JPH04121996A - 照明装置及び該装置に用いるインバータ - Google Patents

照明装置及び該装置に用いるインバータ

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JPH04121996A
JPH04121996A JP2243351A JP24335190A JPH04121996A JP H04121996 A JPH04121996 A JP H04121996A JP 2243351 A JP2243351 A JP 2243351A JP 24335190 A JP24335190 A JP 24335190A JP H04121996 A JPH04121996 A JP H04121996A
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JP
Japan
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discharge lamp
capacitor
inverter
transistor
switching transistor
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Application number
JP2243351A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Ota
太田 久義
Osamu Takashima
高嶋 修
Ryoichi Tsuchimoto
僚一 土本
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Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、事務所、店舗等の天井等に多数個配置してイ
ンバータにより高周波点灯させる蛍光灯等放電灯の照明
装置及び該装置に用いるインバータに関する。
〈従来技術〉 近時、放電灯を高周波電源で点灯させると、発光効率か
向上し、ちらつきもなくなることから、放電灯をインバ
ータにより高周波点灯させる照明装置か盛んに用いられ
るようになってきた。
従来、この種の照明装置は、商用電源を整流平滑して直
流を出力する直流電源装置と、これの直流出力を高周波
の交流に変換するインバータを有して、これの出力を安
定器を介して放電灯に供給して点灯させる放電灯装置と
を1つのケースに収納して構成し、この照明装置を、事
務所、店舗等の天井等に多数個縦横に配置し、この多数
の照明装置に、配線を介して商用電源をそれぞれ供給し
ていた。そして、天井に配置した多数の照明装置を例え
ば−列毎にブロックに分け、このブロック毎に上記配線
に手動開閉操作のスイッチを設け、このスイッチの手動
操作により、放電灯をブロック毎に点灯制御するように
していた。また、昼光によって十分明るい窓際の放電灯
は、上記スイッチにより、消灯したり、就業又は開店時
間外はいわゆる間引き点灯したりして、不必要な照明を
なくし、省電力化を図るようにしていた。さらに、この
ような照明装置に使用するインバータとしては、例えば
、第5図に示すように、鉄心に出力巻線N、とベース巻
線N2とを巻装してなる共振りアクドルLの上記出力巻
線N、の両端にコンデンサC1を接続した並列回路を、
エミッタ回路接地のスイッチングトランジスタQ、を介
して直流電源DCに接続し、このスイッチングトランジ
スタQ、のベースを、逆バイアスになったときに導通す
るようにしたダイオードD1を介してエミッタに接続す
ると共に、上記直流電源DCに起動抵抗R1を介して接
続し1がつ一端回路接地した上記ベース巻線N、の他端
にコンデンサC1と抵抗Rとを介して接続して形成され
ている。そして、このインバータに直流電源DCを印加
すると、起動抵抗R1を介してスイッチングトランジス
タQにベース電流が流れ、スイッチングトランジスタQ
1かオンし始めて出力巻線N1に電流か流れると共に、
ベース巻線N2に電圧か誘起し、抵抗R2,コンデンサ
C1を介してスイッチングトランジスタQ、にベース電
流を流してスイッチングトランジスタQ1は急速にオン
状態となってコレクタ電流は直線的に増加する。そして
、共振りアクドルLの鉄心の磁束が飽和すると、ベース
巻線N2の誘起電圧か増加せずベース巻線N1がらスイ
ッチングトランジスタQ、の飽和を保つベース電流を流
すことかてきなくなり、スイッチングトランジスタQ1
はコレクタ電圧か増大してオフし始めるので、ベース巻
# N 2には上記と逆方向の誘起電圧か発生し、ダイ
オードD、に順方向電流か流れてスイッチングトランジ
スタQ、のベース・エミッタ間か逆バイアスとなり、ス
イッチングトランジスタQ1はオフする。上記動作を繰
り返して、上記インバータか出力巻線N1の両端から高
周波の交流を出力するようにしていた。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、上記のように構成された照明装置にあっ
ては、昼光によって十分明るい場合、あるいは時間帯に
より、間引き点灯する場合は、その都度スイッチを手動
操作しなければならず手間を要し、又、照明装置は天井
等に多数個配置されており、放電灯の寿命で1点灯しな
くなったり、点滅したりするようになると、その個所か
暗くなり、点滅により不快感を与えるので、その都度直
ちに放電灯の取り替えの必要か生じて煩わしかった。し
かも、照明装置は、直流電源装置と放電灯装置とを1つ
のケースに収納していたので、大形化し重くなって、天
井等への取付に多くの手間を要し1がつ、製品コストか
高いという問題点かあった。さらに、上記照明装置のイ
ンバータは、スイッチングトランジスタのオン時点では
スイッチングトランジスタのコレクタ電圧か零になる前
にコレクタ電流か流れ始めるため、このコレクタ電圧と
コレクタ電流との重なりによるスイッチングロスが生し
、スイッチングトランジスタのオフ時点てはベース・エ
ミッタ間に逆バイアスが加わり始めてから完全にオフす
る(即ちコレクタ電流か零になる)までの時間が長いた
め、この間においてもコレクタ電流とコレクタ電圧との
重なりによるスイッチングロスか生じ、これら両スイッ
チングロスにより、照明装置の効率か低下し、消費電力
か大きくなって直流電源装置か大形化し、スイッチング
