JPH0412135A - 船外機の音声アラーム出力装置 - Google Patents

船外機の音声アラーム出力装置

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JPH0412135A
JPH0412135A JP2114712A JP11471290A JPH0412135A JP H0412135 A JPH0412135 A JP H0412135A JP 2114712 A JP2114712 A JP 2114712A JP 11471290 A JP11471290 A JP 11471290A JP H0412135 A JPH0412135 A JP H0412135A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、船外機の音声アラーム出力装置に係り、更に
詳しくは、始業点検内容や、オイルレヘル、冷却水フロ
ー、オイルフロー等の異常警告を音声にて行う船外機の
音声アラーム出力装置に関する。
(背景技術〕 一般に、水冷式の船外機は、ギヤーケース内に設けられ
ているウォータポンプによって冷却水を吸い上げ、これ
をシリンダのジャケット内を循環させ、その後外部に排
水するというシステムを採用している。従って、冷却水
の吸入口がつまったり、あるいはウォータポンプの故障
等があった場合は、冷却水が循環しなくなり、エンジン
のオーバーヒートを起こすためシリンダやピストンの損
傷が生ずる。
また、近時においては、分離給油形の船外機が多く用い
られるようになってきているが、オイルが規定量以下と
なった場合あるいはオイルフィル夕が詰まった等の場合
には、何らかの手段でかかるオイル不足あるいはフィル
タ詰まり等を運転者に知らせる必要がある。
船外機の警告装置は、以上のような観点から必要とされ
るものである。
従来より船外機の警告装置としては、エンジンの冷却系
統に異常をきたし冷却水が循環しなくなった時、または
分離給油形のエンジンに於て、オイルレヘルが警告レヘ
ルまで下がった時あるいはオイルフィルタが詰まってオ
イルが流れなくなった時等に、回転数を制御すると同時
にブザー等の警報手段により運転者に警告を与える方式
のものが多く用いられている。
しかし、かかるブザー等を利用した警告装置にあっては
、ブザーが吹鳴した場合に、運転者が即座に何の異常か
を判別し得ないという問題があった。かかる問題を解決
するものとして、最近では、音声合成装置を用いて異常
内容を音声にて知らせる船外機の警告装置が考案され、
実用化されている。
このような、音声による警告装置では、イグニションス
イッチの「オン(ON)J信号により、所謂始業点検の
内容を音声にて出力するものまである。かかる装置は、
船外機等のマリンエンジンでは、始業点検を怠ったため
、出航後、エンジンにトラブルが発生した等の場合、帰
港出来なくなって人命にかかわる可能性が高いため、自
動車等に比べ始業点検が非常に重要である点に鑑みて考
案されたものであり、出港前に運転者に始業点検の内容
を音声にて促し、上述のような不都合を事前に防止する
のに有効である。
〔発明が解決しようとする課題] 上述した従来の始業点検内容を音声にて出力する装置に
あっては、音声出力動作がイグニションスイッチの「O
N」の度になされるようになっている。しかしながら、
始業点検は出港前が一番重要であり、この時に十分な点
検を行っておけば、出港後にエンジン再始動時に点検を
する必要は殆どないと考えられる。従って、このように
、イグニションスイッチのrON、の度に始業点検内容
を音声出力する必要はなく、かかる場合、却って運転者
、同乗者、及び周囲の人が煩わしく感ぜられるという不
都合があり、かかる点において改善が望まれていた。
[発明の目的〕 本発明は、かかる従来例の有する不都合に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、始業点検内容を実際に必要
な出港時にのみ音声にて出力する船外機の音声アラーム
出力装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、冷却水異常を検出する冷却水センサ等の各種
