JPH04124116U - 多素子プローブ用前置ブースタ - Google Patents

多素子プローブ用前置ブースタ

Info

Publication number
JPH04124116U
JPH04124116U JP2264591U JP2264591U JPH04124116U JP H04124116 U JPH04124116 U JP H04124116U JP 2264591 U JP2264591 U JP 2264591U JP 2264591 U JP2264591 U JP 2264591U JP H04124116 U JPH04124116 U JP H04124116U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving
connector
transmitting
beamformer
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2264591U
Other languages
English (en)
Inventor
通 島崎
Original Assignee
横河メデイカルシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 横河メデイカルシステム株式会社 filed Critical 横河メデイカルシステム株式会社
Priority to JP2264591U priority Critical patent/JPH04124116U/ja
Publication of JPH04124116U publication Critical patent/JPH04124116U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価な超音波診断装置は従来のものと同じも
のを使用可能とし、必ずしもすべての装置が使用すると
は限らない多素子プローブのために多極コネクタを全装
置に取り付けておく必要をなくすことを目的としてい
る。 【構成】 1024個の接点を有するコネクタA12
と、1個の送信信号を16個に変換する64個の送波ビ
ームフォーマからなる送信用ビームフォーマ群16と、
16個の受信信号を1個に変換する64個の受波ビーム
フォーマから成る受信用ビームフォーマ群17と、本体
との間に信号の送受を行うための64個の接点を有する
コネクタB19と、コントローラ18と、電源及びコン
トローラ18への制御信号を受けるコネクタC20とで
構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は多素子プローブを従来の超音波診断装置に接続するための多素子プロ ーブ用前置ブースタに関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波を被検体内に照射すると、生体組織を媒体として超音波が伝達されるが 、臓器等の組織や病変部のような周囲の組織との音響インピーダンスの差のある 所から反射されて送波した超音波の一部が戻ってくる。この戻って来た超音波を 処理して画像表示させる装置が超音波診断装置である。超音波を送受波するため に圧電振動子(以下圧電素子という)を用いたプローブが使用され、送波する超 音波音線を所望の範囲に照射するのは、複数の圧電素子を有するプローブを用い て電子制御により超音波ビームを振るか、送受波する圧電素子を遂次切り替える ことにより行っている。
【0003】 従来、超音波診断装置は最大駆動チャネル数のプローブ接続口と、それに対応 した数の信号処理回路で構成されていた。以下に構成例を図面を用いて説明する 。
【0004】 図4はセクタスキャンを行うプローブを用いる超音波診断装置の例である。図 において、1Aは複数の一次元配列のセクタ電子走査を行うセクタ走査用プロー ブである。このセクタ走査用プローブ1Aは64個の圧電素子で構成されており 、64個の接点を持つコネクタ2Aにより超音波診断装置本体3に接続されてい る。4Aは64チャネルの信号を整相加算する64チャネルビームフォーマであ る。セクタ走査用プローブ1Aでセクタスキャンをして得られたエコーは受波さ れて、64チャネルのプローブ用のコネクタ2Aを経て超音波診断装置本体3に 入力される。この信号は64チャネルビームフォーマ4Aで整相加算され、後続 の信号処理回路(図示せず)で処理された後CRT5に表示される。
【0005】 図5は128の圧電素子を有するリニヤ走査用プローブ1Bを用いる超音波診 断装置の例である。図において、図4と同等の部分には同一の符号を用いてある 。リニヤ走査用プローブ1Bには128の圧電素子があって、128チャネルの 信号は128個の接点を有するプローブ用のコネクタ2Bを経て超音波診断装置 本体3に入力されている。この信号はマルチプレクサ6に入力され、32チャネ ルの信号に変換されて32チャネルビームフォーマ4Bに入力され、整相加算さ れる。以後は図4の例と同様に処理され、CRT5に表示される。この例はコン ベックススキャンの場合も同様である。
