JPH04122035U - 硬化炉構造 - Google Patents

硬化炉構造

Info

Publication number
JPH04122035U
JPH04122035U JP3526991U JP3526991U JPH04122035U JP H04122035 U JPH04122035 U JP H04122035U JP 3526991 U JP3526991 U JP 3526991U JP 3526991 U JP3526991 U JP 3526991U JP H04122035 U JPH04122035 U JP H04122035U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film sheet
curing furnace
slit
prismatic
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3526991U
Other languages
English (en)
Inventor
尚利 糟屋
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富士通ゼネラル filed Critical 株式会社富士通ゼネラル
Priority to JP3526991U priority Critical patent/JPH04122035U/ja
Publication of JPH04122035U publication Critical patent/JPH04122035U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】連続して行うフィルム状フレキシブル基板に印
刷されるインクパターンを硬化させる硬化炉を小型の装
置にすることを目的とする。 【構成】フィルムシート2が挿通するスリット3が一側
に設けられている角柱状筒4を中央部とし周囲外側を密
閉された空間を有するようにフィルムシート2が挿通さ
れるスリット3を一側に設けた箱体1を構成すると共に
角柱状筒4の中心に巻取リール8を配設し、前記密閉さ
れた空間内の四隅の略対角線上の相対する側壁5間にロ
ーラー6を架設すると共に空間内の適所にヒーター7を
配設して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
連続して行うフィルム状フレキシブル基板の印刷回路形成における硬化炉の構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フレキシブル基板の印刷回路の形成に使用される装置は図3に示す如く フィルムシート供給10、パターン印刷11、硬化炉12、フィルム巻取り13の工程が インラインに構成され、特に硬化炉は印刷されたパターンのインクが硬化する時 間必要なためトンネル状に7〜10メートルの長さを必要としていた。またスペー ス的に硬化炉の長さを長くとれない場合は自動機による連続生産方式を取らず、 所要面積に切断したフィルムシートをそれぞれ基準孔あけ、印刷、硬化炉の工程 毎まとめて生産する方法をとっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、印刷されたパターンのインクが硬化する時間フィルムシートを 硬化炉内に滞留させる必要があり、かつフィルムシートは連続しているので前工 程と同じスピードで搬送する必要があり、つづら折りで距離を得ようとすると硬 化してない印刷面にローラー等を当接させなければならないため直線的に搬送し なければならず、インライン式では長い距離のトンネル状硬化炉を設置しなけれ ばならないという問題があった。また工程毎作業を進めるバッジ式はフィルムシ ートを印刷機に着脱するのも、硬化炉に入れて硬化させるにも一枚一枚金網等に 並べて作業を進めるという手間の掛かることをしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、一側にフィルムシートの挿通するスリットを有す る角柱状の筒を水平に設け、該角柱状筒の周囲外側に密閉された空間を有するよ う前記角柱状筒を中央部にし、一側にフィルムシートの挿通する他のスリットを 設けて箱体を構成し、前記角柱状筒内に巻取りリールを配設すると共に、前記密 閉された空間内の四隅対角線上に少なくとも4個のローラーを側壁間にそれぞれ 架設し、かつ密閉された空間内の適所に発熱部材を配設したことを特徴とする硬 化炉構造を提供する。
【0005】
【作用】
前述のように、角柱状筒を中央部とし周囲外側を密閉された空間を有するよう に箱体で構成された硬化炉の一側よりパターン印刷されたフィルムシートを挿通 し、炉内四隅のコーナー部に設置されたローラーにより渦巻き状にフィルムを搬 送駆動して、角柱状筒の一側よりフィルムシートを引出し角柱状筒の中心部に配 設された巻取リールで巻き取るようにすることにより、フィルムシートの硬化し てない印刷面にローラーを当接させずに搬送することができると共に距離を得る ことができ、長い距離の硬化炉の設置やフィルムを一枚一枚並べた金網等をいち いち別に設置された硬化炉に運び入れるという作業も必要なくなる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本考案 による硬化炉の構造を示した一実施例の一部断面を含む側面図、図2は本考案に よる硬化炉の構造を示した他の実施例の一部断面を含む側面図である。
【0007】 図において、1は角柱状筒4と側壁6と共に密閉された空間を有するように構 成された断熱性を有する硬化炉の箱体であって、一側にフィルムシート2が挿通 するスリット3が設けられている。同様に4は硬化炉の箱体の一部をなす角柱状 筒であって、印刷されたインクの硬化したフィルムシート2が引出されるスリッ ト5が設けられており、筒中央部にはフィルムシート2を巻取リール9が配設さ れている。この巻取リール9はフィルムシート2の搬送速度に同期して作動し、 巻取りしたロールが取外せるようになっている。また側壁6の一方はフィルムシ ート2をローラー7に装着する作業ができるように開閉可能にしてある。7はフ ィルムシート2を搬送駆動するローラーであって、密閉された空間内の四隅略対 角線上の側壁間にそれぞれ懸架され、全てのローラー7は一本のチェーンで同方 向に駆動され同期してフィルムシート2が搬送されるようになっている。8は印 刷されたインクを硬化させる発熱部材であって、搬送されるフィルムシート2の 一面に熱が輻射されるように密閉された空間内の適所に配設されており、それら のコントロールは複数のサーモスタットで炉内温度が略一定になるよう分散した 回路になっている。
【0008】 以上のように構成した硬化炉はフィルムシート2に送り用のパーフォレーショ ンがなくローラー7で搬送する片面印刷のフィルムシートに適し、図2に示す他 の実施例の如くそれぞれのシャフトを一本のチェーンにて同期駆動させスプロケ ット10でつづら折り状にフィルムシートを搬送できるようにし、空間内の適所に 配設された発熱部材で印刷されたインクを硬化させるようにした硬化炉はローラ ー7のようにフィルムシート面に接する所がなくフィルムシート2のパーフォレ ーションで搬送できるため両面印刷に適している。
【0009】
【考案の効果】
前述のように、角柱状筒を中央部とし周囲外側を密閉された空間を有するよう に箱体で構成された硬化炉の一側よりパターン印刷されたフィルムシートを挿通 し、炉内四隅のコーナー部に設置されたローラーにより渦巻き状にフィルムを搬 送駆動して、角柱状筒の一側よりフィルムシートを引出し角柱状筒の中心部に配 設された巻取リールで巻き取るようにすることにより、フィルムシートの硬化し てない印刷面にローラーを当接させずに搬送することができると共に距離を得る ことができ、長い距離の硬化炉の設置やフィルムを一枚一枚並べた金網等をいち いち別に設置された硬化炉に運び入れるという作業も必要なくなることは硬化炉 を小型にでき乾燥効率を良くするうえ手間も省けコスト低減に寄与すること顕著 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による硬化炉の構造を示した一実施例の
断面図である。
【図2】本考案による硬化炉の構造を示した他の実施例
の断面図である。
【図3】従来の硬化炉の構成を示した一実施例の断面図
である。
【符号の説明】
1 箱体 2 フィルムシート 3 スリット 4 角柱状筒 5 側壁 6 ローラー 7 発熱部材 8 巻取リール 9 スプロケット付シャフト 10 フィルムシート供給ロール 11 パターン印刷機 12 硬化炉 13 フィルム巻取軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側にフィルムシートの挿通するスリット
    を有する角柱状の筒を水平に設け、該角柱状筒の周囲外
    側に密閉された空間を有するよう前記角柱状筒を中央部
    にし、一側にフィルムシートの挿通する他のスリットを
    設けて箱体を構成し、前記角柱状筒内に巻取りリールを
    配設すると共に、前記密閉された空間内の四隅対角線上
    に少なくとも4個のローラーを側壁間にそれぞれ架設
    し、かつ密閉された空間内の適所に発熱部材を配設した
    ことを特徴とする硬化炉構造。
  2. 【請求項2】密閉された箱状の前後側壁にフィルムシー
    トが挿通するスリットをそれぞれ設け、左右側壁間に両
    側にスプロケットを備えたシャフトを上下段に複数本並
    べて架設すると共に空間内の適所に発熱部材を配設し、
    両側にパーフォレーションを形成したフィルムシートを
    つづら折り状に前記スプロケット付シャフトに掛け搬送
    させるようにしたことを特徴とする硬化炉構造。
JP3526991U 1991-04-18 1991-04-18 硬化炉構造 Pending JPH04122035U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3526991U JPH04122035U (ja) 1991-04-18 1991-04-18 硬化炉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3526991U JPH04122035U (ja) 1991-04-18 1991-04-18 硬化炉構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04122035U true JPH04122035U (ja) 1992-10-30

