JPH041119A - ボディーパウダー組成物 - Google Patents

ボディーパウダー組成物

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Publication number
JPH041119A
JPH041119A JP8972390A JP8972390A JPH041119A JP H041119 A JPH041119 A JP H041119A JP 8972390 A JP8972390 A JP 8972390A JP 8972390 A JP8972390 A JP 8972390A JP H041119 A JPH041119 A JP H041119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
body powder
dry
water
powder composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP8972390A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kato
徹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
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Publication of JPH041119A publication Critical patent/JPH041119A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はボディーパウダー組成物に関するものであり、
さらに詳しくは本発明は塗布時の滑性。
塗布膜のサラサラした感触、塗布膜の均一性に優れ、か
つ改善された水分吸収性を有するボディーパウダー組成
物に関する。
〈従来の技術及び発明が解決しようとする課題〉従来、
ボディーパウダー、ベビーパラター等ツバウダー製品に
は、主としてタルクの粉末が使用されていた。
タルクは塗布時の滑性、塗布膜のサラサラした感触、透
明感という点では、セリサイト、マイカ。
酸化チタン、炭酸マグネシウム、#1化亜鉛等の他の粉
末成分よりも優れている。しかし、水分の吸収性という
点では充分ではなく、発汗時に若干の不快感を生しると
いうような欠点があった。
そこで水分の吸収性を高めるために、タルクより水分吸
収性の優れたデンプンの微粉末を配合する技術が開発さ
れた。(特開昭63−215616)しかしながら、デ
ンプンの水分吸収性にも限界があることや、多量のデン
プンを配合した場合には、発汗時に塗布膜がデンプン質
特有のベタツキを生じる等の欠点があった。
このように従来品においては、塗布時の滑性。
塗布膜のサラサラした感触、塗布膜の均一性、水分吸収
性等すべての点で満足できるものは得られなかった。
本発明者は、上記の事情に鑑み鋭意研究を行った結果、
後記特定の乾燥処理デンプンを配合してなるボディーパ
ウダー組成物が、上記の問題点をことごとく解決するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の目的は、塗布時の滑性、塗布膜のサラ
サラした感触、塗布膜の均一性に優れ、かつ、水分吸収
性が改善されているボディーパウダー組成物を擾供する
ことにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、乾燥処理デンプンを配合してなることを特徴
とするボディーパウダー組成物である。
以下本発明の構成を詳説する。
本発明に使用される乾燥処理デンプンは、トウモロコシ
デンプン、コメデンプン、バレイショデンブン、コムギ
デンブン等のデンプンを、加熱等の方法により乾燥し、
その水分量を5重量%(以下wt%と略記する)以下と
したものである。より好ましくは3wt%以下としたも
のである。
従来のデンプンは10〜l 5wt%程度の水分を含ん
でいるが、本発明に使用されるデンプンは水分量がきわ
めて少なく、ボディーパウダー等に少量配合するだけで
、高い水分吸収性を付与し得る。
したがって、発汗時のデンプン質特有のベタツキを最小
限におさえ、かつ、高い水分吸収性を有する組成物を得
ることができる。
その配合量はボディーパウダー組成物全体の1060〜
50. Ow t%が好ましい、10.0wt%未満で
は水分吸収性が充分ではなく、また50wt%を超える
と水分吸収性は高まるものの、発汗時にデンプン質特有
のベタツキを生じる。
尚、本発明のボディーパウダー組成物にはデンプン以外
の成分として、塗布膜の滑性、透明性均一性の優れたタ
ルク等を用いることができる。
より高い水分吸収性を得るためにはその比表面積の大き
な超微粉子のものが好ましい。
本発明のボディーパウダー組成物には、上記の他に、マ
イカ、セリサイト9酸化チタン、カオリン、ナイロンパ
ウダー、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛等の顔料2着色荊
、防腐剤、殺菌剖、香料等を、本発明の目的を達成する
範囲内で、適宜配合することができる。
本発明のボディーパウダー組成物は、通常のボディーパ
ウダーと同様にして製造することができ、例えば次の様
な方法を挙げることができる。ただし、この方法に限定
されるものではない。
デンプンを高温乾燥した後、他の成分と未に均一に撹拌
し、ふるいにかけて、ボディーパウダー組成物を得る。
〈実施例〉 以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
水分吸収性評価 トウモロコシデンプン、バレイショデンプンについて、
乾燥処理したもの、未処理のもの(計4種Iりの試料を
用意する。(乾燥処理は100〜120℃の熱風を10
〜20分間吹きつけて行った。) 試料を各々2等分し、一方を密閉容器に入れて保存(コ
ントロール)し、他方を温度40℃、湿度70%の環境
下に3週間放置した。
各々の水分量を、カールフィッシャー自動滴定装置(京
都電子工業■製 MKC−210型)を用いて測定した
コントロールの水分量をA、温度40℃・湿度70%下
に3週間放置した試料の水分量をBで表し、B−Aをデ
ンプンの水分吸収性とした。結果これらの結果から、本
発明に用いられる乾燥処理デンプンが、未処理デンプン
に比べて水分吸収性に優れていることは明らかである。
実用特性評価 第2表に示した組成の成分をプレンダーにて均一に混合
撹拌し、ふるいにかけてボディーパウダ20名の被験者
に、実施例及び比較例のボディーパウダー組成物を塗布
し、塗布後の滑性、塗布膜のサラサラ感、塗布膜の均一
性、皮脂・汗の吸収感について下記の評価基準に従って
評価し、結果を第3表に示す。
評価            記号 良いと回答した者が20名中17名以上  012〜1
6名    O 〃    9〜1)名    △ 5〜8名    × 4名以下     ×× −組成物を提供することは明らかである。
実施例1.2は、乾燥処理トウモロコシデンプンを配合
したものであり、滑性、サラサラ感等すべての実用特性
に優れている。実施例3.4は、乾燥処理ハレイソヨデ
ンブンを配合したものであり、滑性、サラサラ感等すべ
ての実用特性に優れている。
比較例Iはタルクを主体としたものであり、滑性、サラ
サラ感、均一性という点では優れているものの、水分吸
収性という点では不充分である。
比較例2はタルクを主体とし、従来品のトウモロコシデ
ンプンを配合したものであり、滑性、サラサラ感、均一
性という点では優れているものの水分吸収性という点で
は不充分である。
比較例3は、高い水分吸収性を付与するために多量のデ
ンプンを配合しているため、滑性、サラサラ感、均一性
の点で劣る。
〈発明の効果〉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥処理デンプンを配合してなることを特徴とす
    るボディーパウダー組成物。
JP8972390A 1990-04-03 1990-04-03 ボディーパウダー組成物 Pending JPH041119A (ja)

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JP8972390A JPH041119A (ja) 1990-04-03 1990-04-03 ボディーパウダー組成物

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JP8972390A JPH041119A (ja) 1990-04-03 1990-04-03 ボディーパウダー組成物

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JPH041119A true JPH041119A (ja) 1992-01-06

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ID=13978686

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JP8972390A Pending JPH041119A (ja) 1990-04-03 1990-04-03 ボディーパウダー組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09504291A (ja) * 1993-10-29 1997-04-28 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 着色剤を含むボディーパウダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09504291A (ja) * 1993-10-29 1997-04-28 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 着色剤を含むボディーパウダー

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