JPH04120988A - テレビジョン信号変換装置 - Google Patents

テレビジョン信号変換装置

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JPH04120988A
JPH04120988A JP2240119A JP24011990A JPH04120988A JP H04120988 A JPH04120988 A JP H04120988A JP 2240119 A JP2240119 A JP 2240119A JP 24011990 A JP24011990 A JP 24011990A JP H04120988 A JPH04120988 A JP H04120988A
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JP
Japan
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signal
television signal
television
output
edtv
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JP2240119A
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Inventor
Shusuke Tsuboi
坪井 秀典
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この−発明は、例えば、MU S E (Multil
)IeSub−Nyquist Sampling E
ncoding)方式のテレビジョン信号をワイドアス
ペクトEDTV(Extended Definiti
on TV)方式のテレビジョン信号に変換するための
テレビジョン信号変換装置に関する。
(従来の技術) 近年、テレビジョン放送においては、高画質化の要求が
高まっている。これに伴い、高品位テレビジョン方式や
ワイドアスペクトEDTV方式といった新しいテレビジ
ョン方式の研究、開発が進められている。
高品位テレビジョン方式は現行のNTSC方式より走査
線数が多く、かつ、アスペクト比が大きい。これに対し
、ワイドアスペクトEDTV方式は、アスペクト比が例
えば高品位テレビジョン方式と等しいものの、NTSC
方式と互換性を有する。
なお、高品位テレビジョン方式の伝送方式としてMUS
E方式がある。このMUSE方式の色差信号CはTCI
方式でエンコードされている。すなわち、色差信号Cを
構成する(R−Y)信号及び(B−Y)信号はドツトイ
ンタレース方式で線順次多重されている。
ところで、高品位テレビジョン方式のテレビジョン受信
機は、現在のところ、高価であり、一般に普及するまで
には時間がかがる。
したがって、当面の間、高品位テレビジョン方式のテレ
ビジョン信号(以下、高品位テレビジョン信号と記す)
をワイドアスペクトEDTV方式のテレビジョン信号(
以下、EDTVテレビジョン信号と記す)に変換し、こ
れをワイドアスペクトEDTV方式のテレビジョン受信
機やNTSC方式のテレビジョン受信機で再生すること
が考えられる。
このためには、高品位テレビジョン信号をEDTVテレ
ビジョン信号に変換するテレビジョン信号変換装置が必
要となる。
このようなテレビジョン信号変換装置としては、高品位
テレビジョン信号をNTSC方式のテレビジョン信号(
以下、NTsCテレビジョン信号と記す)に変換するテ
レビジョン信号変換装置を利用することが考えられる。
第9図は高品位テレビジョン信号をNTSCテレビジョ
ン信号に変換する従来のテレビジョン信号変換装置の構
成を示す回路図である。
なお、以下の説明では、高品位テレビジョン信号がMU
SE方式のテレビジョン信号(以下、MUSEテレビジ
ョン信号と記す)である場合を代表として説明する。
図において、MUSEテレビジョン信号は入力端子10
を介してアナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換
器と記す)11に供給され、デジタル信号に変換される
。この場合の輝度信号Yの入カバターンを第10図(a
)に示す。図示の如く、輝度信号Yはドツトインターレ
ース化されている。ここで、実線は第1フイールドの走
査線を示す。そして、この走査線上の・印の位置は、輝
度信号Yのサブサンプル位相位置を示す。また、破線は
第2フイールドの走査線を示す。この走査線上の間中の
位置は、輝度信号Yのサブサンプル位相位置を示す。
