JPH04120118A - プラスチック成形物の製造方法 - Google Patents

プラスチック成形物の製造方法

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JPH04120118A
JPH04120118A JP2412624A JP41262490A JPH04120118A JP H04120118 A JPH04120118 A JP H04120118A JP 2412624 A JP2412624 A JP 2412624A JP 41262490 A JP41262490 A JP 41262490A JP H04120118 A JPH04120118 A JP H04120118A
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under pressure
mold
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catalyst
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JP2412624A
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Hanns-Peter Mueller
ハンス−ペーテル・ミユラー
Joachim Franke
ヨアヒム・フランケ
Henry Dr Mueller
ヘンリー・ミユラー
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、射出成形により成形物を製造するに際し、潜
在的触媒により予備活性化されておりカリ安定化されて
いるポリエポキシドとポリイソシアネートとの組み合わ
せ物を注型用組成物として用いそしてモールド中におい
て加圧下で硬化させる、成形物の製造方法に関する。 [0002]
【従来の技術】
独国特許公開明細書第2,017,506号には、反応
性の液状注型用組成物を硬化させることによりプラスチ
ック成形物を製造するに際し、注型用組成物より高い温
度を有するモールド中に注型用組成物を加圧下でパイプ
を通じて運びそして硬化が完了するまで液状注型用組成
物がパイプ中に運ばれた圧力下でモールド中に滞留させ
る、プラスチック成形物の製造方法が記載されている。 該液状注型用組成物は、(1)エポキシ樹脂と触媒との
混合物、 (2)ジー又はポリイソシアネートと1分子
当たり1個より多いヒドロキシル基を含有する化合物と
の混合物及び(3)不飽和ポリエステル樹脂と重合可能
なモノマーとの混合物であると理解される。 [0003] しかしながら、該注型用組成物は、該方法の有用性をひ
どく制限する欠点を有する。即ち、4,4′ −ジヒド
ロキシジフェニル−ジメチルメタン及びエビクロロヒド
リンを基材とした最も広範に用いられるエポキシ樹脂は
室温において固体であるか又は高粘性であり、従ってそ
れらから作られる注型用組成物の流動性がひどく制限さ
れる。別の欠点は、それらの低い充填材含有可能量であ
る。粘度の低減が所望される場合、該注型用組成物の温
度は高められ得るカミこのことは装置も方法も両方とも
複雑にしかつ該注型用組成物のポットライフを短くする
。粘度が反応性希釈剤例えばブチルグリシジルエーテル
あるいは非反応性希釈剤例えばジブチルフタレートの添
加により低減される場合は、該プラスチック成形物の強
度及び耐熱性の両方とも低減する。ジー又はポリイソシ
アネートと1分子当り1個より多いヒドロキシル基を含
有する化合物との混合物は一般に1時間未満のポットラ
イフを有し、そのためそれらめ使用はフローミキサーを
備えた高価な混合°計量装置を必要とする。この方法の
欠点は、シリカ粉あるいは平らな材料の形態の他の高品
質充填材が高品質成形物用に用いられ得ないことである
。 [0004] 不飽和ポリエステル樹脂と重合可能なモノマーとの混合
物は、不適切な強度を有する成形物をもたらす。不飽和
ポリエステルの成形物は、強化材例えばガラス繊維の添
合によってのみしか適当な機械的強度を獲得しない。強
化材の使用は、不飽和ポリエステル樹脂と重合可能なモ
ノマーとの混合物の流動性をこの混合物がパイプを通じ
て輸送され得ない程度まで低減するかあるいはパイプを
通じての輸送中分離する。 工業的規模での射出成形の場合、成る注型用樹脂のみが
適する。強国特許公開明細書第2,438,205号に
は、エポキシ樹脂と不飽和ポリエステル樹脂との成る組
み合わせ物が記載されている。熱いモールド中への注入
は、重合収縮のため成形物にクラックが生じるような程
度まで硬化反応を促進し、しかしてモールドは加圧によ
り充填されるけれども成形物は使用不適なものになる。 米国特許第4,788,224号には、本発明の成る態
様のものと同様な貯蔵安定性組成物から成形物品を製造
するための二段階法が開示されている。独国特許公開明
細書第3,807,660号にも同様な組成物が開示さ
れている。しかしながら、これらの刊行物は、本発明の
必須の特徴である加圧モールド中でかかる組成物を硬化
させることの利点を認識しておらずあるいは示唆してい
ない。 [0005]
【発明の解決点】
従って、潜在的触媒により予備活性化された貯蔵可能な
エポキシ−イソシアネート樹脂(゛EPIC樹脂パ)が
射出成形による加工のために理想的に適するということ
は極めて驚くべきとみなされねばならず、何故ならこれ
らの樹脂を用いる場合でさえ三量化反応及びオキサゾリ
ジノン生成反応が熱いモールド中への注入中非常に速く
起こって欠陥のある成形物が得られるであろうと当業者
は予期するからである。しかしながら、驚くべきことに
このことは本発明に当てはまらない。 本発明による注型用樹脂を用いる本発明の方法において
、欠陥のない成形物が、加圧下及び約60℃の高められ
たモールド温度にて硬化させることにより得られる。 [0006] 本発明の注型用組成物は有利には低粘度を有し、かくし
て多量の鉱物粉が充填材として用いられるようになる。 更に、該注型用組成物は該充填材及び随意に他の添加剤
と室温においてさえ混合され得る。別の利点は長いポッ
トライフであり湿気の不存在下では数ケ月にもなり得る
。その結果、混合は、施用中数回行われればよい。それ
故、フローミキサーを備えた混合・計量装置は不要とさ
れない。本発明の方法の別の利点は、成形物が収縮をわ
ずかしか受けず、またEPICプラスチックの典型的な
性質即ち固有的な難燃性(ハロゲン含有化合物の不存在
