JPH04117639U - ミルク加温器 - Google Patents

ミルク加温器

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Publication number
JPH04117639U
JPH04117639U JP2165691U JP2165691U JPH04117639U JP H04117639 U JPH04117639 U JP H04117639U JP 2165691 U JP2165691 U JP 2165691U JP 2165691 U JP2165691 U JP 2165691U JP H04117639 U JPH04117639 U JP H04117639U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
milk
baby bottle
hot water
spout
Prior art date
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Pending
Application number
JP2165691U
Other languages
English (en)
Inventor
秀治 岡野
Original Assignee
株式会社五世製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社五世製作所 filed Critical 株式会社五世製作所
Priority to JP2165691U priority Critical patent/JPH04117639U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一器具でもって、湯を沸かし、そのお湯を哺
乳びんAに注いでミルクを作り得るようにする。 【構成】 ケーシング1に、水収容部2、注ぎ口6を設
け、この両者2、6を導管7でつなぐ。導管7の途中に
はヒータ8を設け、このヒータ8により、水を沸騰させ
て、注ぎ口6から哺乳びんA内に湯を注ぐ。この注がれ
た湯に粉ミルクを混ぜてミルクを作る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、粉ミルクから乳幼児用ミルクを作るミルク加温器に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
通常、粉ミルクから乳幼児用ミルクを作るには、まず、水を沸騰させたのち8 0℃以下に冷まし、哺乳びんに、そのお湯を少し入れて所要量の粉ミルクを入れ たのち、さらにお湯を所要量入れ、放置又は水冷等によって、人肌の温度、すな わち37℃前後に冷やす。因みに、沸騰させるのは殺菌のためであり、80℃以 下に冷ますのはミルクの風味をこわさないためである。
【0003】 しかしながら、従来では、水の沸騰、そのお湯の哺乳びんへの注入、等の各作 業を1つで行い得る器具はなかった。このため、湯沸しから哺乳びんにお湯を注 ぐなどの作用が必要であり、非常に煩わしかった。特に真夜中にいたってはなお さらである。
【0004】 この考案は、以上の点に鑑み、上記ミルクの作成を一つの器具で行い得るよう にすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案にあっては、ケーシングに、水収容部及 び哺乳びん載置台を設けるとともにその哺乳びん載置台上方に注ぎ口を設け、前 記水収納部から前記注ぎ口に導管を設けて、この導管の途中にヒータを付設して なる構成としたのである。
【0006】
【作用】
このように構成するこの考案に係るミルク加温器は、注入口を開けた哺乳びん をその載置台に置くとともに、水収容部に水を入れる。この状態から、ヒータに 通電すると、水収容部から導管内に導びかれた水がそのヒータに加熱されて沸騰 し、そのお湯が注ぎ口から注出する。このお湯は、注出により冷えて哺乳びんに 注がれる。粉ミルクは、その注湯を一度止めて途中で入れたり、お湯が所要量入 ったのち入れる。
【0007】
【実施例】
ケーシング1は、分割されたプラスチック製成形部材を嵌め合い、又はビス止 めによって一体としたものであり、上部後方に水収容部2を設けている。この水 収容部2には、蓋2aを矢印のごとく開けて水を注ぎ、その水は300cc程度 を入れることができ、また、粉ミルクの量に応じた水量の指標を設けるとよい。
【0008】 ケーシング1の下部前方には哺乳びんAの載置台3が設けられ、この載置台3 はガイド4に上下動可能につまみ5を介して取付けられており、つまみ5をガイ ド4のスリット4a内を摺動させて所要位置で締付けると、その位置で載置台3 が固定される。すなわち、図2鎖線のごとく哺乳びんAの大きさ(高さ)に応じ て載置台3を調節する。
【0009】 ケーシング1の上部前方、すなわち載置台3の上方には注ぎ口6が設けられて おり、この注ぎ口6は円形凸面鏡状中板6aと漏斗部材6bとから成る。中板6 aには径方向中程周囲4等分位及び周縁16等分位に孔6c、6dが形成され、 漏斗部材6bの下端開口は1.5mmφとしている。
【0010】 上記導管7は、その中間部分7aをアルミニウム管でなし、他の部分を耐熱プ ラスチックス管でなしており、アルミニウム管7aにはヒータ(シーズヒータ) 8が設けられ、このヒータ8にコードcを介して通電すると、アルミニウム管7 a内の水が加熱沸騰して注ぎ口6に至る。
【0011】 アルミニウム管7aの終端近くにはサーモスタット9aが設けられており、管 7aが100℃以上の所要温度、例えば110℃になったとき、このサーモスタ ット9aが作動してヒータ8への通電を止める。すなわち、アルミニウム管7a 内に水があって沸騰しているときは、管7aは100℃前後であり、水がなくな れば100℃以上となって加熱が止まる。このため、前記水収容部2に入れた所 要の水が加熱沸騰され、その水がなくなれば、通電が止まることとなる。さらに 、導管7の途中には温度ヒューズ9bが設けられて、導管7が危険温度になった とき、この器具への通電を止める。
