JPH04114198A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH04114198A
JPH04114198A JP2234078A JP23407890A JPH04114198A JP H04114198 A JPH04114198 A JP H04114198A JP 2234078 A JP2234078 A JP 2234078A JP 23407890 A JP23407890 A JP 23407890A JP H04114198 A JPH04114198 A JP H04114198A
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JP
Japan
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voice
formant
singer
data
total level
Prior art date
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Pending
Application number
JP2234078A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ota
慎一 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2234078A priority Critical patent/JPH04114198A/ja
Publication of JPH04114198A publication Critical patent/JPH04114198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、音声や楽音にリバーブやコーラス等の音響
効果を付加して発音する電子楽器に関する。
「従来の技術」 一般に、電子楽器では、必要に応じて、外部から入力さ
れた音声や楽音にリバーブ、コーラスまたはエコーなど
の様々な音響効果を付加できるようになっている。従来
より、この種の電子楽器では、話声と、歌声との音響効
果をそれぞれ該エフェクタ内に設定し、音声の違いに応
じて音響効果を変えていた。1例えば、コンサートなど
での生演奏時において、演奏者が曲間に聴衆に対しての
アナウンスや、進行のための話を入れたり、(MCと呼
称する場合がある: Master of Celem
ony[司会の意、転じて曲間に話を入れることも指す
])曲中に語り的に話を入れたりすることがある。この
時、上記MCや語り時とC以下、話声という)、歌唱時
(歌声という)とにおいて、例えば、エコーなどの音響
効果のパラメータを制御、変更し、効果的な音響効果を
付与することが望ましい。そして、上記音響効果の切り
替えは、話声と歌声との変わり目に、マニュアルによっ
て行っていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した電子楽器では、話声と歌声との変わ
り目を見極めることは難しく、音響効果の切り替えを円
滑に行うことが困難であった。
この発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、人
力された音声が話声であるか歌声であるかを自動的に判
別でき、該判別結果に基づいて楽音に付与する音響効果
を自動的に切り替えることができる電子楽器を提供する
ことを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上述した問題を解決するために、この発明では、外部入
力音を所定の音声信号として出力するマイクロフォンと
、 前記音声信号をスペクトル分析する音声分析手段と、 該音声分析手段の分析結果に基づいて前記音声信号が話
声によるものであるのか、歌声によるものであるのかを
判別する判別手段と、 該判別手段の判別結果に基づいて発音すべき楽音のパラ
メータを制御する楽音制御手段とを具備することを特徴
とする。
「作用 J まず、マイクロフォンか出力する音声信号を音声分析手
段によりスペクトル分析する。次に、上記スペクトル分
析の結果に基づいて音声信号が話声によるものであるの
か、歌声によるものであるのかを判別手段により判別す
る。そして、上記判別結果に基づいて楽音制御手段によ
り発音すべき楽音のパラメータを制御する。
「実施例」 次に図面を参照してこの発明の実施例について説明する
。第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
この図において、1はマイクロフォンであり、音声を電
気信号に変換し、音声信号として音声分析手段2および
加算器3へ出力する。音声分析手段2は、音声信号の周
波数分析を行い、入力音のトータルレベルTLおよびス
ペクトル分析出力(スペクトルエンベロープデータ)S
EをSF(シンガーズ・フォルマント)検出手段4へ出
力する。該SF検出手段4は、上記トータルレベルTL
およびスペクトル分析出力SEに従って、シンガーズ・
フォルマントを検出する。
次に、上記シンガーズ・フォルマントについて、第2図
に示すスペクトル曲線を参照して説明する。
この図は、同一人物の歌声のスペクトル曲線(実線)と
話声におけるスペクトル曲線(破線)の−例である。こ