【0006】 図6は図5のリニヤスキャン又はコンベックススキャンの場合と同様の動作を するが、リニヤ走査用プローブ中にマルチプレクサ6が収容されていて、マルチ プレクサ6による1次の整相加算がリニヤ走査用プローブ1Cの中で行われる。 従って、出力のチャネル数は32チャネルでよい。受信信号は32チャネルのコ ネクタ2Cを経て超音波診断装置本体3に入力され32チャネルビームフォマ4 Bにおいて整相加算される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、通常の診断においては、セクタスキャンの場合、48〜128 チャネル程度のチャネル数があれば十分である。ところが、近時プローブの高密 度化、多素子化に対応して一層チャネル数の多い多チャネルの装置が必要とされ るようになっている。特に2次元アレイによるプローブは、例えば、64×16 =1024のように非常に多くのチャネルがある。このようなプローブを用いる と、これに適合したコネクタが取り付けられ、多チャネルの信号を処理するビー ムフォーマを備えた超音波診断装置が必要である。しかし、通常の診断には図4 ,図5,図6で示されるように多くのチャネルを必要とせず、既述のように48 〜128チャネルがあればよく、特別な用途のための多チャネルのプローブに対 して高価な多極コネクタや大容量のビームフォーマを用意しておくことは無駄で あり、コスト高の原因となる。
【0008】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、2次元アレイや高密 度アレイのような多素子のプローブを用いる場合にも、高価な超音波診断装置は 従来のものと同じものを使用することを可能にし、特別な多極コネクタを取り付 けた超音波診断装置を使用する必要をなくすための前置ブースタを提供すること にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する本考案は、mn個の圧電素子を有するプローブを接続す るためのmn個の接点を有する第1のコネクタと、1個の送信信号を受けてm個 の送信信号に変換するn個の送波ビームフォーマから成る送信用ビームフォーマ 群と、m個の受信信号を受けて整相加算し1個の受信信号に変換するn個の受波 ビームフォーマから成る受信用ビームフォーマ群と、前記送信用ビームフォーマ 群及び前記受信用ビームフォーマ群と、超音波診断装置本体との間に信号の送受 を行うためのn個の接点を有する第2のコネクタと、前記送信用ビームフォーマ 群と前記受信用ビームフォーマ群との動作を制御するコントローラと、前記送信 用ビームフォーマ群と前記受信用ビームフォーマ群と前記コントローラに超音波 診断装置本体から電源の供給を受けるための電源用線と、前記コントローラに前 記超音波診断装置本体から制御信号を受けるための制御信号用線とが接続される 電源及び制御信号用の第3のコネクタとを具備することを特徴とするものである 。
【0010】
【作用】
第2のコネクタに入力されたn個の送信信号は送信用ビームフォーマ群におい て各送波ビームフォーマでそれぞれm個の送信信号に変換されてmn個の送信信 号とされて第1のコネクタを経て出力される。mn個の受信信号は第1のコネク タを経て受信用ビームフォーマ群に入力され、各受波ビームフォーマでそれぞれ m個の受信信号が1個の受信信号とされてn個の受信信号となり、第2のコネク タから超音波診断装置に送られる。コントローラは送信用ビームフォーマ群と受 信用ビームフォーマ群との動作を制御する。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案の前置ブースタの一実施例のブロック図である。図において、1 1はX方向(走査方向)に64チャネル、Y方向(スライス方向)に16チャネ ルの圧電素子を有する2次元アレイプローブである。64×16チャネルの数字 は一例として示すものである。12は2次元アレイプローブ11を前置ブースタ 13に接続するための1024チャネル(64×16)用のコネクタAである。
【0013】 14は1024個の送信用アンプTA1 〜TA1024から成る送信用アンプ群、 15は1024個の受信用アンプRA1 〜RA1024から成る受信用アンプ群であ る。16は入力された64チャネルの送信信号の各1チャネル毎に16チャネル の信号に変換する64個の送波ビームフォーマTS1 〜TS64から成る送信用ビ ームフォーマ群、17は受信され1024チャネルの受信用アンプ群15で増幅 された信号を16チャネル毎に整相加算して1チャネルの信号とする64個の受 波ビームフォーマRS1 〜RS64で構成される受信用ビームフォーマ群である。 18は送信用ビームフォーマ群16と受信用ビームフォーマ群17の動作を制御 するコントローラで、超音波診断装置からの制御信号により動作している。
【0014】 19は64チャネルの送信用信号線と64チャネルの受信用信号線とがそれぞ れ接続されて64チャネルの信号線として超音波診断装置に信号を出力するため のケーブルを接続する64チャネル用のコネクタB、20は超音波診断装置から 前置ブースタ13へ電源及び制御信号を供給するためのケーブルを接続する電源 及び制御信号用のコネクタCである。
