JPH04118481A - ロッカ用電子錠 - Google Patents

ロッカ用電子錠

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JPH04118481A
JPH04118481A JP23559990A JP23559990A JPH04118481A JP H04118481 A JPH04118481 A JP H04118481A JP 23559990 A JP23559990 A JP 23559990A JP 23559990 A JP23559990 A JP 23559990A JP H04118481 A JPH04118481 A JP H04118481A
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JP
Japan
Prior art keywords
lock
iron core
electromagnet
transmitting member
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP23559990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Takeya
武谷 国男
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、ロッカを保有する各種施設に用いられるロッ
カを施解錠するロッカ用電子錠に係り、特に電動機の使
用が不要で、かつ、施錠時の誤作動に対する安全機構を
2膚したロッカ用電子錠に関する。
[従来の技術] 従来より、遊戯施設(例えば、ゴルフ場やスイミングプ
ール)においては、その利用者に向けてロッカを貸与し
ており、この貸与ロッカの施錠機構としては、一般に機
械式のキ一方式が採用されている。近年では、押しボタ
ン操作によるテンキ一方式を採用するゴルフ場も見受け
られる。
しかしながら、機械式のキ一方式によると、その構造上
、キーのコピーや他の手段による開閉の試みに対する防
御が完全ではなく、保安上の不安がある。また、テンキ
一方式の施錠機構によると、そのキーワードである暗証
番号を記憶しておかなければならず、またその入力時の
テンキー操作には複雑さが伴う。
そこで、最近では、固有情報を記録したカードの読み取
りによって施解錠する電子錠の使用が普及してきた。こ
の電子錠は、一般に電子錠の閂(かんぬき)を電動機で
進退動の動作をさせる際、電動機として可逆転モータを
使用し、モータの正転、逆転を利用して各々施錠または
解錠に相当する閂の前進、後退をさせていた。
第5図、第6図は可逆転モータを使用する従来の電子錠
の実施例を示し、第5図のものは電動機50の正逆転に
より出力軸に接続された円板52の円周に取り付けられ
たギア54と閂60に取り付けられたラックギア62と
の噛合いによって閂60が進退動する。また、第6図の
ものは、電動機50の正逆転により円板52に連結され
た連接棒64のクランク動作により閂60が上下のロー
ラ間を進退動する。第5図(a)は平面図、第5図(b
)は側面図、第6図(a)は平面図、第6図(b)は側
面図である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のモータを正転および逆転させるに
は、モータを動作させるコントローラがモータへ印加す
る電圧を反転させるものしか使用できないという難点が
ある。また、施錠時に閂の前進に対してドアが正常に畜
閉されていないときにはドア側に配設された溝穴が閂の
進路と一致せず、閂の前進が阻、害される結果モータに
無理な力が働くことに起因する電子錠の損傷が起こる虞
れがあった。
また、ドアが施錠されている際に、指定のカードが損傷
したり紛失したり、あるいは強磁気の汚染を受けて内部
に格納された固有情報が破壊されたり、あるいはカード
の施解錠以外の他の目的、たとえば買物の決済や預貯金
の払出し等の際に人為的誤操作により内部の固有情報が
破壊されたり消去されたときなど不慮の事故に対して当
該ロッカを解錠するマスクキー的機能が必要であった。
[課題を解決するための手段] 以上述べた課題を解決するため、本発明のロッカ用電子
錠は、 固有情報を記録したカードをカードリーグに読み込ませ
ることによってそのロッカ使用時に施錠または解錠する
電子錠において、 電子錠の閂(かんぬき)の進退動手段は強磁性材料から
なる鉄芯と電磁石から構成され、該閂に連結された力伝
達部材に該鉄芯を固設し、該力伝達部材を1端が該閂の
施錠方向に付勢し他端が固定されたストッパにより係止