の図から明かなように、話声のスペクトル曲線のピーク
が2.2kHzと2.8kH2付近に現れるのに対して
、歌声のスペクトル曲線のピークは、2.8kHzに現
れている。このように、話声と歌声とでは、それぞれの
スペクトル曲線のピークおよび包絡線によって囲まれる
面積が異なることが知られている。したがって、本実施
例では、特定帯域(fl〜f2の間:例えば、2.0〜
3.0kHzの間)でのスペクトルエンベロープに注目
し、この帯域の最大ピークレベルFLIと、この帯域の
包絡線に囲まれた部分の面積Sとを求め、これらをトー
タルレベルTLに応じて補正したしきい値と比較してシ
ンガーズ・フォルマントを検出する。たたし、フォルマ
ントは、個人差や発声の状況に応じてトータルレベルT
Lが上下に変動する場合がある。この場合、例えば、フ
ォルマントのトータルレベルTLが所定の値より低くな
ると、シンガーズ・フォルマントのレベルもこれに応じ
て下がることが知られている。そこで、本実施例では、
上記しきい値を上記フォルマントの個人差などに対応す
べく、トータルレベルTLの変動に応じて、常にリアル
タイムでしきい値を変更するようになっている。そして
、シンガーズ・フォルマントを検出すると、その検出結
果に応じたデータSFを効果付与装置5へ出力する(詳
細は後述する)。次に、効果付与装置I5は、データS
Fに応じて、音響効果のパラメータ(残響の特性、時間
、変調の深さ、速さなど)を制御し、所望する音響効果
を付与して出力する。
なお、SF検出手段4が出力するデータSFは、別途設
けられた自動演奏装置6または電子楽器7へ出力されて
もよい。目動演奏装W6および電子楽器7は、データS
Fに応じて、例えば自動演奏を開始/終了したり、発音
状態を変化させるようになっている。上記自動演奏装!
l!6および電子楽器7が出力する楽音は、加算器3へ
供給される。
加算器3は、音声信号と楽音とを加算し、前述した効果
付与装置5へ出力する。
次に、上述した構成による動作について、第3図ないし
第5図に示すフローチャートを参照して説明する。
本実施例による電子楽器は、電源か投入されると、第3
図に示すメインルーチンを実行する。このメインルーチ
ンでは、まず、ステップSAIにおいて、音声分析手段
2が出力するトータルレベルTLがゼロであるか否かを
判断する。トータルレベルTLがゼロである場合には、
音声が入力されていないと判断して、該ステップSA1
を繰り返し実行する。そして、音声が入力されてトータ
ルレベルTLがゼロでなくなると、ステップSA1にお
ける判断結果はrYESJとなり、ステップSA2へ進
む。ステップSA2では、しきい値をトータルレベルT
Lで補正すべく第4図に示す補正ルーチンへ進む。
該補正ルーチンでは、まず、ステップSDIにおいて、
トータルレベルTLに定数klを乗算し、これを最大フ
ォルマントのレベルのしきい値F thとする。なお、
定数klは、基準レベルTLs時におけるf 1− f
 2間の最大フォルマントのレベルしきい値ThL1を
上記基準レベルTLsで除算して求めたものである(k
l=T hL1/T L s)。次に、ステップSB2
へ進み、トータルレベルTLに定数に2を乗算し、これ
をスペクトル包絡面積のしきい値sthとする。なお、
定数に2は、基準レベルTLs時におけるf 1− f
 2間のスペクトル包絡面積のしきい値T hL2を上
記基準レベルTLsで除算して求めるたちのである(k
2・T hL2/T L s)。上記ステップSB2か
終了すると、メインルーチンに戻る。
メインルーチンでは、ステップSA3へ進む。
ステップSA3では、上述したしきい値Fthおよびs
thに基づいて人力された音声にシンガーズ・フォルマ
ントか存在するが否かを判断するべく第5図に示すシン
ガーズ・フォルマント検出ルーチンへ進む。
該シンガーズ・フォルマント検出ルーチンでは、まず、
ステップSCIにおいて、f 1− f 2間の最大フ
ォルマントレベルFLIを検出する。次に、ステップS
C2へ進み、上記最大フォルマントレベルFLIがしき
い値Fthより大きいか否かを判断する。ここで、音声
が歌声であったとすると、最大フォルマントレベルFL
Iは、しきい値Fthより大きい。したがって、ステッ
プSC2の判断結果はrYEsJとなり、ステップSC
3へ進む。
ステップSC3では、fl−f2間のフォルマント包絡
面積Sを算出する。次に、ステップSC4へ進み、上記
フォルマント包絡面積Sがしきい値8thより大きいか
否かを判断する。そして、上記ステップSC4における
判断結果がrYEsJの場合には、ステップSC5へ進
む。すなわち、入力された音声のf 1− f 2間の
最大フォルマントレベルFLIおよびフォルマント包絡
面積Sの各々がしきい値Fthおよびsthより大きい
場合のみ、シンガーズ・フォルマントが含まれていると
判断してステップSC5へ進む。ステップSC5では、
データSFのデータ部(第6図参照)に最大フォルマン
トレベルFLIを格納する。次に、ステップSC6へ進
み、データSFの最上位ビットMSB(第6図参照)を
「1」にする。この最上位ビットMSBを「1」にする
ことで、シンガーズ・フォルマントを検出したことを表
す。
一方、ステップSC2またはSC4における判断結果が
rNOJの場合、すなわち、音声にシンガーズ・フォル
マントが検出されなかった場合には、ステップSC7へ
進む。ステップSC7では、データSFのデータ部(第
