JPH04124562A - 冷暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷暖房装置の冷媒サイクルに関するものであ
る。

従来の技術 従来の技術 従来、熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイク〜に分離
した冷暖房装置の冷媒サイクルは、特開昭６２−２３８
９５２号公報に示されており、第３図のように撰成され
ていた。第３図において１は圧縮機、２は熱源側四方弁
、３は熱源ｇＪＩ熱交換器、４は冷房用減圧装置、６は
暖房用減圧装置、６は暖房時に冷房用減圧装置４を閉止
する逆上弁、７は冷房用減圧装置６を閉止する逆止弁、
８は第１補助熱交換器でこれらを環状に連接し、熱源側
冷媒サイクルを形成している。９は第２補助熱交換器で
第１補助熱交換器８と熱交換するように一体に形成され
ている。１ｏは冷媒量調整タンクで冷房時と暖房時の冷
媒量を調整している。１１は冷媒搬送装置でこれらは熱
源側ユニットａに収納されている。１２は利用ＩＩ熱交
換器で利用側ユニットｂに収納され接続配ＩｆＣ，Ｃ忙
熱源ユニツ）ａと接続されている。前記第２補助熱交換
器９と冷媒量調整タンク１０、冷媒搬送装置１１、利用
側熱交換器１２、利用側四方弁１３、および接続配管Ｃ
、Ｃ’を環状に連接し利用側冷媒サイク／ｌ／全形成し
ている。以上のように構成された冷房装置についてその
動作を説明する。

冷房運転時は図中実線の冷媒サイクルとなり、熱源側冷
媒サイクルでは、圧縮！！！１からの高温高圧ガスは四
方弁２を通り熱源１１１１Ｐ、交換器３で放熱して凝縮
液化し逆止弁６を通って冷房用膨張弁４で減圧され第１
補助熱交換器８で蒸発して熱源側四方弁２を通り圧縮ｌ
ｌ！１へ循環する。この時利用側冷媒サイクルの第２補
助熱交換器９と前記第１補助熱交換器８　が熱交換し、
利用側冷媒サイクルのガス冷媒が冷却されて液化し、冷
媒量調整タンク１ｏ、利用側四方弁１３を通って冷媒搬
送装置１１に送られ、この冷媒搬送装置１１によって利
用側四方弁１３、接続配管Ｃを通って利用側熱交換器１
２へ送られて冷房して吸熱蒸発し、ガス化して接続ｔ　
ｃ／を通って第２補助熱交換器９に循環することになる
。

一方、暖房運転時においては、図中破線の冷媒サイクμ
となり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機１からの高温
高圧冷媒は熱源側四方弁２から第１補助熱交換器８に送
られ、放熱して凝縮液化し、逆止弁７から暖房用減圧装
置６で減圧し、熱源側熱交換器３で吸熱蒸発し熱源側四
方弁２を通って圧縮機１へ循環する。この時利用側冷媒
サイクルの第２補助熱交換器９と前記第１補助熱交換器
８が熱交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱さ
れてガス化し、接続配管Ｃ′を通って利用側熱交換器１
２へ送られ、暖房して放熱液化し接続配管Ｃ５利用側四
方弁１３を通って冷媒搬送装置１１へ送られ、冷媒量調
整タンク１ｏから第２補助熱交換器９へ循環する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、運転条件によっ
て液冷媒のみが冷媒搬送装置の内部に吸入された場合、
冷媒搬送装置の内部で、液冷媒の一部が蒸発し、気泡が
発生して異常膨張が起こるために冷媒搬送装置に異常振
動や異常汁を生じ、冷媒搬送装置の損傷となるとともに
システム運転が停止する恐れがあるという課題を有して
いた。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の冷暖房装置は冷媒
搬送装置の冷媒吸入側と利用側四方弁の間に、気液混合
器を設け、前記気液混合器内に一端が気液混合器内の上
部に位置し他端が前記気液混合器の下部に設けられた出
口管に挿入されたガス吸入管を備えたものである。