の異常検出用センサと、これらの異常検出用センサから
の出力信号を受信するとともにその異常状態を音声にて
出力する音声出力回路部と、この音声出力回路部から出
力された音声信号を音声にて出力するスピーカとを備え
ている。また、音声出力回路部に、温度センサを併設し
ている。
ソシて、音声出力回路部が、イグニションスイッチのオ
ン信号を受けた場合に温度センサの出力によりエンジン
の冷暖機時の判定を行う第1の機能と、冷機時と判断し
た場合にのみスピーカを介して始業点検内容を音声にて
出力する第2の機能とを有している、という構成を採っ
ている。これによって、前述した目的を達成しようとす
るものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づい
て説明する。
第1図には、本発明の一実施例の構成が示されている。
この実施例は、点火回路部1と、この点火回路部1に併
設された冷却水センサ等の各種の異常検出セフす2A〜
2c及び温度センサとしてのエンジンテンプセンサ2D
とを備えたセンサスイッチ部2と、このセンサスイッチ
部2の各センサがらの信号に基づいて異常の有無及びア
ラームの必要性等を判定し、或いは所定のプログラムに
より定められた優先順位に従って入力信号の優先順位を
決定し音声を合成出力する音声出力回路部3と、この音
声出力回路部3からの音声信号を音声に変換し出力する
スピーカ4とを備えている。
点火回路部1は、2サイクル4気筒のCDI(コンデン
サ放電式点火)方式の点火回路である。
ここで、この点火回路部1の構成を具体的に説明する。
この点火回路部lは、マグネトのコンデンサチャージコ
イル5と、気筒数に対応して設けられた4つの点火コイ
ル6A〜6Dと、4つのパルサーコイル7A〜7Dとを
備えている。
この内、コンデンサチャージコイル5の「+」側の出力
線には、逆流防止用のダイオードD1を介して点火用の
コンデンサC1の一端が接続され、このコンデンサCI
の他端はアースされている。
前記ダイオードD、のアノード側には、ダイオードD3
のカソード側が接続され、このダイオードD3のアノー
ド側はアースされている。このようにして、コンデンサ
CIの充電回路が構成されている。
コンデンサチャージコイル5の「−」側の出力線には、
同様に、逆流防止用のダイオードD2を介して点火用の
コンデンサC2の一端が接続され、このコンデンサC2
の他端はアースされている。
前記ダイオードD2のアノード側には、ダイオ−F D
、のカソード側が接続され、同様にしてコンデンサC2
の充電回路が構成されている。
前記ダイオードD、のカソード側には、コンデンサC1
の放電制御用のサイリスタSCR,SCR,のアノード
側が接続されている。同様に、ダイオードD2のカソー
ド側には、コンデンサC2の放電制御用のサイリスタ5
CR2,SCR。
のアノード側が接続されている。これらのサイリスタS
CR,〜5CR4のカソード側は、点火コイル6A〜6
Dの一次側をそれぞれ介して各別にアースされている。
前記パルサーコイル7Aは、第2図(1)に示すように
、その内周部に複数の磁石20B、20B・・・・・・
を備えたマグネトロータ20に対向してその外周側に配
設されている。第2図(1)では、パルサーコイル7A
だけしか示されていないが、実際には、残りのパルサー
コイル7B〜70もマグネトロータ20に対向してその
外周側に当該外周方向に沿って所定間隔を隔てて配設さ
れている。
マグネトロータ20の外周には、パルサーコイルのコア
ーに所定の間隙(クリアランス)を隔てて対向し得るよ
うに、トリガーボール2OAが装備されている。このた
め、トリガーボール2OAの端面Aとパルサーコイル7
A〜7Dのコアーが対向した位置で、当該パルサーコイ
ル7A〜7Dに「−」側出力が発生し、トリガーボール
2OAの反対側の端面Bがパルサーコイル7A〜7Dの
コアと対向した位置でパルサーコイル7A〜7Dに「±
」側出力が発生するようになっている[第5図(3)〜
(6)参照]。
前記コンデンサチャージコイル5は、マグネトロータ2
0の内側に装備された複数の磁石20B20B、・・・
に対向して配設され装備されている。
このコンデンサチャージコイル5の両端部は、第1図に