6図参照)に最大フォルマントレベルFLIを格納する
。次に、ステップSC6へ進み、データSFの最上位ビ
ットMSB(第6図参照)を「0」にする。この最上位
ビットMSBを「0」にすることで、上述したステップ
SC6とは逆にシンガーズ・フォルマントが検出されな
りかたことを表す。
上述したステップSC6またはSC8が終了すると、ス
テップSC9へ進む。ステップSC9では、データSF
を効果付与装置4へ出力する。効果付与装置14は、デ
ータSFの最上位ビットMSBが「1」の場合には、歌
声の音響効果を設定するとともに、データSFのデータ
部に従って音響効果の深さを設定する。一方、データS
Fの最上位ビットMSBか「0」の場合には、話声の音
響効果を設定するとともに、データ部に従って音響効果
の深さを設定する。そして、効果付与装置4は、マイク
1から供給された音声信号に所定の音響効果を付与して
出力する。また、自動演奏装置6および電子楽器7は、
上述した効果付与装置4と同様に、データSFに応じて
、自動演奏を開始/終了したり、発音状態を変化させる
。例えば、話声の場合には、演奏か行われない状態にし
ておき、歌声になると、演奏を開始するようにしてもよ
い。
そして、ステップSC9か終了すると、メインルーチン
へ戻る。メインルーチンでは、上述した処理を繰り返し
実行する。
「発明の効果」 以上、説明したように、この発明によれば、まず、マイ
クロフォンか出力する音声信号を音声分析手段によりス
ペクトル分析し、次に、上記スペクトル分析の結果に基
づいて音声信号が話声によるものであるのか、歌声によ
るものであるのかを判別手段により判別し、上記判別結
果に基づいて楽音制御手段により発音すべき楽音のパラ
メータを制御するようにしたため、入力された音声が話
声であるか歌声であるかを自動的に判別でき、該判別結
果に基づいて楽音に付与する音響効果を自動的に切り替
えることができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図はシンガーズ・フォルマントを示すスペクトル曲
線、第3図ないし第5図は本実施例の動作を説明するフ
ローチャート、第6図は本実施例で用いるデータSFを
説明するための概念図である。 1・・・・・・マイク、2・・・・・・音声分析手段、
3・・・・・・加算器、4・・・・・・SF検出手段、
5・・・・・・効果付与装置、6・・・・・・自動演奏
装置、7・・・・・・電子楽器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  外部入力音を所定の音声信号として出力するマイクロ
    フォンと、 前記音声信号をスペクトル分析する音声分析手段と、 該音声分析手段の分析結果に基づいて前記音声信号が話
    声によるものであるのか、歌声によるものであるのかを
    判別する判別手段と、 該判別手段の判別結果に基づいて発音すべき楽音のパラ
    メータを制御する楽音制御手段とを具備することを特徴
    とする電子楽器。
JP2234078A 1990-09-04 1990-09-04 電子楽器 Pending JPH04114198A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2234078A JPH04114198A (ja) 1990-09-04 1990-09-04 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

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JP2234078A JPH04114198A (ja) 1990-09-04 1990-09-04 電子楽器

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Publication Number Publication Date
JPH04114198A true JPH04114198A (ja) 1992-04-15

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ID=16965257

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JP2234078A Pending JPH04114198A (ja) 1990-09-04 1990-09-04 電子楽器

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JP (1) JPH04114198A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197350A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Yamaha Corp 楽音信号生成装置及びカラオケ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197350A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Yamaha Corp 楽音信号生成装置及びカラオケ装置

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