される圧縮コイルばねを該鉄芯に嵌装し、該鉄芯に対向
して該鉄芯を該閂の解錠方向に吸引する電磁石を配設し
、キーの捻回により前記力伝達部材に当接し該閂の解錠
方向へ押圧するカムを備えた機械式キーを配設した。
[作用] 本発明のロッカ用電子錠は、固有情報の読み込まれたカ
ードをロッカに付設されたカードリーダに読み込ませる
と、施錠中の電子錠にあってはカードに記録された情報
がメイン基板ユニットのキーデータ制御部へ入り予め設
定されたキーデータと照合され合致しているとき電子錠
ユニットの電磁石へ指令が発信され、電磁石が所定時間
励磁され、閂が解錠される。一方、解錠中の電子錠にあ
っては、ドア開閉センサによる情報が閉状態である条件
のもとに、カードの使用により電磁石と鉄芯との吸引が
解除され、力伝達部材が圧縮コイルばねの付勢力により
閂を施錠方向へ移動させる。このとき、万−閂の突出方
向にドアの間溝が合致しないときには、閂はそれ以上前
進しないだけで圧縮コイルばねに圧縮力が保存されるだ
けであり電子錠の各機器に無理な力がかかることはない
から安全である。
また、カードの紛失や損傷など不慮の事故の際には、機
械式キーの捻回によりカムを作動させて力伝達部材を解
錠方向に押圧し解錠する。
[実施例〕 以下、図面に基づいて本発明の詳細について説明する。
第1図〜第4図は本発明のロッカ用電子錠の1実施例を
示し、第1図は電子錠の平面図、第2図は第1図■−■
視の側断面図、第3図は第1図m−■視の側断面図、第
4図は第1図rV−IV視の側断面図である。
図において、1は電子錠、10はメイン基板ユニット、
20は電子錠ユニット、21は底板、21aは支柱、2
2はブラケット、23は電磁石、24は鉄芯、25はス
トッパ、26は圧縮コイルばね、27は機械式キー、2
8はスライド板、28aは力伝達部材、28bはストラ
イカ、28cは長穴、28dは止めねじ、29は閂、3
0はドア開閉センサ、31は支柱、31aはストッパ、
32はビン、33は回動レバー、34はリミットスイッ
チ、35は圧縮コイルばね、40はリミットスイッチ、
100は機械式キーによるカム、100aはカム軸、1
10は鍵穴である。
第1図および第2図に示すように、コの字形の一対の閂
29はその中央でスライド板28と固結され、ともに左
右方向にスライド可能に配設される。そして、スライド
板28の一端は支柱21aの上面をスライドし、他端は
力伝達部材28aと連結され、力伝達部材28aの最下
面が底板21上をスライドする。そして、力伝達部材2
8aには円柱状の強磁性体よりなる鉄芯24が水平方向
に突設され、鉄芯24の周囲に圧縮コイルばね26が鉄
芯24をルーズに貫通させる底板21に固設されたスト
ッパ25に圧縮された状態で嵌装されている。また、鉄
芯24の先端に対向して、ブラケット22に固設された
電磁石23が配設され、電磁石23の励磁の際に鉄芯2
4を圧縮コイルばね26に抗して吸引するようになって
いる。
なお、スライド板28の右側には左右方向の長大28c
を設け、この長大28cを貫通し支柱21aに螺着され
る止めねじ28dをルーズに締付けておく。
また、底板21上のドア側(図面上左側)近くに、第3
図に示すように、支柱31に軸支されビン32回りに回
動する回動レバー33と回動レバー33を支柱32の上
端に設けたストッパ31aまで上側に付勢する圧縮コイ
ルばね35と回動レバー33の回動によって0N−OF
Fされるリミットスイッチ34からなるドア開閉センサ
30が配設されており、ドアの開閉の状態をモニタリン
グしている。
さらに、スライド板28の下面にはスライド板28の進
退動に応じて前進限、後退限を告知するストライカ28
bが配設され、これと対応する位置にリミットスイッチ
40.40が配設される。
力伝達部材28aのドア側にはカム軸100aの捻回に
よって回動するカム100が回動時に力伝達部材28a
を解錠方向に当接して押圧する位置に機械式キー27を
配設しておく。そしてカム100は常時第1図の状態に
なるようにスプリング等の手段で付勢しておく。
以上のように構成された本発明の実施例のロッカ用電子
錠の作動について説明する。
ドアが閉じられ施錠する場合には、ドア開閉センサ30
の通電の信号とともに、そのロッカに適応した固有情報
を記録されたカードのカードリーグへの読み込みによっ
て、メイン基板ユニット10における照合1判定後、電
磁石23の通電指令が解除され、電磁石23が消磁され
る結果、鉄芯24およびこれに連結される力伝達部材2
8aと閂29は施錠方向へ移動する。施錠時の前進限は
カム100の側壁である。
上記の動作中、ドア開閉センサの誤作動(ドアが閉じて