A/D変換器11の変換出力は入力処理装置12により
デイエンファシス処理等を受ける。入力処理装置12の
出力は時間軸変換装置13により時間軸変換処理を受け
る。今、時間軸変換装置13に供給される信号を、走査
線数1125本、フィールド周波数60Hzの2=1イ
ンターレス走査構造のテレビジョン信号とする。時間軸
変換装置13はこの信号の1水平走査時間が、走査線数
525本、フィールド周波数60Hzの1=1ノンイン
クレース走査構造のテレビジョン信号の1水平走査時間
と等しくなるように時間軸変換を行う。なお、この時間
軸変換処理は輝度信号と色差信号で共通に行われる。
時間軸変換装置13の出力はフィールド内内挿及び走査
線変換装置14に入力される。この装置14は入力信号
に対してフィールド内の上下左右のデータを用いて内挿
処理を施すとともに、走査線数を1125本から525
本に変換する。この装置14はさらに入力信号を輝度信
号Yと色差信号Cに分離する。
装置14から出力される輝度信号Yはデジタル/アナロ
グ変換器(以下、D/A変換器)16によりアナログ信
号に変換される。
一方、色差信号Cは色信号処理装置17に供給される。
この色信号処理装置17は時間伸張回路17aとTCI
デコーダ17bを有する。時間伸張回路17aは入力信
号を時間伸張する。すなわち、MUSE信号の色差信号
Cは例えば1/4倍に時間圧縮され、輝度信号Yの水平
ブランキング期間に多重されている。したがって、時間
伸張回路17aはこの色差信号を4倍に時間伸張し、元
の時間長に戻す。TCIデコーダ17bは入力信号をT
CIデコードする。すなわち、MUSE信号の色差信号
Cは、上記の如く、(R−Y)信号と(B−Y)信号が
線順次多重された構造となっている。したがって、TC
Iデコーダ17bは、(R−Y)信号と(B−Y)信号
のうち、現ラインに無い信号を上下のラインのデータを
用いて補間し、各ラインに(R−Y)信号と(B−Y)
信号を配置する。
色信号処理装置17から出力される(R−Y)信号と(
B−Y)信号はそれぞれD/A変換器13a、18bに
よりアナログ信号に変換される。
上記構成によれば、走査線数1125本、フィルド周波
数60Hz、アスペクト比が例えば16:9のMUSE
テレビジョン信号は、画面の上下と左右の画像情報を削
除され、走査線数525本、フィールド周波数60Hz
、アスペクト比が4=3のNTSCテレビジョン信号に
変換される。この様子を第11図に示す。図において、
MはMUSE方式の画面であり、NはNTSC方式の画
面であり、斜線部は信号変換により削除された部分であ
る。
しかし、HDTVテレビジョン信号の走査線数は525
本であり、MUSEテレビジョン信号の有効走査線数よ
り30本少ない。したがって、上述した第9図のテレビ
ジョン信号変換装置を、MUSEテレビジョン信号から
EDTVテレビジョン信号への信号変換に利用すると、
画面上下の画像情報が欠落してしまう。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように従来のテレビジョン信号変換装置にお
いては、MUSE信号からNTSC信号への変換に適用
した場合、画面の上下の画像情報が削除されるため、画
面の上下に重要な情報があると、この情報が欠落してし
まうという問題があった。
そこで、この発明は画面の上下の画像情報を欠落させる
ことなく、MUSEテレビジョン信号をHDTVテレビ
ジョン信号に変換可能なテレビジョン信号変換装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、MUSEテレビ
ジョン信号をEDTVテレビジョン信号に変換する場合
を代表として説明すると、MUSEテレビジョン信号を
、EDTvテレビジョン信号やNTSCテレビジョン信
号に変換する信号変換手段と、 MUSEテレビジョン信号と同じアスペクト比を有する
映像表示手段と、 この映像表示手段にEDTVテレビジョン信号が供給さ
れる場合は、映像表示手段の垂直振幅を圧縮し、NTS
Cテレビジョン信号が供給される場合は上記圧縮を行わ
ない垂直振幅制御手段とを設けるようにしたものである
(作 用) 上記構成によれば、EDTVテレビジョン信号の画像再
生時、モニタの垂直振幅が圧縮されるので、画面の上下
の画像情報を欠落させることなく、画像再生を行うこと
ができる。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に説
明する。
なお、以下の説明では、この発明をMUSEテレビジョ
ン信号からHDTV信号への変換に適用する場合を代表
