JPH04115044A - 断熱壁材、並びに断熱壁材を用いた壁体の施工方法 - Google Patents

断熱壁材、並びに断熱壁材を用いた壁体の施工方法

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JPH04115044A
JPH04115044A JP23620590A JP23620590A JPH04115044A JP H04115044 A JPH04115044 A JP H04115044A JP 23620590 A JP23620590 A JP 23620590A JP 23620590 A JP23620590 A JP 23620590A JP H04115044 A JPH04115044 A JP H04115044A
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JP
Japan
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heat insulating
wall
wall material
insulating wall
gap
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JP23620590A
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Hiraki Igaki
井垣 開
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、建物の壁面の断熱性、吸湿性、防音性等を向
上させるための断熱壁材、並びに断熱壁材を用いた壁体
の施工方法に関するものである。
(2)従来の技術 近年、建物の壁面を構築する場合においては、壁構築の
ために立設されている本柱や間柱の外面をセメント系、
金属系5木質系等の外壁材で施工すると共に内面を合板
、繊維板等の内壁材で施工し、更に壁面の断熱性、遮音
性、吸湿性等を向上させるためにロックウール、グラス
ウールの様な断熱壁材を外壁材と内壁材との間隙に充填
しながら押え金具等で係止しているものである。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記ロックウールやグラスウールの様な
断熱壁材は、製造工程が複雑で高価であり、高価な割り
には断熱性、遮音性、吸湿性等が低い。
また、肉厚のマット状でロール巻きされた状態で市販さ
れているため、施工現場においてロール巻きされたもの
を壁面の柱の間隔に合わせてカットしたり、このカット
したものを内外壁材の間隙に配置して押え金具で係止し
なければならず、施工に多くの手間を要する等の問題点
があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は昔から木造住宅の土壁に多く利用された
壁土を主材として壁空間に嵌合するブロック状の断熱壁
材を成型し、この断熱壁材で壁面を施工する様になした
ことにより、断熱壁材の製造コストが安価で、断熱性、
遮音性、吸湿性等に優れ、また壁面の柱相互の間隙に直
に嵌合させ得るため、施工に手間を要することもなく、
断熱性等に優れた居住空間を得ることが出来る断熱壁材
、並びに耐熱壁材を利用した壁体の施工方法を提供する
ことにある。
■9発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明は細長い扁平杆12で網状に格子枠組みされた補
強枠体14と、この補強枠体14を内包する様に壁土を
主材として成型された断熱部16とを備えた断熱壁材1
0であって、前記断熱壁材10は、少なくとも建物の壁
構築のために立設された水柱24と間柱26との間隙、
或は間柱26の相互の間隙等に略密着嵌合する横幅を有
した矩形、肉厚のブロック状に成型されてなる断熱壁材
10から構成される。
また2細長い扁平杆12で網状に格子枠組みされた補強
枠体14と、この補強枠体14を内包する様に壁土を主
材として成型された断熱部16とを備えた断熱壁材10
を形成し、この断熱壁材10ば、少なくとも建物の壁構
築のために立設された水柱24と間柱26との間隙、或
は間柱相互の間隙等に略密着嵌合する横幅を有した矩形
、肉厚のブロック状に成型され、前記建物の壁構築のた
