。一般回転パターンは、連続する縦糸が横糸の各ピッ
クに対して1層移動する如くである。例えば、第7図か
ら始めて、縦糸34は、頂部にあり、10位置の各々に
対して反復されることが見られる。次の糸反復断面にお
いて、縦糸34は、1層下に移動し、そして縦糸36は
、上に移動する(第8図)。すべての縦糸は、位置1に
おいて1層だけ時計回り方向において回転し、そして残
りの位置も、同一の織り方である。同一の回転パターン
が、第9〜18図の残りの10糸断面において発生する
。本発明カミ 6層を有する多層織物に関して記載され
たカミ本発明は、応用により、任意の数(N)の層を有
する多層織物に適用されることがわかる。 [0024] 織物における縦及び横糸の密度は、応用により変化する
。例えば、耐衝撃性衣類のための構造織物において、非
常に微細なデニール糸が、非常に緊密な織りを設けるた
めに使用される。例として、600デニール糸が、縦及
び横糸方式において織られ、1インチ当たり288縦糸
の糸密度と1インチ当たり200ピツクがある。構造複
合材において、粗い糸が使用され、例えば、2953デ
ニール糸が使用され、糸密度は、1インチ当たり144
縦糸端と120横糸である。代表的な織物は、ジャカー
ドを使用して60インチ幅において織られる。 [0025] 3次元構造及び同等物を形成するために一般に一様なた
わみ性と十分な厚さを有する構造多層織物を織るための
本発明の方法は、縦糸方向33aにおいて複数の縦糸B
を織ることと、縦糸方向を横断する織物の横糸方向33
bにおいて複数の横糸のピックCを織ることとを含む。 該方法は、第1及び第2外面の間の走行において起伏す
る波形において縦糸を織ることと、第1及び第2外面の
間の走行において起伏する波形における横糸方向におい
て横糸ピックを織ることとを含む。該方法は、さらに、
第1及び第2外面の間に起伏する対において隣接する縦
糸を織ることを含む。隣接する横糸は、第1及び第2外
面の間に起伏する対において織られる。横糸の起伏する
対は、起きる縦糸対と伏する縦糸対の間に挿入される。 [0026] 構造的保全性を増強した強化複合構造を構成する方法は
、一様なたわみ性が設けられる如く、起伏する縦糸を起
伏する横糸で織り合わした多層織物を使用することと、
構造の形状に多層たわみ織物を従わせることと、所望の
構造形状において織物を硬化する形状硬化材料を織物に
含浸させることとを含む。該方法は、好ましくは樹脂で
該織物を含浸することと、真空又は他の公知の成形技術
により織物を通して樹脂を引き入れることにより織物を
含浸することとを含む。 [0027] 本発明の好ましい実施態様が特殊な用語を使用して記載
されたが、そのような説明は、例示の目的のみであり、
そして特許請求の範囲を逸脱することなしに、変更と変
形が行われることが理解される。 [0028] 本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。 [0029] 1、ポリマー硬化材料を含浸した織物を含む形式の高強
度構造複合材を作製するための構造織物において、 一様な方向たわみ性を有する多層織物であり、該織物は
、第1外面と、該第1外面から間隔をあけた第2外面と
を有する多層織物と、該織物における第1方向において
延びている複数の縦糸と、該第1方向を横断する該織物
における第2方向において延びている複数の横糸と、該
複数の縦糸カミ該1及び第2外面の間に走行する波形に
おいて該第1方向において織られることと、 該複数の横糸カミ該織物の該第1及び第2外面の間に走
行する波形において該第2方向において織られることと
、 該複数の縦糸と該第2複数の横糸カミ該第1及び第2方
向において一様なたわみ性を設ける規定パターンと網目
において織り合わされることとを特徴とする構造織物。 [0030] 2、該多層織物を含む高強度構造複合材を含み、ポリマ
ー硬化材料が、所望の構造の形状において該織物を硬化
するために、該織物の該網目を占有し、該当及び横糸の
該走行力飄該外面の間に延びており、該硬化材料による
該織物の有効な含浸を容易にする上記1に記載の装置。 【003月 3、該当及び横糸が、該織物において起伏し、第1の複
数の横糸空げきカミ該縦糸の起きる対と伏する対によっ
て該織物において規定され、第1の複数の縦光学げきが
、該横糸の起きる対と伏する対によって該織物において
規定され、該縦糸の2本カミ該第1の複数の横糸空げき
に配され、そして該横糸の2本カミ該第1の複数の縦光
学げきにおいて配される上記1又は2に記載の装置。 [0032] 4、第2の複数の縦光学げきカミ起きる縦糸と、伏する
縦糸と、起伏する縦糸によって規定された該外面におけ
