JPH04109902U - 機能付き廃棄物回収箱 - Google Patents

機能付き廃棄物回収箱

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JPH04109902U
JPH04109902U JP2172291U JP2172291U JPH04109902U JP H04109902 U JPH04109902 U JP H04109902U JP 2172291 U JP2172291 U JP 2172291U JP 2172291 U JP2172291 U JP 2172291U JP H04109902 U JPH04109902 U JP H04109902U
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JP2172291U
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原 武 梅
田 和 久 浦
主 佳 明 森
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駿河精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単に廃棄物を回収するだけでなく、資源化に適
した分別さらには減容化までも行うことができ、しかも
体裁がよく廃棄場所の状況に適した組合せを容易に行え
る資源化機能付きの廃棄物回収箱を提供する。 【構成】前面に投入口を設けた箱体1a内に投入口から
装入された缶を圧偏するプレス機構と材質検出センサ3
eを備えたプレス機3を設け、このプレス機の下方には
複数の収容容器E1,E2を配すとともに、収容容器と
プレス機の間には材質検出センサによる検出情報に応じ
て缶類の落下経路を変える経路変換機構4を設けた第1
の回収箱Aと、前面に投入口を設けた箱体内に落下通路
7を設けるとともに、下方には複数個の収容容器G1,
G2,G3を配し、前記落下通路にはここを通るビン類
の色をセンシングする光学的分別機構8を設け、この光
学的分別機構と前記複数の収容容器の間には、光学的分
別機構によるセンシング情報に応じてビン類の落下する
経路を変える経路変換機構9を設けた第2の回収箱Bの
いずれかまたは双方の回収箱を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は廃棄物回収箱とりわけ資源化機能を有する廃棄物回収箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭や各種事業所、工場、店舗などから排出される廃棄物は膨大な量とな っている。従来、廃棄物の処理は埋め立てるか、焼却されるのが普通であったが 、近年の排出量はそれらの処理能力を越え、また環境破壊につながる危険が大き くなっている。この対策として、廃棄物を再生資源化することが叫ばれている。 しかしその実現は容易でない。その一つの原因は、廃棄物が多種多様であり、そ うした廃棄物を再生資源化に適するように分別したり、減容することが難しく、 コストが非常に高くなることである。
【0003】
【考案が解決しようする問題点】
従来、人が集まる場所たとえば行楽地、学校、公園、駅、宿泊所等には回収箱 が設置されているが、従来の回収箱は、単に種々雑多なゴミを収容するか、ある いはせいぜい容器(ビン、カン類)の回収のための箱と、それ以外のゴミを収容す る箱に区別されているにすぎず、しかもそれらがまとまりなく設置されているに すぎなかった。このため、再生資源化の実効が乏しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記のような問題点を解消するために研究して考案されたもので、そ の目的とするところは、単に廃棄物を回収するだけでなく、資源化に適した分別 さらには減容化までも行うことができ、しかも体裁がよく廃棄場所の状況に適し た組合せを容易に行える資源化機能付きの廃棄物回収箱を提供することにある。
