JPH04126681U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH04126681U
JPH04126681U JP3151391U JP3151391U JPH04126681U JP H04126681 U JPH04126681 U JP H04126681U JP 3151391 U JP3151391 U JP 3151391U JP 3151391 U JP3151391 U JP 3151391U JP H04126681 U JPH04126681 U JP H04126681U
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JP
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hook
connector
insulator
hole
cover
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JP3151391U
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English (en)
Inventor
毅 奥山
学 清水
弘二 渡辺
Original Assignee
富士通株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタに関し、特に小形のインタフェース
用コネクタにおいて、フックとラッチからなる嵌合維持
機構のフックが板金加工によって安価に構成できること
を目的とする。 【構成】 複数本の雄ないし雌のコンタクト4) が固着
された絶縁体1には、長手方向の両端部に、前面視互い
に背向したL字形をなし、かつ長手方向に直角に一方の
側壁を貫き、かつ互いに勝手違いに設けられた支持溝1a
と、該支持溝1aの外方に、上下方向に貫通するばか孔1b
を有している。フック2は縦板2aと横板2bが前面視L字
形をなして、該縦板2aの上端部に爪2cが突出しており、
かつ横板2bの中央部にねじ孔2dを有し、かつ金属板から
なる。そして、フック2は、ねじ孔2dがばか孔1bと通じ
るように支持溝1aのそれぞれに前後方向から挿着される
ものであるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコネクタに係わり、特にフックとラッチからなる嵌合維持機構のフッ クを単独に板金加工して絶縁体に挿着できるようになしたコネクタに関する。
【0002】 近年、各種電子機器の小形化に伴って、その機器の内部に実装されたプリント 板や機器の間をケーブル接続するために用いられるいわゆるインタフェース用コ ネクタの大きさが目立つようになり、接続に用いられるケーブルの細線化とそれ に伴うコネクタの小形化や低価格化の要請が強まっている。
【0003】 ところで、情報処理機器で用いられる入出力インタフェースには、従来から例 えば、D−sub(D形のsubminiature)とかブルーリボンとかと慣用的に呼ば れているインタフェース用コネクタがよく用いられているが、SCSIやIPI といったマイクロプロセッサの普及とともに標準化されたインタフェースに対応 して、さらに小形、低価格化が望まれている。
【0004】 ところで、こうしたインタフェース用コネクタにおいては、コネクタ同士を嵌 合させたら抜脱の操作なしには簡単に外れないようにするロック機構とも呼ばれ る嵌合維持機構が欠かせない。そのため、外形を小さくしたコネクタに簡便な嵌 合維持機構を設けるためのいろいろな工夫がなされている。
【0005】
【従来の技術】
コネクタの種類は、その使用目的に応じて多種多様であるが、コンピュータと 外部記憶装置といった機器間を接続するインタフェース用コネクタは、コネクタ 自体の外形が小さくなると、ややこしい金の掛かる嵌合維持機構を具えることが できなくなり、嵌合維持機構も簡便な構成になっている。
【0006】 図4は従来のコネクタの嵌合維持機構の一例の斜視図、図5は図4の正面断面 図である。図において、1は絶縁体、2はフック、2cは爪、3はラッチ、4はコ ンタクト、5aはシェル、11は雄コネクタ、12は雌コネクタである。
【0007】 図4において、コネクタは一般に雄コネクタ11(プラグ)と雌コネクタ12(ジ ャック)に分けられ、雄コネクタ11は、絶縁体1に複数本のコンタクト4が突出 した構成になっており、小形化されたコネクタにおいては、例えば、コンタクト 4のピッチがハープピッチと呼ばれる1.27mm、ロースペースが2.54mmといっ た狭い寸法になっている。
