JPH04125710U - 時計付き腕時計バンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、人前で時間を知りたいが、時計
を見るに見られずという時、人知れずこっそりと、時計
を見ることが出来ることを目的としたものである。 【構成】時計バンド（１）の途中、丁度内側になる位置
に、なるべく小さく、なるべく薄く、あまり目だたない
作りの時計（２）を、一本のバンドとして組み込んだ構
成である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、一般的に使用している腕時計に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来としては、腕時計バンドの途中にも、時計を付けるという考えはなかった ものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

対座をして商談などをしている相手に、時計を見たことを気付かれることなく 時計を見ることが出来て、時間を知ることが出来ることを課題とするものである 。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

時計バンド（１）の途中え、時計（２）を腕の内側になる位置に、一本のバン ドの延長として取付ける。

【０００５】

【作用】

腕の内側にもう一個、時計があることを相手に気づかれない。

【０００６】

【実施例】

（イ）時計（２）は、あまり大きくなく、なるべく薄く、なるベく目立たない 作りが良い。 （ロ）文字盤（３）は、出来るだけ大きく、見易い作りが良い。 （ハ）文字盤（３）は、常に目線と平行になるように、図２に示すように少し 斜にしても良いものである。 （ニ）時計（２）の機能に、ストップウオッチ機能や、時間経過機能などを持 たせれば、より使い効果があるものである。 （ホ）時計（２）は、手を洗ったようなときに、水が掛かりやすいので、防水 仕様としたほうが、より使い良いものである。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）通常、男性であるなら、腕時計は、腕の外側、ようするに手の甲側で使 用するものであるが、この場合、時間を見るときは、手の甲を内側に向けなけれ ばならない、この行為は、明らかに時間を見たという行為である。 しかしながら、ビジネスマンなどが、対座をして商談などをしているときなど に、あらか様に時計を見ることは、相手の気を損ねることにもなるものである。 この様な時に、本考案の、時計付き腕時計バンドを使用すれば、バンドに組み 込まれている時計（２）は、常に腕の内側にあり、少し目線をそらすだけで、時 計を見たことを気づかれることなく時計を見ることが出来るものである。 （ロ）人間工学的に考えても、時計をたびたび見たり、また、長い時間注視し たりする場合、また、何かしらの操作をする場合にも、時計は、外側にあるより も、内側にある方が自然で無理がないものである。 （ハ）また、本考案の、時計付き腕時計バンドを使用すれば、外国などを旅行 したとき、内側の時計を日本時間、外側の時計を外国時間に合わせて使用したり すれば、時差時計としても有効に使用出来るものである。 （ニ）また、時計に組み込める機能を、一つの時計にたくさん組み込むより二 つの時計に分散して組み込んだ方か、より、たくさんの機能を組み込め操作も簡 単に出来るものである。 （ホ）また、時計が、外側と内側にあるということは、重量のバランスがよく なり、バンドが緩くなっても回ったりしにくくなり、安定感がある。 以上のような利点から、一つの腕時計に二つの時計が付いていても良いもので ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図

【図２】本考案の他の実施例の平面図

【符号の説明】

１ 時計バンド ２ 時計 ３ 文字盤

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求訂１】 腕時計バンド（１）の途中に時計（２）
   を付けた、時計付き腕時計バンド。