【0015】 上記のように構成された実施例の動作を説明する。図2に前置ブースタ13を 用いた超音波診断装置の概要を示す。図において、図1と同一の部分には同一の 符号を付してある。図中、21は従来の64チャネルシステムの超音波診断装置 、22は断層像等を表示するCRTである。超音診断装置21で形成された64 チャネルの送信信号は前置ブースタ13に入力されて、走査方向64チャネル、 スライス方向16チャネルの総計1024チャネルの信号に変換されて、2次元 アレイプローブ11から送波される。送波された超音波が反射体から反射されて 2次元アレイプローブ11で受波される。この1024チャネルの受信信号は前 置ブースタ13に入り、64チャネルの受信信号に変換されて超音波診断装置2 1に入力される。超音波診断装置21は64チャネルシステムなので、入力され た64チャネルの信号を処理してCRT22に表示する。尚、超音波診断装置2 1から前置ブースタ13には電源及び制御信号用ケーブル23により電源と制御 信号が供給され、前置ブースタ13から超音波診断装置21には前置ブースタ1 3を接続したことを示すプローブ認識コード用ケーブル24が接続されている。
【0016】 図1に戻り、コネクタB19に入力された送信信号は送信用ビームフォーマ群 16の送波ビームフォーマTS1 において16チャネルの送信信号に分割され、 送信用アンプ群の送信用アンプTA1 〜TA16で増幅される。送波ビームフォー マTS2 においても同様に16チャネルの送信信号に分割され、送信用アンプT A17〜TA32で増幅される。以下同様に行われて、1024チャネルの信号とな ってコネクタA12を経て2次元アレイプローブ11に送られる。
【0017】 反射体から反射されたエコーは2次元アレイプローブ11で受波され電気信号 に変換されてコネクタA12を経て受信用アンプ群15に入力される。受信用ア ンプRA1 〜RA16で増幅された16チャネルの信号は受波ビームフォーマRS 1 において整相加算されて1チャネルの信号として出力される。受信用アンプR A17〜RA32で増幅された信号は受波ビームフォーマRS2 で整相加算される。 このようにして1024個の受信用アンプRS1 〜RS1024で増幅された信号は 受信用ビームフォーマ群17で64チャネルの受信信号とされてコネクタB19 に接続されているコードから出力される。又、コネクタC20から入力された制 御信号はコントローラ18に入り、コントローラ18は送信用ビームフォーマ群 16と受信用ビームフォーマ群17の動作を制御している。
【0018】 以上説明したように本実施例によれば、限定されたプローブしか使用できなか った超音波診断装置でも高級な2次元アレイ等の多素子プローブが使えるように なる。従って高価な本体部分は従来のものと同じ装置を用い、2次元アレイを使 用する時にのみブースタが必要となるので、2次元アレイの必要のないユーザに 取ってはコスト高にはならない。又、将来使うかどうか分らない多チャネルのプ ローブのため高価な多極コネクタを2〜3個も超音波診断装置に取り付けておく 必要がないので多用途の超音波診断装置が安価に実現できる。
【0019】 尚、本考案は上記の実施例に限定されるものではない。図3にプローブの使用 法の実施例を示す。(イ)図は本実施例による2次元アレイプローブにおける圧 電素子の分配を示す図、(ロ)図は256圧電素子の1次元アレイをサブアレイ に分割して4チャネルを1個のチャネルとした方法を示す図である。このように 前置ブースタは、2次元アレイに限らず、多素子の1次元アレイに用いることも できる。
【0020】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、高価な超音波診断装置の本体を従 来と同様に使用可能とし、必ずしもすべてに必要としない高価な多極コネクタを 全装置に取り付けておく必要がなくなり、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の前置ブースタのブロック図
である。
【図2】本考案の前置ブースタを用いた超音波診断装置
の説明図である。
【図3】本考案の前置ブースタに用いるプローブの他の
実施例の図である。
【図4】従来のセクタ走査用プローブを用いる装置の図
である。
【図5】従来のリニヤ走査用プローブを用いる装置の図
である。
【図6】従来のマルチプレクサがプローブの中に収めら
れたリニヤ走査用プローブを用いる装置の図である。
【符号の説明】
11 2次元アレイプローブ 12,19,20 コネクタ 13 前置ブースタ 14 送信用アンプ群 15 受信用アンプ群 16 送信用ビームフォーマ群 17 受信用ビームフォーマ群 18 コントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 mn個の圧電素子を有するプローブを接
    続するためのmn個の接点を有する第1のコネクタ(1
    2)と、1個の送信信号を受けてm個の送信信号に変換
    するn個の送波ビームフォーマ(TS1 〜TS64)から
    成る送信用ビームフォーマ群(16)と、m個の受信信
    号を受けて整相加算し1個の受信信号に変換するn個の
    受波ビームフォーマ(RS1 〜RS64)から成る受信用
    ビームフォーマ群(17)と、前記送信用ビームフォー
    マ群(16)及び前記受信用ビームフォーマ群(17)
    と、超音波診断装置本体との間に信号の送受を行うため
    のn個の接点を有する第2のコネクタ(19)と、前記
    送信用ビームフォーマ群(16)と前記受信用ビームフ
    ォーマ群(17)との動作を制御するコントローラ(1