として説明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
なお、第1図において、先に説明した第9図と同一部に
は同一符号を付す。
図において、MUSE信号は入力端子10を介してA/
D変換器11に供給され、デジタル信号に変換される。
この場合、サンプリングクロックφ、の周波数は、例え
ば、16.2MHzに設定されている。
デジタル化された信号は次段の入力処理装置12に供給
され、ノンリニア伸張、デイエンファシス処理等の処理
を受ける。
入力処理装置12の出力は水平・垂直フィルタリング処
理装置20に供給される。MUSE信号の輝度信号Yは
、先に第10図(a)を用いて説明したように、ドツト
インターレース化されている。水平・垂直フィルタリン
グ処理装置20はこの輝度信号Yに対してフィールド内
のデータを用いた内挿処理を行う。この内挿処理は、変
換後の信号を走査線数525本のノンインタレース信号
とするため、第2図に示すような処理とされている。す
なわち、奇数フィールドと偶数フィールドとで垂直フィ
ルタの重付けを切り換え、毎フィルド同一の走査線デー
タが得られるようにする内挿処理とされている。その結
果、先に説明した第10図(a)の輝度信号Yは、第1
0図(b)に示すような信号に変換される。すなわち、
有効走査線数のみで考えると、走査線数516本の2=
1インタレース走査構造の信号か走査線数516本の]
:1のノンインタレース走査構造の信号に変換される。
また、同時に、ドツトインクレース化によるフィールド
内折返し成分の除去が行われる。
次に、水平・垂直フィルタリング処理装置20の出力は
、時間軸処理装置2]に供給される。この時間軸処理装
置21はフィールドメモリ22を用いて走査線数の変換
及び時間軸の変換を行う。
すなわち、走査線数1125本、有効走査線数1032
本のインタレース走査構造のMUSEテレビジョン信号
を、走査線数525本、有効走査線数516本のノンイ
ンクレース走査構造の信号に変換する。MUSEテレビ
ジョン信号1フィルド分の有効走査線数は516本であ
る。ここで、テレビジョン受信機の垂直同期を安定に保
つため、ノンインタレース信号で18H期間(18水平
走査期間)の垂直同期信号が必要である。したがって、
垂直有効走査線数は最大507本しかとれない。そこで
、516本から507本へ9本削除する。この削除はフ
ィールドメモリ22に対する書込みの段階で行い、この
後、周波数32,4M Hzのクロックφ2で書込みを
行う。
このようにしてフィールドメモリ22に書き込まれた信
号は、例えば、30.24MHzのクロックレートで読
み出される。これにより、MUSEテレビジョン信号の
1水平走査期間が、走査線数525本、アスペクト比1
6:9の1:1インタレース走査構造のEDTVテレビ
ジョン信号の1水平走査期間に時間軸変換される。
時間軸処理装置21の出力はY−C出力処理装置23に
供給される。このY−C出力処理装置23は入力信号か
ら輝度信号Yを抽出する。そして、この輝度信号Yに出
力側の仕様に応じてブランキング信号の付加等の処理を
施す。このように出力側の仕様に応じて修正された輝度
信号YはD/A変換器24にてアナログ信号に変換され
る。
この変換出力はMUSE信号と同じ16:9のアスペク
ト比を有するモニタ25へ供給される。
Y−C出力処理装置24は、さらに、入力信号から色差
信号Cを抽出する。
抽出された色差信号Cは1/4倍に時間圧縮され、水平
走査期間の一部に重畳されている。したがって、Y−C
出力処理装置23はこの抽出した色差信号Cを4倍に時
間伸張する。この時間伸張は、抽出した色差信号Cをラ
インメモリに書き込み、これを書込みクロックの4倍の
周期のクロックで読み出すことにより行われる。これに
より、1/4倍に時間圧縮されていた色差信号Cは、元
の時間長(走査線数525本、1:1インタレース走査
構造の信号の1水平走査期間)に戻される。
また、抽出された色差信号Cは、第3図に示すように、
(、R−Y )信号と(B−Y)信号とが線順次多重さ
れた構造となっている。したがって、Y−C出力処理装
置32は抽出された色差信号Cを順次走査構造の信号に
変換する。例えば、第3図のラインNo、2には、(B
−Y)信号B2のみが存在する。したがって、このライ
ンNO,2では、上下のラインN011、No、2のデ
ータR1,R3を用いて(R−Y)信号を補間する。
同様に、ラインNo、3では、(R−Y)信号としては
このラインのものをそのまま用い、(BY)信号につい
ては、上下のラインNo、2゜No、4のデータB2.
