JPH04108846U - 電子管用の陰極構造体 - Google Patents

電子管用の陰極構造体

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Publication number
JPH04108846U
JPH04108846U JP1991107801U JP10780191U JPH04108846U JP H04108846 U JPH04108846 U JP H04108846U JP 1991107801 U JP1991107801 U JP 1991107801U JP 10780191 U JP10780191 U JP 10780191U JP H04108846 U JPH04108846 U JP H04108846U
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JP
Japan
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cathode
sleeve
fixing
cap
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991107801U
Other languages
English (en)
Inventor
李慶相
Original Assignee
株式会社金星社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社金星社 filed Critical 株式会社金星社
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J1/00Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J1/02Main electrodes
    • H01J1/13Solid thermionic cathodes
    • H01J1/20Cathodes heated indirectly by an electric current; Cathodes heated by electron or ion bombardment
    • H01J1/26Supports for the emissive material

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Solid Thermionic Cathode (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 陰極スリーブの下端部とヒーターとの間の放
電の現象を解決してヒーターの断線が発生されない陰極
構造体を提供する。 【構成】 電子放射物質(24)が塗布された陰極キャ
ップ(23)と前記陰極キャップの下部に装着される円
筒形の陰極スリーブ(22)と、陰極キャップに熱を伝
達するためのヒーター(25)と、前記陰極スリーブの
一部を受納する陰極ホルダー(21)と、前記陰極スリ
ーブを陰極ホルダーに固定するために円筒形の固定部
(27)と固定部で延長された多数個の連結アーム(2
8)とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子管用の陰極構造体に関するもので、特に陰極ホルダーと陰極スリ ーブを固定連結する連結口の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な電子管用の陰極構造体は、図1に図示のように、加熱されると電子を 放出する電子放射物質14が塗布された陰極キャップ13と、前記陰極キャップ に熱を伝達するためのヒーターと、前記ヒーターで発生する熱を輻射するための ニッケルークロムの合金の円筒形の陰極スリーブ12、陰極スリーブの外部に提 供される陰極ホルダー11、そして陰極スリーブ12を陰極ホルダー11に固定 するための複数個の金属リボン16とから構成される。
【0003】 前記金属リボン16の一端部は陰極スリーブ12の下端部に、他端部は陰極ホ ルダー11に上部面に固定されて陰極スリーブは陰極ホルダーに固定される。こ のように陰極リボン16で陰極スリーブを陰極ホルダーに固定するのは陰極スリ ーブ12に伝導されたヒーターの熱が陰極ホルダー11に容易に伝導されないよ うにするためである。
【0004】 ヒーターから伝達される熱を可能な限り熱の損失のなしに電子放射物質14が 塗布された陰極キャップ13に伝達するのは重要なことであり、これはヒーター の消費電力を節減し、電子管のスクリーン上に画像が出現するときまでの出画時 間を短縮させ、陰極ホルダーの温度を低温にして陰極の熱変化による陰極電流の 変化を減少させる利点があるものである。このような目的として陰極スリーブを 黒化処理して熱の輻射率を向上させる方法を使用する場合もある。陰極スリーブ をニッケル−クロムの合金で成形し、これを湿式の水素雰囲気の中でニッケル成 分を酸化させることによって黒化処理する場合もある。そして、図1Aおよび図 1Bに図示のように、金属リボンで陰極スリーブを陰極ホルダーに固定させるこ とによって熱の伝導による熱の損失を減少させる場合もある。
