JPH04111328U - 車椅子の車軸支持構造 - Google Patents
車椅子の車軸支持構造Info
- Publication number
- JPH04111328U JPH04111328U JP2255291U JP2255291U JPH04111328U JP H04111328 U JPH04111328 U JP H04111328U JP 2255291 U JP2255291 U JP 2255291U JP 2255291 U JP2255291 U JP 2255291U JP H04111328 U JPH04111328 U JP H04111328U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- mounting
- vertical frame
- insertion hole
- mounting members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 17
- 238000009417 prefabrication Methods 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車軸を取り付けた後でも、車軸の位置の変更が
簡単にでき、フレームの事前製作を可能にして迅速且つ
コスト安に提供する。 【構成】取付部材41,42を縦フレーム1の最適な高
さの取付孔11で装着孔43,44を合わせ、その連通
孔にボルト5を挿通してナット6で螺着して取付部材4
1,42を縦フレーム1に装着し、取付部材41に透設
した挿着孔46に車軸7を備え、車輪のスポーク取付板
81を車軸7に固定して車輪8を取り付ける。取付部材
41,42を脱着可能として車軸の挿着孔46の位置を
可変するのである。
簡単にでき、フレームの事前製作を可能にして迅速且つ
コスト安に提供する。 【構成】取付部材41,42を縦フレーム1の最適な高
さの取付孔11で装着孔43,44を合わせ、その連通
孔にボルト5を挿通してナット6で螺着して取付部材4
1,42を縦フレーム1に装着し、取付部材41に透設
した挿着孔46に車軸7を備え、車輪のスポーク取付板
81を車軸7に固定して車輪8を取り付ける。取付部材
41,42を脱着可能として車軸の挿着孔46の位置を
可変するのである。
Description
【0001】
本考案は、車椅子における車軸の取付構造に関するものである。
【0002】
従来では、図6のように、縦フレーム1に角ラック2を挿通後、溶接して角ラ
ック2を縦フレーム1に固着し、車軸3を角ラック2に通してナット止めするこ
とで車軸3を支持し、車軸3にスポーク取付板を固定して車輪を備えていたので
ある。
【0003】
しかしながら、車椅子の使用者に応じて座椅子の高さを可変調整したい場合、
或いは座椅子にリクライニング機構を追加する等で仕様変更が生じることが多い
。この場合、車輪の高さやその配置を前後に変更することになるが、予め縦フレ
ーム1に角ラック2が溶接してあるため車軸3の位置を変えることができないの
である。したがって従来では、新たにフレームを組んで最初からやり直しをして
いたのである。このため特に、使用者の最適位置に車軸を配置させる注文製作で
は、前もって車軸を取り付けたフレームの製作ができないことから大量製作に不
向きで時間のかかる問題点があった。
【0004】
そこで本考案は、車軸を取り付けた後でも、車軸の位置の変更を可能にでき、
このためフレームの事前製作を可能にして迅速且つコスト安に提供するものであ
る。
【0005】
このため本考案は、車椅子における車軸配置部の縦フレームに取付孔を縦に複
数個透設し、該縦フレームに一対の取付部材を対向して夫々該取付部材に透設し
た装着孔を該縦フレームの取付孔に合わせてネジ止着し、一方又は両方の取付部
材に透設した挿着孔に車軸を備え構成としている。なお、一方の取付部材の後部
に支持部を連設し、該支持部に車軸の挿着孔を透設してもよい。
【0006】
縦フレームの最適な高さで取付部材の装着孔を取付孔に連通させ、対向配置さ
せた取付部材を一体にボルト止めすることで取付部材が縦フレームに被着状態で
装着されるのであり、取付部材に透設した挿着孔に車軸を備えればよい。車軸の
位置を変えたい場合は、ボルトを外して取付部材を自由状態にした後、縦フレー
ムの取付孔の位置を変えて再度取付部材を一体にボルト止めして装着すればよい
。
【0007】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1は図2に示す本例を用いた
車椅子を示すもので、各フレームを組んで骨体となし、後部の縦フレーム1に取
付孔11を縦に複数個等間隔で透設している。41,42は一対の取付部材であ
り、対向配置することで縦フレーム1を被着できるよう対向内面を半球凹面とし
た割型状に成形している。
【0008】
夫々の取付部材41,42には横方向の装着孔43,44が上下の同位置に透
設してあり、また一方の取付部材41には支持部45を後部に連設し、該支持部
45の中央部に車軸の挿着孔46を横方向に透設している。なお、47は取付部
材41を軽量にするための貫通孔であるである。
【0009】
このように構成した本例は、図3のように、縦フレーム1の最適な高さの取付
孔11に、取付部材41を外側から、取付部材42を内側から夫々の装着孔43
,44を合わせ、その連通孔にボルト5を挿通してナット6で螺着することで取
付部材41,42が縦フレーム1に被着状態で装着固定されるのである。そして
、取付部材41に透設した挿着孔46に車軸7を備え、車輪のスポーク取付板8
1を車軸7に固定してハンドリング付車輪8を取り付けるのである。
【0010】
また、車軸7の高さ位置を変えたい場合は、ナット6を外してボルト5を抜き