【0005】 上記目的を達成するため本考案は、下記のいずれかまたは双方の回収箱を備え ていることを特徴とするものである。 前面に投入口を設けた箱体内に投入口から装入された缶を圧偏するプレス機構 と材質検出センサを備えたプレス機を設け、このプレス機の下方には複数の収容 容器を配すとともに、収容容器とプレス機の間には材質検出センサによる検出情 報に応じて缶類の落下経路を変える経路変換機構を設けた第1の回収箱。 前面に投入口を設けた箱体内に落下通路を設けるとともに、下方には複数個の 収容容器を配し、前記落下通路にはここを通るビン類の色をセンシングする光学 的分別機構を設け、この光学的分別機構と前記複数の収容容器の間には、光学的 分別機構によるセンシング情報に応じてビン類の落下する経路を変える経路変換 機構を設けた第2の回収箱。 そして、前記回収箱は前面に投入口を設けた箱体内に挿脱可能に収容容器を配 した第3の回収箱と併置されることがある。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1は本考案による機能付き廃棄物回収箱の一実施例を示しており、空き缶用 の第1の回収箱Aと、空きビン用の第1の回収箱Bと、紙やプラスチック用の第 3の回収箱Cとを一連に併置している。本考案は勿論、第1の回収箱Aと第2の 回収箱Bの併置、第1の回収箱Aと第3の回収箱Cの併置、第2の回収箱Bと第 3の回収箱Cの併置、さらには第1の回収箱Aと第2の回収箱Bのそれぞれ単独 の設置も含まれる。
【0007】 前記第1の回収箱Aないし第3の回収箱Cは、好ましくはそれぞれ大きさの同 等な矩形状の箱体1a,1b,1cからなり、前部には開閉扉10a,10b, 10cが取付けられている。その開閉扉10a,10b,10cには図2と図6 のように、それぞれ上側域に透明板100が取付けられ、その背部には表示板1 01が装着され、その背後の箱体内には図1のようにライト102が配されてい る。さらに、開閉扉10a,10b,10cの中ほどには、それぞれ箱体内に通 じる投入口11a,11b,11cが設けられている。
【0008】 図2ないし図6は第1の回収箱Aの詳細を示している。この第1の回収箱Aの 箱体1aには投入口11aより下方に落下口20を有する仕切り板2が張設され 、その仕切り板2の上に投入口11aから装入された空き缶Dを圧偏するプレス 機3が設置されている。また、仕切り板2の下方には複数個の収容容器E1、E 2が配置され、それら収容容器E1、E2の開口と落下口20の間には、スチー ル缶とそれ以外の缶(たとえばアルミ缶)の落下経路を変える経路変換機構4が設 けられている。
【0009】 前記プレス機3の形式は任意であるが、この実施例では、仕切り板2の上に落 下口2とほぼ同等な間隔を置いてブラケット300,310によって対向状に固 定された固定側プレス板3aとベース板3bと、固定側プレス板3aとベース板 3bの間を結ぶ4隅のガイドロッド30によってガイドされる進退自在な可動側 プレス板3cとを有している。
【0010】 前記可動側プレス板3cは、ベース板3bの背後に設置されたアクチュエータ により駆動されるようになっている。そのアクチュエータは油圧シリンダでもよ いが、この実施例では可逆回転型の電動モータ3dが用いられ、これの出力軸に カム31が取付けられ、可動側プレス板3cの背後から伸びるプッシュロッド先 端のカムフォロア32が図示しない引き戻しスプリングを介して弾接している。 そして、前記ベース板3bからは可動側プレス板3cの板厚を貫くストリッパピ ン33が突設されている。それらストリッパピン33は、空き缶Dの挿入を許す 所定の間隔で配設されている。
【0011】 そして、前記固定側プレス板3aには前記経路変換機構4の作動を制御するた めの材質検出センサ(たとえば鉄感知型の近接センサ)3eが取付けられている 。また、ベース板3bの幅方向中央下部には、空き缶の底支持手段を兼ねたピン 状の異物排出部材3fが配されており、その異物排出部材3fはベース板3bの 背後に搭載したアクチュエータたとえばロータリソレノイド3gと伝導部材34 により連結され、そのロータリソレノイド3fは電動モータ3dの駆動制御タイ マと電気的に接続され、一定時間内に可動側プレス板3cが固定側プレス板3a に所定ストローク接近できず、駆動制御タイマが切れて電動モータ3dが逆転し たときに、同時に通電されて異物排出部材3fが可動側プレス板3cの後退位置 と同じ位置まで後退するようになっている。
【0012】 経路変換機構4は、図1と図2に示すように、2枚の経路構成板4a,4bと 、それらを結ぶ固定ガイド板4cと、常態において2つの収容容器E1,E2の 境界部位に望むように位置される可動ガイド板4dとを有し、可動ガイド板4d は経路構成板4a,4bに支えられる支軸40を中央に持ち、その支軸40の突 出端にはアクチュエータたとえばロータリソレノイド4eの出力部が連結されて いる。そのロータリソレノイド4eは前記材質検出センサ3eによる検出信号で 作動されるようになっている。