ロスによる発熱も大となるため、スイッチングトランジ
スタの周囲温度か上昇して電子部品に悪影響を与え、イ
ンバータを構成する電子部品の集積化か困難となって、
インバータの小形化か大きく制約されるという問題点を
育していた。
本発明の目的は、上記の課題を解決し、放電灯の点灯・
消灯の操作あるいは放電灯の取替の煩わしさを軽減する
ことができると共に、インバータのスイッチングロスを
低減し高効率化を図って直流電源装置及び放電灯装置を
小形軽量化し、省電力化、及び製品コストの低減を図る
ことができる照明装置とこれに用いるインバータを提供
することにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明は上記目的を達成するため、照明装置は、商用電
源を整流平滑して出力する直流電源装置と制御指令を送
出する主コントローラとを収納した制御盤と、上記直流
電源装置にインバータ、安定器、放電灯を接続し、上記
インバータ及び放電灯には異常を検出する異常検出回路
を接続し、昼光の強さに応じた信号を出力するようにし
た昼光センサを配設し、上記主コントローラの制御指令
と異常検出回路及び昼光センサの出力信号により、上記
インバータにパルス幅変調信号を送出するようにした端
末コントローラを設けてケースに収納してなる多数の放
電灯装置とを備え、上記多数の放電灯装置を昼光の変化
に応じて自動的にかつ個別に調光(減光又は増光)する
と共に、異常発生時、当該放電灯装置を消灯し、これと
隣接した放電灯装置を調光(増光)せしめるようにした
ことを特徴とした。
又、上記放電灯装置のインバータは、鉄心に出力巻線と
ベース巻線とバイアス巻線とを巻装してなる共振りアク
ドルの上記出力巻線を、スイッチングトランジスタを介
して直流電源装置に接続し、このスイッチングトランジ
スタのベース・エミッタ間に、トランジスタを介してコ
ンデンサを接続して、スイッチングトランジスタのオフ
時点には、このコンデンサを放電させてスイッチングト
ランジスタのベース・エミッタ間に大きな逆バイアスを
加えて急速にオフさせ、又、スイッチングトランジスタ
のベース・エミッタ間を、ベース・エミッタ間にコンデ
ンサと抵抗とを直列接続したトランジスタを介して接続
して、スイッチングトランジスタのオン時点には、この
コンデンサを放電させてスイッチングトランジスタのベ
ース・エミッタ間を微小時間短絡してスイッチングトラ
ンジスタのオン時点を微小時間遅らせるように構成した
く作用〉 制御盤の直流電源装置の出力は多数の放電灯装置に供給
され、放電灯装置毎に備えられた端末コントローラは、
制御盤の主コントローラの制御指令、及び各放電灯装置
に備えた異常検出回路、昼光センサの出力信号を受けて
、インバータにパルス幅変調信号を送出し、昼光の変化
に応じて放電灯を調光(減光又は増光)し、放電灯の点
滅等の異常発生の放電灯装置を消灯させると共に、これ
に隣接した放電灯装置を上記主コントローラの制御指令
により調光(増光)する。
又、上記インバータは、スイッチングトランジスタのオ
フ時点に大きな逆バイアスかスイッチングトランジスタ
に急激に加わり、コレクタ電流の立下がりが急峻となっ
てコレクタ電流とコレクタ電圧とか重なる時間が極めて
短くなり、スイッチングトランジスタのオン時点にはそ
のオン時点か微小時間遅れ、コレクタ電流とコレクタ電
圧とか重ならず、スイッチングロスを低減する。
〈実施例〉 本発明の実施例を第1図〜第4図を参照して説明する。
第1図は装置のブロック図てあり、第2図はそれを具体
化して示したブロック図である。
第1図及び第2図において、lは照明装置で、直流電源
装置7及び主コントローラ17を収納した制御t3と、
上記直流電源装置7から配線5を介して直流電源を供給
されると共に、上記主コントローラ17と信号線6,6
.・・・を介して信号を授受する多数の放電灯装置4,
4.・・・とから構成されている(第2図には上記放電
灯装置4を1つのみ示した)。制圓盤3について説明す
ると、上記直流電源装置7は、商用電源2の入力端子間
に、ノイズフィルタ71を介して整流平滑回路72と、
主コントローラ17の制御電源用の定電圧回路73とを
接続し、整流平滑して直流電源を出力するようになって
いる。そして、ノイズフィルタ71は、上記入力端子間
に、直列に接続したコンデンサC1,C2とコンデンサ
C2とを並列に挿入すると共に、コモンモートチョーク
コイルL1の1次・2次コイルの一端をそれぞれ接続し
、上記コンデンサCIと02の接続点を大地に接地して
、コンデンサC,,C,とコモンモードチョークコイル
L、てコモンモードノイズを、またコンデンサC,でノ
ーマルモードノイズをそれぞれ除去してコモンモードチ
ョークコイルL1の1次・2次コイルの他端から商用電
源2の交流を出力するようになっている。整流平滑回路
72は、その入力端に、一方は力率改善用のチョークコ
イルL、を介して、整流素子をブリッジ接続してなる整
流回路DBの交流入力端を接続し、この整流回路DBの
直流出力端と回路接地間に抵抗R1を介してコンデンサ
C6を接続し、抵抗R3とコンデンサC4との接続点を
出力端として、商用電源2の交流を全波整流し平滑した
直流電圧(例えばDC140V)で出力するようになっ
ている。又、定電圧回路73は、上記ノイズフィルタ7
1の出力端の一方と回路接地間に抵抗R1,とコンデン
サC3,とを直列に接続し、このコンデンサCI7の端
子間にアノードを回路接地側とした定電圧ダイオードZ
D、を接続して、抵抗R8とコンデンサCI7の接続点
から、商用電源2の交流の半波により抵抗R3,を介し
て充電するコンデンサC1の端子間電圧を定電圧ダイオ
ードZD、のツェナー電圧(例えばDC5V)に維持し
て主コントローラ17の制御電源を出力するようになっ
ている。上記主コントローラ17は、操作部OPとマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンという)八とからな
り、上記操作部OPは、マイコンAに信号を送出して放
電灯装置4,4.・・・を点灯又は消灯させる図示しな
い手動スイッチと、放電灯装置4゜4、・・・のそれぞ
れの点灯、消灯、及び後述の異常検出回路8の出力等を
表示する信号をマイコンAから受けてこれを例えば発光
ダイオードでそれぞれ表示するようにした図示しない表
示部とを備えている。上記マイコンAは、上記操作部O
P及び放電灯装置4,4.・・・からの信号を受けて予