で)及び高い長期熱安定性を示すことである。 [0007] 本発明は、反応性の液状注型用組成物を高められた温度
にて硬化させることによりプラスチック成形物を製造す
る方法において、(i) (a)  少なくとも1種の有機ポリイソシアネート及
び(b)  約1.2 : 1ないし約500:1のイ
ソシアネート基対エポキシド基の当量比に相当する量の
、少なくとも2個のエポキシド基を含有する少なくとも
1種の有機化合物を (d)  少なくとも1種のアルキル化性スルホン酸ア
ルキルエステル、ヨウ化メチル又は硫酸ジメチルを含ん
でなる安定化用成分、(e)  少なくとも1種の潜在
的で熱活性化可能な触媒(好ましくは、リン酸又は有機
ホスホン酸のアルキル化性又は酸性エステルの第3級又
は第4級アンモニウム塩及び/又は三ハロゲン化ホウ素
と第3級アミンとのけ加鉛体)及び (f)  随意に、標準的な助剤及び/又は添加剤(好
ましくは、充填材及び/又は強化材) の存在下で反応させることにより、液状注型用組成物を
調製し、(ii)  この液状注型用組成物を加圧下で
導管(好ましくは、室温にある。)を通じて、加熱され
たモールド(好ましくは、70℃より高い温度を有する
。)中に運び、そして (iii)  この注型用組成物を硬化が完了するまで
加圧下で(該液状注型用組成物によりかげられるかある
いは外的にかけられる加圧下で)該モールド(口■意に
、強化材を含有する。)中に維持する、ことを特徴とす
る上記方法に関する。 [0008] 好ましい態様では、液状注型用組成物は、(A) (a)  少なくとも1種の有機ポリイソシアネート、
(b)  約1.2:1ないし約500 : 1のイソ
シアネート基対エポキシド基の当量比に相当する量の、
少なくとも2個のエポキシド基を含有する少なくとも1
種の有機化合物及び(C)  触媒としての第3級アミ
ン を反応させて、オキサゾリジノン基及びイソシアヌレー
ト基を含有する比較的高粘性の液状中間体生成物を生成
させ、(B) (d)  第3級アミン(C)の量に対して少なくとも
当量の量の、少なくとも1種のアルキル化性スルホン酸
アルキルエステル、ヨウ化メチル又は硫酸ジメチルを含
んでなる安定化用成分を添加することにより、出発混合
物中に存在するインシアネート基の65%より多くない
量が反応した後反応を停止させ、そして(C) (e)  少なくとも1種の潜在的で熱活性化可能な触
媒(好ましくは、リン酸又は有機ホスホン酸のアルキル
化性又は酸性エステルの第3級又は第4級アンモニウム
塩及び/又は三ハロゲン化ホウ素と第3級アミンとの付
加錯体)及び (f)  5M意に、標準的な助剤及び/又は添加剤(
好ましくは、充填材及び/又は強化材) を添加する ことにより調製される。 [0009] 本発明の別の好ましい態様では、注型用組成物は、有機
成分に加えて無機充填材あるいは無機、有機又は金属の
タイプの強化材(好ましくは、粉砕された鉱物例えばシ
リカ粉)並びに他の公知の助剤及び添加剤を含有する。 本発明の別の好ましい態様は、強化材としてガラスウー
ル、編織ガラス布又はガラスマットを含有しかつ約1な
いし約500トルの圧力下で閉じられる加熱されたモで
ルビ中に注型用組成物が加圧下で注入される方法に関す
る。 本発明の更なる好ましい態様は、炭素繊維、アラミド繊
維、ポリアミド及び/又は金属ワイヤの編織布又はマッ
トを含有しかつ約1ないし約500トルの圧力下で閉じ
られる加熱されたモールド中に注型用組成物が加圧下で
注入される方法に関する。 [0010] 別の好ましい態様では、注型用組成物は他の公知の添加
剤例えば離型剤、可塑剤、顔料及び/又は耐炎性添加剤
を含有する。 注型用組成物の約10重量%ないし約100重量%(好
ましくは10〜70%)が、有機注型用樹脂成分(a)
及び(b)から構成される。 出発成分(a)は、ポリウレタン化学から公知のタイプ
の有機ポリイソシアネートから選択され得る。適当な有
機ポリイソシアネートには、脂肪族、環状脂肪族、芳香
脂肪族、芳香族及び複素環式ポリイソシアネート、例え
ば[ユスッス・リービッヒの化学年鑑(Justus 
Liebigs Annalen der Chemi
e ) 、  562 、第75〜136頁」にヴエー
・ジーフケン(W、 5iefken)により記載され
ているタイプのもの例えば次式に相当するものがある。 Q (NC○)n [0011] 式中、nは2〜4(好ましくは2)であり、Qは2〜1
8個(好ましくは6〜10個)の炭素原子を含有する脂
肪族炭化水素基、4〜15個(好ましくは5〜10個)
の炭素原子を含有する環状脂肪族炭化水素基、6〜15
個(好ましくは6〜13個)の炭素原子を含有する芳香
族炭化水素基あるいは8〜15個(好ましくは8〜13
個)の炭素原子を含有する芳香脂肪族炭化水素基を表す
。適当なポリイソシアネートの例には、エチレンジイソ
シアネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート
、1,6−へキサメチレンジイソシアネート、1,12
−ドデカンジイソシアネート、シクロブタン−1,3−
ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,3−及び−1
,゛4−ジイソシアネート及びこれらの異性体の混合物
1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソ
シアナトメチルシクロヘキサン(強国特許公告明細書第
1,202,785号及び米国特許第3,401.19
0号) 2,4−及び2,6−へキサヒドロトルエンジ
イソシアネート及びこれらの異性体の混合物、ヘキサヒ
ドロ−1,3−及び/又は−1,4−フェニレンジイソ
シアネート、ベルヒドロ−2,4′ −及び/又は−4
,4′ −ジフェニルメタンジイソシアネート、1,3
−及び1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−
及び2,6−トルエンジイソシアネート及びこれらの異
性体の混合物、ジフェニルメタン−2,4′ −及び/
又は−4,4′ −ジイソシアネート及びナフチレン−
1,5−ジイソシアネートがある。 [0012] 適当なポリイソシアネートにはまた、例えばトリフェニ
ルメタン−4,4′4″−トリイソシアネート、アニリ
ンをホルムアルデヒドと縮合させそしてその後ホスゲン
化することにより得られるタイプのポリフェニルポリメ
チレンポリイソシアネート(英国特許第874,430
号及び第848,671号) m−及びp−イソシアナ
トフェニルスルホニルイソシアネート(米国特許第3.