【0013】 前記プレス機3と投入口11aの間には固定式または可動式の誘導機構5が設 けられ、その誘導機構5の一部には空き缶Dの投入を検出して電動モータ3dを 作動させるためのたとえば近接センサからなる投入検出センサ5aが取付けられ ている。誘導機構5が固定式の場合は可転ストッパ付きの溝型通路が用いられる 。この実施例では、可動式であり、前記プレス機3の作動に連動して空き缶Dを 受け止め、次いで空き缶Dを固定側プレス板3aと可動側プレス板3c間のプレ スルームの真上に移置させるようにしている。
【0014】 詳述すると、誘導機構5は、図3ないし図6に示すように、投入口11aに向 かって伸び、空き缶Dの直径より狭い平行バー状を有する載置台5bと、この載 置台5bの両端部に一端が連結されたベルクランク状の一組のリンクアーム5c ,5cと、それらリンクアーム5c,5cの下端を枢着した転子5d,5dと、 前端が転子5d,5dに接するように可動側プレス板3cの両側に固定された押 圧部材5e,5eと、固定側プレス板3aの上端に固定され、前記リンクアーム 5c,5cの屈折中間点を枢支する支点部材5f,5fと、支点部材5f,5f の中央部から上方に立上り上端から下側前方に湾曲するストッパ兼固定ガイド5 gとを有している。前記投入検出センサ5aは載置台5bの空部にセンサ面が望 んでいる。
【0015】 図7は第1の回収箱Aの制御系を模式的に示しており、箱体1aの上側には制 御箱13が設置され、この制御箱13に駆動回路および図8に示すようなシーケ ンス動作を得るためのタイマーを含むコントローラ14が設けられ、そのコント ローラ14の入力部に材質検出センサ3e、投入検出センサ5aが接続され、ま た、コンントローラ14の出力部は電動モータ3d、ロータリソレノイド3g、 4eにそれぞれ接続されている。
【0016】 次に第2の回収箱Bは、図9ないし図11に示されており、開閉蓋10bの中 間に設けた投入口11bに対応する箱体1bの内部には、中間の仕切り板6に固 定された落下通路7が設けられている。 落下通路7は空きビンFを垂直状の姿勢となるようにガイドする第1通路部7 aと、該通路より拡大し、落下したビンの速度を減衰して仕切り板6の落下口7 0に導く第2通路部7bとを有し、落下通路7と仕切り板6は光線反射率の低い 色彩となっている。
【0017】 前記第1通路部7aには該通路と交差する関係で落下中の空きビンの色をセン シングする光学的分別機構8が設けられている。また、前記仕切り板6より下方 の箱体1b内には複数(図面では3個)の収容容器G1,G2,G3が並列状に配 置されており、仕切り板6の落下口70の下には前記光学的分別機構8によるセ ンシング結果に応じて収容容器G1,G2,G3に対する空きビンの落下経路を 変える経路変換機構9が設けられている。
【0018】 光学的分別機構8は第1通路部7aを構成する1つの壁の孔に望むように取付 けられたハロゲンランプのような光源8aと、光源8aと対向する壁の孔に望む カラーセンサ8bを備えている。カラーセンサ8bは、光源8aからの光の透過 光を赤、緑、青の三原色データに分解するRGB素子を有し、カラーセンサ8b の出力側は箱体1bの上部に設けた制御箱15内のマイクロコンピュータを含む コントローラ16に接続されている。マイクロコンピュータには予め基準色の三 原色データがマップとして記憶されており、これにカラーセンサ8bからの出力 データが比較され、ビンの色を数種類たとえば、透明・薄緑系グループ、茶色系 グループ、黒色・不定系グループの3種に分別判断するようになっている。
【0019】 経路変換機構9は、前後面の経路構成板9a,9bと、経路構成板9a,9b 間にあって、常態において中央の収容容器G2への通路を構成するように平行状 ないし若干末広がり状で対向する第1と第2の可動ガイド板9c、9dとを有し 、第1と第2の可動ガイド板9c、9dは中央部が支軸90、90により経路構 成板9a,9bに支持され、その支軸90,90の各一端には、アクチュエータ たとえばロータリソレノイド90c、90dの出力部が連結されている。それら ロータリソレノイド90c、90dは、前記制御箱15のコントローラ16の出 力部に接続され、タイマを介して図11に示すようなシーケンスで動かされるよ うになっている。