め定めた制御プログラムに従ってディジタル演算処理を
実行し、この演算結果を2進信号にて出力するようにな
っている。そして、このマイコンAは、上記操作部OP
及び放電灯装置4,4゜・・・からの信号を入力すると
共に、演算結果の信号を操作部OP及び放電灯装置4,
4.・・・へ出力する入出力部(以下、Ilo、という
)と、多数の放電灯装置4,4.・・・を最適な状態に
制御するための各種演算処理の手順を定めた上記制御プ
ログラムを記憶している続出専用メモリ(以下、ROM
、という)と、このROM、の制御プログラムを順次読
み比してそれに対する演算処理を実行する中央処理部(
以下、CPU、という)と、このCPUIの演算処理に
関する各種データを一時記憶すると共に、そのデータの
CPUによる読み出しか可能なメモリ(以下、RAMと
いう)と、水晶振動子を有しt各種演算のための基準ク
ロックパルスを発生するクロック発生部(以下、CLK
、という)とを備えて構成されている。上記RAM、に
は、例えば第4図に示すように、天井等に縦横に配置さ
れた多数の放電灯装置4,4.・・・のそれぞれに、そ
の位置(即ち、ある基点から、X方向についてはX番目
、X方向についてはY番目)に対応した座標(X。
Y)を指定して、この座標(X、Y)をアドレスコード
として記憶させである。そして、上記l101と放電灯
装置4,4.・・・とは、信号線6゜6、・・・を介し
て接続されている。上記マイコンAは、制御プログラム
により、上記操作部OPから出力される点灯又は消灯の
指示によって放電灯装置4,4.・・・に点灯又は消灯
の制御指令を送出し、又、上記CLK1がらの基準クロ
ックパルスから時刻を算出して、所定の時間帯(例えば
、事務所ての昼休み時間)には調光(この場合は消灯又
は減光)の制御指令を主コントローラ17から送出する
ようになっている。さらに、天井等に多数配設された放
電灯装置4,4.・・・が、例えば、第4図に示すよう
な座標で示され、この座標(3,2)にある放電灯装置
4の放電灯11に劣化等の異常か生じてその放電灯11
か消灯した場合には、当該放電打製rI14から座標(
3゜2)に相当するアドレスコード及び異常の内容に対
応したコードからなる信号を受けると、そのアドレスコ
ードをRAM、に記憶されているアドレスコードと比較
演算して、座標(3,2)のX又はYに相当するアドレ
スコードとの差が例えばl即ち隣接する放電灯装置4,
4.・・・ (第4図に示した座標が(2,1)(2,
2)(2,3)(3,1)(3。
3)(4,1)(4,2)(4,3)の放電灯装置4,
4゜・・)を選択して制御指令を送出し、それぞれの放
電灯11.11.  ・・・を調光(この場合は増光)
するようになっており、さらに又、マイコンAは、放電
灯装置4,4.・・・の状態、即ち、点灯、消灯、異常
発生の場合は異常の内容を上記操作部OPの図示しない
表示部の発光ダイオードに表示させるようになっている
次に、放電灯装置4,4.・・・について説明する。放
電灯装置4,4.・・・は、事務所、店舗等の天井等に
縦横に配設されて(第4図)、上記制御盤3に、配線5
及び信号線6,6.・・・を介してそれぞれ接続されて
おり、フィルタ18、定電圧回路19、インバータ9、
安定器10、放電灯11、過電流検出回路12と不点灯
検出回路13と過昇検出回路14とからなる異常検出回
路8、昼光センサ15及び端末コントローラ16から構
成されている。そして、上記フィルタ18は、上記直流
電源装置7の出力端と回路接地間に、チョークコイルL
、とコンデンサC5とを並列接続した帯域阻止用のフィ
ルタFとコンデンサC1とを挿入して形成されている。
上記定電圧回路19は、上記フィルタ18の出力端と回
路接地間に、抵抗R2とアノードを回路接地した定電圧
ダイオードZ D 1 とを直列接続して形成され、こ
の定電圧ダイオードZD、のカソードを出力端として定
電圧電源VC3を上記放電灯装置4,4.・・・の各部
へ供給するようになっている。上記インバータ9は、上
記フィルタ18の出力端に、鉄心に出力巻JIIN、と
ベース巻線N、とバイアス巻線N。
とを巻装した共振りアクドルLの上記出力巻線N、の一
端を接続し、上記出力巻線N1の両端にこれと並列共振
するコンデンサc7を接続し、上記出力巻線N1の他端
にエミッタ回路接地のスイッチングトランジスタQ1の
コレクタを接続し、このスイッチングトランジスタQ、
のスイッチング動作によって、上記出力巻線N1の両端
から高周波電圧を出力するようになっている。上記スイ
ッチングトランジスタQ1のベース・エミッタ間及びコ
レクタ・エミッタ間には逆バイアスになった時に導通ず
るダイオードD、及びフリーボイリングダイオードD、
をそれぞれ挿入し、スイッチングトランジスタQ、のベ
ースと上記定電圧電源V醤との間に起動抵抗R1を挿入
し、スイッチングトランジスタQ1のベース・エミッタ
間に、トランジスタQ!のコレクタ・エミッタ間と一喝
が回路接地のコンデンサCI!を直列に挿入し、上記コ
ンデンサC11の端子間にカソード回路接地の定電圧ダ
イオードZD、を接続し、上記スイッチングトランジス
タQ1のベースには、トランジスタQ、のエミッタとコ
ンデンサC1,との接続点(以下、a点という)にエミ
ッタを接続したトランジスタQ、のコレクタと、該トラ
ンジスタQ、のベースに抵抗R1を介してカソードを接
続したプログラマブル・ユニジャンクション・トランジ
スタ(以下、PUTという)Q、のアノードとを、コン
デンサC,。を介して接続し1がつ、一端を回路接地し
た上記ベース巻線N、の他端を抵抗R1と上記コンデン
サC10を介して接続し、又、上記トランジスタQ、の
ベース・エミッタ間に直列に接続した抵抗R9とコンデ
ンサC11との接続点(以下、0点という)を、一端か
上記コンデンサC11の他端(即ち上記トランジスタQ
、のエミッタ)に接続された上記バイアス巻線N2の他
端にアノードを接続したダイオードD、のカソードに抵
抗R10を介して接続し、さらに、上記ベース巻線N、
の他端は、a点にアノードを接続したダイオードD4の
カソードに抵抗R11を介して接続する。又、上記定電
圧IEfIf、vc2と回路接地との間に抵抗R5R,
を直列接続し、上記抵抗R,の両端には、コンデンサC
1と、直列接続した抵抗R4とエミッタ回路接地のトラ
ンジスタQ、のコレクタ・エミッタ間とを並列に接続し
、上記抵抗R6とRoとの接続点に上記PUTQ、のゲ
