JPH041123Y2 - - Google Patents

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JPH041123Y2
JPH041123Y2 JP1985150884U JP15088485U JPH041123Y2 JP H041123 Y2 JPH041123 Y2 JP H041123Y2 JP 1985150884 U JP1985150884 U JP 1985150884U JP 15088485 U JP15088485 U JP 15088485U JP H041123 Y2 JPH041123 Y2 JP H041123Y2
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plastic rollers
panel
plastic
jig
rollers
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は運搬用治具に関し、特に凹凸面のある
デツキプレート上でも安定して搬送することが出
来、且つ容易に方向変換を行うことが出来る運搬
用治具に関するものである。
〈従来の技術〉 従来より、ALC版、PC版等の重量のあるパネ
ルの移動に当たつては人力によつて行つていた
が、腰痛問題の発生や足元が見えないための危険
性等の問題があつた。
重量物体を運搬するための運搬装置としては、
特公昭47−37305号公報に開示されるように舵取
り可能な車輪と舵取り不能な車輪とを組み合わせ
て構成したものが多い。
然し、この装置は車輪が搬送面に対し点接触す
るものであり、運搬方向を変更する際の舵取り操
作が容易であるが、凹凸面のあるデツキプレート
上で使用するには不便である。また搬送すべき物
体の重量が大きくなると、車輪の径や幅を大きく
することが必要であり、従つて、被搬送物を高い
位置に保持した状態で搬送することとなる。即
ち、パネル状の物体を運搬する場合に不安定な状
態となる虞がある。
最近では、特開昭58−47706号公報や実開昭56
−21285号公報に開示されるように、複数個のロ
ーラをセンタープレートに沿つて転動するように
ガイドして構成した重量物移動装置が提案されて
いる。
上記装置では、複数個のローラが同時に接地す
るため、搬送面と移動装置との接触が見掛け上面
接触となり、大きな重量を有する被搬送物を接地
圧を低くして搬送することが出来る。
この装置ではローラを用いることから、被搬送
物を直進搬送する場合に有利であり、また被搬送
物の搬送面からの高さを低く保持することが出
来、且つ搬送面に小さな凹凸があつても凹部に影
響されることなく搬送することが出来る。然し、
この装置であつても比較的大きな凹凸面を持つた
デツキプレート上を搬送する場合には、やはり凹
部に影響され、且つ搬送方向を変更するための舵
取り操作が困難であるという問題がある。
上記問題を解決するために実開昭60−72364号
公報に開示されるローラ台車が提案されている。
このローラ台車によれば比較的容易に舵取り操作
を行うことが出来る。然し、個々のローラがバレ
ル形に形成されるため、必然的に接地圧が高くな
り、接地部分の磨耗により耐久性に乏しく、大き
な重量を有するコンクリートパネル等の物体を搬
送するのに適用することが困難であるという問題
がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来の複数のローラからなる移動装置、ロ
ーラ台車には夫々固有の利点と問題点がある。
即ち、特開昭58−47706号公報や実開昭56−
21285号公報に開示される移動装置では、舵取り
操作が困難であり、また実開昭60−72364号公報
に開示されるローラ台車では、耐久性に乏しいと
いう問題がある。
本考案の目的は、凹凸面のあるデツキプレート
上でも安定した運搬が出来、且つ搬送方向の変換
を容易に行うことが出来る運搬用治具を提供せん
とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案に係る運搬用
治具は、運搬台の下面に複数個の自転又は回転す
るコロ棒をユニツト状に連結してなる4個のプラ
ローラを左右対象に設けると共に運搬台の上面に
被搬送物を固定する固定部材を回動可能に取り付
けた運搬用治具であつて、前記運搬用治具の進行
方向前側に配置された2個のプラローラの間隔が
進行方向後側に配置された2個のプラローラの間
隔よりも狭く又は広く設けられていることを特徴
とするものである。
〈作用〉 上記運搬用治具によれば、被搬送物を凹凸面の
あるデツキプレート上でも安定して運搬すること
が出来、且つ搬送方向の変換を容易に行うことが
出来る。
即ち、運搬台の下面に4個のプラローラを左右
対象に設けると共に進行方向前側に配置した2個
のプラローラの間隔が進行方向後側に配置した2
個のプラローラの間隔よりも狭く又は広くしたの
で、プラローラを搬送面に対し広い範囲で接地さ
せることが出来る。このため、凹凸面のあるデツ
キプレート上であつても、少なくとも1個のプラ