いないのに閉じた状態と認定する等)や、何らかの変形
による閂と間溝との不適合により、閂の前進が物理的に
抑止される場合には、力伝達部材28aは圧縮コイルば
ね26の圧縮に打ち克ってそのまま静止するのみで、電
子錠の各機器に無理な力は加わらない。
逆に、施錠状態から解錠状態にするには、電磁石23に
通電して励磁し、鉄芯24を電磁石23に吸引すること
によって閂を後退させて解錠する。
一般に、本発明の電子錠を使用するロッカはそのロッカ
の使用、不使用に拘らず大部分の時間が施錠状態であり
、解錠時間はごくわずかであるから、解錠時のみ通電励
磁する本発明のロッカ用電子錠は電力消費量は少なく省
エネルギに適する。
また、カードの紛失、汚染、損傷によって解錠不能に陥
ったときには、マスクキー等の機械式キー27によって
解錠することができる。
以上述べた構成および作動によって、本実施例における
本発明のロッカ用電子錠は電動機を使用することなく簡
便で、かつ、安価であり、作動ミスの少ない電子錠を提
供する。また、施錠時の開動作の物理的障害に対しても
各機器を安全に保護できる。さらに、万一の際にも機械
式キーで解錠できる。
[発明の効果] 本発明のロッカ用電子錠は、電子錠の閂の進退動駆動手
段として電磁石による鉄芯の吸引作用を使用し、圧縮コ
イルばねに押圧作用を併用したので、電動機の使用が不
要で安全確実な作動を有する安価で省エネルギの電子錠
を提供できる。また、万一の場合には機械式キーで解錠
できる構造であるからメインテナンス性が優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明のロッカ式電子錠の1実施例を
示し、第1図は電子錠の平面図、第2図は第1図■−■
視の側断面図、第3図は第1図■−■視の側断面図、第
4図は第1図rV−TV視の側断面図である。 第5図〜第6図は従来の電子錠の実施例を示し、第5図
(a)は要部平面図、第5図(b)は要部側面図、第6
図(a)は要部平面図、第6図(b)は要部側面図であ
る。 1・・・・・・電子錠、 10・・・・・・メイン基板ユニット、20・・・・・
・電子錠ユニット、21・・・・・・底板、21a・・
・支柱、     22・・・・・・ブラケット、23
・・・・・・電磁石、    24・・・・・・鉄芯、
25・・・・・・ストッパ、 26・・・・・・圧縮コイルばね、 27・・・・・・機械式キー(鍵)、 28・・・・・・スライド板、   28a・・・力伝
達部材、28b・・・ストライカ、   28c・・・
長大、28d・・・止めねじ、    29・・・−・
・閂、3o・・・・・・ドア開閉センサ、31・・・・
・・支柱、31a・・・ストッパ、    32・・・
・・・ビン、33・・・・・・回動レバー 34・・・・・・リミットスイッチ、 35・・・・・・圧縮コイルばね、 40・・・・・・リミットスイッチ、 50・・・・・・電動機、    52・・・・・・円
板、54・・・・・・ギア、     60・・・・・
・閂、62・・・・・・ラックギア、   64・・・
・・・クランク、100・・・カム、     1oo
a・・・カム軸、110・・・鍵穴。 特許出願人  宇部興産株式会社 第1 図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固有情報を記録したカードをカードリーダに読み
    込ませることによってそのロッカ使用時に施錠または解
    錠する電子錠において、 電子錠の閂(かんぬき)の進退動手段は強磁性材料から
    なる鉄芯と電磁石から構成され、該閂に連結された力伝
    達部材に該鉄芯を固設し、該力伝達部材を1端が該閂の
    施錠方向に付勢し他端が固定されたストッパにより係止
    される圧縮コイルばねを該鉄芯に嵌装し、該鉄芯に対向
    して該鉄芯を該閂の解錠方向に吸引する電磁石を配設し
    、キーの捻回により前記力伝達部材に当接し該閂の解錠
    方向へ押圧するカムを備えた機械式キーを配設したこと
    を特徴とするロッカ用電子錠。
JP23559990A 1990-09-07 1990-09-07 ロッカ用電子錠 Pending JPH04118481A (ja)

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JP23559990A JPH04118481A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 ロッカ用電子錠

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