ートを接続し、このPUTQ、のゲートとアノードとの
間に誤動作防止用のコンデンサC2を接続して、上記P
UTQ4のゲートに、上記定電圧電源V(2を分圧(R
* / (R5+Rs))した電圧をさらに上記トラン
ジスタQ、をこのベースに入力する端末コントローラ1
6のパルス幅変調信号によりオン・オフさせて設定され
る電圧V1を入力させ、上記PUTQ4は、そのアノー
ド電圧(=Vcla)とゲート電圧V、 とかV、 ≦
Vc、。−V。、、(但し、V OF3はPUTQ、の
オフセット電圧)となったとき、オンするようになって
いる。そして、インバータ9の出力は、一方(スイッチ
ングトランジスタQ1のコレクタ側)に直流阻止用のコ
ンデンサCItを接続した上記出力部JIIN、の両端
から安定器10を介して放電灯11に送出されるように
なっている。又、上記スイッチングトランジスタQ、に
は、その通電によって生ずる熱を放熱するための図示し
ない放熱器に取付けられ、この放熱器にスイッチングト
ランジスタQ1が過負荷となって放熱器が所定温度以上
となった場合に開路する、過昇検出回路14の常閉形の
過昇接点OTCが取付けられている。上記安定器lOは
、上記インバータ9の出力端の他方と放電灯11の一方
の電極の電源側端子との間に接続されたチョークコイル
L、と、放電灯110両電極の非電源側端子間に接続さ
れたコンデンサC1,とからなっている。そして、上記
放電灯11は、その両電極が通電により予熱されて両電
極間に所要の電圧が印加されると点灯を開始するように
なっている。上記過電流検出回路12は、過電流検出部
12aと過電流信号出力部12bとからなり、過電流検
出部12aは、上記インバータ9の出力端と放電灯11
の電極の電源側端子との闇に挿入された低抵抗値の抵抗
R2,の両端に所定の電圧か生じたとき導通ずるように
ダイオードD、とホトカブラPC,のホトダイオードP
D、と保護抵抗R12を直列接続すると共に、上記ホト
ダイオードPD、の両端には、上記ダイオードD、を流
れる半波の電流を平滑するコンデンサCI4と、ホトダ
イオードPD、保護用のダイオードD、をそれぞれ接続
して形成され、方、上記過電流信号出力部12bは、上
記ホトカブラPC,のエミッタ回路接地のホトトランジ
スタPT、のコレクタと上記定電圧電源VC2との間に
、抵抗R8゜と、直列接続した抵抗’Rz2 コンデン
サC1,、抵抗R1+とを接続すると共に、抵抗R、コ
を介して回路接地したカソードを出力端とするPUTQ
、のゲートを上記抵抗R12とコンデンサC1,との接
続点に、PUTQ、のアノードを上記コンデンサC1,
と抵抗R11との接続点にそれぞれ接続し、ホトトラン
ジスタPT1がオンしたとき、コンデンサC+aの一端
が抵抗R1!及びホトトランジスタPT、を介して回路
接地され、コンデンサC+sが他端に接続した抵抗R2
,を介して定電圧電II V e 2ニよッテ、CIl
X (R21+ R22)の時定数(例えば10秒)で
充電され、その両端電圧か上記PUTQ4の場合と同様
に、(ゲート電圧)≦(アノード電圧−オフセット電圧
)の関係となったときPUTQ1がオンして、PUTQ
、のカソードか上記定電圧電源V。2の電圧(“H”レ
ベル)と略等しくなり、これを過電流信号として端末コ
ントローラ16に送出するようになっている。
上記不点灯回路13は、不点灯検出部13aと不点灯信
号出力部13bとからなり、上記不点灯検出部13aは
、上記放電灯11の両電極間に接続されたコンデンサC
IBと直列接続された低抵抗値の抵抗R+4と、この抵
抗R14の両端に電圧か生じたとき導通ずるようにダイ
オードD、とホトカブラP CzのホトダイオードPD
、と保護抵抗Rと、上記抵抗R14の両端電圧が所定以
上のとき導通させるようにする定電圧ダイオードZD、
とを直列接続すると共に、上記ホトダイオードPD。
の両端には、平滑用コンデンサC1,と保護用のダイオ
ードD3をそれぞれ接続して形成され、一方、上記不点
灯信号出力部13bは、上記ホトカブラPC,のホトト
ランジスタPT2.PUTQ7抵抗R241R251R
ts+ R27コンデンサCII等によって上記過電流
信号出力部12bと同様に構成され、上記PUTQ7か
オンしてPUTQ7のカソードが“H“レベルとなった
とき、これを不点灯信号として端末コントローラ16に
送出するようになっている。上記過昇検出回路14は、
上記過昇接点OTCの一端を抵抗R3,を介して定電圧
電源Vc1に接続し、他端を回路接地して、上記スイッ
チングトランジスタQ1に取付けた図示しない放熱器の
温度か所定(例えば100”C)以上になったとき上記
過昇接点OTCが開路して過昇接点oTCの一端が“H
”レベルとなり、これを過昇信号として端末コントロー
ラ16に送出するようになっている。昼光センサ15は
、放電灯11の照射面(例えばフロア)方向からの入射
光のみを受けるように、例えば−万端を上記照射面に向
けて開口して放電灯装置4,4.・・・のケースに取付
けた図示しない筒体の内部に配置したエミッタ回路接地
のホトトランジスタP”lのコレクタを、抵抗R+7を
介して上記定電圧電源V (2に接続すると共に、これ
を出力端とし、上記ホトトランジスタPT、は、上記入
射光か全くないとき完全にオフ、入射光か所定以上の強
さのとき完全にオンとなって、上記出力端の電圧はそれ
ぞれ上記定電圧電源V(2の電圧(例えば5V)又はO
Vとなり、この範囲(5〜OV)で上記出力端の電圧は
入射光の強度によって連続的に変化し、この電圧を昼光
センサ15の昼光信号として端末コントローラ16に送
出するようになっている。上記端末コントローラ16は
、異常検出回路8、昼光センサ15及びマイコンAの出
力信号を受けて予め定めた制御プログラムに従って演算
処理を実行しこの演算結果を上記マイコンAとインバー
タ9へ出力するようにしたマイコンBからなっている。
このマイコンBは、上記異常検出回路8、昼光センサ1
5及びマイコンAの出力信号を入力すると共に、演算結
果をマイコンA及びインバータ9へ出力する入出力部(
以下、I/○、という)と、このl102への入力信号
に応じてインバータ9の出力を最適の状態に制御するた
めの演算処理の手順を定めた上記制御プログラムを記憶
している続出専用メモリ(以下、ROM、という)と、
このROM2の制御プログラムを順次読み出してそれに
対する演算処理を実行する中央処理部(以下、CPU!