示すように、それぞれダイオードDI3又はD 14及
びストップスイッチS、を介して必要に応して各別に接
地され得る構成となっている。
パルサーコイル7A〜7Dの各出力は、ノイズフィルタ
11及びダイオードD、〜D、を各々介して、対応する
各サイリスタS CRI〜SCR。
の各ゲートに印加されるようになっている。このノイズ
フィルタ11の出力側に装備された各ダイオードD5〜
D8のアノード側には、スイッチ回路9を介して点火時
期コントローラ(以下、「コントローラ」という。)8
が接続されている。このコントローラ8は、実際には、
いわゆるマイコンを含んで構成されている。
また、ノイズフィルタ11とコントローラ8との間には
、波形整形回路10が介装されており、パルサーコイル
7A〜7Dの各出力が、ノイズフィルタ11及び波形整
形回路10を介してコントローラ8に入力されるように
なっている。
前記各ダイオードD、〜D、のカソード側とコントロー
ラ8との間には、トリガ出力バッファ12が接続されて
いる。また、トリガ出カッ\・7フア12の出力段には
、順方向にダイオードD、〜D2がそれぞれ接続されて
いる。
そして、これらの各制御素子及び制御用の各回路は、前
述したコントローラ8によって制御され、後述するよう
にして点火時期が制御されるようになっている。
前記コントローラ8には、インターフェース回路13を
介して、エンジンテンプセンサ2D、オイルレベルセン
サ2Cオイルフローセンサ2B。
冷却水センサ2Aが接続され、当該各センサ2A〜2D
からの信号が入力されるようになっている。
また、このコントローラ8には、A/Dコンバータ18
を介してスロットルセンサ19の出力■2/ V +が
入力されるようになっている。
更に、このコントローラ8には、アラーム出力回路14
が接続され、必要に応じてアラーム用LED15が発光
制御されるようになっている。更にまた、このコントロ
ーラ8には、ギヤーカウントコイル16から所定のタイ
ミング信号が入力されるようになっている。このギヤー
カウントコイル16は、第2図(2)に示すように、マ
グふトロータ20と同軸で且つ一体的に装備されたリン
グギヤー17の外周面に対向して配設され装備されてい
る。
次に、前述した音声出力回路部3の構成及び各構成部分
の機能を説明する。
この音声出力回路部3は、第1図に示すように、インタ
ーフェース回路(以下、rIloJという。
)21.中央演算装置(CPtJ)22.音声合成処理
回路23.増幅器(AMP)24及び電源回路25等か
ら構成されている。
電源回路25は、イグニションスイッチ(以下、「イグ
ニションSW」という)26を介して、バッテリ27に
接続されるようになっている。この電源回路25では、
イグニション5W26rオン(ON)J時に、バッテリ
電源を入力し、CPU22等の動作電圧に調整し、一定
レベルの安定した電圧をl1021.CPU22.音声
合成処理回路23等へ出力する。l1021は、前記各
センサ2A〜2D等から入力された信号をCPU22が
受は入れ可能な信号に変換し、次段の当該CPU22へ
出力する。
CPIJ22は、l1021からの信号に基づき、当該
信号の異常か正常かの判定及び優先順位等を予め定めら
れた所定のプログラムに従い演算して特定し、l102
1及び音声合成処理回路23へ出力する。
音声合成処理回路は、11021からの信号に基づいて
予め音声信号の基本ワードをインプット(INPUT)
されたメモリ(図示せず)から弓き出して必要とする音
声信号を形成し、次段のAMP24へ送り込む作用をな
す。
AMP24は、この音声信号を増幅し、次段に設けられ
たスピーカ4に出力する。
次に、上記のように構成された本実施例の動作を説明す
る。
まず、図示しないスタータモータの始動により、マグネ
トロータ20が回転すると、このマグネトロータ20の
内側に装着された磁石20Bの磁束が、この磁石20B
と対向する様に取付けられているコンデンサーチャージ
コイル5のコアーへの通り方が変化することに依り当該
コンデンサーチャージコイル5に起電力が発生する。こ
のコンデンサーチャージコイル5の「十」側の出力で「
コンデンサーチャージコイル5→ダイオードD、→コン
デンサC1→アース→ダイオードDxJと電流が流れコ