ローラを凸面と接触させることが可能となり、他
の3個のプラローラが凹面と対向する位置にあつ
ても運搬用治具が凹所に落ち込むことがない。
また搬送方向を変換するに際しては、進行方向
前側の2個のプラローラ及び進行方向後側の2個
のプラローラが夫々舵取り方向に対応して独立回
転することから、接地面に対するプラローラの横
滑りを減少させることが出来、従つて搬送方向の
変換、即ち舵取り操作を容易に行うことが出来
る。
〈実施例〉 図により本考案に係る運搬用治具の一実施例を
具体的に説明すると、第1図乃至第2図B,Cに
於いて、運搬台6の上面には、被搬送物となる
ALC版、PC版等のパネル2の端部を挿入して固
定する固定部材となるパネルボツクス1がブラケ
ツト3、水平ピン4、円筒5を介して運搬台6に
起立させた軸7に回転可能に装着されている。ブ
ラケツト3に取り付けたピン4には、運搬台6の
上面と接触する車輪8が回転可能に取り付けられ
ている。
従つて、パネルボツクス1はピン4を中心とし
て水平角度を可変し得るように構成され、且つ軸
7を中心として運搬台6に対し回動可能に構成さ
れている。
運搬台6の下面には、第6図A〜Cに示すよう
な複数個の自転又は回転するコロ棒をユニツト状
に連結してなるプラローラ9が、第2図Aに示す
ように進行方向(第2図Aに於ける水平方向)を
中心として左右対象に4個固着されている。
本実施例では進行方向前側(第2図Aに於ける
左側)に配置された2個のプラローラ9の間隔は
進行方向後側(第2図Aに於ける右側)に配置さ
れた2個のプラローラ9の間隔よりも狭く構成さ
れている。
運搬台6には、該運搬台6を移動させ或いは舵
取りするためのハンドル10が取り付けられてい
る。
パネルボツクス1の側方には、該ボツクス1に
挿入されたパネル2を固定するためにユニバーサ
ルボルト12を介して取り付けられたユニバーサ
ル締付プレート11やトグルクランプ13が設け
られている。またユニバーサル締付プレート11
の表面及びパネルボツクス1の内面にはゴムパツ
キング14,15が夫々貼着されている。
また第1図に示すように、パネル2の上端面に
は第2Dに示す下向コ状治具16が取り付けられ
ている。この治具16の上部には把手17が設け
られ、且つ側部にはユニバーサルプレート18が
ボルト19を介して取り付けられ、ユニバーサル
プレート18と下向コ状治具16の内面にはゴム
パツキング20,21が貼着されている。
このような第2図A〜Cに示した本考案に係る
運搬用治具の使用に当たつては、第1図や第3図
に示す如く、小端立てしたパネル2の端部をパネ
ルボツクス1内に挿入し、パネル2をユニバーサ
ル締付プレート11によつて固定し、この状態で
作業員がハンドル10を引つ張ることで運搬用治
具を移動させてパネル2を搬送することが可能で
ある。
このとき、搬送面が平坦面である場合には、運
搬台6の下面に設けた全てのプラローラ9が搬送
面と接地するため、運搬用治具を接地面に沿つて
安定して移動させることが可能である。また搬送
面がデツキプレートの如き凹凸面である場合に
は、運搬台6の下面に設けた4個のプラローラ9
の中から何れかのプラローラ9が常にデツキプレ
ートの凸面と接地することで、運搬用治具をデツ
キプレートの凸面に沿つて安定して移動させるこ
とが可能である。
また運搬用治具の移動方向を変更する場合、作
業員がハンドル10を所望の方向に旋回させる
と、パネルボツクス1が車輪8を介して運搬台6
上に載置されるため、運搬台6はパネルボツクス
1に対し軸7を中心として回動する。
このとき、プラローラ9は運搬台6の下面に
夫々左右対象に設けられることから、運搬台6の
軸7を中心とする回動に対応して対向するプラロ
ーラ9が夫々反対方向に回転するため、容易に移
動方向を変換することが可能である。
また第4図に示す如く、パネル2の建込時にパ
ネル2をナイロンスリング22を用いてクレーン
で吊り上げる場合には、パネルボツクス1が水平
ピン4を中心にして回転しながらパネルボツクス
1とパネル2が傾斜し、且つパネル2の吊り上げ
に伴つて運搬台6が移動する。このため、パネル
2の末端下部が搬送面に擦れて損傷することがな
い。
更に、ナイロンスリング22を用いてパネル2
の上端末端部を吊り上げつつ横方向に旋回させて
も、パネルボツクス1は運搬台6の軸7に回動可
能に装着され、且つ運搬台6には4個のプラロー
ラ9が左右対象に設けられているので、運搬用治
具はパネル2の吊り上げ方向に応じて回動或いは
旋回することが可能であり、従つて、パネル2の
末端下部が損傷することがない。
第5図に示す本考案の運搬用治具の実施例は前
述のパネルボツクス1を変形させた例であつて、
パネルボツクス1を横向きにし、このパネルボツ
クス1により、横倒しにされたパネル2の側面を
支持し得るように構成したものである。
前述の実施例では、運搬台6の下面に設けた4
個のプラローラ9を進行方向前側に位置するプラ
ローラ9を後側に位置するプラローラ9よりも狭
く配置した場合について説明したが、この反対に
進行方向前側に位置するプラローラ9を後側に位