B4を用いて補間する。
これにより、順次走査構造の色差信号Cが得られる。
この順次走査構造の色差信号Cは、輝度信号Yと同様に
、ブランキング信号の付加等の処理を受け、出力側の仕
様に応じた信号に修正される。この色差信号Cは輝度信
号Yと同様、D/A変換器24によりアナログ信号に変
換された後、モニタ25に供給される。
次に、同期発生装置26は、供給されるMUSEテレビ
ジョン信号の制御信号に基づいて、内部のシステムクロ
ックをこのMUSEテレビジョン信号に同期させるとと
もに、出力テレビジョン信号の基本クロックを生成する
。これにより、同期発生装置26はシステムの入力側と
出力側のテレビジョン信号の同期をとっている。
また、同期発生装置26はマイクロコンピュタ27の制
御に基づいて、上述の各ブロックを制御する制御信号を
発生する。
D/A変換器24からアスペクト比16:9のモニタ2
5に供給された信号は、偏向制御装置28から出力され
る偏向制御信号に基づいて偏向制御される。これにより
、モニタ25上に入力信号の画像情報が映出される。
モニタ25に供給された信号は、第4図(a)に示すよ
うに、有効走査線数が507本、アスペクト比が16=
9の信号である。これに対し、現行のNTSC方式の有
効走査線数は483本である。したがって、このままで
は、走査線数の6.5%に当たる33本の走査線が画面
の外側に出てしまい、画像の上下が欠落する。
ところで、通常、現行のNTSC方式のモニタの垂直オ
ーバースキャン率の平均は約8%である。
したがって、現行のNTSC方式のモニタの垂直方向の
オーバースキャン率を0%とするように、すなわち、垂
直方向に走査線間隔を圧縮するように、偏向制御装置2
8による垂直偏向を制御する。
これにより、走査線数を525本、アスペクト比を16
=9に変換された信号を、アスペクト比16:9のモニ
タ25に供給した場合、NTSC方式のモニタの垂直方
向のオーバースキャン率における映像と同程度の映像を
映出することができる。
1 に こで、垂直偏向の制御方法を説明する。
第5図は第1図の偏向制御装置28において、偏向制御
に関係する部分の具体的構成の一例を示す回路図である
図において、31は第1図のマイクロコンピュータ31
の中央処理装置(以下、CPUと記す)である。このC
PU31には、第1図の同期発生装置26からEDTV
テレビジョン信号に同期した制御信号が供給されている
。CPU31はこの制御信号に同期して後述するメモリ
33から偏向振幅データDvを読み出すためのアドレス
情報を出力する。このアドレス情報はCPUインターフ
ェース32を通してメモリ33に供給される。これによ
り、メモリ32において、上記アドレス情報により指定
された記憶位置から偏向振幅データDvが読み出される
この偏向振幅データDvは積分器34に供給される。こ
の積分器34は加算回路341と遅延回路342で構成
される。遅延回路342はクロックfckのタイミング
で動作し、垂直周期の信号]7 ■でクリアされる。このクリアにより10ビツトの出力
データは全て“0”になる。クリア後の1回目のクロッ
クfckにより、積分器34の出力は偏向振幅データD
vとなり、次のクロックfckによりDv+Dv=2D
vとなる。すなわち、積分器34の出力は、クロックf
ckのタイミングでDvずつ増加する。
積分器34の出力はカウンタ35の入力端子(DATA
  I NPUT)に供給される。カウンタ35,36
、フリップフロップ回路37はパルス幅変調(以下、P
WMと記す)回路を構成する。
カウンタ35,36はクロック端子(CK)に供給され
るクロックfcに基づいて動作する。カウンタ36のキ
ャリ一端子はカウンタ35のロード端子に接続されてい
る。これにより、カウンタ36からキャリーが出力され
ると(キャリー出力が論理ハイ(H)レベルとなると)
 カウンタ35に積分器34の出力データがロードされ
る。
また、カウンタ36のキャリ一端子はフリップフロップ
回路37のリセット端子Rに接続されている。これによ
り、カウンタ36のキャリー出力が論理Hレベルになる
と、フリップフロップ回路37がリセットされる。この
時、フリップフロップ回路37の出力端子Qから出力さ
れるPWM信号は、論理ロウ(L)レベルとなる。
カウンタ35のキャリ一端子はフリップフロップ回路3
7のセット端子Sに接続されている。カウンタ35のロ
ード値(すなわち、積分器34の出力)が小さい時は、