【0020】 そして、前記第1の回収箱Aと第2の回収箱Bには、収容容器E1,E2G1 ,G2,G3の開口部に対向する部位に、ブラケットを介して超音波センサなど からなる満杯センサ17が取付けられ、該満杯センサ17は、開閉蓋10a,1 0bに取付けた満杯ランプ18とスイッチを介して接続し、収容容器に空き缶D や空きビンGが充満したときに、満杯ランプ18を点燈させるようにしている。 これに代え、投入口11aにシャッタを設け、満杯センサ17の検出によりシャ ッタを作動させるようにしてもよい。なお、第1の回収箱Aの開閉蓋10aには コントローラ14に接続するリセットボタン19が設けられ、空きビンを誤って 投入したときに、リセットボタン19を操作することで、図3ないし図5の動作 に続いてロータリソレノイド3gが作動し、異物を排出するようになっている。 また、必要に応じて、開閉蓋10a,10bには材質検出センサ3eとカラーセ ンサ8b検出結果を表示するランプが設けられる。
【0021】 第3の回収箱Cは、箱体1c内に、着脱自在に収容袋190を取付けたキャス タ付きのフレーム19を内装している。必要に応じて、フレーム19の上方には 、押圧板を有するプレスが設置される。
【0022】
【実施例の作用】
次に実施例に示すものの作用を説明する。 本考案による回収箱は自由な組合せで設置するもので、全体がある高さを持っ た箱体からなっていて、開閉扉1a,1b,1cにコマーシャル用の表示板10 1があり、投入口11a,11b,11cが開口しているたげてあるためすっき りとして体裁がよく、設置場所の美観を損ねることがない。 そして、廃棄物の種類に応じて、紙くずやプラスチック包装材は第3の収容箱 Cの投入口11cから、空き缶Dは第1の回収箱Aの投入口11aから、また空 きビンGは第2の回収箱Bの投入口11bから投入すればよい。
【0023】 空き缶Dが投入口11aから投入されると、空き缶Dは図3のように誘導機構 5の載置台5bに乗り、先端はストッパ兼ガイド5gに当接する。このときには プレス機5は非作動にあり、可動プレス板3cは後退位置で待機しており、異物 排出部材3fは可動プレス板3cの下でこれよりも前方に突出している。 前記のように空き缶Dが載置台5bに乗ると、投入検出センサ5aが検出し、 その信号がコントローラ14に送られる。これにより図8のように、プレス機3 の電動モータ3dが作動し、図4のようにカム31とカムフォロア32により可 動側プレス板3bがストローク端まで前進する。この可動側プレス板3cの前進 により、これの両側に取付けられている押圧部材5eも前進し、それによって転 子5dが押され、リンク5cは支点部材5fの枢着点を支点として傾斜状から垂 直状に傾転する。
【0024】 これによって、空き缶Dはストッパ兼ガイド5gの湾曲面に沿って摺動しつつ 姿勢を垂直状に替え、湾曲面の終端から垂直に下がり、可動側プレス板3bの上 に支持される。この状態から、運転の始動時には図5のように一旦可動側プレス 板3cが後退し、空き缶Dは可動側プレス板3bによる支えが喪失するためプレ スルームに落下し、該プレスルーム下部に突出している異物排出部材3fにより 底部が支持される。
【0025】 次いで、可動側プレス板3cが前進することにより空き缶Dは固定側プレス板 3aとの間で押し潰されて圧偏状となる。このときに固定側プレス板3aの材質 検出センサ3eに押し潰された空き缶が接近するため、材質が判断され、その信 号がコントローラ14に送られる。そして、材質に応じて経路変換機構4が作動 される。この実施例では材質検出センサ3eが鉄検出型であり、経路変換機構4 の可動ガイド板4dがノーマル状態でスチール缶用の回収容器E1に向いている 。従って、当該空き缶がスチール缶である場合にはそのままの状態が保持され、 回収容器E1に落下収容される。材質がアルミ缶である場合には、コントローラ 14からロータリソレノイド4eに通電され、それにより支軸40を介して可動 ガイド板4dがたとえば図2の仮想線のように回転し、それが図8の(a)で示 す一定時間保持される。それにより、アルミプレス機3から落下した圧偏アルミ 缶はアルミ缶用の回収容器E2に自動的に落下収容される。
【0026】 以後は図4のように前回投入された空き缶Dが圧偏化されているときに、次の 空き缶Dが垂直状に姿勢が直されて待機し、可動側プレス板3cが戻りストロー クの時に前回の圧偏缶が落下し、同時に待機していた空き缶Dがプレスルームに 落下し受け止められる。
【0027】 そして、誤って投入口11aからスプレー缶などの異物が投入された場合には 、上記のようにプレス機3が作動するが、硬さや径の相違から可動側プレス板3 cは押し切れず、図8(b)のように電動モータ3dはタイマーオフにより止まる 。この信号によりコントローラ14から電動モータ4dに逆転信号が送られ、同 時にロータリソレノイド3gに通電され、それにより可動側プレス板3cが戻り 、異物排出部材3fが後退する。これにより異物は底の支えが無くなるため、プ レスルームから排出される。