ンデンサC1を充電する。ロータ20が更に回転すると
、今度はコンデンサーチャージコイル5に「−」側の出
力が発生し、「コンデンサーチャージコイル5→ダイオ
ードD2−コンデンサC2→アース→ダイオードD4」
と電流が流れ、コンデンサC2を充電する。本例では4
気筒の例で示してあり、コンデンサC4はNα1シリン
ダ50AとNo、 3シリンダ50C,DンデンサC2
はNo、 2シリンダ50BとNo、 4シリンダ50
D(第3図参照)とを受持つ構成としである。このコン
デンサーチャージコイル5の出力波形が第5図(1)(
2)に示されている。
次に、点火系統について説明する。
コンデンサC1が充電された後、第2図(1)で示す様
にパルサーコイル(磁石内蔵コイル)7Aのコアーがロ
ータ20の外側にあるトリガーボール2OAの端面Aと
対向すると、パルサーコイル7Aに第5図(3)に示す
「−」出力波形PAが発生する。この場合において、ス
ロットル開度が、当該スロットル開度により決定される
点火時期が始動時点火時期IT2(第6図参照)より遅
くなる開度でスタータモータが駆動されている場合には
、スロットルセンサ19の抵抗値から決まる電圧Vz/
LがA/Dコンバータ18に入力され、当該A/Dコン
バータ18でA/D変換されてコントローラ8に入力さ
れる。このため、コントローラ8が点火時期が始動時点
火時期IT2より遅くなるスロットル開度と判定し、ス
イッチ回路9を導通状態とさせない為、前記パルサーコ
イル7Aの出力波形PAが回答サイリスタ5CR1のゲ
ートに影響を与えることはない。そして、マグネトロー
タ20が更に回転し、今度はトリガーポール20Aの他
端Bとパルサーコイル7Aのコアーと対向すると、パル
サーコイル7Aに第5図(3)の「+」出力波形P、が
発生する。この時、スイッチ回路9は、上記の如< r
OFFJ状態になっているため、この出力がそのままサ
イリスタSCR,のゲートに掛るため、このサイリスタ
SCR,がターンオンし、先に充電されていたコンデン
サCIの電荷が「コンデンサCI→サイリスタSCR,
→点火コイル6Aの1次コイル」と流れる(’!、激に
放電する)ため、点火コイル6Aの2次コイルに高電圧
が発生し点火プラグ26Aの電極間に電気火花が発生す
る(当該点火プラグ26Aが点火する)。これにより、
エンジンが始動する。以下同様にして点火プラグ26B
、26C,26Dが次々に点火するように作動する。
これが始動時点火時期IT2であり、−船釣に始動性向
上を目的としてスロットル全閉時点火時期より(その進
角が)数置早く設定されている。
この始動時点火時期で点火回路部1が点火動作を行う時
間は、前述したエンジンテンプセンサ2Dの「0N−O
FF」により次のように決定されるようになっている。
即ち、このエンジンテンプセンサ2Dは、第3図に示さ
れる如く、No、 2シリンダ50BのNo、 4シリ
ンダ50Dとの間のヘッド部に装着されており、エンジ
ン部の温度が所定の設定温度未満(冷機時に相当する)
では、rOFFJとなり、設定温度以上(暖機時に相当
する)では「ON」となるようになっている。このため
、エンジンテンプセンサ2DがrOFFJO時、インタ
ーフェース回路13のこの箇所の出力レベルがrH(ハ
イ)」であるため、コントローラ8では、「エンジン冷
機状態」と判断し、スイッチ回路9のrOFFj時間を
12秒とする。従って、エンジンテンプセンサ2D r
OFF、時は、T2秒間始動時点火時期IT2で点火が
行われることとなる。この一方、エンジンが暖機状態で
、上記設定温度以上の場合には、エンジンテンプセンサ
2Dが「ON」であるため、インターフェース回路13
のこの箇所の出力レベルが「L(ロー)」となる。この
ため、コントローラ8では、「エンジン暖機状態」と判
断し、スイッチ回路9のrOFFJ時間をT、秒とする
。従って、エンジンテンプセンサ2D1ON」時には、
T3秒間始動時点火時期IT2で点火が行われる。
勿論、暖機時は冷機時より始動時点火時期は短くて良い
ので、T、<T2である。
そして、始動時点火時期設定時間12秒又はT1経過す
るとコントローラ8よりスイッチ回路9用の導通信号が
出され、スイッチ回路9が導通状態となる。このため、