【0012】 哺乳びんAは、図3に示すように、プラスチック製の筒状内容器10及び筒状 外容器20とから成り、内容器10は容量:260cc、外容器20は容量:5 20ccであり、外容器20に内容器10を入れた状態では外容器20には26 0cc程を入れることができる。
【0013】 内容器10は、従来周知の哺乳びんと同様に、その開口にキャップ12をねじ 込んでゴム製乳首11を取付けるとともに水密に閉じるようになっている。一方 、外容器20にもキャップ21がパッキング22を介してねじ込みにより水密に 取付けられる。このキャップ21には内容器10の首部が貫通してその肩部10 aがパッキング22に当接し、キャップ21をねじ込むと、内容器10がその肩 部10aを介して外容器20の底面に圧接し、外容器20と内容器10が一体と なる。
【0014】 この哺乳びんAを使って、実施例のミルク加温器でミルクを作るには、まず、 外容器20に、15℃前後の水bを250cc程入れてキャップ21を取付け、 この状態で、図1に示すように載置台3上におく。このとき注ぎ口6からのお湯 が内容器10にその口から飛散することがないように、その高さ位置をつまみ5 でもって調節する。
【0015】 つぎに、水収容部2に所要量の水を入れたのち(前もって入れておいてもよい )、ヒータ8に通電すると、水収容部2から導管7に導かれた水が加熱沸騰し、 そのお湯が導管7の口から中板6a上に突出して飛散する。飛散したお湯は孔6 cから落下することもあるが、その多くは中板6aの周縁に至って孔6dを通り 、漏斗部材6bの内面を伝ってその開口から落下する。このとき孔6cは空気孔 の役目をする。お湯は、この飛散及び中板6a上面と漏斗部材6bの内面上の移 動によって冷却される。実験では、漏斗部材6bの口からの湯温は75℃前後と なった。
【0016】 この注湯作用をつづけ、水収容部2の水がなくなると、沸騰作用が止まり、サ ーモスタット9aが作動してヒータ8への通電が止まる。この作用により、内容 器10に所要量の湯が入り、載置台3からこの哺乳びんAを外し、粉ミルクの所 要量を入れて振る。これにより、粉ミルクとお湯が混ざってミルクaが作られる とともに、内容器10を介し外側の水bによってミルクaが冷される。このとき 、乳首11及びキャップ12は取付けておくとよい。
【0017】 哺乳びんAは、従来通りの内容器10のみのものを使用することもできる。ま た、上記注ぎ口6は、図4に示すように、3重逆円錐形状とし、お湯を、周方向 等分位の各孔6eから順々に落下させて冷ますようにすることもできる。さらに 、電動ファンによる冷却構造も採用し得る。
【0018】
【考案の効果】
この考案は、以上のように構成したので、粉ミルクからミルクを容易に作り得 る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の切断正面図
【図2】同実施例の右側面図
【図3】哺乳びんの左半分を切断した正面図
【図4】他の実施例の要部切断正面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 水収容部 3 哺乳びん載置台 4 ガイド 5 つまみ 6 注ぎ口 6a 中板 6b 漏斗部材 6c、6d、6e 孔 7 導管 8 ヒータ 10 内容器 11 乳首 12 キャップ 20 外容器 21 キャップ 22 パッキング a ミルク(お湯) b 水

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに、水収容部及び哺乳びん載
    置台を設けるとともにその哺乳びん載置台上方に注ぎ口
    を設け、前記水収納部から前記注ぎ口に導管を設けて、
    この導管の途中にヒータを付設してなるミルク加温器。
JP2165691U 1991-04-04 1991-04-04 ミルク加温器 Pending JPH04117639U (ja)

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JP2165691U JPH04117639U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ミルク加温器

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JP2165691U JPH04117639U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ミルク加温器

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JPH04117639U true JPH04117639U (ja) 1992-10-21

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ID=31907368

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JP2165691U Pending JPH04117639U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ミルク加温器

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JP (1) JPH04117639U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015500693A (ja) * 2011-12-09 2015-01-08 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 哺乳瓶加温器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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