置するプラローラ9よりも広く配置しても同様に
して凹凸面のあるデツキプレート上を安定して搬
送することがかのうであり、且つ容易に搬送方向
を変更することが可能である。
〈考案の効果〉 本考案に係る運搬用治具は、上述の如き構成と
作用とを有するので、建築現場等に於いてパネル
等の被搬送物を所望の方向に搬送することが出
来、且つ凹凸のある搬送面であつてもこの凹凸に
影響されることなく安定して搬送することが出来
る。
即ち、本考案では、運搬台の下面に4個のプラ
ローラを左右対象に且つ進行方向前側のプラロー
ラを進行方向後側のプラローラよりも狭くまたは
広く配置したので、凹凸面のあるデツキプレート
上でも4個のプラローラの中何れか1個のプラロ
ーラが凸面と当接していれば、他の3個のプラロ
ーラが凹所と対向する位置にあつても、このプラ
ローラが凹所に落ち込むことがない。従つて、安
定した搬送を行うことが出来る。また搬送方向を
変換する場合には、付与された力に応じて左右の
プラローラが夫々反対方向に独立して回転するた
め、容易に搬送方向を変換することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の運搬用治具を使用してパネル
を搬送する際の斜視図であり、第2図A〜Cは運
搬用治具の下面図、側面図、正面図であり、第2
図Dは第1図で使用した本考案以外の装置の正面
図である。第3図及び第4図は第1図に示した運
搬用治具の使用説明図であり、第5図は本考案の
運搬用治具の他例の説明図であり、第6図A〜C
は本考案に使用するプラローラの構造を示す図で
ある。 1はパネルボツクス、2はパネル、6は運搬
台、7は軸、9はプラローラ、10はハンドルで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運搬台の下面に複数個の自転又は回転するコロ
    棒をユニツト状に連結してなる4個のプラローラ
    を左右対象に設けると共に運搬台の上面に被搬送
    物を固定する固定部材を回動可能に取り付けた運
    搬用治具であつて、前記運搬用治具の進行方向前
    側に配置された2個のプラローラの間隔が進行方
    向後側に配置された2個のプラローラの間隔より
    も狭く又は広く設けられていることを特徴とする
    運搬用治具。
JP1985150884U 1985-10-03 1985-10-03 Expired JPH041123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985150884U JPH041123Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985150884U JPH041123Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6274604U JPS6274604U (ja) 1987-05-13
JPH041123Y2 true JPH041123Y2 (ja) 1992-01-16

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ID=31067434

Family Applications (1)

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JP1985150884U Expired JPH041123Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

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JPH0530004Y2 (ja) * 1989-03-09 1993-07-30
KR102223302B1 (ko) * 2020-10-22 2021-03-04 강시항 유리 운반구

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JPS5621285B2 (ja) * 1973-12-25 1981-05-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621285U (ja) * 1979-07-26 1981-02-25
JPS6072364U (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 株式会社椿本チエイン 曲線走行可能なロ−ラ台車

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JPS5621285B2 (ja) * 1973-12-25 1981-05-19

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JPS6274604U (ja) 1987-05-13

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