る該織物の層において規定されることと、単一横糸カミ
該第2の複数の縦光学げきにおいて配されることとを含
む上記1〜3のいずれか1つに記載の装置。 [0033] 5、織物カミN層を含み、該縦糸が反復して織られ、こ
の場合該縦糸は、第1位置において(2N−2)ピック
上に織られ、それから該縦糸が、次の(N−1)位置に
対して(2N−X)ピック上に織られ、この場合Xは、
該縦糸が該第1及び第2外面の間に走行する時、1で始
まる次の(N−1)の連続する奇数である上記1〜4の
いずれか1つに記載の装置。 [0034] 6、連続する縦糸カミ該縦糸反復において該第1方向に
1ピツクだけ変位される上記5に記載の装置。 [0035] 7、該織物が、N層を含み、該横糸が反復して織られ、
この場合該横糸は、第1位置において1縦糸の下に織ら
れ、それから次の(N−1)位置に対して(2N−X)
縦糸の下に織られ、この場合Xは、 (2N−3)で始
まる(N−1)の連続して減少する奇数である上記1〜
6のいずれか1つに記載の装置。 [0036] 8、各連続する横糸が、1縦糸位置だけ該第2方向に変
位されたピックにおいて織られる上記7に記載の装置。 [0037] 9、該縦糸カミ回転パターンにおいて核層の間で該織物
において回転し、この場合該縦糸が、各横糸の反復パタ
ーンに対して1層移動する上記1〜8のいずれか1つに
記載の装置。 [0038] 10、該織物カミ N層と、この場合Nは層の数であり、 2N糸反復において織られた2N基本縦糸と、(2N−
2)糸反復において織られた(2N−2)基本横糸と、
完成パターンにおいて総数2 NX 2 Nの縦及び横
糸とを具備する上記1〜9のいずれか1つに記載の装置
。 [0039] 11、  (N)層と、縦及び横糸方向において一般に
一様なたわみ性と、3次元構造及び同等物を形成するた
めに十分な厚さを有する構造的多層織物を織るための方
法において、 縦方向において複数の縦糸を織ることと、該縦糸方向を
横断する該織物における横糸方向において複数の横糸の
ピックを織ることと、 該第1及び第2外面の間に起伏する波形において該縦糸
を織ることと、該第1及び第2外面の間で起伏する波形
において該横糸方向において該横糸ピックを織ることと
、該第1及び第2外面の間で縦糸の起きる対と伏する対
において該縦糸を織ることと、 該第1及び第2外面の間で起きる対と伏する対において
該横糸を織ることと、縦糸の起きる対と伏する対の間に
少なくとも一対の該横糸を挿入することと、横糸の起き
る対と伏する対の間に少なくとも一対の該縦糸を配置す
ることとを特徴とする方法。 [00401 12、該第1及び第2外面の間で該起伏する縦及び横糸
対を織り、一般に等しい構成の該織物を通って走行する
すき間と傾斜したトラフを有効に形成し、その結果該織
物カミ所望の形状において該織物を硬化するために、コ
ンフォーマル材料を一様に含浸されることを含む上記1
1に記載の方法。 [0041] 13、N層を有する該織物な織り、2N基本縦糸力飄 
2N基反復において織られることを含む上記11又は1
2の記載の方法。 [0042] 14、該2N縦糸反復における該2N基本縦糸と織り交
ぜられた(2N−2)糸反復において(2N−2)基本
横糸を織ることを含む上記11〜13のいずれか1つに
記載の方法。 [0043] 15、完成パターンにおいて総数2NX2Nの縦及び横
糸を織ることを含む上記11〜14のいずれか1つに記
載の方法。 [0044] 16、反復して該縦糸を織ることを含み、この場合該当
糸カミ第1位置において(2N−2)ピック上に織られ
、それから該縦糸が、次の(N−1)位置に対して(2
N−X)ピック上に織られ、この場合Xは、該縦糸が該
第1及び第2外面の間で起伏する時、1で始まる次の(
N−1)の連続する奇数である上記11〜15のいずれ
か1つに記載の方法。 [0045] 17、該縦糸反復において縦糸方向に1ピツクだけ連続
する縦糸を変位させることを含む上記16に記載の方法
。 [0046] 18、反復して該横糸を織ることを含み、この場合該横
糸は、第1位置において1縦糸の下に織られ、それから
次の(N−1)位置に対して(2N−X)縦糸の下に織
られ、この場合Xは、 (2N−3)で始まる(N−1
)の減少する連続奇数である上記11〜17のいずれか
1つに記載の方法。 [0047] 19.1縦糸位置だけ横糸方向に各連続する横糸を変位
することを含む上記18に記載の方法。 [0048] 20、強化複合構造を構成することを含み、該多層たわ
み性織物を該構造の形状に従わせることと、該所望の構
造形状において該織物を硬化させる形状硬化材料を該織
物に含浸することとにより構造保全性を増大させ、 これにより該織物の該外面の間の該糸の傾斜した走行が