という)と、このCPU2の演算処理に関する各種デー
タを一時記憶すると共に、そのデータのCPU2による
読み出しか可能なメモリ(以下、RAM、という)と、
水晶振動子を有して基準クロックパルスを発生する図示
しないクロック発生部とを備えて構成されており、上記
I10、の昼光センサ15からの信号入力部にはA/D
変換器が設けられている。上記端末コントローラ16は
、上記ROM、の制御プログラムによって、上記制御盤
3の主コントローラ17から点灯の制御指令が送出され
たとき、マイコンBの工101がらインバータ9のトラ
ンジスタQ、のベースに、例えばroooloool・
・・」なるシリアル信号を“0#をmL″レベルに1″
を“H”レベルに対応させたパルス幅変調信号として送
出し、トランジスタQ、をオン・オフさせて上記PUT
Q、のゲート電圧を、上記パルス幅変調信号に対応する
直流電圧に制御し、インバータ9の出力を放電灯11の
定格電圧になるよう制御する。主コントローラ17から
消灯の制御指令か送出されたとき、同様に、マイコンB
のl102から例えばrill・・・」なるシリアル信
号に対応させたパルス幅変調信号を送出してトランジス
タQ、をオンさせてインバータ9の出力を零に制御する
。主コントローラ17から調光(減光又は増光)の制御
指令か送出されたとき、同様にして、調光の制御指令に
対応する“l”、“0”からなるシリアル信号に対応さ
せたパルス幅変調信号のデユーティ比で定まるインバー
タ9の出力を放電灯11に印加させるようになっている
。又、端末コントローラ16は、上記異常検出回路8が
動作した場合は、異常検出回路8(過電流検出回路12
.不点灯検出回路13.過昇検出回路14)のそれぞれ
と対応して予め定めたコードを異常発生の放電灯装置4
のアドレスコートと共に主コントローラ17へ送信する
と同時に、インバータ9の出力を零にさせるパルス幅変
調信号を出力させるようになっており、さらに、端末コ
ントローラ16は、昼光センサ15から昼光信号を受け
たとき、これに対応するパルス幅変調信号をインバータ
9に送出して放電灯11を調光(この場合は減光又は増
光)するようになっている。
そして、上記制御盤3は、その操作部OPに設けた手動
スイッチ及び表示部の操作及び視認か容易な1がつ、商
用電源2との接続に適した位置(例えば壁)に取付け、
上記放電灯装置4,4゜・・・は、図示しないケースに
収納されて天井等に取付ける。
次に、照明装置1の動作について説明する。商用電源2
が制御盤3の直流電源装置7に入力されると、商用電源
2に含まれるノイズ及びインバータ9で発生し配線5を
伝播してくる若干のノイズは、ノイズフィルタ71のコ
ンデンサC,,C,、Cとコモンモードチョークコイル
L1とて除去され、商用電源2は、整流平滑回路72の
整流回路DBで余波整流され、抵抗R0とコンデンサC
1とて平滑された直流電圧(例えばl 40 V)が直
流電源装置7から出力される。
この際、上記整流回路DBの交流入力端に接続されたチ
ョークコイルL!は、直流出力端に接続されたコンデン
サC4に流れる電流か、商用電源2の半サイクルの山頂
部にのみ集中して流れるのを抑制して力率を1に近づけ
るので、放電灯装置4を多数個同時に点灯する場合でも
総量電電力の力率を低下させることはなく、電力受電設
備から直流電源装置7までの配線を太くする必要はなく
、又、上記チョークコイルL、は制御盤3の直流電源装
置7に設けであるので放電灯装置4,4゜・・を大形化
させることなく力率を高めることになる。
そして、直流電源装置7の出力は、配線5を介して多数
の放電灯装置4,4.・・・へ送出される。このとき、
配線5には直流を通電するようになっているので、交流
を通電した場合に生ずる表皮効果による配線5の電力損
失、並行する配線5間の漂遊容量による無効電流の増大
による効率及び力率の低下、配線5からの電磁ノイズの
放射等の不都合は全く生じない。従って、配線5のいわ
ゆる引き廻しを自由に行うことができ、効果的な照明を
行うための多数の放電灯装置14.4.  ・・・の配
置、組合せの自由度か増すことになる。又、直流通電の
ため、配線5の線径は力率を考慮する必要がなく、多数
の放電灯装置14,4.  ・・・の消費電力を単純計
算して得られる線径でよいため、従来より細い径の配線
5てよいことになる。
一方、直流電源装置7の定電圧回路73は、ノイズフィ
ルタ71の出力端の一方から商用!#2の交流の半波が
入力され、これを抵抗R14とコンデンサCI7と定電
圧ダイオードZD、とで平滑した直流電圧(例えば5V
)を出力し、制帽1内の主コントローラ17に制御電源
として供給する。
そして、主コントローラ17の操作部OPの手動スイッ
チを操作してマイコンAに放電灯11を点灯させる信号
を送ると、マイコンAのIlo。
から信号線6,6.・・・を介して、放電灯装置4,4
.・・・の端末コントローラ16.16゜・に点灯の制
御指令か送出される。
次に、上記配線5を介して直流電源を供給された放電灯
装置4,4.・・・の動作を説明する。
上記直流電源は、フィルタ18を介して定電圧回路19
及びインバータ9に供給され、フィルタ18は、インバ
ータ9か発生する高周波電圧か電路を伝播して上記制御
盤3の直流電源装ft、7ヘノイズとして漏出するのを
帯域阻止用のフィルタFとコンデンサC6とによって阻
止する。定電圧回路19は、定電圧ダイオードZ D 
+で定まる直流電圧(例えば5V)を出力し、放電灯装
置4の各部に定電圧電源V。2を供給する。
インバータ9の動作を第3図と共に説明する。
PUTQ、のゲートには、上記定電圧電源VCIを抵抗
Rs、Raで分圧し、さらに、上記主コントローラ17
の点灯の制卸指令を受けた端末コントローラ16から出
力された所定のデユーティ比のパルス幅変調信号でトラ
ンジスタQ、をオン・オフして得られた電圧かゲート電
圧V、として入力されている。
上記定電圧電源Vc2の供給により(第3図(へ)to
時点)、起動抵抗R7を介してスイッチングトランジス
タQ1にはベース電流か流れてスイッチングトランジス