カウンタ35からキャリが出力されるタイミングが遅く
なる。一方、ロード値が大きくなれば、このキャリーの
出力タイミングは次第に早くなる。したがって、フリッ
プフロップ回路37がセット状態とされるタイミングは
、積分器34の出力が増大するに伴い、次第に早くなる
。その結果、フリップフロップ回路37から出力される
PWM信号のHレベル期間は、垂直周期の前半では短く
、後半では長くなる。このPWM信号は積分によってア
ナログ信号である鋸歯状波信号に変換された後、偏向制
御に使われる。
上記構成においては、メモリ33内の偏向振幅データD
vを変更してPWM信号のパルス幅を変化させることに
より、垂直振幅を調整することができる。偏向振幅デー
タDvの偏向は、後述する判定回路29により行われる
第6図は第5図の各部の信号のタイミングを示す信号波
形図である。
図において、(a)は垂直周期の信号Vを示し、(b)
は積分器34の出力を示し、(c)はカウンタ36のキ
ャリー出力を示し、(d)はカウンタ35のキャリー出
力を示し、(e)はフリップフロップ回路37から出力
されるPWM信号を示す。
積分器34の出力が小さいときは、カウンタ35からキ
ャリーが出力されるタイミングが遅くなる。したがって
、フリップフロップ回路37はこのキャリーによりセッ
ト状態(PWM信号がHレベルとなる状態)とされても
、すぐに、カウンタ36のキャリーによりリセット状態
(PWM信号がLレベルとなる状態)とされる。
これに対し、積分器34の出力が大きいときは、カウン
タ35からキャリーが出力されるタイミングが早くなる
ので、フリップフロップ回路37のセット期間(PWM
信号のHレベル期間)が長くなる。
以上から、第6図(e)に示すように、積分器34の出
力に応じてPWM信号のパルスのデユティが変化する。
フリップフロップ回路37から出力されるPWM信号は
、抵抗やコンデンサにより積分されて鋸波状波信号に変
換された後、垂直増幅回路に供給される。
以上から、MUSEテレビジョン信号は、アスペクト比
がこのMUSEテレビジョン信号のアスペクト比と同じ
で、走査線数がNTSCテレビジョン信号の走査線数と
同じEDTVテレビジョン信号に変換される。
また、上記構成によれば、本件特許出願人が特許出願し
た特願平1−180458号に示すように、MUSEテ
レビジョン信号をNTSCテレビジョン信号、すなわち
、アスペクト比4:3のモ2] ニタに映出可能なテレビジョン信号に変換可能である。
ところで、このNTSCテレビジョン信号への変換時は
、垂直方向の偏向系による圧縮は不要である。このため
、信号変換がEDTVテレビジョン信号への変換かNT
SCテレビジョン信号への変換かを判定し、HDTVテ
レビジョン信号への変換である′場合は、垂直振幅を圧
縮する必要がある。
第1図においては、この判定処理はマイクロコンピュー
タ27と判定回路29により行われる。
すなわち、マイクロコンピュータ27のCPU31は、
M U S E −r L/ ヒジョン信号をEDTV
テレビジョン信号に変換する場合、信号変換がHDTV
テレビジョン信号への信号変換であることを示す制御信
号を判定回路29に供給する。判定回路29はこの制御
信号を受けると、信号変換がEDTVテレビジョン信号
への信号変換であると判定し、偏向制御装置28のメモ
リ33に格納されている偏向振幅データDvの値を小さ
くする。
これにより、垂直偏向圧縮が行われる。
以」二述べたようにこの実施例によれば、EDTVテレ
ビジョン信号への信号変換時、垂直偏向圧縮が行われる
ので、画面の上下の画像情報を欠落させることなく、画
像再生を行うことができる。
また、垂直方向へ圧縮するため、垂直解像度も向上させ
ることができる。
なお、この発明は先の実施例に限定されるものではない
例えば、先の実施例では、信号変換モードを判定する方
法として、CPU31から判定用の信号を出力する場合
を説明した。
しかし、この発明では、例えば、次の(1)〜(3)の
ような判定方法を採用してもよい。
(1) 信号変換後のクロックfcの周波数の大小で判
定する。
この場合の判定回路の構成の一例を第7図に示す。
図において、4]はカウンタである。このカランタ41
はクロックfcにより駆動される。カウンタ41の出力
はデコーダ42でデコードされる。
クロックfc及びデコード出力をそれぞれ第8図(a)
、(b)に示す。同様に、カウンタ43は周波数30.