、該形状硬化材料による該織物のたわみ性と含浸を容易
にする上記11〜19のいずれか1つに記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の多層たわみ性織物で強化された構造複
合材で形成された機首を有するヘリコプタの斜視図であ
る。
【図2】 図2は、本発明の構造複合材を成形するための方法の断
面図である。
【図3】 図3は、本発明の強化構造複合材で形成されたヘリコプ
タ機首の一部切断部を含む斜視図である。
【図4】 図4は、第3図の4−4線に沿った断面図である。
【図5】 図5は、本発明の構造部を形成する多層織物の斜視図で
ある。
【図6】 図6は、本発明の多層構造たわみ性織物の縦糸パターン
を示す断面図である。
【図7】 図7は、本発明の多層構造たわみ性織物の横糸パターン
を示す断面図である。
【図8】 図8は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パタ
ーンを形成するための残りの横糸断面である。
【図9】 図9は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パタ
ーンを形成するための残りの横糸断面である。
【図10】 図10は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図11】 図11は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図12】 図12は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図13】 図13は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図14】 図14は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図15】 図15は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図16】 図16は、6層を有する本発明の多層構造織物の完成パ
ターンを形成するための残りの横糸断面である。
【図17】 図17は、 6層を有する本発明の多層構造織物の完成パターンを形
成するための残りの横糸断面である。
【図18】 図18は、 6層を有する本発明の多層構造織物の完成パターンを形
成するための残りの横糸断面である。
【書類名】
【図1】
【図2】 図面
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリマー硬化材料を含浸した織物を含む形
    式の高強度構造複合材を作製するための構造織物におい
    て、 一様な方向たわみ性を有する多層織物であり、該織物は
    、第1外面と、該第1外面から間隔をあけた第2外面と
    を有する多層織物と、該織物における第1方向において
    延びている複数の縦糸と、該第1方向を横断する該織物
    における第2方向において延びている複数の横糸と、該
    複数の縦糸が、該1及び第2外面の間に走行する波形に
    おいて該第1方向において織られることと、 該複数の横糸が、該織物の該第1及び第2外面の間に走
    行する波形において該第2方向において織られることと
    、 該複数の縦糸と該第2複数の横糸が、該第1及び第2方
    向において一様なたわみ性を設ける規定パターンと網目
    において織り合わされることとを特徴とする構造織物。
  2. 【請求項2】(N)層と、縦及び横糸方向において一般
    に一様なたわみ性と、3次元構造及び同等物を形成する
    ために十分な厚さを有する構造的多層織物を織るための
    方法において、 縦方向において複数の縦糸を織ることと、 該縦糸方向を横断する該織物における横糸方向において
    複数の横糸のピックを織ることと、 該第1及び第2外面の間に起伏する波形において該縦糸
    を織ることと、該第1及び第2外面の間で起伏する波形
    において該横糸方向において該横糸ピックを織ることと
    、該第1及び第2外面の間で縦糸の起きる対と伏する対
    において該縦糸を織ることと、 該第1及び第2外面の間で起きる対と伏する対において
    該横糸を織ることと、縦糸の起きる対と伏する対の間に
    少なくとも一対の該横糸を挿入することと、横糸の起き
    る対と伏する対の間に少なくとも一対の該縦糸を配置す
    ることとを特徴とする方法。
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