、取付部材41,42を外した後、縦フレーム1の取付孔11への取付位置を変
えて再度取付部材41,42を一体にボルト5止めして装着すればよい。
【0011】
このように本考案によると、車軸7を備える取付部材41,42を着脱自在に
したため、いずれの製作時点或いは製作後においても車軸7の位置変更ができて
仕様変更に簡単に対処できるのである。また、取付部材41の後に支持部45を
連設して車軸の挿着孔46を設けているため、車軸の挿着孔46が縦フレーム1
より後に位置することから車椅子が安定するのである。
【0012】
また、車椅子にリクライニング装置を追加したい場合は、車輪を後方に配置す
る必要があるため従来では最初から作り直しをしていたが、本例では図4のよう
に、後方にフレームを連設してその縦フレーム12に取付部材41,42を取付
変更することにより車輪の位置を変えることができて改良が容易にできるのであ
る。
【0013】
本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え
ば、取付部材を取り付ける縦フレームの形状や取付孔の数は問わない。また、縦
フレームに対向して装着する一対の取付部材の形状及び構成も限定されず、図5
のように、取付部材の装着孔48と車軸の挿着孔49の孔径が同じであれば、上
下の装着孔48の間に車軸の挿着孔49を設けてもよい。
【0014】
さらに夫々の取付部材をその装着孔でネジ止着する構成も適宜である。なお、
取付部材に透設する車軸の挿着孔は一対の両方の取付部材に設けてもよく、両方
の取付部材の取付状態で車軸の挿着孔が連通すればよい。また、一方の取付部材
の後部に挿着孔を透設した支持部を連設するものでは、その支持部の形状も任意
である。
【0015】
本考案の請求項1によると、車軸を取り付けた後でも、車軸の位置の変更を簡
単にできる効果が大きく、このためフレームの規格化及び事前製作に支障がない
ことから迅速且つコスト安となるのである。
【0016】
また、請求項2のものでは、取付部材を装着した縦フレームより後に車軸が位
置するため車椅子が安定するのである。
【図1】本考案の一実施例を用いた車椅子の側面図であ
る。
る。
【図2】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図3】その縦フレームに取り付けた状態の横断平面図
である。
である。
【図4】リクライニング用車椅子に取り付けた側面図で
ある。
ある。
【図5】別例の斜視図である。
【図6】従来の車軸支持部の横断平面図である。
1,12 縦フレーム、 11 取付孔、
41,42 取付部材、43,44,48 装着孔、4
5 支持部、 46,49 挿
着孔、5 ボルト、 6 ナ
ット、7 車軸、 8 車
輪。
41,42 取付部材、43,44,48 装着孔、4
5 支持部、 46,49 挿
着孔、5 ボルト、 6 ナ
ット、7 車軸、 8 車
輪。
Claims (2)
- 【請求項1】 車椅子における車軸配置部の縦フレーム
に取付孔を縦に複数個透設し、該縦フレームに一対の取
付部材を対向して夫々該取付部材に透設した装着孔を該
縦フレームの取付孔に合わせてネジ止着し、一方又は両
方の取付部材に透設した挿着孔に車軸を備えることを特
徴とする車椅子の車軸支持構造。 - 【請求項2】一方の取付部材41の後部に支持部45を
連設し、該支持部に車軸の挿着孔46を透設した請求項
1の車軸支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022552U JPH0621467Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車椅子の車軸支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022552U JPH0621467Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車椅子の車軸支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111328U true JPH04111328U (ja) | 1992-09-28 |
JPH0621467Y2 JPH0621467Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31908036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991022552U Expired - Fee Related JPH0621467Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 車椅子の車軸支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621467Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176433U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-16 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP1991022552U patent/JPH0621467Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176433U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621467Y2 (ja) | 1994-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |