JPH0410924A - 自動車用シートファブリック - Google Patents
自動車用シートファブリックInfo
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- JPH0410924A JPH0410924A JP2113945A JP11394590A JPH0410924A JP H0410924 A JPH0410924 A JP H0410924A JP 2113945 A JP2113945 A JP 2113945A JP 11394590 A JP11394590 A JP 11394590A JP H0410924 A JPH0410924 A JP H0410924A
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- Japan
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- foamed resin
- base cloth
- layer
- base fabric
- intermediate layer
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、自動車用シートの表皮材として利用されるシ
ートファプリツタに関する。
ートファプリツタに関する。
[従来の技術]
従来の自動車用シートファプリツタとして、第3図に示
すように、基布1bと、該基布1bので面に形成さ扛上
樹脂層2bとからなるものが知られている。こ−こての
樹脂層2bは、第4図に示すように、搬送ローラ4bに
より搬送される基布1bの一面にペースト状の樹脂2C
をドクターナイフ6b(あるいはローラ等)で押込むよ
うにして塗布し、その後屹燥炉7bで乾燥させることに
より形成されている。このように樹脂層2bを形成する
ことにより、基布1bの目止めを行っている。
すように、基布1bと、該基布1bので面に形成さ扛上
樹脂層2bとからなるものが知られている。こ−こての
樹脂層2bは、第4図に示すように、搬送ローラ4bに
より搬送される基布1bの一面にペースト状の樹脂2C
をドクターナイフ6b(あるいはローラ等)で押込むよ
うにして塗布し、その後屹燥炉7bで乾燥させることに
より形成されている。このように樹脂層2bを形成する
ことにより、基布1bの目止めを行っている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、樹脂層2bは軽量である方が好ましい。しか
し、軽量化のため樹脂層2bを薄くすると、基布1b表
面の凹凸に影響を受けやすくなるため、不均一となりし
かも全面にわたって完全な目止めができなくなる。
し、軽量化のため樹脂層2bを薄くすると、基布1b表
面の凹凸に影響を受けやすくなるため、不均一となりし
かも全面にわたって完全な目止めができなくなる。
また、基布1bとして使用される織布等には、組織や密
度あるいは使用糸等との関係により、樹脂層による完全
−な目止めを行う−ことが困難なものがある。例えば、
組織や密度が粗い基布の場合は、樹脂が充分な厚さの被
膜を作ることができず、また、パイル状に糸が飛び出し
ている基布の場合は、その糸が樹脂層にピンホールを作
る状態になる。
度あるいは使用糸等との関係により、樹脂層による完全
−な目止めを行う−ことが困難なものがある。例えば、
組織や密度が粗い基布の場合は、樹脂が充分な厚さの被
膜を作ることができず、また、パイル状に糸が飛び出し
ている基布の場合は、その糸が樹脂層にピンホールを作
る状態になる。
このため、従来は樹脂の塗布量を増加することにより対
処していたが、樹脂の塗布量が増加すると柔軟性がなく
なって風合いを損ねたり、通気性を悪化させる、重量が
重くなる等の問題を生起していた。
処していたが、樹脂の塗布量が増加すると柔軟性がなく
なって風合いを損ねたり、通気性を悪化させる、重量が
重くなる等の問題を生起していた。
本発明は一上記実状に鑑み案出されたものであり、その
技術的課題は、軽量化及び均一かつ完全な目止めを可能
にするとともに、柔軟性及び通気性に優れたシートファ
ブリツタを提供することにある。
技術的課題は、軽量化及び均一かつ完全な目止めを可能
にするとともに、柔軟性及び通気性に優れたシートファ
ブリツタを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明のシートファブリックは、基布と、該基布の一面
を被覆する発泡樹脂層とからなり、該発泡樹脂層は、該
基布の一面に存在する凹部を埋める大きな気泡の中間層
と、該中間層の上方に一体的に形成され圧化された緻密
な気泡の表皮層とからなることを特徴とするものである
。
を被覆する発泡樹脂層とからなり、該発泡樹脂層は、該
基布の一面に存在する凹部を埋める大きな気泡の中間層
と、該中間層の上方に一体的に形成され圧化された緻密
な気泡の表皮層とからなることを特徴とするものである
。
本発明を特徴付ける発泡樹脂層は、ウレタン、ゴム、ア
クリル等の樹脂と、ピロリン酸、ステアリン酸アンモニ
ウム等の高級脂肪酸からなる発泡剤とを任意選択して混
合したペースト状樹脂を発泡機にて発泡させて基布に塗
布し乾燥させることにより形成することができる。・こ
の発泡樹脂層を構成する中間層及び表皮層は、同一の材
料で−・体的に形成することができる。中間層は、50
〜150Q/m’の目付は量で0.05〜0.5mmの
厚さとするのが好ましい。表皮層は、50〜150g/
m2の目付は量で0.05〜0.5mmの厚さとするの