Family

ID=31917481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3526991U Pending JPH04122035U (ja) 1991-04-18 1991-04-18 硬化炉構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04122035U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3599101A1 (en) 2018-07-25 2020-01-29 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Ink drying apparatus
JP2020147433A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 トヨタ自動車株式会社 搬送設備

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3599101A1 (en) 2018-07-25 2020-01-29 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Ink drying apparatus
US10843487B2 (en) 2018-07-25 2020-11-24 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Ink drying apparatus for drying ink by heat after printing
JP2020147433A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 トヨタ自動車株式会社 搬送設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE7811441L (sv) Forfarande for kontinuerlig frammatning och behandling eller bearbetning av en bojlig, deformerbar berare sasom ett band t.ex. av papper for framstellning framforallt av dokument med eller utan personuppgifter och ...
TW516346B (en) Device for heating printed-circuit board
BE781921A (fr) Procede et appareil de placement d'un ruban sur une surface de support et notamment destines a la formation des renforcements d'enveloppes pneumatiques
JPH04122035U (ja) 硬化炉構造
CN106183375A (zh) 一种立体循环的鞋面印刷装置
ATE533892T1 (de) Verfahren und vorrichtung zum transport einer folie von einem trockner auf eine rolle
DE3175767D1 (en) Apparatus for drying webs by hot air while simultaneously supporting the material, e.g. for paper webs delivered by a printing machine
CN211764121U (zh) 一种应用于卷对卷丝印中的s型输送带式热风烘干烤箱
CN106142829B (zh) 一种改进的鞋面印刷装置
CN212006622U (zh) 一种瓦楞纸板传送烘干装置
JP2539213B2 (ja) ベニヤ単板の熱処理装置
FR2517654B1 (fr) Procede et dispositif pour convoyer une feuille et lui imprimer une rotation partielle
JP4049093B2 (ja) グリーンシート製造方法
DE60200668D1 (de) Vorrichtung zum Be- und Entladen von Rollenpaletten für Fliesen
CN220548822U (zh) 一种便于上料的纸板油墨印刷设备
GB2026050A (en) Dye fixing apparatus for cloth
CH659996A5 (it) Dispositivo trasportatore ad angolo per prodotti dolciari.
CN213704936U (zh) 一种用于线路板的文字印刷流水线
CN108274769A (zh) 一种石墨烯地暖印刷封套自动流水线
JPS6117887A (ja) 焼成炉
KR100210008B1 (ko) 앨범대지 연속 제조장치
KR100422692B1 (ko) 라미네이팅기용 건조장치
JPH0536367Y2 (ja)
JPS5862606U (ja) 化粧シ−ト被覆装置
JP3592031B2 (ja) 板材搬送装置