    8)と、前記送信用ビームフォーマ群(16)と前記受
    信用ビームフォーマ群(17)と前記コントローラ(1
    8)に超音波診断装置本体から電源の供給を受けるため
    の電源用線と、前記コントローラ(18)に前記超音波
    診断装置本体から制御信号を受けるための制御信号用線
    とが接続される電源及び制御信号用の第3のコネクタ
    (20)とを具備することを特徴とする多素子プローブ
    用前置ブースタ。
JP2264591U 1991-04-08 1991-04-08 多素子プローブ用前置ブースタ Pending JPH04124116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2264591U JPH04124116U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 多素子プローブ用前置ブースタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2264591U JPH04124116U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 多素子プローブ用前置ブースタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04124116U true JPH04124116U (ja) 1992-11-11

Family

ID=31908109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2264591U Pending JPH04124116U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 多素子プローブ用前置ブースタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04124116U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5897501A (en) Imaging system with multiplexer for controlling a multi-row ultrasonic transducer array
CN101238390B (zh) 一种弯曲2d阵列的超声换能器以及体积成像的方法
JP5679983B2 (ja) 超音波トランスデューサ・プローブ用のフロントエンド回路
JP4675444B2 (ja) トランスデューサを多重化する装置及び方法
US7322936B2 (en) Ultrasound diagnosis apparatus
US6736779B1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic device comprising the same
US7217243B2 (en) Ultrasound diagnosis apparatus
JP5174010B2 (ja) 統合ビーム化が行われる方法および変換器アレイ
US6506160B1 (en) Frequency division multiplexed wireline communication for ultrasound probe
US6582367B1 (en) 2D ultrasonic transducer array for two dimensional and three dimensional imaging
US4528854A (en) Phased-array receiver
EP1936404B1 (en) Ultrasound diagnosis apparatus
US20080262351A1 (en) Microbeamforming Transducer Architecture
JP2008510582A (ja) 細線インタフェースを有する超音波トランスデューサ
EP1914567B1 (en) Apparatus and method for forming an ultrasound image
EP2726903B1 (en) Two dimensional ultrasonic diagnostic imaging system with two beamformer stages
US6258030B1 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
JP6960938B2 (ja) 1次元パッチを有する2次元超音波アレイトランスデューサ
US5673698A (en) Multichannel ultrasonic diagnosis apparatus
JP2005342194A (ja) 超音波診断装置
US11564664B2 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and control method thereof
JPH04124116U (ja) 多素子プローブ用前置ブースタ
JP4643807B2 (ja) 超音波計測装置
JPH04256739A (ja) 超音波診断装置
JP2003010187A (ja) 超音波診断装置