めに立設された水柱24と間柱26との間隙、或は間柱
26相互の間隙内において、前記断熱壁材10の1個又
は複数個を嵌合させて各断熱壁材10の端部を水柱24
や間柱26に密着係止させ、前記水柱24と間柱26と
の内外面に外壁材32や内壁材36を張設してなる断熱
壁材10を用いた壁体の施工方法から構成される。
(2)作用 本発明の断熱壁材は、細長い扁平杆を縦横の格子状に配
置して枠組みした補強枠体と、壁土を主材として補強枠
体を内包するように成型された断熱部を有している。そ
して、この断熱壁材は、壁構築のための水柱と間柱の間
隙、間柱相互の間隙等に嵌合する横幅を有する矩形、肉
厚のブロック状に形成されている。したがって、前記断
熱部は、壁土を主材として成型されているため製造コス
トが安価で、取扱いも簡易であり、断熱性、防音性、吸
湿性等に優れた断熱壁材となる。
また、壁体の施工においては、前記ブロック状に成型さ
れている断熱壁材を水柱と間柱の間隙、或は間柱相互の
間隙に挿入して端部を柱に係止しながら縦方向に連設し
て柱相互の空間を断熱壁材で閉鎖させ、水柱や間柱の外
面側に外壁材を、内面側に内壁材を張設するものであり
、断熱壁材を簡易に柱に係止させて能率的に断熱壁の施
工が出来、夏は涼しく、冬は暖かい快適な居住空間を得
ることが出来る。
(3)実施例 以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例
を説明する。
第1図、第2図には本発明の実施例に係る断熱壁材10
が示されている。
図において、断熱壁材10は、割り竹の様な細長い扁平
杆12a、1.2 bを縦横に配置して網状に格子枠組
みした補強枠体14と、壁土を主材として前記補強枠体
14を内包する様に矩形、肉厚のブロック状に成型され
た断熱部16とを、備えている。前記断熱部16は、例
えば赤土のような粘土質の壁土、砂、セメント、を容積
比6:3:1位に混合して藁すさを少し加えて水で練り
合わせ、この練り合わせた練結固化材を所定の形状の成
型箱内に充填しつつ補強枠体14を内部に配置して矩形
、肉厚のブロック状で、横幅が建物の壁面の本柱24と
間柱26との間隙、或は間柱26相互の間隙に略密着嵌
合する様に予め成型される。従って、断熱壁材10は、
昔から山間部に点在する粘土質の壁土を主材としている
ため製造コストが安価であり、壁土により断熱性、遮音
性、吸湿性に優れた壁材となり、割り竹の様な細い扁平
杆12a、12bで格子枠組みさせた補強枠体14が内
部に包含されているため、断熱部16がひび割れするこ
ともなく、建設現場では壁面の柱の間隙にカセット式に
直に嵌め合わせが出来て施工に手間を要しない。
前記断熱壁材10は、建物の本柱24と間柱26との間
隙や、間柱26相互の間隙に略密着嵌合する様に、横幅
900mm、縦幅470mm、厚み50mm位の形状を
標準とするが、建物によってその形状は自由に設定して
よいものである。
つぎに、第3図乃至第5図には、前記断熱壁材lOを用
いて施工した壁体18が示されている。図において建物
の基礎20の上面に土台22が固定され、この上台22
の上面には約180cm位の間隔をおいて本柱24が立
設され、この本柱24.24の相互の間隔を三等分する
中間位置等には間柱26が立設されている。各本柱24
、間柱26の上端は桁28で連結されている。前記本柱
24、間柱26の間隙に前記断熱壁材10を嵌め込みし
てゆく場合には、第3図に示す様に土台22の上面より
断熱壁材10を縦方向に順次連設しなから止釘30を各
断熱壁材10の上面両端寄り位置で各柱に打込みしたり
、或は各断熱壁材10の両端寄りの一方面より各柱に止
釘30を打込みして係止させ、本柱24と間柱26との
間隙を断熱壁材10で閉鎖させる。
なお、各断熱壁材10は、止釘30の替りに桟木等の係
止部材で本柱24や間柱26に端部を係止する様になし
てもよい。
また、本柱24の間に数本の間柱26が配置されている
場合には、間柱26の相互の間隙にも同様に断熱壁材1
0を連設係止させる。
その後で、本柱24や間柱26の外面側にセメン系、金
属系、或は木質系等の任意の外壁材32を張設し、縦に
連設した各断熱壁材10の内面の両端寄り位置に桟木3
4を第5図に示す様に当接させて各柱に釘止めさせ、合
板や繊維板等の任意の内壁材36を本柱24や間柱26
に張設するものである。