が好ましい。−表皮層は、例えば後述の実施例で示すよ
うに、ローラで加圧することにより気泡を緻密化して形
成することができる。
クリル等の樹脂と、ピロリン酸、ステアリン酸アンモニ
ウム等の高級脂肪酸からなる発泡剤とを任意選択して混
合したペースト状樹脂を発泡機にて発泡させて基布に塗
布し乾燥させることにより形成することができる。・こ
の発泡樹脂層を構成する中間層及び表皮層は、同一の材
料で−・体的に形成することができる。中間層は、50
〜150Q/m’の目付は量で0.05〜0.5mmの
厚さとするのが好ましい。表皮層は、50〜150g/
m2の目付は量で0.05〜0.5mmの厚さとするの
が好ましい。−表皮層は、例えば後述の実施例で示すよ
うに、ローラで加圧することにより気泡を緻密化して形
成することができる。
基布としては、従来と同様に織物、編物等を用いること
ができる。特に本発明においては、例えばモール織物等
表面の凹凸が激しいものの使用が可能となる。
ができる。特に本発明においては、例えばモール織物等
表面の凹凸が激しいものの使用が可能となる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図に本実施例のシートファブリツタの一部拡大断面
図を示し、第2図にその製造工程の説明図を示す。本実
施例のシートファブリツタは、モール織物からなる基布
1と、基布1の一面を被覆する中間層21及び表皮層2
2からなる発′@樹脂層2とで構成されている。
図を示し、第2図にその製造工程の説明図を示す。本実
施例のシートファブリツタは、モール織物からなる基布
1と、基布1の一面を被覆する中間層21及び表皮層2
2からなる発′@樹脂層2とで構成されている。
発泡樹脂層2の中間層21は、基布1の一面に存在する
凹部を埋めるように基布1の全面にわたって厚さ0.2
〜Q、4mmで形成されており、その目付は量は約70
ca/m2−である。この中間層21は、アクリル樹脂
とピロリン酸とを混合したペースト状の発泡樹脂を熱硬
化させて形成したものである。中間層21の内部には、
大きな気泡と基$1の一部の繊維とが混在している。
凹部を埋めるように基布1の全面にわたって厚さ0.2
〜Q、4mmで形成されており、その目付は量は約70
ca/m2−である。この中間層21は、アクリル樹脂
とピロリン酸とを混合したペースト状の発泡樹脂を熱硬
化させて形成したものである。中間層21の内部には、
大きな気泡と基$1の一部の繊維とが混在している。
表皮層22は、中間層21の上面に中間層21と同一の
材料により一体的に形成されている。この表皮層22の
厚さは約0.08〜0.1mmであり、その目付は量は
約60CI/m2である。表皮層22の内部には、圧化
されて緻密となった気泡が形成されている。
材料により一体的に形成されている。この表皮層22の
厚さは約0.08〜0.1mmであり、その目付は量は
約60CI/m2である。表皮層22の内部には、圧化
されて緻密となった気泡が形成されている。
以上のように構成された発泡樹脂層2は、次のようにし
て形成されている。
て形成されている。
帯状の基布1は搬送ローラ4により搬送されて水平方向
にI出され、搬送ローラ4の上方には4〜5倍に発泡し
たペースト状の発泡樹脂2aを供給する供給装置5が配
置されている。そして、搬送される基布1の上面に供給
装置5から発泡樹脂2aが供給されると、その発泡樹脂
2aは、基布1の表面から所定の距離だけ上方に配置さ
れ、基布1には接触しないドクターナイフ6により厚さ
が0.5〜5.□mmの層状となるように塗工される。
にI出され、搬送ローラ4の上方には4〜5倍に発泡し
たペースト状の発泡樹脂2aを供給する供給装置5が配
置されている。そして、搬送される基布1の上面に供給
装置5から発泡樹脂2aが供給されると、その発泡樹脂
2aは、基布1の表面から所定の距離だけ上方に配置さ
れ、基布1には接触しないドクターナイフ6により厚さ
が0.5〜5.□mmの層状となるように塗工される。
次に、力り熱した乾燥炉7を通過することにより発泡樹
脂2aが予備乾燥される。その後、一対のプレスローラ
8により発泡樹脂2a及び基151が上下から加圧され
る。これにより、発泡樹脂2aの基布1側は基布1と密
着するとともに、厚さ方向の大部分に気泡の大きさがほ
とんど変わらない中間層21が形成される。一方、発泡
樹脂2aの上面側部分には、プレスローラ8からの加圧
力を直接受けることにより気泡が緻密化された表皮層2
2が形成される。その後、加熱炉9を1〜2分間通過す
ることにより、表皮層22がキュアされその強度が高め
られる。
脂2aが予備乾燥される。その後、一対のプレスローラ
8により発泡樹脂2a及び基151が上下から加圧され
る。これにより、発泡樹脂2aの基布1側は基布1と密
着するとともに、厚さ方向の大部分に気泡の大きさがほ
とんど変わらない中間層21が形成される。一方、発泡
樹脂2aの上面側部分には、プレスローラ8からの加圧
力を直接受けることにより気泡が緻密化された表皮層2
2が形成される。その後、加熱炉9を1〜2分間通過す
ることにより、表皮層22がキュアされその強度が高め
られる。
以上のように構成された本実施例のシートファブリツタ
は、発泡樹脂層2が多数の気泡を有するため、軽量であ
り、柔軟性及び通気性に富む。また、発泡樹脂層2の中
間層21は、厚みをもって軽量に形成できるため、凹凸
の激しい基布1に対しても均一で滑かな面に形成でき、
かつ完全な目止めが可能となる。さらに中間層21は、
大きい気泡を有することにより基布1の変形に伴う自由
度が大きいため、基布1の触感を向上させることができ
