JPH04114478U - 乾式分級装置 - Google Patents
乾式分級装置Info
- Publication number
- JPH04114478U JPH04114478U JP1744491U JP1744491U JPH04114478U JP H04114478 U JPH04114478 U JP H04114478U JP 1744491 U JP1744491 U JP 1744491U JP 1744491 U JP1744491 U JP 1744491U JP H04114478 U JPH04114478 U JP H04114478U
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- JP
- Japan
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- particles
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- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 17
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Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高精度の分級操作の行える乾式分級装置を提供
することを目的とする。 【構成】駆動装置によって旋回羽根３を回動させて分級
室１内に旋回流を生じさせ、注入口５より供給された粒
子に遠心力が作用するようにしてある。また注入口５と
反対側に設けた第一回収口７を介して吸引装置を接続し
てあり、前記の粒子には該装置により吸引力も作用す
る。そして、第二回収口８部において、吸引力より遠心
力の作用を強く受ける粗粒子が回収され、吸引力の作用
を受ける細粒子が第一回収口７より回収される。
することを目的とする。 【構成】駆動装置によって旋回羽根３を回動させて分級
室１内に旋回流を生じさせ、注入口５より供給された粒
子に遠心力が作用するようにしてある。また注入口５と
反対側に設けた第一回収口７を介して吸引装置を接続し
てあり、前記の粒子には該装置により吸引力も作用す
る。そして、第二回収口８部において、吸引力より遠心
力の作用を強く受ける粗粒子が回収され、吸引力の作用
を受ける細粒子が第一回収口７より回収される。
Description
【０００１】
本考案は乾式分級装置に関するものである。
【０００２】
サイクロン本体に、接線方向にして空気に伴って粒子を圧入し、圧入された粉
体は、本体の形状によって旋回しながら分離され、本体下方より粗粒子を、上方
より細粒子を回収する構造のいわゆるサイクロンである。
【０００３】
前記の従来例は、遠心力とサイクロン本体の外周から中心に向う流体が粒子に
作用する流体力の相対的な関係によって分級操作を行なうものであるから粒子の
移動が複雑になり分級精度上問題がある。
【０００４】
本考案は斯様な従来例の欠点を除去し、高精度の分級操作の行える乾式分級操
作を提供することを目的として案出したものである。
【０００５】
分級室に駆動装置によって回動する旋回羽根を収設し、該旋回羽根の軸線方向
の、前記分級室の一端中央部に、前記旋回羽根に近接させて粒子の注入口を設け
、この注入口に相対する分級室の他の一端中央部に吸引装置に接続した第一回収
口を設けると共に、前記軸線に沿う分級室の側壁には第二回収口を設けた構成と
したものである。
【０００６】
駆動装置によって旋回羽根を回動させ、かつ、第一回収口に接続した吸引装置
を稼働させると、分級室内の空気に注入口側から第一回収口方向に流れる旋回流
が生じる。
【０００７】
そして、この旋回流中に注入口を通じて粒子を供給すると、旋回流に沿って分
級室を注入口側から第一回収口方向に移動する粒子中、遠心力の作用を受けるも
の、すなわち、粗粒子は遠心力の慣性によって第二回収口より回収され、また、
吸引装置による吸引力の作用を受ける細粒子は第一回収口より回収され、分級操
作が行われる。
【０００８】
図１は本考案に係る乾式分級装置の一実施例を示す略示断面図である。
【０００９】
図示１は装置本体２で構成した分級室で、分級室１は上部側の一半部１ａを円
筒状に、下部側の他の一半部１ｂを漏斗状に構成してある。
【００１０】
３は、分級室１の一半部１ａに収設した旋回羽根で、旋回羽根３は分級室１の
上壁４の中央部に設けた粒子の注入口５に近接させて分級室１に収設し、注入口
５より外部に導出した回動軸６を介して駆動装置に接続してある。
【００１１】
７は注入口５に相対して前記旋回羽根３の軸線方向（回動軸６の長手方向）の
他の一端、すなわち、分級室１の下部側の一半部１ｂの底部に設けた第一回収口
で、第一回収口７は図示省略した吸引装置に接続してある。
【００１２】
また、８は分級室１の側壁９を開口して設けた第二回収口である。
【００１３】
しかして、駆動装置によって旋回羽根３を回動させると、分級室１の空気に旋
回流が生じ、他方、吸引装置を稼働させ、この時点で空気に伴って粒子を注入口
５より分級室１に供給すると、粒子は分級室１内において旋回流に沿いつつ、か
つ、第一回収口７方向へ移動し、各粒子には旋回流による遠心力と吸引装置によ
る吸引力が作用する。
【００１４】
そして、分級室１内を移動して第二回収口８部に至ると、遠心力の作用を受け
る粗粒子はその慣性によって第二回収口８より回収され、遠心力より強く吸引力
の作用を受ける細粒子は第一回収口７を通じて回収されるのである。
【００１５】
なお、本体１の上部側の一半部１ｂは互いに別体にしても良い。すなわち、第
二回収口８は各半部１ａ，１ｂ間に生じる隙間で構成しても良い。
【００１６】
粒子の注入口５を通じての供給は圧入操作でなくても良い、すなわち、吸引力
と遠心力との相対的関係によって分級操作が行えるようにし、第一回収口７より
回収される粒子は遠心力に較べ吸引力が弱いのに比例して細かくなる。
【００１７】
また、第二回収口８より回収される粗粒子を回収するため装置本体２を取り囲
むようにして周壁を設けることが考えられる。
【００１８】
なお、旋回羽根は分級室内の空気に旋回流が生じるものであれば良く形態は問
わない。
【００１９】
本考案は前記の通りの構成であるから、高精度な分級操作の行える装置を提供
できる。
【提出日】平成３年７月１１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【０００４】
本考案は斯様な従来例の欠点を除去し、高精度の分級操作の行える乾式分級装 置
を提供することを目的として案出したものである。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【００１５】
なお、本体１の上部側の一半部１ａと下部側の一半部１ｂは互いに別体にして
も良い。すなわち、第二回収口８は各半部１ａ，１ｂ間に生じる隙間で構成して
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】略示縦断面図。
１ 分級室
３ 旋回羽根
５ 注入口
７ 第一回収口
８ 第二回収口
９ 分級室の側壁
Claims (1)
- 【請求項１】 分級室に駆動装置によって回動する旋回
羽根を収設し、該旋回羽根の軸線方向の、前記分級室の
一端中央部に、前記旋回羽根に近接させて粒子の注入口
を設け、この注入口に相対する分級室の他の一端中央部
に吸引装置に接続した第一回収口を設けると共に、前記
軸線に沿う分級室の側壁には第二回収口を設けた、乾式
分級装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1744491U JPH04114478U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 乾式分級装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1744491U JPH04114478U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 乾式分級装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114478U true JPH04114478U (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=31904212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1744491U Pending JPH04114478U (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 乾式分級装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04114478U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920027A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-02-22 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP1744491U patent/JPH04114478U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4920027A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-02-22 |
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