24MHzのクロックで駆動される。
このクロックは、第1図において、EDTVテレビジョ
ン信号への変換時、フィールドメモリ22の読出しクロ
ックとして使われるものである。カウンタ43の出力は
デコーダ44でデコードされる。30.24MHzのク
ロック及びデコード出力をそれぞれ第8図(c)(d)
に示す。デコーダ42.44の出力は比較判定回路45
で大小比較される。比較判定回路45は、第8図(b)
(d)に示すようにデコード値が異なる場合は、偏向振
幅データDvを通常値とし、デコード値が等しい場合は
偏向振幅データDvを小さくし、垂直偏向圧縮を行う。
なお、上述した周波数の大小を比較する構成としては、
第7図の構成に限らず、直接PLL(Phase  L
ocked  Loop)回路で比較する構成も考えら
れる。
(2) 有効走査線数の数によって判定する。
すなわち、有効走査線数が483本以上の場合は、ED
TVテレビジョン信号への信号変換と判定するわけであ
る。
(3)信号中に垂直偏向圧縮を行なうことを示す識別信
号を多重し、その信号を検出し、判定する。
次に、先の実施例では、MUSEテレビジョン信号をE
DTVテレビジョン信号やNTSCテレビジョン信号に
変換する場合にこの発明を適用する場合を説明したが、
この発明はこれ以外の信号間の信号変換にも適用可能で
ある。
この他にもこの発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種
々様々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、MUSEテレビジ
ョン信号をEDTVテレビジョン信号に変換して画像再
生を行う場合、画面の上下の画像情報が欠落しないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
明するための図、第5図は第1図の偏向制御装置の具体
的構成の一例を示す回路図、第6図は第5図の動作を説
明するためのタイミングチャート、第7図はこの発明の
他の実施例の要部の構成を示す回路図、第8図は第7図
の動作を説明するため第11図は第9図の動作を説明す
るための図である。 10・・・入力端子、11・・・A/D変換器、12・
・・入力処理装置、20・・・水平・垂直フィルタリン
グ処理装置、21・・・時間軸処理装置、22・・・フ
ィールドメモリ、23・・・Y−C出力処理装置、24
・・・D/A変換器、25・・・モニタ、26・・・同
期発生装置、27・・・マイクロコンピュタ、28・・
・偏向制御装置、29・・・判定回路、31・・・CP
U、32・・・CPUインターフェース、3・・・メモ
リ、 34・・・積分器、 35゜ 36゜ 41゜ 3・・・カウンタ、 7・・・フ リップフロップ回路、 42゜ 44・・・デコーダ、 5・・・比較判定回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1のテレビジョン信号より走査線数が多く、かつ、ア
    スペクト比が大きいインターレース走査構造の第2のテ
    レビジョン信号を、上記第1のテレビジョン信号と走査
    線数が同じで、上記第2のテレビジョン信号とアスペク
    ト比が同じ第3のテレビジョンに変換する第1の信号変
    換手段と、上記第2のテレビジョン信号を、上記第1の
    テレビジョン信号に変換する第2の信号変換手段と、上
    記第2のテレビジョン信号と同じアスペクト比を有する
    映像表示手段と、 この映像表示手段に上記第1の信号変換手段から出力さ
    れる第3のテレビジョン信号が供給される場合は、上記
    映像表示手段の垂直振幅を圧縮し、上記第2の信号変換
    手段から出力される第1のテレビジョン信号が供給され
    る場合は、上記圧縮を行わない垂直振幅制御手段と を具備したことを特徴とするテレビジョン信号変換装置
JP2240119A 1990-09-12 1990-09-12 テレビジョン信号変換装置 Pending JPH04120988A (ja)

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JP2240119A JPH04120988A (ja) 1990-09-12 1990-09-12 テレビジョン信号変換装置

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