JPH04122482U - マスタ・スレーブロボツトのマスタ装置 - Google Patents
マスタ・スレーブロボツトのマスタ装置Info
- Publication number
- JPH04122482U JPH04122482U JP3796391U JP3796391U JPH04122482U JP H04122482 U JPH04122482 U JP H04122482U JP 3796391 U JP3796391 U JP 3796391U JP 3796391 U JP3796391 U JP 3796391U JP H04122482 U JPH04122482 U JP H04122482U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- counterweight
- master
- pulley
- link
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【構成】 アーム3のアンバランスを補償するカウンタ
ウエイト32とプーリ33とを固定した回転軸θ2を支
持部1軸受11を介して支持するとともに、アーム2の
一方端付近を軸受11、12を介して回転軸θ2に支持
してある。アーム2の他方端にアーム3とプーリ31と
を固定した回転軸θ3を設け、プーリ31とプーリ33
にタイミングベルト34を巻付けてある。リンク5をア
ーム3とカウンタウエイト32にピン連結して平行リン
クを形成してマスタ・スレーブロボットのマスタ装置を
構成してある。 【効果】 カウンタウエイトとアームをリンクによって
連結して回転することによって精度を維持すると共に、
タイミングベルトによって死点を生じることなく回転す
るので、マスタ・スレーブロボットのマスタ装置を円滑
に操作でき、動作範囲を180°以上に広げることがで
きる。
ウエイト32とプーリ33とを固定した回転軸θ2を支
持部1軸受11を介して支持するとともに、アーム2の
一方端付近を軸受11、12を介して回転軸θ2に支持
してある。アーム2の他方端にアーム3とプーリ31と
を固定した回転軸θ3を設け、プーリ31とプーリ33
にタイミングベルト34を巻付けてある。リンク5をア
ーム3とカウンタウエイト32にピン連結して平行リン
クを形成してマスタ・スレーブロボットのマスタ装置を
構成してある。 【効果】 カウンタウエイトとアームをリンクによって
連結して回転することによって精度を維持すると共に、
タイミングベルトによって死点を生じることなく回転す
るので、マスタ・スレーブロボットのマスタ装置を円滑
に操作でき、動作範囲を180°以上に広げることがで
きる。
Description
【0001】
本考案は、多自由度を備えたマスタ・スレーブロボットのマスタ装置に関する
。
【0002】
従来、マスタ・スレーブロボットのマスタ装置は操作性を良くするため、ロボ
ットのアームの回転軸にアームの重量とバランスするカウンタウエイトを設けた
ものが開示されている(例えば、実開昭63−161685号公報)。しかし、
多関節ロボットの先端の方のアームの回転軸にカウンタウエイトを設けると、根
元の方のアームの強度を大きくする必要があり、根元の方のアームおよびそのカ
ウンタウエイトが大きくなる。
それを防ぐために、例えば図4に示すように、先端の方のアーム3のカウンタ
ウエイト32を根元の方の支持部1に回転し得るように支持された回転軸θ2に
固定すると共に、リンク4によってカウンタウエイト32とをアーム3と連結さ
せ、アーム3の回転力をカウンタウエイト32に伝達している。アーム2は回転
軸θ2を軸として軸受11を介して回転するようにしてあり、アーム2のカウン
タウエト21は直接アーム2の端部に固定している。
【0003】
ところが、上記のように1本のリンクによって回転力を伝達する構成では、ア
ームとリンクが一直線状に並んだ時死点が生じて、アームを操作しても動作しな
いことがあり、アームの動作範囲を180°以内の制限されてしまう。また、死
点の位置から外して2本のリンクを設ける方法もあるが、2本のリンクが干渉し
ないようにするため、アームの軸受を挟んで反対側に設ける必要があり、構造が
複雑で大形になるという欠点があった。
本考案は、簡単な構成によりアームの動作範囲を180°以上にすることを目
的とするものである。
【0004】
本考案は、複数のアームと共にそれぞれ回転するカウンタウエイトを有するマ
スタ・スレーブロボットのマスタ装置において、第1のアームの一方端に固定さ
れた第1のカウンタウエイトと、前記第1のアームを回転し得るように支持する
とともに第2のカウンタウエイトと第1のプーリとを固定した第1の回転軸と、
前記第1のアームの他方端に回転し得るように支持され第2のアームと第2のプ
ーリとを固定した第2の回転軸と、前記第1のプーリと第2のプーリに巻き掛け
たタイミングベルトと、前記第2のアームと前記第2のカウンタウエイトにピン
連結されて平行リンクを形成するリンクとを備えたものである。
【0005】
第2のアームと第2のカウンタウエイトをリンクによって連結して回転力を伝
達するとともに、第2のカウンタウエイトを固定した第3の回転軸と第2のアー
ムを固定した第2の回転軸とに固定した二つのプーリを介してタイミングベルト
によって回転力を伝達するので、第2のアームとリンクが一直線状に並んで死点
が生じても、タイミングベルトによって常に回転力を伝達することができるので
、アームの動作範囲を180°以内の制限されることはない。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。
図1は本考案の実施例を示す正面図、図2は側断面図で、根元より回転軸θ1
〜θ6を有する6自由度のマスタ装置で、回転軸θ1を軸に回転する支持部1に
回転軸θ2が回転軸θ1に対して垂直に軸受11を介して支持されている。更に
、アーム2の一方端部付近が軸受11、12を介して回転軸θ2に回転し得るよ
うに支持されている。アーム2の一方端部にはアーム2に加わるアンバランスに