第5図(3)に示すパルサーコイル出力P8は、スイッ
チ回路9で側路(カット)される。従ってサイリスタS
CR,〜5CR4のゲートにはP、の影響は全くなくな
り、すべてコントローラ8からの信号に依り、サイリス
タSCR,〜SCR,はターンオンし点火するようにな
る。これは、以下の様な動作で行われる。
即ち、パルサーコイル7Aの出力PAがノイズフィルタ
11.波形整形回路10を通ってコントローラ8に入力
すると、その信号が基準となり、ギヤーカウントコイル
16の出力をコントローラ8がカウントする。そして、
その時のスロットル開度で決まるスロットルセンサ19
の出力■2/■1で決められる点火時期に、コントロー
ラ8よりトリガ出力ハッファ12を介しサイリスタSC
R,−3CR,のゲートにターンオン信号が出力される
ため、各サイリスタが順次ターンオンし、前記と同様に
して、点火プラグ26A〜26Dの点火が行われる。従
って、始動時点火時期IT2終了後はスロットルセンサ
19の開度信号によって決まる点火時期にて点火が行わ
れることとなる。
これが、通常の点火時期範囲である。
この一方、始動時にスロットル開度が上記始動時点火時
期■T2より早い点火時期の設定とコントローラ8が判
断した場合には、当該コントローラ8は直ちにスイッチ
回路9をrON、状態にして、パルサーコイル7A〜7
Dの「+」極性の出力をカントし、スロットルセンサの
出力に応した点火時期でトリガー出力パッファ12を介
しサイリスタSCR,〜SCR,のゲートにターンオン
信号を出力する。これにより、点火コイル6A〜6Dに
高圧が発生し、点火プラグ26A〜26Dが点火される
。従って、この場合には、始動とともに通常の動作が行
われ、始動時点火時期IT2よりも進んだ点火時期で点
火が行われることとなる。
次に、各異常発生時の動作(警告動作)について説明す
る。
オイルタンク内のオイル量が減り、警告レベルに達する
と、オイルレベルセンサ2Cが「ON」する。このため
、インターフェース回路部3のこの箇所の出力がrH,
から「L」となり、コントローラ8では「オイルレベル
が警告レベルに達した」と判断し、点火プラグ26A〜
26Dの発火をカットし、所定の設定回転数No以上に
ならないようにする。この発火カットはいわゆる間引き
失火でも完全失火でも、気筒を分けて動作させても良い
。そして、かかる発火カントをしている間、コントロー
ラ8ではアラーム出力回路14を介してL E D 1
5を点灯させる。この時、オイルレベルセンサ2Cの「
ON」により、音声出力回路部3の11021のこの箇
所の出力レベルが「H」から「L」となり、CPU22
では、「オイルレベルが警告レベルに達したJと判断し
、音声合成処理回路23に該警告内容の音声信号を出力
せしめる。この結果、スピーカ4から「オイルレベルが
警告レベル」であることの音声が出力される。
これにより運転者は、音声アラーム(音)とLEDの点
灯(光)によりオイルレベルの異常を知ることとなる。
そして、運転者がオイルを補給すればオイルレベルセン
サ2CはrOFF、L、l1021の出力レベルがrH
,となり音声出力は停止する。同様に、冷却水センサ2
A、オイルフローセンサ2BがrONJ した場合にも
、同様にして、LED15が点灯せしめられ、スピーカ
4から「冷却水異常」、「オイルフロー異常」の音声が
それぞれ出力される。これらの場合において、異常状態
が解除され、冷却水センサ2A、オイルフローセンサ2
BがrOFFJすれば当然LED15の点灯及び音声出
力は停止する。
次に、本実施例の特徴である始業点検内容の音声警告動
作について、第4図のフローチャートに沿って説明する
エンジン冷機状態でスタータモータ始動のため、イグニ
ションSW26を「ON」すると(ステップ5IOI)
、音声出力回路部3のCPU22では、l1021のエ
ンジンテンプセンサ2Dに相当する箇所の出力レベルが
rH,レベルであることを検知してエンジンテンプセン
サが「ON」でない、即ち、rOFFJであると判断し
く5102)、音声合成処理回路23に対し始業点検内
容を示す音声信号出力命令を行う(S103)。この結
果、スピーカ4から始業点検内容4例えば、「エンジン
オイル量は正常か、燃料は十分あるか、各種装備品が揃