454606号) 過塩素化アリールポリイソシアネー
ト(米国特許第3,277゜138号) カルボジイミ
ド基含有ポリイソシアネート(米国特許第3.1521
62号) ノルボルナンジイソシアネート(米国特許第
3,492,330号) アロファネート基含有ポリイ
ソシアネート(英国特許第994,890号) イソシ
アヌレート基含有ポリイソシアネート(米国特許第3,
001,973号) ウレタン基含有ポリイソシアネー
ト(米国特許第3,394,164号及び第3,644
,457号) アシル化尿素基含有ポリイソシアネート
(強国特許第1,230,778号) ビウレット基含
有ポリイソシアネート(米国特許第3,124,605
号、第3,201,372号及び第3,124,605
号) テロマー化反応により製造されるポリイソシアネ
ート(米国特許第3,654.106号) エステル基
含有ポリイソシアネート(米国特許第3.567763
号) 上記のジイソシアネートとアセタールとの反応生
成物(独国特許第1,072,385号)及びポリマー
状脂肪酸エステルを含有するポリイソシアネート(米国
特許第3,455,883号)がある。 [0013] 工業的規模でのイソシアネートの製造の際に得られるイ
ソシアネート基含有蒸留残渣(随意に、上記のポリイソ
シアネートの1種又はそれ以上に溶解して)を用いるこ
とも可能である。 一般に、商業的に入手容易なポリイソシアネートを用い
ることが特に好ましく、例えば2.4−及び2.6−)
ルエンジイソシアネート及びこれらの異性体の混合物(
”TD I ” )  アニリン−ホルムアルデヒドの
縮合物のホスゲン化により得られるタイプのポリフェニ
ルポリメチレンポリイソシアネート(゛″粗製MD■″
)並びにカルボジイミド基、ウレタン基、アロファネー
ト基、インシアヌレート基、尿素基又はビウレット基を
含有するポリイソシアネート(゛変性ポリイソシアネー
ト成分)、特に2,4−及び/又は2,6−トルエンジ
イソシアネートからあるいは4,4′ −及び/又は2
,4′ −ジフェニルメタンジイソシアネートから誘導
されるタイプの変性ポリイソシアネートである。 [0014] 20重f%より多い2,4′ −ジイソシアナトジフェ
ニルメタンを含有するジフェニルメタン系のポリイソシ
アネートの異性体及び/又は同族体の混合物を用いるこ
とが特に好ましい。ジフェニルメタン系のかかるポリイ
ソシアネート混合物は、約20重量%より多い(好まし
くは30〜70重量%の)2.4’ −ジイソシアナト
ジフェニルメタンを含有する。特に好ましいポリイソシ
アネート成分は一般に、2.4′ −異性体に加えてジ
フェニルメタン系の他の異性体又は同族体のポリイソシ
アネートを含有する。かくして、特に好ましいポリイソ
シアネート成分は一般に、2.4′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンと4,4′ −ジイソシアナトジフェニ
ルメタンとの混合物(1Ejfi意に、混合物全体を基
準として約20重量%までの2,2′−ジイソシアナト
ジフェニルメタンを含む。)あるいはこれらの異性体と
一層多核のポリフェニルポリメチレンポリイソシアネー
トとの混合物のどちらかである。第2のタイプの混合物
は一般に、混合物全体を基準として約10重量%ないし
約60重量%の一層多核のポリイソシアネートを含有す
る。イソシアネート成分として好ましく用いられるとこ
ろの2.4′ −異性体に富んだ最初に挙げたジイソシ
アネート混合物は、例えばアニリン−ホルムアルデヒド
の縮合物のホスゲン化により生成されるタイプのポリイ
ソシアネート混合物から所与の組成のジイソシアネート
混合物を蒸留により取り出すことにより得られ得る。−
層多核のポリイソシアネートを含有する他の特に好まし
い混合物は、例えば、第1のタイプの蒸留生成物を4.
4′ −ジイソシアナトジフェニルメタンが枯渇された
ホスゲン化生成物(例えば強国特許公告明細書第1,9
23,214号による。)と再混合することにより得ら
れ得る。このタイプの混合物即ち2.4′ −ジイソシ
アナトジフェニルメタン含有率が上記の規定に相当する
ポリイソシアネート混合物はまた、アニリン−ホルムア
ルデヒドの縮合を適当に制御することにより直接得られ
得る。例えば米国特許第3,277.173号には、高
含有率の2,4′ −ジアミノジフェニルメタンを有す
るジフェニルメタン系のポリアミン混合物を得る方法が
記載されている。その際、2,4′ −ジアミノジフェ
ニルメタンに富んだ該縮合物のホスゲン化により、特に
好ましいポリイソシアネートが直接得られ得る。かがる
ポリイソシアネート混合物を得る方法はまた、強国特許
公開明細書第1,937,685号及び米国特許第3,
362,979号に記載されている。ジフェニルメタン
系の一層多核のポリイソシアネートを含有する特に適当
なポリイソシアネート混合物はまた、混合物全体を基準
として約20重量%より多い2,4′ −ジイソシアナ
トジフェニルメタンを含有する。 [0015] 成分(b)は、少なくとも2個のエポキシド基即ち1,
2−エポキシド基を含有する脂肪族、環状脂肪族、芳香
族又は複素環式化合物であり得る。成分(b)として用
いられる好ましいポリエポキシドは、1分子当り2〜4
個(好ましくは2個)のエポキシド基を含有しかつ約9
0ないし約500 (好ましくは170ないし220)
のエポキシド基量を有する。適当なポリエポキシドには
多価フェノールのポリグリシジルエーテルがあり、しか
して該多価フェノールは例えばピロカテコール、レゾル
シン、ハイドロキノン、4.4′ −ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ
メチルジフェニルメタン、4゜4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタン、4.4′ −ジヒドロキシジフェニルシ
クロヘキサン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′ −
ジメチルジフェニルフロパン4,4′−ジヒドロキシジ
フェニル、4−ヒドロキシフェニル4−ヒドロキシベン
ゾエート、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3,5−)リメチルシクロヘキサン、4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、トリス(4−ヒドロキ
シフェニル)−メタン、上記のジフェノールの塩素化及
