JPH0411098Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411098Y2 JPH0411098Y2 JP1988132572U JP13257288U JPH0411098Y2 JP H0411098 Y2 JPH0411098 Y2 JP H0411098Y2 JP 1988132572 U JP1988132572 U JP 1988132572U JP 13257288 U JP13257288 U JP 13257288U JP H0411098 Y2 JPH0411098 Y2 JP H0411098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- blind
- fence
- fitting
- swash plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 9
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 5
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Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は住宅その他の建築物の周囲に設ける
目隠塀に関するものである。
目隠塀に関するものである。
敷地の境界等に設けられる塀には棚やフエンス
のように中が見通せるものと、コンクリート塀や
板塀のように見通しのきかない目隠用のものとが
ある。しかし、例えば従来の目隠用のコンクリー
ト塀等では、塀の内外を平面的に遮断してしまう
ものが多く、また通風を考慮したもの等も見られ
るが、日光等が遮断されるため、庭の有効利用、
特に庭木、草花の成育等を阻害している。このこ
とは、特に近年土地の高騰により、庭を広く取れ
ない現状において損失が大きい。
のように中が見通せるものと、コンクリート塀や
板塀のように見通しのきかない目隠用のものとが
ある。しかし、例えば従来の目隠用のコンクリー
ト塀等では、塀の内外を平面的に遮断してしまう
ものが多く、また通風を考慮したもの等も見られ
るが、日光等が遮断されるため、庭の有効利用、
特に庭木、草花の成育等を阻害している。このこ
とは、特に近年土地の高騰により、庭を広く取れ
ない現状において損失が大きい。
また、塀は生垣に比べた場合、人工的で、また
単調になりやすく、美観の面で問題がある他、塀
の重量が大きい場合、安定性、施工性の面でも問
題となる場合がある。
単調になりやすく、美観の面で問題がある他、塀
の重量が大きい場合、安定性、施工性の面でも問
題となる場合がある。
この考案の塀は上述のような従来の目隠用の塀
における欠点を解消するために考案されたもの
で、通風性が良く、日光を通すことができ、優れ
た美観を有し、しかも目隠塀としての機能を損な
わず、かつ安定性、施工性にも優れた塀を提供す
ることを目的としている。
における欠点を解消するために考案されたもの
で、通風性が良く、日光を通すことができ、優れ
た美観を有し、しかも目隠塀としての機能を損な
わず、かつ安定性、施工性にも優れた塀を提供す
ることを目的としている。
この考案の塀はその本体が組立式になつてお
り、予め工場等で生産された複数本の支柱と1ま
たは2枚程度の斜板および複数枚の目隠板を現場
で組立てるようにしたものである。支柱にはその
側面に上下方向の嵌合溝が形成されており、一
方、斜板および目隠板の両端にはこの嵌合溝に嵌
合する嵌合片が設けられており、これらの嵌合片
を同じ嵌合溝の上方から順次落とし込むようにし
て、下部に斜板をその上部に目隠板を架設する。
り、予め工場等で生産された複数本の支柱と1ま
たは2枚程度の斜板および複数枚の目隠板を現場
で組立てるようにしたものである。支柱にはその
側面に上下方向の嵌合溝が形成されており、一
方、斜板および目隠板の両端にはこの嵌合溝に嵌
合する嵌合片が設けられており、これらの嵌合片
を同じ嵌合溝の上方から順次落とし込むようにし
て、下部に斜板をその上部に目隠板を架設する。
各目隠板は外側が高く、庭等のある内側が低く
なるよう見込み方向に傾斜しており、外部側前端
に立上り部、内部側後端に垂下部が形成されてい
る。傾斜した目隠板により水平方向の視線が遮ら
れ、外部から建物あるいはその内部が直接覗けな
いようになつている。また、目隠板の外部側前端
に立上り部、内部側後端に垂下部を設けたことに
より、一枚の目隠板で水平方向の視線を遮る範囲
が広くなり、目隠板の枚数を減らすことができる
とともに、目隠板の面内剛性も大きくなるため、
支柱間のスパンも大きくとることができる。目隠
板の幅、上下の間隔、傾斜等は日差し、外部から
の視線の方向、通風性等を考慮して決める。
なるよう見込み方向に傾斜しており、外部側前端
に立上り部、内部側後端に垂下部が形成されてい
る。傾斜した目隠板により水平方向の視線が遮ら
れ、外部から建物あるいはその内部が直接覗けな
いようになつている。また、目隠板の外部側前端
に立上り部、内部側後端に垂下部を設けたことに