る。そして、緻密な気泡を有する表皮層22は、通気性
を有する一方液体の通過を遮断するため、清涼飲料水等
をシートファブリックの上にこぼしたとしても、それが
裏側まで透過するのを防止できる。
は、発泡樹脂層2が多数の気泡を有するため、軽量であ
り、柔軟性及び通気性に富む。また、発泡樹脂層2の中
間層21は、厚みをもって軽量に形成できるため、凹凸
の激しい基布1に対しても均一で滑かな面に形成でき、
かつ完全な目止めが可能となる。さらに中間層21は、
大きい気泡を有することにより基布1の変形に伴う自由
度が大きいため、基布1の触感を向上させることができ
る。そして、緻密な気泡を有する表皮層22は、通気性
を有する一方液体の通過を遮断するため、清涼飲料水等
をシートファブリックの上にこぼしたとしても、それが
裏側まで透過するのを防止できる。
なお、本実施例及び従来のシートファブリックについて
通気度試験方法J l5L1096Aにより通気度を測
定して比較した。その結果、気泡をもたない樹脂層で目
止めされた従来のシートファプリツタは、約1m父/c
m’ /秒であった。これに対して、本実施例のものは
約2.5〜7.5m!12/Cm27秒であり、通気性
に優れることが確認された。
通気度試験方法J l5L1096Aにより通気度を測
定して比較した。その結果、気泡をもたない樹脂層で目
止めされた従来のシートファプリツタは、約1m父/c
m’ /秒であった。これに対して、本実施例のものは
約2.5〜7.5m!12/Cm27秒であり、通気性
に優れることが確認された。
[発明の効果]
本発明のシートファプリツタは、基布の一面に存在する
凹部を埋める大きな気泡の中間層と、該中間層の上方に
一体的に形成され圧化された緻密な気泡の表皮層とから
なる発泡樹脂層を有するため、軽量化及び均一かつ完全
な目止めが可能になるとともに、柔軟性及び通気性に優
れる。
凹部を埋める大きな気泡の中間層と、該中間層の上方に
一体的に形成され圧化された緻密な気泡の表皮層とから
なる発泡樹脂層を有するため、軽量化及び均一かつ完全
な目止めが可能になるとともに、柔軟性及び通気性に優
れる。
第1図及び第2図は本発明の実施例に係り、第1図はシ
ートファブリックの断面図、第2図はその製造工程を模
式的に示す説明図である。第3図及び第4図は従来例に
係り、第3図はシートファプリツタの断面図、第4図は
その製造工程を模式的に示す説明図である。 1・・・基布 2・・・発泡樹脂層21・・
・中間層 22・・・表皮層特許出願人 豊田
紡織株式会社 同 コーチツク株式会社
ートファブリックの断面図、第2図はその製造工程を模
式的に示す説明図である。第3図及び第4図は従来例に
係り、第3図はシートファプリツタの断面図、第4図は
その製造工程を模式的に示す説明図である。 1・・・基布 2・・・発泡樹脂層21・・
・中間層 22・・・表皮層特許出願人 豊田
紡織株式会社 同 コーチツク株式会社
Claims (1)
- (1)基布と、該基布の一面を被覆する発泡樹脂層とか
らなり、 該発泡樹脂層は、該基布の一面に存在する凹部を埋める
大きな気泡の中間層と、該中間層の上方に一体的に形成
され圧化された緻密な気泡の表皮層とからなることを特
徴とする自動車用シートファブリツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113945A JPH0410924A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 自動車用シートファブリック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113945A JPH0410924A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 自動車用シートファブリック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410924A true JPH0410924A (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=14625144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113945A Pending JPH0410924A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 自動車用シートファブリック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410924A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06228933A (ja) * | 1993-02-04 | 1994-08-16 | Setouchi Kinmo Shoko Kk | 石詰用かごマット及びその施工方法 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2113945A patent/JPH0410924A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06228933A (ja) * | 1993-02-04 | 1994-08-16 | Setouchi Kinmo Shoko Kk | 石詰用かごマット及びその施工方法 |
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