前記断熱壁材10は、本柱24と間柱26との間隙、或
は間柱26の相互の間隙に嵌合する横幅を有する様に成
型されているため、横幅の調整のためのカットをする必
要がなく、壁面内の断熱材の施工が簡易に出来、また、
施工後において壁体18は、昔の土壁に使用した壁土で
成型された断熱壁材10により夏は涼しく、また冬は暖
かい居住空間を得ることができることとなる。
■0発明の効果 以上、説明した様に、請求項1の断熱壁材によれば、細
い扁平杆で網状に格子枠組みされた補強枠体を包含する
様に壁土を主材として成型されているため、製造コスト
が安価で断熱性、遮音性、吸湿性等に優れ、補強枠体で
補強されているため搬送時等にひび割れ、破損すること
もない。
また、建物の壁面の本柱と間柱の間隙、或は間柱の間隙
に略密着嵌合する横幅を有した矩形、肉厚の形状である
ため、各柱の間隙にそのまま嵌合され、カットする必要
がなく能率的に壁体の施工ができるつぎに、請求項2の
断熱壁材を用いた壁体の施工方法によれば、壁土を主材
とし、建物の壁面の本柱と間柱の間隙、或は間柱の間隙
に略密着嵌合する横幅を有した矩形、肉厚形状の断熱壁
材を壁体内に用いるため、各断熱壁体は各柱の間隙にそ
のまま嵌合され、カットする必要がなく能率的に壁体の
施工ができる。
また、壁土を主材とした断熱壁材により断熱性、遮音性
、吸湿性等に優れた居住空間を安価に得ることが出来る
10−、断熱壁材、]。211.扁平杆、1410.補
強枠体、16.、、断熱部、18.、、壁体、24.、
、本柱、26.、、間柱、30.、、外壁材、
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る断熱壁材の一部を切開
した正面図、 第2図は、その平面図、 第3図は、断熱壁材を用いて施工した壁体の外壁材を切
開いた正面図、 第4図は、第3図A−A線一部断面図、第5図は、第4
図B−B線断面図である。 ] 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、細長い扁平杆で網状に格子枠組みされた補強枠体と
    、 この補強枠体を内包する様に壁土を主材として成型され
    た断熱部と、を備えた断熱壁材であって、前記断熱壁材
    は、少なくとも建物の壁構築のために立設された本柱と
    間柱との間隙、或は間柱の相互の間隙等に略密着嵌合す
    る横幅を有した矩形、肉厚のブロック状に成型されてな
    る断熱壁材。 2、細長い扁平杆で網状に格子枠組みされた補強枠体と
    、この補強枠体を内包する様に壁土を主材として成型さ
    れた断熱部とを備えた断熱壁材を形成し、この断熱壁材
    は、少なくとも建物の壁構築のために立設された本柱と
    間柱との間隙、或は間柱相互の間隙等に略密着嵌合する
    横幅を有した矩形、肉厚のブロック状に成型され、 前記建物の壁構築のために立設された本柱と間柱との間
    隙、或は間柱相互の間隙内において、前記断熱壁材の1
    個又は複数個を嵌合させて各断熱壁材の端部を本柱や間
    柱に密着係止させ、 前記本柱と間柱との内外面に外壁材や内壁材を張設して
    なる断熱壁材を用いた壁体の施工方法。
JP23620590A 1990-09-05 1990-09-05 断熱壁材、並びに断熱壁材を用いた壁体の施工方法 Pending JPH04115044A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102363981A (zh) * 2011-10-10 2012-02-29 常熟市华夏建筑节能材料有限公司 一种保温板

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JPS5521144A (en) * 1978-08-01 1980-02-15 Tamura Kaken Co Ltd Method of manufacturing multiple layer printed circuit board
JPS611509A (ja) * 1984-06-13 1986-01-07 Honda Motor Co Ltd サスペンシヨン制御装置
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