より、一枚の目隠板で水平方向の視線を遮る範囲
が広くなり、目隠板の枚数を減らすことができる
とともに、目隠板の面内剛性も大きくなるため、
支柱間のスパンも大きくとることができる。目隠
板の幅、上下の間隔、傾斜等は日差し、外部から
の視線の方向、通風性等を考慮して決める。
目隠板の下側にくる斜板は目隠板より広幅とし
たもので、斜板上には主として植生のための土が
盛られる。また、斜板上に土を盛ることにより、
単に支柱のみで塀を支えるのに比べ安定性を増す
ことができる。また、斜板の外部側前端にも立上
り部が形成され、盛つた土がこぼれ難いようにし
てある。
たもので、斜板上には主として植生のための土が
盛られる。また、斜板上に土を盛ることにより、
単に支柱のみで塀を支えるのに比べ安定性を増す
ことができる。また、斜板の外部側前端にも立上
り部が形成され、盛つた土がこぼれ難いようにし
てある。
なお、塀の材料としてはプレキヤストコンクリ
ートの他、アルミニユームなどの金属、プラスチ
ツクなどの各種材料を用いることができる。
ートの他、アルミニユームなどの金属、プラスチ
ツクなどの各種材料を用いることができる。
次に、図示した実施例について説明する。
第1図は一実施例における縦断面図を示したも
ので、支柱1に一定間隔で斜めの目隠板2を取付
けてある。なお、この実施例ではプレキヤストコ
ンクリート製の塀を想定している。
ので、支柱1に一定間隔で斜めの目隠板2を取付
けてある。なお、この実施例ではプレキヤストコ
ンクリート製の塀を想定している。
目隠板2は庭側が低くなるように傾斜してお
り、外部からは傾斜の方向のみ見通すことがで
き、水平方向の視線が遮られるため、外部から建
物の内部が覗かれる心配はない。また、太陽光線
は窓におけるブラインドのように、目隠板2間よ
り庭に差し込むことができ、日光を庭一面に受け
ることができ、さらに通風性もあるため塀に沿つ
て種々の植物を植えることができる。
り、外部からは傾斜の方向のみ見通すことがで
き、水平方向の視線が遮られるため、外部から建
物の内部が覗かれる心配はない。また、太陽光線
は窓におけるブラインドのように、目隠板2間よ
り庭に差し込むことができ、日光を庭一面に受け
ることができ、さらに通風性もあるため塀に沿つ
て種々の植物を植えることができる。
また、目隠板2の外部側前端には立上り部7、
内部側後端に垂下部8を形成してある。立上り部
7および垂下部8により、一枚の目隠板2で水平
方向の視線を遮る範囲が広くなり、目隠板2の枚
数を減らすことができるとともに、目隠板2の面
内剛性も大きくなるため、支柱1間のスパンも大
きくとることができ、経済的である。
内部側後端に垂下部8を形成してある。立上り部
7および垂下部8により、一枚の目隠板2で水平
方向の視線を遮る範囲が広くなり、目隠板2の枚
数を減らすことができるとともに、目隠板2の面
内剛性も大きくなるため、支柱1間のスパンも大
きくとることができ、経済的である。
また、最下段については目隠板2の代わりに目
隠板2より広幅の斜板3を取付けてある。この斜
板3は外部側前端に立上り部9が形成され、その
上面には土を盛つて植生を施すことができるよう
になつている。また、植生を施すことにより、塀
としての美観を向上させるだけでなく、盛つた土
により、塀としての安定性を向上させることもで
きる。
隠板2より広幅の斜板3を取付けてある。この斜
板3は外部側前端に立上り部9が形成され、その
上面には土を盛つて植生を施すことができるよう
になつている。また、植生を施すことにより、塀
としての美観を向上させるだけでなく、盛つた土
により、塀としての安定性を向上させることもで
きる。
第2図および第3図の例では下の2段を斜板3
としており、斜板3上に土を盛り、草花あるいは
小木を植え付けてある。なお、この斜板3につい
ても、その外部側前端に目隠板2と同様の立上り
部9を設けてあることから、植込み4の土砂が溢
れるのを防いでいる。
としており、斜板3上に土を盛り、草花あるいは
小木を植え付けてある。なお、この斜板3につい
ても、その外部側前端に目隠板2と同様の立上り
部9を設けてあることから、植込み4の土砂が溢
れるのを防いでいる。
第4図は支柱1への目隠板2および斜板3の架
設構造の詳細を示したもので、支柱1を断面略H
形として両側面に上下方向の嵌合溝5を形成し、
一方、目隠板2および斜板3にはそれぞれその両
端に支柱1の嵌合溝5に嵌合するする嵌合片6,
10を設け、この嵌合片6,10を同じ嵌合溝5
に上方より落とし込み、下部より順次塀を形成す
ることができる。
設構造の詳細を示したもので、支柱1を断面略H
形として両側面に上下方向の嵌合溝5を形成し、
一方、目隠板2および斜板3にはそれぞれその両
端に支柱1の嵌合溝5に嵌合するする嵌合片6,
10を設け、この嵌合片6,10を同じ嵌合溝5
に上方より落とし込み、下部より順次塀を形成す
ることができる。
〔考案の効果〕
同一の嵌合溝を用いて目隠板と土を盛るため
の斜板とを架設する構造となつており、プレキ
ヤストの支柱と斜板および目隠板を現場で簡単
に組み立てることができ、施工性にも優れてい
る。
の斜板とを架設する構造となつており、プレキ