タQ1かオンし始め、共振りアクドルLの出力巻線N、
に電流か流れることによりベース巻線N!に電圧か誘起
され(第3図(ニ))、この誘起電圧により電流か、ベ
ース巻線N2→抵抗R,→コンデンサC3゜→スイッチ
ングトランジスタQ1のベース・エミッタ→回路接地→
ベース巻線N2の経路で流れて、スイッチングトランジ
スタQ1がベース電流の増加により急速にオン状態とな
ってコレクタ電圧が略零となり(第3図(ロ)to時点
)、出力巻線NIの電流、即ちスイッチングトランジス
タQ1のコレクタ電流か略直線的に増加していく(第3
図(ハ)t。
〜t1時点)。そして、上記経路N、→R1→Co−+
Q1のベース・エミッタ→回路接地→N、で流れる電流
によりコンデンサC3゜が図示極性に充電されて、PU
TQ4のアノード接続側のコンデンサC10の電圧VC
I。が上昇しく第3図(ホ))、この電圧V。10とゲ
ート電圧V、とかV1≦■。
V oF、の関係になったとき、PUTQ、がオンして
抵抗R7を介してトランジスタQ3にベース電流を流し
てこれをオンさせる。トランジスタQ、のオンによって
、コンデンサCtoは、その電荷をコンデンサC10→
トランジスタQ、のコレクタ・エミッタ→a点→コンデ
ンサCIf→回路接地→ダイオードD、→コンデンサC
10の経路で放電し、ダイオードD、のオンによりスイ
ッチングトランジスタQ1のベース・エミッタ間に逆バ
イアスの電圧か加わり(第3図(へ)1+時点)スイッ
チングトランジスタQ1がオフ状態に移行する。
これにより、ベース巻線N!には上記と逆方向の電圧が
誘起し始め、ベース巻線N!→回路接地→ダイオードD
1→コンデンサCIO→抵抗R8→ベース巻線N2の経
路で電流が流れてスイッチングトランジスタQ、のベー
ス・エミッタ間に逆バイアスの電圧かさらに加わり、コ
ンデンサc10は上記図示極性と逆の極性に充電される
(第3図(ニ)(ホ)(へ)t1〜t3時点)と同時に
、ベース巻線N2呻回路接地→コンデンサC12→a点
→ダイオードD4→抵抗R1□→ベース巻線N、の経路
にも電流か流れてコンデンサC12を図示極性に充電し
、a点か負電圧となる(第3図(ト))。
この際、バイアス巻線N、は、スイッチングトランジス
タQ、がオンの間は、バイアス巻線N、の一端に接続さ
れたダイオードD3により電流が流れるのを阻止され、
スイッチングトランジスタ。
1かオフの間は、バイアス巻線N、→ダイオードD3−
抵抗R10→(コンデンサC0,)と(抵抗R1→トラ
ンジスタQ2のベース・エミッタ)→バイアス巻線N3
の経路で電流が流れてコンデンサC11を図示極性に充
電する(第3図(チ))と共に、トランジスタQ、をオ
ンさせる。
一方、共振りアクドルLの出力巻線N、には、スイッチ
ングトランジスタQ、のオフにより、出力巻線N1に蓄
積されたエネルギーが放電されてコンデンサC1と並列
共振して振動電圧(第3図(ロ))となり、この振動電
圧か零になる1/2周期後(第3図(ロ)12時点)の
直前にベース巻線N、の誘起電圧の極性か反転して(第
3図(ニ)t2時点の直前)、スイッチングトランジス
タQ、のベースに電流が流れようとするか、上記コンデ
ンサCIIは時定数CII・R1で放電して抵抗R1を
介してトランジスタQ2にベース電流を流しトランジス
タQ2をオンさせスイッチングトランジスタQ、のオン
を微小時間(即ち上記振動電圧が完全に零になるt2時
点までの時間)遅らせる(第3図(イ)tz時点)。オ
ン時点を遅らせることにより、スイッチングトランジス
タQ1のオン時にコレクタ電圧とコレクタ電流とが重な
らず、スイッチングロスか発生しない。そして、コンデ
ンサCIIが放電後トランジスタQ、がオフすると共に
、スイッチングトランジスタQ、にベース電流か流れ始
める(第3図(へ)17時点)。
以後、上記動作を繰り返し継続する。
又、スイッチングトランジスタQ1かオフの間に充電し
たコンデンサC12の一端のa点(トランジスタQ、の
エミッタ)を負電圧にしておくことによって、トランジ
スタQ3のオンと同時にコンデンサC12か放電しスイ
ッチングトランジスタQのベース・エミッタ間に大きな
逆バイアスか急激に加えられてスイッチングトランジス
タQ1か急速にオフすることになって、そのコレクタ電
流の立下かり時間が極めて短くなるので、スイッチング
トランジスタQ1のオフ時に、コレクタ電圧とコレクタ
電流とか重なる時間か極めて短くなってスイッチングロ
スが低減され、上記オン時のロスを無くしたことと合わ
せてスイッチングトランジスタQ、のスイッチングロス
が極めて小さくなり、インバータ9の効率を高めること
かでき、スイッチングロスの発生による発熱も小さくす
ることかできる。このため、直流電源袋rIL7の容量
を小さくすることかできると共に、スイッチングトラン
ジスタQ、の放熱器が小形化され、インバータ9は、構
成部品の集積化を高めて小形化することが可能となる。
インバータ9の出力は、その直流分はコンデンサCI3
で阻止され、安定器lOへ送出されて、インバータ9の
一方の出力端→チョークコイルL。
→放電灯11の一方の電極→コンデンサC16→放電灯
11の他方の電極→抵抗R7,→コンデンサC1、→イ
ンバータ9の他方の出力端の経路で電流か流れて放電灯
11の画電極か予熱されて、両電極間に印加された電圧
によって放電灯11か点灯する。
次に、異常検出回路8の動作について説明する。
過電流検出回路12は、定常時は過電流信号出力部12
bのコンデンサC+sの両端か、抵抗R2゜。
R1!とR1+とによりそれぞれ定電圧電源VC2に接
続されて同電圧に保たれており、これによりPUTQ、
のアノード・ゲート間電圧は零でPUTQ、はオフ状態
で、そのカソードは“L”レベルであり過電流信号を送
出しない。そして、過電流検出部12aの抵抗R4に、
例えば放電灯11の劣化による尖鋭電流の増加や、放電
灯11への配線のショート等による過電流が流れると、
抵抗Ratの両端に発生した電圧により、ダイオードD
a→ホトダイオードPD、−抵抗R13の経路で電流か
流れてホトダイオードPD1が発光する。これを過電流