よる回転力を補償するカウンタウエイト21が固定されてアーム2と共に回転軸
θ2を軸として回転するようにしてある。アーム2の他方端には回転軸θ3が回
転軸θ2に対して平行に回転し得るように設けられ、回転軸θ3にはプーリ31
と共にアーム3の一方端が固定されている。
また、回転軸θ2の端部にはアーム3に加わるアンバランスによる回転力を補
償するカウンタウエイト32が固定されていると共に、中空のアーム2の中でプ
ーリ33が固定されて、プーリ31とプーリ33にはタイミングベルト34が巻
付けられている。カウンタウエイト32には回転軸θ2の中心から偏心した位置
にリンク4の一方端がピン連結され、リンク4の他方端はアーム3に回転軸θ3
の中心から偏心した位置でピン連結され、アーム2、アーム3、リンク4、カウ
ンタウエイト32によって平行リンクを形成している。
アーム3の他方端には回転軸θ3に対して垂直に回転軸θ4が設けられ、アー
ム5が回転するようにしてある。アーム5には回転軸θ4に対して垂直な回転軸
θ5が設けられ、アーム6が回転するようにしてある。アーム6には回転軸θ5
に対して垂直な回転軸θ6が設けられ、グリップ7が回転するようにしてあり、
グリップ7を操作者が把持して移動させることにより、スレーブロボットを操作
するようにしてある。
このように、アーム3とカウンタウエイト32はリンク4によって連結して回
転力を伝達するとともに、回転軸4と回転軸θ3に固定されたプーリ33と31
を介してタイミングベルト34によって回転力を伝達するので、図3に示すよう
に、アーム3とリンク4が一直線状に並んで死点が生じても、タイミングベルト
34によって常に回転力を伝達することができ、アーム3の動作範囲を180°
以内の制限されることはない。
【0007】
以上述べたように、本考案によれば、カウンタウエイトとアームをリンクによ
って連結して回転することによって精度を維持すると共に、タイミングベルトに
よって死点を生じることなく回転するので、マスタ・スレーブロボットのマスタ
装置を円滑に操作でき、動作範囲を180°以上に広げることができるなどの効
果がある。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】本考案の動作中の実施例を示す正面図である。
【図4】従来例の動作中の正面図である。
1 支持部 11、12 軸受
2、3、5、6 アーム 21、32 カウ
ンタウエイト 31、33 プーリ 34 タイミング
ベルト 4 リンク 7 グリップ θ1、θ2、θ3、θ4、θ5、θ6 回転軸
ンタウエイト 31、33 プーリ 34 タイミング
ベルト 4 リンク 7 グリップ θ1、θ2、θ3、θ4、θ5、θ6 回転軸
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のアームと共にそれぞれ回転するカ
ウンタウエイトを有するマスタ・スレーブロボットのマ
スタ装置において、第1のアームの一方端に固定された
第1のカウンタウエイトと、前記第1のアームを回転し
得るように支持するとともに第2のカウンタウエイトと
第1のプーリとを固定した第1の回転軸と、前記第1の
アームの他方端に回転し得るように支持され第2のアー
ムと第2のプーリとを固定した第2の回転軸と、前記第
1のプーリと第2のプーリに巻き掛けたタイミングベル
トと、前記第2のアームと前記第2のカウンタウエイト
にピン連結されて平行リンクを形成するリンクとを備え
たことを特徴とするマスタ・スレーブロボットのマスタ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3796391U JPH04122482U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | マスタ・スレーブロボツトのマスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3796391U JPH04122482U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | マスタ・スレーブロボツトのマスタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122482U true JPH04122482U (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=31919586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3796391U Pending JPH04122482U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | マスタ・スレーブロボツトのマスタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04122482U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004515369A (ja) * | 2000-05-18 | 2004-05-27 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 制御アーム |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3796391U patent/JPH04122482U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004515369A (ja) * | 2000-05-18 | 2004-05-27 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 制御アーム |
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