び臭素化生成物、ノボラック(即ち、酸性触媒の存在下
での一価又は多価フェノールとアルデヒド特にホルムア
ルデヒドとの反応生成物) 芳香族ヒドロキシカルボン
酸のナトリウム塩2モルとジハロアルカン又はジハロジ
アルキルエーテル1モルとのエステル化により得られる
ジフェノール(英国特許筒1,017,612号参照)
フェノールと少なくとも2個のハロゲン原子を含有する
直鎖ハロパラフィンとの縮合により得られるポリフェノ
ール(英国特許筒1,024,288号参照)である。 他の適当なポリエポキシドには、芳香族アミンとエピク
ロロヒドリンとを基材としたポリエポキシド化合物例え
ばN−ジ(2,3−エポキシプロビル)−アニリン、N
、 N’ −ジメチル−N、 N’−ジェポキシフロピ
ルー4,4′ジアミノジフエニルメタン、N−ジェポキ
シプロビル−4−アミノフェニルグリシジルエーテル(
英国特許筒772,830号及び第816,923号参
照)がある。 [0016] 多塩基芳香族、脂肪族及び環状脂肪族カルボン酸のグリ
シジルエステル例えばフタル酸ジグリシジルエステル、
アジピン酸ジグリシジルエステル、芳香族又は環状脂肪
族ジカルボン酸無水物1モルとジオール1/2モル又は
n個のヒドロキシ基を含有するポリオール1 / nモ
ルとの反応生成物のグリシジルエステル並びにメチル基
により随意に置換されたヘキサヒドロフタル酸ジグリシ
ジルエステルを用いることも可能である。 多価アルコール例えば1,4−ブタンジオール、1.4
−ブチンジオール、グリセロール、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリトリット及びポリエチレンクリコール
のグリシジルエーテルもまた用いられ得る。トリグリシ
ジルイソシアヌレート、N、 N’−ジェポキシプロビ
ルオキサミド、多価チオール例えばビス(メルカプトメ
チル)−ベンゼンのポリグリシジルチオエーテル、ジグ
リシジルトリメチレントリスルホン、並びにヒダントイ
ンを基材としたポリグリシジルエーテルもまた有益であ
る。 [0017] 更に、多不飽和化合物例えば植物油及びそれらの変換生
成物のエポキシ化生成物、ジー及びポリオレフィン例え
ばブタジェン、ビニルシクロヘキサン、1,5−シクロ
オクタジエン、1,5.9−シクロドデカトリエン及び
エポキシ化可能な二重結合を依然含有するポリマー及び
コポリマー(例えば、ポリブタジェン、ポリイソプレン
、ブタジェン−スチレンコポリマー ジビニルベンゼン
、ジシクロペンタジェン及び不飽和ポリエステルを基材
としたもの)のエポキシ化生成物ディールズーアルダー
付加及びその後のベル化合物とのエポキシ化によるポリ
エポキシドへの変換により得られ得るオレフィンのエポ
キシ化生成物、並びに橋原子又は橋原子の基により結合
された2個のシクロペンテン環又はシクロヘキセン環を
含有する化合物のエポキシ化生成物を用いることも可能
である。不飽和モノエポキシド例えばグリシジルメタク
リレート又はアリルグリシジルエーテルのポリマーもま
た挙げられる。 [0018] 成分(b)として用いられる好ましいポリエポキシド化
合物又はそれらの混合物には、多価フェノール特にビス
フェノールAのポリグリシジルエーテル、芳香族アミン
を基材としたポリエポキシド化合物特にビス(N−工、
ポキシプロビル)−アニリン、N、 N’ −ジメチル
−N、 N’−ジェポキシプロピル−4,4′ジアミノ
ジフエニルメタン及びN−ジェポキシプロピル−4−ア
ミノフェニルグリシジルエーテル、環状脂肪族ジカルボ
ン酸のポリグリシジルエステル特にヘキサヒドロフタル
酸ジグリシジルエステル及びヘキサヒドロフタル酸無水
物nモルとn個のヒドロキシル基を含有するポリオール
1モルとの反応生成物(nは2ないし約6の整数である
。)特にヘキサヒドロフタル酸無水物3モルと1.1.
1−トリメチロールプロパン1モルとの反応生成物のポ
リエポキシド、3,4−エポキシシクロヘキシルメタン
−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートが
ある。 特殊な場合、液状ポリエポキシド又は低活性ジエポキシ
ド例えばビス(N−二ポキシプロピル)−アニリン又は
ビニルシクロヘキサンジェポキシドは、既に液状である
ポリエポキシドの粘度を低減し得あるいは固体のポリエ
ポキシドを液状混合物に変換し得る。 [0019] 成分(b)は、約1.2:1ないし約500:1(好ま
しくは3:1ないし65:1−層好ましくは5:1ない
し30:1)のイソシアネート基対エポキシド基の当量
比に相当する量にて用いられる。 触媒成分(C)は、第3級アミノ基を含有する単官能性
又は多官能性有機アミンから選択され得る。このタイプ
の好ましいアミンは、一般に約353まで特に101な
いし185の範囲の分子量を有する。好ましい第3級ア
ミンは、第1反応段階の反応温度において液状であるも
のである。適当な及び好ましいアミンの例には、トリエ
チルアミン、トリブチルアミン、N、 N、 N’  
、 N’ −テトラメチルエチレンジアミン、N、N−
ジメチルベンジルアミン、トリエチレンジアミン、ジメ
チルオクチルアミン、N−メチルモルホリン及びビス(
N、N−ジメチルアミノエチル)−エーテルがある。触
媒(C)は、成分(a)及び(b)の総重量を基準とし
て約0.01ないし約2重量%(好ましくは0.01〜
0. 1重量%)の量にて用いられる。 [0020] 安定剤成分(d)(停止剤としても言及される。)は、
触媒(C)の触媒毒である。適当な安定剤成分(d)に
は、アルキル化性の有機スルポン酸エステル好ましくは
約110ないし約250の分子量を有するスルホン酸ア
ルキルエステルがある。適当なスルホン酸アルキルエス
テルには、脂肪族スルホン酸アルキルエステル例えばブ
タンスルホン酸メチルエステル、ペルフルオロブタンス
ルポン酸メチルエステル及びヘキサンスルホン酸エチル
エステル、並びに芳香族スルホン酸アルキルエステル例
えばベンゼンスルポン酸メチルエステル、エチルエステ
ル及びブチルエステル、p−)ルエンスルホン酸メチル
エステル、エチルエステル及びブチルエステル、1−ナ
フタレンスルホン酸メチルエステル、3−ニトロベンゼ
ンスルホン酸メチルエステル及び2−ナフタレンスルホ
ン酸メチルエステルがある。上記の芳香族スルホン酸エ
ステルが好ましく、しかしてp−トルエンスルホン酸メ
チルエステルが特に好ましい。好ましさの点で劣るけれ
ども、ヨウ化メチル及び硫酸ジメチルもまた成分(d)
として適する。成分(d)は、成分(C)の第3級アミ
ン窒素原子に対して少なくとも当量の量にて用いられる