ヤストの支柱と斜板および目隠板を現場で簡単
に組み立てることができ、施工性にも優れてい
る。
下端部の斜板上に土を盛ることにより、支柱
部だけでなく、支柱間においても盛土で塀を支
持でき、また植物を植えることにより、塀の美
観を向上させるとともに、植物の成育によりさ
らに塀の安定性を増すことができる。
部だけでなく、支柱間においても盛土で塀を支
持でき、また植物を植えることにより、塀の美
観を向上させるとともに、植物の成育によりさ
らに塀の安定性を増すことができる。
斜めの目隠板で水平方向の視線を遮断してプ
ライバシーが守るとともに、目隠板間から日光
を庭一面に受けることができ、また通風性があ
るため、庭木等植物の成育に適し、美観にも優
れている。
ライバシーが守るとともに、目隠板間から日光
を庭一面に受けることができ、また通風性があ
るため、庭木等植物の成育に適し、美観にも優
れている。
目隠板の立上り部および垂下部により、一枚
の目隠板で水平方向の視線を遮る範囲が広くな
り、目隠板の枚数を減らすことができるととも
に、目隠板の面内剛性も大きくなるため、支柱
間のスパンも大きくとることができ、経済的で
ある。
の目隠板で水平方向の視線を遮る範囲が広くな
り、目隠板の枚数を減らすことができるととも
に、目隠板の面内剛性も大きくなるため、支柱
間のスパンも大きくとることができ、経済的で
ある。
第1図はこの考案の一実施例の縦断面図、第2
図は他の実施例における縦断面図、第3図は塀の
外観を示した斜視図、第4図は支柱と目隠板の連
結構造を示す斜視図である。 1……支柱、2……目隠板、3……斜板、4…
…植込み、5……嵌合溝、6……嵌合片、7……
立上り部、8……垂下部、9……立上り部、10
……嵌合片。
図は他の実施例における縦断面図、第3図は塀の
外観を示した斜視図、第4図は支柱と目隠板の連
結構造を示す斜視図である。 1……支柱、2……目隠板、3……斜板、4…
…植込み、5……嵌合溝、6……嵌合片、7……
立上り部、8……垂下部、9……立上り部、10
……嵌合片。
Claims (1)
- 側面に上下方向の嵌合溝を形成した複数本の支
柱を所定間隔において立設し、両端に嵌合片を有
し、立上り部を形成した外部側前端から垂下部を
形成した内部側後端にかけて下り勾配とした複数
枚の目隠板と、両端に嵌合片を有し、立上り部を
形成した外部側前端から内部側後端にかけて下り
勾配とした前記目隠板より広幅の斜板とを、前記
斜板が下部に、前記目隠板が斜板の上部にくるよ
う、前記斜板両端の嵌合片および前記目隠板両端
の嵌合片を、前記支柱の同じ嵌合溝に嵌合させて
前記支柱間に架設するとともに、前記斜板上に土
を盛つたことを特徴とする塀。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988132572U JPH0411098Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988132572U JPH0411098Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0161371U JPH0161371U (ja) | 1989-04-19 |
JPH0411098Y2 true JPH0411098Y2 (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=31389655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988132572U Expired JPH0411098Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411098Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615328U (ja) * | 1979-07-12 | 1981-02-09 | ||
JPS5820044U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | 株式会社勝碕 | すべり止め用シ−ト付き畳 |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP1988132572U patent/JPH0411098Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615328U (ja) * | 1979-07-12 | 1981-02-09 | ||
JPS5820044U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | 株式会社勝碕 | すべり止め用シ−ト付き畳 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0161371U (ja) | 1989-04-19 |
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