【0008】 雄コネクタ11のコンタクト4の回りは、シェル5aで囲まれている。このシェル 5aは、突出したコンタクト4を保護するとともに、雌コネクタ12と嵌合する際の 受け口となっている。そして、このシェル5aは安価なコネクタの場合には、プラ スチックのモールド成形によって絶縁体1と一体に構成されている。しかし、イ ンタフェース用コネクタのようなノイズを嫌う用途で用いられる場合には、EM C(電磁環境両立性)を配慮して金属製になっており、電磁遮蔽できる構成にな っている。
【0009】 一方、雌コネクタ12は、雄コネクタ11のシェル5aが外嵌するようにプラスチッ クのモールド成形された凸状をなす絶縁体1と、図示してない雌コンタクトから 構成されている。この雌コンタクトは、絶縁体1の、雄コネクタ11のコンタクト 4に対向して設けられた孔の中に配設され、かつ雄のコンタクト4を弾発的に挟 持するようになっている。
【0010】 ところで、雄コネクタ11と雌コネクタ12は、嵌合したあと異常な外力によって 不用意に外れてしまわないように、嵌合維持機構が用いられる。この嵌合維持機 構は、特に情報処理機器などで用いられるインタフェース用コネクタにおいては 不可欠なもので、コネクタの品種によっていろいろな嵌合維持機構が用いられて いる。
【0011】 こゝで例示した嵌合維持機構は、雄コネクタ11に設けたフック2が雌コネクタ 12に設けたラッチ3に掛合して嵌合が維持される構成になっている。フック2は 先端部に外向きに爪2cがあり、対向するラッチ3はばね材で構成されていて常時 内側に付勢されている。
【0012】 図5において、雄コネクタ11が雌コネクタ12と嵌合した際、シェル5aが雌コネ クタ12の絶縁体1を包むように外嵌するとともに、フック2の爪2cにラッチ3が 外側から掛合して両コネクタ11、12がロックされるようになっている。そして、 ラッチ3を例えば二本の指で摘んで外側に開けば、フック2が外れて両コネクタ 11、12が抜脱できるようになっている。
【0013】 こうして構成された雄コネクタ11と雌コネクタ12は、ケーブル同士を接続する 場合には、それぞれがケーブルに接続されて用いられる。また、ケーブルを介し て機器を接続する場合には、入力側が雄コネクタ11で出力側が雌コネクタ12にな るように、一方がケーブル接続され他方が機器に取り付けられて用いられる。こ ゝでは、雄コネクタ11にフック2、雌コネクタ12にラッチ3が設けられた形態を 示しているが、雌コネクタ12が機器に取り付けられて用いられる場合には、雌コ ネクタ12にフック2、雄コネクタ11にラッチ3が設けられて用いられる。
【0014】 ところで、シェル5aは、電磁遮蔽の必要から金属のような導体であり、誤嵌合 を防ぐために角に丸みのある台形の筒状に突出した形状になっており、フック2 もシェル5aの両側に並んで突出した形状になっており、両者5aと2を合わせると 起伏に富んだ複雑な形状になっている。しかも、雄雌のコネクタ11、12同士を引 き抜く外力に耐えるような機械的強度を必要とする。そこで、従来はシェル5aは 板金加工によって作られているが、フック2がアルミニウムや亜鉛などのダイキ ャストで構成されていたり、場合によってはフック2とシェル5aがダイキャスト で一体に構成されている。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】 このように、従来の小形化されたインタフェース用コネクタは、一方のコネク タに設けられたフックと他方のコネクタに設けられたラッチとが掛合してロック されるようになっている。
【0016】 ところが、シェルとフックは複雑な形状で突出しており、シェルの電磁遮蔽と フックの機械的強度などから、フックのみ、あるいはフックとシェルがダイキャ ストで構成されている。そのため原価が高くなることが否めず、近時強い要請と なっている低価格化に対応できない問題があった。
【0017】 そこで本考案は、フックの一体構成を分割してダイキャストを止め、フックを 単独に板金加工して絶縁体に挿着できるようにし、安価な構成となしたコネクタ を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上で述べた課題は、 絶縁体1と、フックを有し、かつ雌雄のコネクタを嵌合した際、一方のコネク タに設けられた該フックが他方のコネクタに設けられたラッチに掛合する嵌合維 持機構を具えたコネクタであって、 前記絶縁体は、複数本の雄ないし雌のコンタクトが固着されているものであり 、 前記フックは、縦板と横板が前面視L字形をなして、該縦板の上端部に、該横 板と同方向に突出した爪を有し、かつ横板の中部にねじ孔を有するものであり、 かつ金属板からなり、 前記絶縁体は、長手方向の両端部に、前面視互いに背向したL字形をなし、か つ長手方向に直角に一方の側壁を貫き、かつ互いに勝手違いに設けられた支持溝 と、該支持溝の外方に、上下方向に貫通するばか孔を有するものであり、 前記フックは、ねじ孔がばか孔と通じるように支持溝のそれぞれに前後方向か ら挿着されるものである ように構成されたコネクタによって解決される。
【0019】
【作用】
フックとラッチの掛合による簡便な嵌合維持機構を具えた小形のインタフェー ス用コネクタは、従来、フックや場合によってはシェルがダイキャストで作られ ていたが、本考案においては、フックのダイキャストを止め、板金加工して安価 に構成できるようにしている。
【0020】 すなわち、フックを前面視L字形にして、絶縁体に設けた前断面視L字形の支 持溝に側方から挿着するようにしている。あるいは、絶縁体にフックが挿入され る支持孔を設け、フックの横板にかしめ孔を設け、絶縁体を外嵌する側面視冂字 形のカバーの両側板の下端面の両端部に折曲部を突出させ、フックを支持孔に下 方から挿入してカバーを外嵌させたあと、かしめ孔に折曲部を下方からかしめて 固定するようにしている。
【0021】 こうすると、板金加工によって作られたフックを、コネクタの絶縁体に安定に 固着することができる。そして、小形にすることとともに低価格化が要請されて いる小形のインタフェース用コネクタを、高価なダイキャスト製部材を用いずに 安価に得ることができる。
【0022】
【実施例】
図1は本考案の第一の実施例の分解斜視図、図2は本考案の第二の実施例の説 明図で、図2(A)は分解斜視図、図2(B)はX−X断面図、図3は本考案の 第三の実施例の説明図で、図3(A)は一部切欠き分解斜視図、図3(B)はY −Y断面図である。 図において、1は絶縁体、1aは支持溝、1bはばか孔、1cは 窪み、1dは支持孔、1eは凹部、2はフック、2aは縦板、2bは横板、2cは爪、2dは ねじ孔、2eはバルジ、2fはかしめ孔、3はラッチ、4はコンタクト、5はカバー 、5aはシェル、5bは逃げ孔、5cはばか孔、5dは折曲部、10はコネクタである。
【0023】 コネクタ10の基本構成は、エンジニアリングプラスチックをモールド成形して 得られる絶縁体1と、その絶縁体1の中央部に配設されたばね材などをプレス加 工して得られるコンタクト4である。そして、コンタクト4の形状によって雄コ ネクタ(プラグ)であったり、雌コネクタ(ジャック)であったりする。
【0024】 フック2とラッチ3から構成される嵌合維持機構が、雄コネクタと雌コネクタ のどちらに設けられるかは、コネクタ10がどのように実装されるかによって適宜 選択される。
【0025】 すなわち、プリント板とか機器の筺体などに実装して固定される側のコネクタ 10にはフック2が設けられ、ケーブルが接続される側のコネクタ10は、嵌脱操作 と同時に嵌合の維持(ロック)/嵌合の解除(アンロック)操作が行えるように 、ラッチ3が設けられる。また、ケーブル同士を接続する場合には雄コネクタ側 にフック2が設けられることが多い。
【0026】 実施例:1 図1において、一方のコネクタ10の絶縁体1には、長手方向の両端部に、前面 視互いに背中合わせに向き合ったL字形をなし、かつ長手方向に直角に一方の側 壁を貫き、かつ互いに勝手違いになるように支持溝1aが設けられている。そして 、その支持溝1aの外方には上下方向に貫通するばか孔1bが設けられている。
【0027】 また、フック2は、縦板2aと横板2bが前面視L字形をなしており、縦板2aの上 端部には、横板2bと同じ方向に爪2cが突出している。また、横板2bの中央部には ねじ孔2dが設けられている。
【0028】 このフック2は、絶縁体1に勝手違いに設けられている支持溝1aにそれぞれ前 後から挿着した際、それぞれのねじ孔2dが絶縁体1のそれぞれのばか孔1bと通る ようになっている。また、側面からみて前後に対称に突出するように、後方(図 面上で右肩)が鉤形に切り欠いた形状になっている。また、フック2の横板2bの 側端面にバルジ2eを設け、支持溝1aに圧入してフック2を絶縁体1に確実に固着 できるようになっている。
【0029】 こうして、一方のコネクタ10の絶縁体1に板金加工した安価なフック2を設け ることができる。そして、他方のコネクタ10と嵌合させたとき、爪2cがラッチ3 に掛止してロックすることができ、ラッチ3を摘んで開けばアンロックすること ができる。