。成分(d)は、停止剤として(触媒(C)が用いられ
る場合)及び安定剤として(成分(a)と(b)の混合
物に対して)作用する。 [0021] 適当な潜在的触媒(e)には、(el)(i)有機アミ
ンと(ii)リン酸又は有機ホスホン酸のアルキル化性
又は酸性エステルとの第3級又は第4級アンモニウム塩
、並びに(e2)三ハロゲン化ホウ素と第3級アミンと
の付加錯体がある潜在的触媒(el)の構成成分(i)
は、第2級及び/又は第3級アミノ基を含有する単官能
性又は多官能性有機アミンから選択され得る。該触媒の
製造の際第2級アミノ基はアルキル化により第3級アン
モニウム基に変換され得、並びに第3級アミノ基は中和
により第3級アンモニウム基にあるいは第4級化により
第4級アンモニウム基に変換され得る。このタイプの適
当なアミンは、一般に約45ないし約353(好ましく
は45ないし185の範囲)の分子量を有する。 適当なアミンの例には、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジブチルア
ミン、トリブチルアミン、N、 N’  −ジメチルエ
チルエチレンジアミン、N、 N、 N’  、 N’
  −テトラメチルエチレンジアミン、N、N−ジメチ
ルベンジルアミン、トリエチレンジアミン、ジメチルオ
クチルアミン、ジアザビシクロオクタン、メチルジオク
チルアミン、N−メチルモルホリン及びビス(N、N−
ジメチルアミノエチル)−エーテルがある。 [0022] 潜在的触媒(el)の構成成分(ii)は、リン酸又は
有機ホスホン酸のアルキル化性又は酸性エステルから選
択され得る。有機ホスホン酸の中性アルキル化性エステ
ルが、ホスホン酸エステルとして好ましくは用いられる
。これらの化合物は、一般に約124ないし約214の
分子量を有する。このタイプの適当な化合物には、メタ
ンホスホン酸ジメチルエステル、メタンホスホン酸ジエ
チルエステル、ベンゼンホスホン酸ジメチルエステル、
ベンゼンホスホン酸ジエチルエステル及びエタンホスホ
ン酸ジエチルエステルがある。−塩基酸性エステル及び
中性エステルの両方とも、リン酸エステルとして用いら
れ得る。これらの化合物は、一般に約126ないし約2
66の分子量を有する。このタイプの適当な化合物には
、リン酸ジメチル、リン酸ジエチル、リン酸ジブチル、
リン酸トリエチル及びリン酸トリブチルがある。本発明
にとって重要な触媒(el)の好ましい構成成分(ii
)は、メタンホスホン酸ジメチルエステル及びリン酸ジ
ブチルである。 [0023] 触媒(el)は、公知のようにして(例えば「ホウベン
ーヴエイル(Houben−weyl ) 、第Xll
72巻、第262頁以下」参照) 約20ないし約20
0℃の範囲の温度にて溶媒の存在下又は不存在下で成分
(i)と(ii)  (好ましくは当量の量)の反応(
上述のように)により製造され得る。反応は、有利には
不活性ガス雰囲気中及び/又は加圧下にて行われ得る。 例えば、成分(i)又は(ii)の過剰量を用いそして
その後未反応の過剰量を例えば蒸留により除去すること
も可能である。 触媒(el)の特に好ましい例は、次式を有する化合物
である。 [0024]
【化1】 [0025] 適当な潜在的触媒(e2)には、三ハロゲン化ホウ素(
特に、三塩化ホウ素又は三フッ化ホウ素)と第3級アミ
ンとの公知の付加錯体がある。それらの例には、強国特
許明細書第2,655,367号に記載されている三塩
化ホウ素と第3級アミンとの付加錯体があり、しかして
該付加錯体は次の一般式〔式中・R1R2及びR3は同
じでも異なっていてもよく、脂肪族、芳香族、複素環式
又は芳香脂肪族基を表し、あるいは−緒になって(例え
ば、二つが一緒になって)複素環式環の一部を形成し得
る。〕に相当する。次式 %式% 〔式中、RR及びR3は上記に定義した通りである。〕
に相当する三フッ化ホウ素の同様な錯体もまた適する。 [00261 特に適当な潜在的触媒には、成分(C)及び(el)の
記載において例示して挙げたタイプの第3級アミンある
いは複素環式第3級アミン例えば1,2−ジメチルイミ
ダゾール又は1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール
の三塩化ホウ素又三フッ化ホウ素錯体がある。該錯体の
アミン成分は、一般に成分(C)に関して上記に記載し
た範囲内の分子量を有する。 潜在的触媒(e)は、一般に”(B)段階″において生
成する中間体(即ち、触媒(C)の毒化後存在する樹脂
)100重量部当たり約0.01ないし約20重量部(
好ましくは0.1〜10重量部−層好ましくは0.5〜
2重量部)の量にて用いられる。 触媒(C)の場合と同様に、例示して挙げた化合物の混
合物もまた触媒(e)として用いられ得る。反応時間及
び反応温度は、中間体段階(゛(B)段階°゛)の製造
中及び中間体段階において存在する樹脂の硬化中の両方
とも、触媒(C)及び(e)のタイプ及び濃度により所
与の要件を満たすように適合され得る。 [0027] 随意的な助剤及び添加剤(f)には(fl)重合可能な
オレフィン型不飽和のモノマーがあり、しかして成分(
a)と(b)の総重量を基準として100重量%までの
量にて(好ましくは50重量%までの量にて)用いられ
得る。添加剤(fl)の例には、NGO反応性水素原子
を含有していないオレフィン型不飽和のモノマー例えば
ジイソブチレン、スチレン、(C1−4アルキル)スチ
レン(例えば、α−メチルスチレン及びα−ブチルスチ
レン) ビニルクロライド、ビニルアセテート、マレイ
ン酸イミド誘導体(例えばビス(4−マレイミドフェニ
ル)−メタン)   (C,アルキル)アクリレート(
例えば、メチルアクリレート、ブチルアクリレート及び
オクチルアクリレート)及び対応するメタクリレート、
アクリロニトリル及びジアリルフタレートがある。これ
らのオレフィン型不飽和のモノマーの混合物もまた用い
られ得る。用いられる場合好ましい添加剤(fl)はス
チレン及び/又は(C1−4アルキル)アクリレート又
はメタクリレートであり、また用いることが好ましい。 添加剤(fl)が用いられる場合、慣用の重合抑制剤例
えばベンゾイルペルオキシドが用いられ得るが一般に必
要でない。 [0028] D亘意的な助剤及び添加剤(f)にはまた、 (f2)
ポリウレタン用合成成分として公知のタイプの少なくと
も2個(好ましくは2〜8個−層好ましくは2〜3個)
のアルコール性ヒドロキシル基を含有しかつ約62ない
し約2,000の範囲の分子量を有する有機化合物があ
る。かがる化合物の例には、単純な多価アルコール例え
ばエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、グ
リセロール及びトリメチロールプロパン、ジメチルシロ
キサンユニットを含有するポリオール例えばビス(ジメ
チルヒドロキシメチルシリル)−エーテル、エステル基
を含有するポリヒドロキシ化合物例えばヒマシ油並びに
上記のタイプの単純なm個アルコールの過剰量とカルボ
ン酸(好ましくは二塩基カルボン酸)又はそれらの無水
物(例えば、アジピン酸、フタル酸又はそれらの無水物
)との重縮合により得られ得るタイプのポリヒドロキシ
ポリエステル、′並びにアルキレンオキシド例えばプロ
ピレンオキシド及び/又はエチレンオキシドと適当な開
始剤分子例えば水、上記の単純なモノアルコール又は少
なくとも2個のアミンNH結合を含有するアミドとの付
加により得られるタイプのピリヒドロキシポリエーテル
がある。 [0029] 用いられる場合、添加剤(f2)は、成分(a)のイソ
シアネート基及び成分(f2)のヒドロキシル基に基づ
いて少なくとも2:1 (好ましくは少なくとも2.5
:1)のNCO:OH当量比に相当する最大量にて用い
られる。いずれにしても、成分(a)の量は、成分(a
)のイソシアネート基対成分(b)のエポキシド基、成
分(f2)のヒドロキシル基及五亘意的に成分(b)中
に存在するヒドロキシル基の和の当量比が少なくとも1
.2:1(好ましくは4:1ないし30 : 1)にな
るように選ばれなければならない。 一般に、助剤及び添加剤(fl)及び(f2)゛は必要
でない。しかしながら、(fl)について例示して挙げ
た添加剤が、(f2)について例示して挙げた化合物よ
り好ましい。両タイプの助剤及び添加剤を同時に用いて
もよい。 [0030] 他の随意的な助剤及び添加剤(f)には、充填材例えば
鉱物粉(例えば、石英粉、白亜及び酸化アルミニウム)
 M料例えば無機顔料(例えば、二酸化チタン及び酸化
鉄)及び有機顔料(例えばフタロシアニン顔料) 可塑
剤例えばジオクチルフタレート及びトリブチル又はトリ
フェニルホスフェート、可溶性染料を含めて染料、並び
に強化材例えばガラス繊維及びガラス布がある。炭素繊
維及び炭素繊維布並びに他の有機ポリマー繊維例えばア
ラミド繊維及び液晶(“LC”)ポリマー繊維もまた適
する。ポリアミド及び/又は金属ワイヤの編織布もまた
適する。 [0031] 助剤及び添加剤は、本発明の方法が実施される前に出発
物質(a)及び(b)中に添合され得、あるいは中間体
段階において存在する樹脂り肺l意に溶融後添加され得
る。 好ましい態様では、本発明の方法は、出発物質(a) 
  (b)及び(C)及び随意に助剤及び添加剤(f)
あるいはそれらの一部を互いに混合しそして生じた混合
物を約20ないし約150℃(好ましくは60〜130
℃)の範囲の温度にて反応させることにより行われる。 反応は、出発混合物中に成分(a)として当初に導入さ
れたイソシアネート基の65%より多くない量(好まし
くは30〜60%)が変換された後、停止剤(d)の添
加により停止される。 [0032] ゛(B)段階″において蓄積する比較的高粘性の中間体
生成物は、一般に室温において液体であるかあるいは1
20℃より高くない温度において融解可能である固体で
あり、そして本発明の方法の第2段階に随意に不定の貯
蔵期間後導入され得る。この目的のために、潜在的触媒
(e)並びに他の随意的な助剤及び添加剤が中間体生成
物G汁亘意に溶融後添加される。特に低粘性混合物が好
まれる場合出発成分(a)及び(b)は毒物質(d)と
混合されそして窒素下で約120℃に短時間(0,5〜
1時間)加熱される。このようにして、非常に低粘性(
即ち、25℃において100mPa、s未満の粘度)の
貯蔵可能なEPIC樹脂が得られる。これらの低粘性の
EPIC樹脂が冷却された後、潜在的触媒(e)及び他
の随意的な助剤及び添加剤が添加される。 [0033] 他の適当な助剤及び添加剤には、 “反応性希釈剤′°
例えば(a)の所で上記に挙げたタイプの室温において
液状であるポリイソシアネート並びに(b)の所で上記
に挙げたタイプの室温において液状であるポリエポキシ
ドがあり、しかしかかる混合物は常に、エポキシド基及
びヒドロキシル基に対してNGO基の過剰量即ち少なく
とも1.2:1(好ましくは少なくとも3:1)の当量
比に相当する過剰量を含有しなければならない。 硬化は、少なくとも約70℃(好ましくは70〜180
℃の範囲)の温度に加熱されたモールド中において加圧
下で行われる。最適の性質を得るために、生じたプラス
チックを約150ないし約250℃の温度にて(好まし
くは200〜230℃の温度にて)後硬化することがし
ばしば得策である。 [0034] 本発明の樹脂が適当な膨張剤と組み合わせて加工される
場合、発泡体を製造することさえ可能である。 更に、顕著な性質を有するラミネートが、ガラス布、ガ
ラスマット、紙、プラスチックフィルム、ベニヤ、ケブ
ラー(外1)繊維から作られた布、炭素繊維の編織布、
ガラス不織布又は鉱質綿を用いて本発明の方法により製
造され得る。 成形物の顕著な性質には、固有的難燃性及び高い長期熱
安定性がある。
【外1】 [0035]
【実施例】
次の例により、本発明の方法についての詳細を更に例示
する。上記に開示した本発明は、その精神においても範
囲においてもこれらの例により制限されるべきでない。 下記の処理操作の条件について公知の種々の変更態様が
用いられ得る、ということが当業者に容易に理解されよ
う。側段指摘がなければ、温度はすべて摂氏度であり、
部及び百分率はすべて重量部及び重量百分率である。 [0036] 例1 60%の2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンと
40%の4,4′ −ジイソシアナトジフェニルメタン
との混合物(NC○含有率33.6%)(950g)を
、50gのビスフェノールAのジグリシジルエーテル(
エポキシド価0゜585)及び0.43g (3,2ミ
リモル)のジメチルベンジルアミンと50’Cにて混合
した。生じた混合物を120℃に加熱した。わずかに発
熱性である反応は、イソシアヌレート及びオキサゾリジ
ノンの生成が直ちに始まったことを示した。外部加熱を
行わない15分間の加熱時間後、反応混合物を氷水で冷
却して内部温度を約90℃にした。この混合物から採取
した試料は、室温において固体の粘着性樹脂でありかつ
18.4%NCOのNCO含有率を有していた。6.5
mlの停止剤溶液■(60%の2,4′ −ジイソシア
ナトジフェニルメタンと40%の4,4′−ジイソシア