っているか、エマージェンシスイッチ・ローブを身体に
装着したか」等の項目が音声にて出力される。
この一方、エンジン暖機状態でスタータモータ始動のた
め、イグニションSW26をrON、すると(ステップ
5IOL)、音声出力回路部3のCPU22では、70
21のエンジンテンプセンサ2Dに相当する箇所の出力
レベルが「L」レベルであることを検知してエンジンテ
ンプセンサがrONJであると判断しく3102)、始
業点検内容の発生動作を行うことなく、他の警告内容の
判定に移行する。
従って、最初にエンジンを始動する時とか、エンジン始
動後−旦エンジンを停止して後相当の時間経過後にエン
ジンを再始動する場合でなければ、始業点検内容は音声
出力されないこととなる。
以上説明した本実施例によると、エンジン冷機時にスタ
ータモー、夕始動のため、イグニション5W26をrO
N、した場合にのみ、「始業点検内容」が音声出力され
るので、イグニション5W26 rON、の度に「始業
点検内容」が音声出力される場合と異なり、実際に必要
な出港前にのみ「始業点検内容」がスピーカ4から音声
出力されることとなる。従って、運転者、同乗者、及び
周囲の人が煩わしく感ぜられるという不都合を有効に回
避できる。また、エンジン冷暖機の判断のため、点火系
の始動時点火時期IT2の動作時間切り換え判定用のエ
ンジンテンプセンサ2Dを利用したことから、特別にこ
のためのセンサを設ける必要がないので、安価にできる
という利点もある。
〔発明の効果] 本発明は、以上のように構成され機能するので、これに
よれば、音声出力回路部の第1.第2の機能により、エ
ンジン冷機時にスタータモータ始動のため、イグニショ
ンSWをrON、した場合にのみ「始業点検内容」を音
声出力せしめることができ、従来と異なり、出港前等の
実際に必要な場合にのみ「始業点検内容」をスピーカか
ら音声出力せしめることができ、これにより、出港後エ
ンジン始動の度に「始業点検内容」が出力されて運転者
、同乗者、及び周囲の人が煩わしく感ぜられるという不
都合を有効に回避することができ、しかもエンジン冷暖
機の判断のため温度センサを使用したことから、例えば
上記実施例のように、点大系の始動時点火時期の動作時
間切り換え判定用のエンジンテンプセンサを共用するこ
とができるので、特別にセンサを設ける必要がなく安価
に供給できるという従来にない優れた船外機の音声アラ
ーム出力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す回路図、i2図
cl)(2)は各々パルサーコイル及びギヤーカウント
コイルの配置状況を示す説明図、第3図はエンジンテン
プセンサの取付は位置を示す説明図、第4図は第1図の
音声出力回路部の主要な制御動作を示すフローチャート
、第5図(1)〜(9)は第1図の各部の出力波形を示
す説明図、第6図は始動時点火時期と時間の関係を示す
線図である。 2A・・・・・・冷却水センサ、2B・・・・・・オイ
ルフローセンサ、2C・・・・・・オイルレベルセンサ
、2D・・・・・・温度センサとしてのエンジンテンプ
センサ、3・・・・・・音声出力回路部、4・・・・・
・スピーカ、26・・・・・・イグニションSW。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、冷却水異常を検出する冷却水センサ等の各種の
    異常検出用センサと、これらの異常検出用センサからの
    出力信号を受信するとともにその異常状態を音声にて出
    力する音声出力回路部と、この音声出力回路部から出力
    された音声信号を音声にて出力するスピーカとを備え、 前記音声出力回路部に、温度センサを併設し、前記音声
    出力回路部が、イグニションスイッチのオン信号を受け
    た場合に前記温度センサの出力によりエンジンの冷暖機
    時の判定を行う第1の機能と、冷機時と判断した場合に
    のみ前記スピーカを介して始業点検内容を音声にて出力
    する第2の機能とを有していることを特徴とした船外機
    の音声アラーム出力装置。
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