【0030】 実施例:2 図2において、コネクタ10がインタフェース用のコネクタの場合には、コンタ クト4を取り囲むシェル5aが金属製で電磁遮蔽されることが望ましい。そこで、 絶縁体1には金属板を板金加工したカバー5を被せる。
【0031】 まず、絶縁体1には、下壁の長手方向の両端面に窪み1cが設けられている。ま た、カバー5は側面視冂字形をなしている。そして、上板の中央部に筒状に突出 したシェル5aが設けられている。また、上板の両端部にはフック2の爪2cが挿通 する逃げ孔5bが設けられ、その逃げ孔5bの外側にばか孔5cが設けられている。さ らに両側板の両端部には、下端面から折曲部5dが突出した構成になっている。
【0032】 実施例1と同様にして、絶縁体1にフック2を挿着したあと、その絶縁体1に カバー5を被せると、絶縁体1のばか孔1bとカバー5のばか孔5cが通るようにな っている。
【0033】 ところで、コネクタ10が雄コネクタの場合には、絶縁体1には柱ないし板状の 雄のコンタクト4が剥き出した状態で突出している。従って、カバー5を被せる と、コンタクト4がシェル5aに取り囲まれて、機械的な保護と電磁遮蔽がなされ るようになっている。
【0034】 一方、雌コネクタの場合には、絶縁体1の中央部がシェル5aが嵌まるように盛 り上がった形状になっており、そこに設けられた孔の中にコンタクト4が組み込 まれている。従って、カバー5を被せるとシェル5aが雌のコンタクト4を取り囲 み、電磁遮蔽がなされるようになっている。
【0035】 こうして、コネクタ10が雄コネクタにしろ雌コネクタにしろ、絶縁体1にカバ ー5を被せたあと、カバー5の折曲部5dを絶縁体1の四隅に設けられた窪み1cに 図2(B)に示したように下方から折り曲げてカバー5を支持する。
【0036】 このカバー5は、絶縁体1の側面からフック2を押さえる役割もするので、フ ック2に圧入のためのバルジがなくても、フック2を絶縁体1に固着することが できる。
【0037】 実施例:3 図3において、実施例1と2では、フック2を絶縁体1の支持溝1aに前後の側 面から挿入するようになっているが、こゝではフック2を絶縁体1の下方から挿 入する構成になっている。
【0038】 すなわち、絶縁体1には、フック2が挿入される支持孔1dが、両端部に上下方 向に貫通するように設けられており、下壁にはその支持孔1dに連なった凹部1eが 設けられている。また、フック2には、カバー5の折曲部5dがかしめ込まれるか しめ孔2fが、横板2bの前後の端部に設けられている。
【0039】 フック2を絶縁体1の支持孔1dに下方から挿入すると、横板2bが凹部1eに嵌ま り、絶縁体1のばか孔1bとフック2のねじ孔2dが挿通するようになっている。そ して、絶縁体1の上方からカバー5を被せ、フック2のかしめ孔2fにカバー5の 折曲部5dを図3(B)に示したようにかしめ込む。
【0040】 そうすると、カバー5が安定に支持されるとともに、フック2も確り固定され る。しかも、この構成になるコネクタ10を図示してないプリント板とか筺体など に実装した際には、折曲部5dが挟まって締め付けられる状態で、フック2のねじ 孔2dがねじ止めされる。従って、コネクタ10が小形になってかしめ代が大きく取 れない場合にも安定に支持できる。
【0041】
【考案の効果】
小形のインタフェース用コネクタのような嵌合維持機構が不可欠で、しかも大 袈裟な機構が設けられない場合には、機構が簡便なフックとラッチからなる嵌合 維持機構が用いられているが、従来は、形状が複雑なために高価なダイキャスト が用いられていた。それに対して、本考案においては、フックを板金加工してコ ネクタに組み込めるようにしている。
【0042】 その結果、電磁遮蔽を行うために従来から用いられている板金加工したシェル と本考案になる板金加工したフックを用いることによって、ますます小形化、低 価格化が指向されている特にインタフェース用コネクタの一層の発展に対して、 本考案は寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第一の実施例の分解斜視図である。
【図2】 本考案の第二の実施例の説明図で、(A)は
分解斜視図、(B)はX−X断面図である。
【図3】 本考案の第三の実施例の説明図で、(A)は
一部切欠き分解斜視図、(B)はY−Y断面図である。
【図4】 従来のコネクタの嵌合維持機構の一例の斜視
図である。