ナトジフェニルメタンとの混合物中の15.4重量%の
p−)ルエンスルホン酸メチルエステルの溶液)を添加
することにより、反応を停止させた。次いで、この混合
物に更に596gの上記のジイソシアネート組成物及び
31gの上記のジグリシジルエーテルを添加し、そして
明澄な物質溶液が形成するまで120℃にてかくはんし
た。室温において液状でありかつ25℃において9 、
 300mPa、sの粘度及び23.6%のNGO含有
率を有する明澄で黄色の貯蔵可能な樹脂が得られた。 [0037] 例2 ジメチルベンジルアミン(0,26g)を、120gの
例1に記載のジグリシジルエーテル及び480gの例1
に記載のポリイソシアネート混合物に80’Cにて添加
した。発熱的なイソシアヌレート生成反応の影響下で、
反応混合物の温度は、更なる加熱を行うことなく2時間
で120℃に上昇した。次いで、停止剤溶液■(例1参
照)(3,82m1)を反応混合物に添加し、その後3
0分間120℃にてかくはんした。生じた樹脂は、20
.0%のNCO含有率を有していた。 この樹脂を327gの上記のジイソシアネート成分及び
81.8gの上記のジグリシジルエーテルと混合し、そ
の後30分間120℃にてかくはんして、室温において
液状でありかツ2. 016 mPa、s (25℃)
の粘度及び21.1%(7)NCO含有率を有する明澄
で黄色の貯蔵可能な樹脂を得た。 [0038] 例3 60%の2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンと
40%の4.4′ −ジイソシアナトジフェニルメタン
との混合物(NGO含有率33.6%)(120g)を
、30gのビスフェノールAのジグリシジルエーテル(
エポキシド価0゜5)及び1.5mlの別途に調製した
溶液(上記のジイソシアネート混合物中のp−トルエン
スルホン酸メチルエステルのIM−溶液)と混合した。 生じた混合物を窒素下でかくはんしながら30分間12
0℃の温度に加熱した。冷却後、262%(混合物全体
を基準として)のNCO含有率及び55 mPa、s 
(25℃)の粘度を有する反応性樹脂(I)が得られた
。 反応性樹脂(I)(100g)を、BCl3とジメチル
ベンジルアミンとの錯体(1g)と室温にて10時間か
くはんした。触媒は完全に溶解し、そして反応性樹脂の
粘度は影響のないままであった。このようにして、非常
に低粘性の予備反応された注型用樹脂が得られ、しかし
てこの樹脂は6ケ月間にわたって安定なNGO含有率及
び粘度を維持しかつ本発明の方法に用いられ得た。 [0039] 例4 例3の反応ttJ+脂CI)(100g)を、1gのジ
メチルベンジルアンモニウムジブチルホスフェートと室
温にて混合した。この混合物は均質であり、液状触媒は
完全に溶解し、そして反応性樹脂の粘度は影響のないま
まであった。このようにして、非常に低粘性の予備活性
化された注型用樹脂が得られ、しがしてこの樹脂は少な
くとも7日間にわたって安定なNGO含有率及び粘度を
維持しカリ本発明の方法に用いられ得た。 [0040] 例5 例2に従って製造されたEPIC樹脂(100g)を、
BCl3とジメチルベンジルアミンとの錯体(1g)と
室温にて10時間窒素下でかくはんした。触媒は完全に
溶解した。次いで、この混合物にシリカ粉(150g)
を添加した。12トルの圧力の真空下で10分間かくは
んした後、すぐ使用できる注型用組成物を得た。 生じた注型用組成物を、弁を備えた射出ノズルにホース
により連結されている圧力容器中に導入した。この圧力
容器を、容器の覆いの所にある弁を通じて圧縮空気で4
気圧のゲージ圧に加圧した。該射出ノズルは、油圧式で
開閉されかつ自己加熱されるモールドの下部に開口して
おり、該モールドは200x200x4mmの大きさの
板をなすキャビティを有しかつ160℃の温度を有して
いた。該射出ノズルの弁が開かれた後、該圧力容器中の
注型用組成物が熱い鋼製の該モールド中に入り、一方該
モールドの2つの半型の間の隙間を通じて空気が逃散し
た。 6分後、該射出ノズルの弁を閉じそして油圧作動により
モールドを開いた。均質で無泡でかつひげのないプラス
チック板が得られた。この板を160℃にて4時間、次
いで200℃にて4時間そして最後に250℃にて4時
間加熱した後、該板は次の性質を有していた。 [0041] 引張り強度(DIN53,455)    8ON/m
m2破断点伸び(DIN53,455)    1%E
−引張り弾性率(DIN53,457)    10,
0OON/mm2曲げ強度(DIN53,452)  
  13ON/mm2外繊維ひずみ(D I N、53
,452)    1.5%衝撃強度(DIN53,4
53)    12KJ/m2?)1/T:/ス温度(
DIN53,458)   >250’Cガラス転移温
度  300℃ [0042] 例6 ルベンジルアミンとの錯体(1g)と室温にて8時間窒
素下でがくはんした。触媒は完全に溶解した。予備活性
化されたこの樹脂は、閉鎖容器中室温にて少なくとも6
ケ月間貯蔵安定であった。 加熱可能な油圧プレス機に設けられた版型モールド中に
、このモールドが80重量%のガラスで満たされるよう
な量のガラスマットを導入した。該モールドを30トル
の圧力下で油圧プレス機により閉じた。予備圧縮後、該
モールドを再び開き、20重量%の上記の予備活性化さ
れたEPIC樹脂で含浸し、そして樹脂導入弁を閉じた
後30)ルの圧力下で該モールドを閉じた。該モールド
を160℃に加熱した場合、注型用談樹脂は、4〜10
分で硬化して均質な板を形成した。該モールドを開いた
後、この板を取り出しそして160℃にて4時間、次い
で200℃にて4時間そして最後に250℃にて4時間
加熱した。 この板は、車の構造体の触媒カバー板としであるいは例
えば燃料機関の非常に熱い部分の絶縁体又はスペーサー
として用いるのに適する。本発明に従って製造された板
は、炭化又は寸法の減少を伴うことなく600℃への短
時間の加熱に耐え得た。 [0043] 本発明は次の態様を含む。 (1) 反応性の液状注型用組成物を高められた温度に
て硬化させることによりプラスチック成形物を製造する
方法において、(i) (ii) (a)  少なくとも1種の有機ポリイソシアネート及
び(b)  1.2:1ないし500 : 1のイソシ
アネート基対エポキシド基の当量比に相当する量の、少
なくとも2個のエポキシド基を含有する少なくとも1種
の有機化合物を (d)  少なくとも1種のアルキル化性スルホン酸ア
ルキルエステル、ヨウ化メチル又は硫酸ジメチルを含ん