信号出力部12bのホトカブラPC,のホトトランジス
タPT1が受光してオンし、定電圧電源VCI→抵抗R
21→コンデンサC1s→抵抗Rt2−ホトトランジス
タPT、−回路接地の経路て電流か流れてコンデンサC
IIか充電されて、この充電か例えば10秒間継続して
コンデンサC1lの両端が所定の電圧以上になったとき
、PUTQ1がオンしてPUTQ、のカソードか“H”
レベルとなり、これを過電流信号として端末コントロー
ラ16に送出する。不点灯検出回路13は、不点灯検出
部13aの抵抗R34に、放電灯11の始動時にコンデ
ンサCIIを介して放電灯11の画電極を予熱するため
の比較的大きな電流か流れると、抵抗RI4の両端に生
じた電圧により、ダイオードD7→ホトダイオードPD
2一定電圧ダイオードZD、→抵抗R111の経路で電
流が流れてホトダイオードPD、が発光する。これを、
不点灯信号出力部13bのホトカブラPC,のホトトラ
ンジスタPT2か受光してオンし、これか例えば10秒
間継続すれば、上記過電流信号出力部+2bと同様に、
PUTQ、はオンするか、通常、放電灯11の始動時間
は数秒以下であり、ホトトランジスタPT1がオンして
いる時間も同し数秒以下となるため、PUTQ7はオン
しない。放電灯11の劣化等により放電灯11か点灯せ
ず、画電極を予熱するための電流か例えば10秒間以上
流れるとPUTQ7かオンし、“H”レベルの信号を不
点灯信号として端末コントローラ16に送出する。過昇
検出器14は、例えば、周囲温度の上昇、あるいは誤っ
て定格の異なる放電灯11を取付けて過負荷となった場
合等に、スイッチングトランジスタQ、に取付けた図示
しない放熱器の温度が所定(例えば100℃)以上にな
ったとき、過昇接点○TCが開路して“H”レベルの信
号を過昇信号として端末コントローラ16に送出する。
端末コントローラ16か上記異常検出回路8の信号を受
けると、マイコンBは、インバータ9のトランジスタQ
5のベースに、例えばrill・・・」なるシリアル信
号に対応したパルス幅変調信号、即ち“H”レベルの信
号を送出してトランジスタQ、をオンさせ、PUTQ、
のゲート電圧■、を低下させて、スイッチングトランジ
スタQ1のベースに接続されたコンデンサC3゜が共振
りアクドルLのベース巻線N2の誘起電圧によって十分
充電される前にPUTQ、をオンさせてトランジスタQ
3をオンさせるので、スイッチングトランジスタQ1が
スイッチング動作せず、インバータ9は出力せず、放電
灯11は点灯しない。同時に、上記異常検出回路8の信
号を受けたマイコンBは、予め定めた異常内容を示すコ
ードを当該放電灯装置4のアドレスコードと共に、主コ
ントローラ17へ送信し、これを受けた主コントローラ
17は、他の放電灯装置4,4.・・・のそれぞれのア
ドレスコードと比較演算して、その差が例えば1となる
放電灯装置4,4.・・・、即ち隣接する放電灯装置4
,4.・・・に調光(この場合は増光)の制御指令を出
力し、これを受けた端末コントローラ16は、上記トラ
ンジスタQ。
のベースに、例えばroooolooool・・・」な
るシリアル信号に対応したパルス幅変調信号を送出して
、インバータ9の出力を例えば定格の110%に上昇さ
せ、放電灯11の出力、即ち光度を上げることにより、
上記異常検出により消灯させた放電灯11を補ってフロ
ア等の均一照度を維持する。このとき、上記主コントロ
ーラ17は、上記異常検出回路8から信号を出力した放
電灯装置4の端末コントローラ16から送出されたアド
レスコード及び異常内容を示すコードによって操作部O
Pの表示部の所定の発光ダイオードを点灯させて、異常
を発生した放電灯装置4とその異常内容を表示する。
昼光センサ15は、放電灯11の照射面方向からの光を
受けて、この光の強さに応じた出力電圧を昼光信号とし
て端末コントローラ16に送出する。
端末コントローラ16が上記昼光信号を受けると、マイ
コンBは、インバータ9のトランジスタQ5のベースに
、昼光信号に応じて例えば「0101・・・」なるシリ
アル信号に対応したパルス幅変調信号を送出して、これ
のデユーティ比で定まるインバータ9の出力を放電灯1
1に印加して調光(この場合は減光)させる。
さらに、上記主コントローラ17は、予め設定した時間
帯、例えば店舗では開店前、閉店後、事務所では始業前
、昼休み等には、主コントローラ17の操作部OPの手
動スイッチか点灯位置にあっても、放電灯11を消灯又
は調光(この場合は減光)させる制御指令を放電灯装置
4,4.・・・の端末コントローラ16に送出する。
そして、上記操作部OPの手動スイッチを消灯位置にし
て、放電灯装置4,4.・・・の端末コントローラ16
に消灯の制御指令を送出すると、それぞれのインバータ
9の出力は零になって、放電灯llはすべて消灯する。
なお、上記実施例では、放電灯装置4,4゜・・は、制
御盤3に対して、信号線6,6.・・・によって放射状
に接続されるように説明したが、制御盤3の主コントロ
ーラ17から一本の信号線6を共通信号線として延出し
、この信号線6を各放電灯装置4,4.・・・の端末コ
ントローラ16.16.  ・・・に、その近傍でそれ
ぞれ分岐して接続する、いわゆるマルチドロップ方式と
し、主コントローラ17から送出される制御指令に放電
灯装置4,4.・・・の個々に設定したアドレスコード
を付加して、このアドレスコードに対応する放電灯装置
4を制御する構成としてもよい。
又、上記実施例では、トランジスタQ2のコレクタ・エ
ミッタ間は、コンデンサC12を介してスイッチングト
ランジスタQ、のベース・エミ・ツタ間に接続するよう
に説明したが、コンデンサCを介さずにスイッチングト
ランジスタQ、のベース・エミッタ間に直接接続するよ
うにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、(1)放電灯装
置毎に異常検出回路を備えて、異常を検出したときは、
その放電灯装置を消灯(即ちインバータの出力を停止)
させると同時に、消灯させた放電灯装置に隣接した放電
灯装置を調光(この場合は増光)させて、消灯させた放