作　　　用 本発明は、上記した構成によって冷房時、暖房時ともガ
ス冷媒を混入した碇冷媒を冷媒搬送装置に吸入すること
ができ、液冷媒の一部が蒸発し、気泡が発生しても異常
膨張を吸収できることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例の冷暖房装置について、図面を
参照しながら説明する。第１図は、本発明の実施例にお
ける気液混合器の一実施例を示すものである。第１図に
おいて、１４は気液混合器、１６は気液混合器の外壁、
１６は気液分離器の上部に設けられた入口管で利用側四
方弁と連接している。１７は気液混合器の下部に設けら
れた出口管で、冷媒搬送装置の吸込側に連接している。

１８は一端が気液混合器１４内の上部に位置し、他端は
気液混合器１４の下部に設けられた出口管１γに挿入さ
れているガス吸入管である。第２図は、本発明の実施例
における冷暖房装置の冷媒サイクルを示すものである。

第２図において、１４は気液混合器であり、冷媒搬送装
置１１の冷媒吸入側と利用側四方弁１３の間に接続され
ている。その他は前記従来例と同じであシ、ここでは同
一符号を用いて示し説明を省略する。またこの冷媒サイ
クルの動作についても前記従来例と同じであり詳細は省
略するが、従来例と異なる気液混合器の説明を以下に行
う。入口管１６より流入した冷媒は、気液混合器１４内
でガス冷媒が上部に、液冷媒がＦ部に分離される。出口
管１７より液冷媒が冷媒搬送装置１１に吸入される際、
液冷媒の流れによりガス吸入管１８からガス冷媒が吸入
され液冷媒と混合される。これにより、冷媒搬送装置の
吸入側へ常時ガス冷媒を吸入させることができる。

以上のように本実施例によれば、利用側冷媒サイクルに
おける冷媒搬送装置に冷房、暖房ともガス冷媒を混入し
た液冷媒を吸入することが出来るので、液冷媒の一部が
蒸発し、気泡が発生しても異常膨張を吸収できるため、
冷媒搬送装置の異常振動や異常音、冷媒搬送装置の損傷
及びシステム運転の停止を防止することができる。

発明の効果 以上のように、本発明では、圧縮機、四方弁。

熱源側熱交換器、減圧装置および第１補助熱交換器を環
状連接してなる熱源側冷媒サイクルと、この第１補助熱
又換器と一体に形成し熱交換する第２補助熱交換器、利
用側四方弁、冷媒搬送装置。

利用例１熱交換器を環状に連接した利用側冷媒サイクル
と、冷媒搬送装置の吸入側と利用側四方弁の間に設けら
れた気液混合器とを有し、前記気液混合器内に一端が気
液混合器内の上部に位置し他端が前記気液混合器の下部
に設けられた出口に挿入されたガス吸入管を備えたので
、冷房・暖房時ともガス吸入管よりガス冷媒を混合し友
液冷媒を冷媒搬送装置に吸入させることができ、液冷媒
の一部が蒸発し、気泡が発生しても異常膨張を吸収でき
るため、冷媒搬送装置の異常振動や異常音、冷媒搬送装
置の損傷及びシステム運転の停止の恐れを防止すること
が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である冷暖房装置に設けられ
た気液分離装置の縦断面図、第２図は本発明の一実施例
である冷暖房装置の冷媒サイクル図、第３図は従来の冷
暖房装置の冷媒サイクル図である。 ３・・・・・・熱源＠熱交換器、８・・・・・・第１補
助熱交換器、９・・・・・・第２補助熱交換器、１１・
・・・・・冷媒搬送装置、１２・・・・・・利用＠熱交
換器、１３・・・・・・利用側四方弁、１４・・・・・
・気液混合器、１７２１９００．出口営、１８・・・・
・・ガス吸入管。 代理人の氏名　弁理士　不備治　　明　ほか２名第 図 冨 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧装置および第１
   補助熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクル
   と、この第１補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第
   ２補助熱交換器、利用側四方弁、冷媒搬送装置、利用側
   熱交換器を環状に連接した利用側冷媒サイクルと、冷媒
   搬送装置の吸入側と利用側四方弁の間に設けられた気液
   混合器とを有し、前記気液混合器内に一端が気液混合器
   内の上部に位置し他端が前記気液混合器の下部に設けら
   れた出口に挿入されたガス吸入管を備えた冷暖房装置。