でなる安定化用成分、(e)  少なくとも1種の潜在
的で熱活性化可能な触媒及び(f)  随意に、助剤及
び/又は添加剤の存在下で反応させることにより、液状
注型用組成物を調製し、この液状注型用組成物を加圧下
で導管を通じて、70℃より高い温度を有する加熱され
たモールド中に運び、そして(iii)  この注型用
組成物を硬化が完了するまで加圧下で該モールド中に維
持する、 ことを特1敦とする上記方法。 [0044] (2) 反応性の液状注型用組成物を高められた温度に
て硬化させることによりプラスチック成形物を製造する
上記(1)記載の方法において、(i) (A) (a)  少なくとも1種の有機ポリイソシアネート、
(b)  1.2:1ないし500:1のイソシアネー
ト基対エポキシド基の当量比に相当する量の、少なくと
も2個のエポキシド基を含有する少なくとも1種の有機
化合物及び(C)  触媒としての第3級アミン を反応させて、オキサゾリジノン基及びイソシアヌレー
ト基を含有する比較的高粘性の液状中間体生成物を生成
させ、(B) (d)  第3級アミン(C)の量に対して少なくとも
当量の量の、少なくとも1種のアルキル化性スルホン酸
アルキルエステルヨウ化メチル又は硫酸ジメチルを含ん
でなる安定化用成分を添加することにより、出発混合物
中に存在するイソシアネート基の65%より多くない量
が反応した後工程(B)の反応を停止させそして (C) (ii) (e)  少なくとも1種の潜在的で熱活性化可能な触
媒及び(f)  f<3!意に、標準的な助剤及び/又
は添加剤を添加する ことにより、液状注型用組成物を調製し、この液状注型
用組成物を加圧下で導管を通じて、70℃より高い温度
を有する加熱されたモールド中に運び、そして(iii
)  この注型用組成物を硬化が完了するまで加圧下で
該モールド中Gコ維持する、 上記(1)記載の方法。 [0045] (3) 潜在的で熱活性化可能な触媒(e)が(el)
 リン酸又は有機ホスホン酸のアルキル化性又は酸性エ
ステルの第3級又は第4級アンモニウム塩及び/又は (e2) 三ハロゲン化ホウ素と第3級アミンとの付加
錯体である、上記(1)記載の方法。 (4) 潜在的で熱活性化可能な触媒(e)が(el)
 リン酸又は有機ホスホン酸のアルキル化性又は酸性エ
ステルの第3級又は第4級アンモニウム塩及び/又は (e2) 三ハロゲン化ホウ素と第3級アミンとの付加
錯体である、上記(2)記載の方法。 [0046] (5) 成分(a)及び(b)が液状注型用組成物の1
0〜70重量%である上記(1)記載の方法。 (6) 成分(a)及び(b)が液状注型用組成物の1
0〜70重量%である上記(2)記載の方法。 (7) 成分(f)が無機充填材及び/又は強化材を含
んでなる、上記(1)記載の方法。 (8) 成分(f)が無機充填材及び/又は強化材を含
んでなる、上記(2)記載の方法。 (9) 無機充填材が鉱物粉である、上記(7)記載の
方法。 (10)  無機充填材が鉱物粉である、上記(8)記
載の方法。 [00471 (11)  成分(f)が離型剤、可塑剤、顔料及び/
又は耐炎性添加剤を含んでなる、上記(1)記載の方法
。 (12)  成分(f)が離型剤、可塑剤、顔料及び/
又は耐炎性添加剤を含んでなる、上記(2)記載の方法
。 (13)  工程(ii)で用いる導管が室温にある、
上記(1)記載の方法。 (14)  工程(ii)で用いる導管が室温にある、
上記(2)記載の方法。 (15)  強化材としてのガラスウール、編織ガラス
布又はガラスマットを含有しかつ1〜500)ルの圧力
下で閉じられる加熱されたモールド中に液状注型用組成
物を加圧下で注入する、上記(1)記載の方法。 (16)  強化材としてのガラスウール、編織ガラス
布又はガラスマットを含有しかつ1〜500トルの圧力
下で閉じられる加熱されたモールド中に液状注型用組成
物を加圧下で注入する、上記(2)記載の方法。 [0048] (17)  炭素繊維、アラミド繊維、ポリアミド及び
/又は金属ワイヤの編織布又はマットを含有しかつ1〜
500トルの圧力下で閉じられる加熱されたモールド中
に液状注型用組成物を加圧下で注入する、上記(1)記
載の方法。 (18)  炭素繊維、アラミド繊維、ポリアミド及び
/又は金属ワイヤの組織布又はマットを含有しかつ1〜
500)ルの圧力下で閉じられる加熱されたモールド中
に液状注型用組成物を加圧下で注入する、上記(2)記
載の方法。 (19)  高温抵抗性の絶縁材又は構造材を製造する
方法において、加熱されたモールド中において加圧下に
て上記(1)による反応性の液状注型用組成物を硬化さ
せることを特徴とする上記方法。 (20)  高温抵抗性の絶縁材又は構造材を製造する
方法において、加熱されたモールド中において加圧下に
て上記(2)による反応性の液状注型用組成物を硬化さ
せることを特徴とする上記方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応性の液状注型用組成物を高められた温
    度にて硬化させることによりプラスチック成形物を製造
    する方法において、(i) (a)少なくとも1種の有機ポリイソシアネート及び(
    b)1.2:1ないし500:1のイソシアネート基対
    エポキシド基の当量比に相当する量の、少なくとも2個
    のエポキシド基を含有する少なくとも1種の有機化合物
    を (d)少なくとも1種のアルキル化性スルホン酸アルキ
    ルエステル、ヨウ化メチル又は硫酸ジメチルを含んでな
    る安定化用成分、(e)少なくとも1種の潜在的で熱活
    性化可能な触媒及び(f)随意に、助剤及び/又は添加
    剤 の存在下で反応させることにより、液状注型用組成物を
    調製し、(ii)この液状注型用組成物を加圧下で導管
    を通じて、70℃より高い温度を有する加熱されたモー
    ルド中に運び、そして(iii)この注型用組成物を硬
    化が完了するまで加圧下で該モールド中に維持する、 ことを特徴とする上記方法。
  2. 【請求項2】高温抵抗性の絶縁材又は構造材を製造する
    方法において、加熱されたモールド中に、おいて加圧下
    にて請求項1による反応性の液状注型用組成物を硬化さ
    せることを特徴とする上記方法。
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EP0435060A3 (en) 1991-08-07
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