【0028】 一方、第2の回収箱Bに空きビンFが投入されると、第1通路部7aにより垂 直状に姿勢が直されつつ落下して行く。このとき該通路には光源8aからカラー センサ8bに光線が走っており、この光線を落下中の空きビンFが横切ることに よって透過光がRGB素子により分解され、その信号がコントローラ16に送ら れ、予め記憶させておいたデータと比較され、3種類の色のいずれかに判別され る。その判別結果から予め設定した図11のシーケンスに基いて経路変換機構9 が制御作動される。
【0029】 この実施例では、判別結果が黒ビンあるいは不定ビンである場合、第2の可動 ガイド板9dに対するロータリソレノイド90dに所要時間たとえば0.6秒通 電され、それにより図10の状態から第2の可動ガイド板9dが仮想線の方向に 一定角度傾動し、第2通路部7bを右側の回収容器G3に通じさせる。また、空 きビンが茶系統である場合には、いずれのロータリソレノイド90c,90dに も通電されない。空きビンが透明・緑系統である場合には、第1の可動ガイド板 9cに対するロータリソレノイド90cに通電され、第1の可動ガイド板9cが 時計方向に傾動することにより第2通路部7bを右側の回収容器G1に通じさせ る。したがって、ビンは自動的に色別に分別されて回収される。
【0030】
【考案の効果】
以上説明した本考案によるときには、単に廃棄物を回収するだけでなく、資源 化に適した分別さらには減容化までも行うことができ、しかも体裁がよく廃棄場 所の状況に適した組合せを容易に行える資源化機能付きの廃棄物回収箱を提供す ることができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分切欠正面図、
【図2】本考案における第1の回収箱の要部断面図、
【図3】第1の回収箱のプレス機部分の拡大図、
【図4】第1の回収箱のプレス機部分の作動状態を示す
拡大図、
【図5】第1の回収箱のプレス機部分の次の作動状態を
示す拡大図、
【図6】第1の回収箱のプレス機の部分切欠平面図、
【図7】第1の回収箱の制御系を示す説明図、
【図8】第1の回収箱の作動を示すタイムチャート図、
【図9】本考案における第2の回収箱の要部断面図、
【図10】第2の回収箱の制御系を示す説明図、
【図11】第2の回収箱の作動を示すタイムチャート図
である。
【符号の説明】
A…第1の回収箱、B…第2の回収箱、1a,1b…箱
体、3…プレス機構、3e…材質検出センサ、E1,E
2…回収容器、4…経路変換機構、7…落下通路、8…
光学的分別機構、9…経路変換機構、G1,G2,G3
…回収容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のいずれかまたは双方の回収箱を備え
    ていることを特徴とする機能付き廃棄物回収箱。前面に
    投入口を設けた箱体内に投入口から装入された缶を圧偏
    するプレス機構と材質検出センサを備えたプレス機を設
    け、このプレス機の下方には複数の収容容器を配すとと
    もに、収容容器とプレス機の間には材質検出センサによ
    る検出情報に応じて缶類の落下経路を変える経路変換機
    構を設けた第1の回収箱。前面に投入口を設けた箱体内
    に落下通路を設けるとともに、下方には複数個の収容容
    器を配し、前記落下通路にはここを通るビン類の色をセ
    ンシングする光学的分別機構を設け、この光学的分別機
    構と前記複数の収容容器の間には、光学的分別機構によ
    るセンシング情報に応じてビン類の落下する経路を変え
    る経路変換機構を設けた第2の回収箱。
JP2172291U 1991-03-13 1991-03-13 機能付き廃棄物回収箱 Pending JPH04109902U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06286805A (ja) * 1992-03-16 1994-10-11 Environmental Prod Corp 物品を収集し、高密度化し、貯蔵する装置
JPH0676205U (ja) * 1993-04-02 1994-10-28 株式会社ダイレクトジャパン 使用済み容器の分別回収装置

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