【図5】 図4の正面断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁体 1a 支持溝 1b
ばか孔 1c 窪み 1d 支持孔 1e 凹部 2 フック 2a 縦板 2b
横板 2c 爪 2d ねじ孔 2e
バルジ 2f かしめ孔 3 ラッチ 4 コンタクト 5 カバー 5a シェル 5b
逃げ孔 5c ばか孔 5d 折曲部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体(1) と、フック(2) を有し、かつ
    雌雄のコネクタを嵌合した際、一方のコネクタに設けら
    れた該フック(2) が他方のコネクタに設けられたラッチ
    (3) に掛合する嵌合維持機構を具えたコネクタであっ
    て、前記絶縁体(1) は、複数本の雄ないし雌のコンタク
    ト(4) が固着されているものであり、前記フック(2)
    は、縦板(2a)と横板(2b)が前面視L字形をなして、該縦
    板(2a)の上端部に、該横板(2b)と同方向に突出した爪(2
    c)を有し、かつ横板(2b)の中央部にねじ孔(2d)を有する
    ものであり、かつ金属板からなり、前記絶縁体(1) は、
    長手方向の両端部に、前面視互いに背向したL字形をな
    し、かつ長手方向に直角に一方の側壁を貫き、かつ互い
    に勝手違いに設けられた支持溝(1a)と、該支持溝(1a)の
    外方に、上下方向に貫通するばか孔(1b)を有するのであ
    り、前記フック(2) は、ねじ孔(2d)が、前記絶縁体(1)
    のばか孔(1b)と通じるように支持溝(1a)のそれぞれに前
    後方向から挿着されるものであることを特徴とするコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記フック(2) は、横板(2b)の側端面に
    バルジ(2e)を有し、前記支持溝(1a)に挿入される際、該
    支持溝(1a)の側壁に緊合されるものである請求項1記載
    のコネクタ。
  3. 【請求項3】 カバー(5) を有し、前記カバー(5) は、
    側面視冂字形をなして、上板の、中央部に前記コンタク
    ト(4) を囲う筒状に突出したシェル(5a)と両端部に前記
    フック(2) が挿通する逃げ孔(5b)と該逃げ孔(5b)の外側
    に設けられたばか孔(5c)と、両側板の両端部に、下端面
    から突出した折曲部(5d)を有するものであり、かつ金属
    板からなり前記絶縁体(1) は、下壁の長手方向の両端面
    に窪み(1c)を有するものであり、前記カバー(5) は、前
    記絶縁体(1) に外嵌して、折曲部(5d)が前記窪み(1c)に
    下方から曲げ込まれて固定されるものである請求項1記
    載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記フック(2) は、側面視凸字形をなし
    て横板(2b)の前後の端部にかしめ孔(2g)を有するもので
    あり、前記絶縁体(1) は、両端部に、上下方向に貫通し
    た支持孔(1d)と下壁に該支持孔(1d)に連通した凹部(1e)
    を有するものであり、前記フック(2) は、縦板(2a)が前
    記支持孔(1d)に、横板(2b)が前記凹部(1e)にそれぞれ挿
    入されて請求項2記載のカバー(5) が外嵌されたあと、
    かしめ孔(2f)に、該カバー(5) の折曲部(5d)が下方から
    かしめられて固定されるものである請求項1記載のコネ
    クタ。
JP3151391U 1991-05-09 1991-05-09 コネクタ Withdrawn JPH04126681U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06176819A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Yamaichi Electron Co Ltd シールドコネクタアッセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06176819A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Yamaichi Electron Co Ltd シールドコネクタアッセンブリ

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