電灯の光度を補うようにしたので、消灯した放電灯を直
ちに取替えなくとも照度を均一に維持でき、しかも、劣
化した放電灯か点滅して不快感を与えるようなことかな
い。
(2)放電灯装置毎に昼光センサを備え、昼光の強さに
応じてインバータの出力を可変して放電灯の調光を自動
的にかつ個別に行うようにしたので、昼光の強さかかわ
っても、手間を要することなく、きめ細かな省電力を図
って、必要な照度を得ることができる。
(3)インバータは、スイッチングトランジスタQのベ
ース・エミッタ間に、トランジスタQ、のコレクタ・エ
ミッタ間とコンデンサC1□を直列に接続して、スイッ
チングトランジスタQ1のオフ時には上記トランジスタ
Q、とコンデンサC1,の接続点を負電圧に充電させる
ようにしであるのて、このトランジスタQ3のオンと同
時にコンデンサC12が放電し、スイッチングトランジ
スタQ1に大きな逆バイアスを加えて急激にオフさせる
ことができ、コレクタ電流の立下かりを急峻にしてコレ
クタ電流とコレクタ電圧との重なり時間を極めて短くす
ることかでき、スイッチングトランジスタQ1のオフ時
点のスイッチングロスを低減させることかできる。又、
スイッチングトランジスタQ1のベース・エミッタ間に
接続したトランジスタQ2のベース・エミッタ間に抵抗
R3を介して接続したコンデンサC11が、その電荷を
スイッチングトランジスタQ1のオン時点に抵抗R1を
介して放電するようにしであるので、スイッチングトラ
ンジスタQ1のオン時点、即ちコレクタ電流の立上がり
時点を微小時間だけ強制的に遅らせることができ、コレ
クタ電流とコレクタ電圧とか重ならないようにすること
かでき、スイッチングロスを無くすることができる。こ
のため、スイッチングトランジスタQ、のオン・オフ時
におけるスイッチングロスを大幅に減少させることがで
き、インバータの効率を上げることができ、直流電源装
置を小容量化を図って小形軽量化することができ、イン
バータの発熱も減少させることができるので、構成部品
の集積度を高めて放電灯装置の小形化を図ることかでき
、照明装置の省電力化及び製品コストの低減を図ること
かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図を具体化して示したブロック図、第3図は第2図の
インバータの動作を説明するタイムチャート、第4図は
多数の放電灯装置の配設位置を示す座標の説明図、第5
図はインバータの従来例の回路図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)商用電源に接続されて整流平滑して出力する直流
    電源装置と入力信号により制御指令を送出する主コント
    ローラとを収納した制御盤と、この制御盤の上記直流電
    源装置の出力端にインバータ、安定器を介して放電灯を
    接続し、上記インバータ及び放電灯には異常を検出して
    出力する異常検出回路を接続し、上記放電灯の照射面か
    ら入射する昼光の強さに応じた信号を出力するようにし
    た昼光センサを配設し、上記主コントローラの制御指令
    と異常検出回路及び昼光センサの出力信号により、上記
    インバータにパルス幅変調信号を送出するようにした端
    末コントローラを設けてなる多数の放電灯装置とを備え
    、上記多数の放電灯装置を昼光の変化に応じて自動的に
    かつ個別に調光すると共に、異常発生時、当該放電灯装
    置を消灯しこれと隣接した放電灯装置を調光せしめるよ
    うにしたことを特徴とする照明装置。
  2. (2)上記直流電源装置に、鉄心に出力巻線N_1とベ
    ース巻線N_2とバイアス巻線N_3とを巻装してなる
    共振リアクトルLの上記出力巻線N_1を、エミッタ回
    路接地のスイッチングトランジスタQ_1のコレクタ・
    エミッタ間を介して接続し、上記スイッチングトランジ
    スタQ_1のベースに、直列接続したコンデンサC_1
    _0と抵抗R_3とを介して、一端を回路接地した上記
    ベース巻線N_2の他端を接続し、上記コンデンサC_
    1_0と抵抗R_6の接続点と、上記スイッチングトラ
    ンジスタQ_1のエミッタとの間に、上記接続点が上記
    ベース巻線N_2の誘起電圧によって所定の電圧となっ
    たときオンするようにしたトランジスタQ_3のコレク
    タ・エミッタ間とコンデンサC_1_2とを直列に接続
    し、上記トランジスタQ_2のエミッタとコンデンサC
    _1_2との接続点を、上記ベース巻線N_2の他端に
    接続し、上記スイッチングトランジスタQ_1のベース
    ・エミッタ間に、トランジスタQ_2のコレクタ・エミ
    ッタ間を接続し、このトランジスタQ_2のベース・エ
    ミッタ間に抵抗R_9とコンデンサC_1_1とを直列
    に接続し、このコンデンサC_1_1の両端を上記バイ
    アス巻線N_3に接続し、上記スイッチングトランジス
    タQ_1がオフのとき、上記トランジスタQ_3のエミ
    ッタとコンデンサC_1_2との接続点が負電圧となる
    ようコンデンサC_1_2を充電せしめると共に、上記
    抵抗R_9とコンデンサC_1_1との接続点が正電圧
    となるようコンデンサC_1_1を充電せしめて、上記
    スイッチングトランジスタQ_1を、急速にオフさせ、
    微小時間の遅れを有してオンさせるようにしたことを特
    徴とする請求項第1項記載の照明装置に用いるインバー
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1359113B2 (de) 2002-05-02 2018-04-04 STILL GmbH Flurförderzeug mit einer Vorrichtung zum Bewegen eines Hubgerüsts

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