【0005】 しかし、上述のように単純に多数個の金属リボン16を陰極スリーブ12の下 端部および陰極ホルダー11の上部に固定するのは下記のような問題点がある。 即ち、陰極スリーブ12の下端部に固定される金属リボン16によって陰極スリ ーブ12の下端部に多数個の突出部17が形成される。電子管内で陰極を動作さ せると陰極からは電源の供給による電界が形成されるが、金属リボン16と陰極 スリーブ12の接合部である突出部17で電界の集中現象が発生されてヒーター 15と陰極スリーブの下端の突出部17との間で放電が容易に発生され、これに 因ってヒーター15が容易に断線される場合もあったのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は陰極スリーブの下端部とヒーターとの間の放電の現象を解決し てヒーターの断線が発生されない安定された陰極構造体を提供するものであり、 そしてヒーターの熱が陰極ホルダーに伝導されるのを防止して効率的でありなが らも経済的な陰極構造体を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による陰極構造体は電子放射物質が塗布された陰極キャップと、前記陰 極キャップの下部に連設される円筒形の陰極スリーブと、前記陰極キャップに熱 を伝達するために陰極スリーブ内に設置されるヒーターと、陰極スリーブの外部 で陰極スリーブを固定するための陰極ホルダーと、前記陰極スリーブの下端部を 固定し、電界分散のための陰極スリーブの固定手段と、前記固定手段から延長さ れ陰極ホルダーに固定される連結アームとから構成される。
【0008】 本考案の目的と利点は実施例を図示の図面およびその説明によってもっと明白 になるであろう。
【0009】
【実施例】 図2Aに図示のように、本考案一実施例の陰極構造体は電子放射物質24が塗 布された陰極キャップ23と、前記陰極キャップ23の下部に連設される円筒形 の陰極スリーブ22と、前記陰極キャップ23に熱を伝達するために陰極スリー ブ22内に設置されるヒーター25と前記陰極スリーブの外部で陰極スリーブを 固定するために提供される陰極ホルダー21と、前記陰極スリーブ22の下端部 を固定し、電界の分散のための陰極スリーブの固定手段と、固定手段から延長さ れ陰極ホルダーに固定される複数個の連結アームとから構成される。前記支持部 材26は陰極スリーブ22の下端部が嵌めこまれて固定される円筒形のスリーブ の固定手段27と前記固定手段から延長され陰極ホルダー21の上部面に固定さ れる多数個の連結アーム28、28′、28″、が一体的に成形される。陰極ホ ルダー21の内部に陰極スリーブ22の下部が所定の間隔に位置すると前記支持 部材26の円筒形の固定手段27に陰極スリーブ22の下端部が嵌めこまれて陰 極スリーブが固定され、円筒形の固定部から放射状に延長された複数個の連結ア ーム28、28′、28″、は陰極ホルダー21の上部面に固定されて本考案の 陰極構造体は完成される。
【0010】 上述のように構成される本考案一実施例の陰極構造体に電源が印加されて陰極 スリーブ内のヒーターが発熱すると、陰極キャップ23の上部に塗布された電子 放射物質24から電子が放出される。そして、本考案によると陰極スリーブと陰 極ホルダーを固定連結する支持部材は陰極スリーブの外周面と同一な形状の円筒 形のスリーブの固定部27によって陰極スリーブが固定されるので、従来の金属 リボンによって陰極スリーブの固定時に発生する部分的な突出部が発生されない 。したがって、電子管の作動時の電界が部分的に集中する電界の集中現象が発生 されず、これに因る放電が発生されないでヒーターの断線も防止される。
【0011】 本考案は図面に図示の一実施例を通じて説明したが、本考案の思想による範囲 に逸脱しない範囲内で本考案が属する当業者においてはもっと多種の変形が可能 であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】1Aは従来の陰極構造体の縦断面図、1Bは1
AのA−A線の断面図である。
【図2】2Aは本考案一実施例の陰極構造体の縦断面
図、2Bは2AのB−B線の断面図である。
【符号の説明】
11,21 陰極ホルダー 12,22 陰極スリーブ 13,23 陰極キャップ 14,24 電子放射物質 15,25 ヒーター 16 金属リボン 27 スリーブ固定手段 28 連結アーム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱されると電子を放出する電子放射物
    質が塗布された陰極キャップと、前記陰極キャップの下
    端部に連設される円筒形の陰極スリーブと、前記陰極キ
    ャップに熱を伝達するために陰極スリーブ内に設置され
    るヒーターと、前記陰極スリーブの外部で陰極スリーブ
    を固定するための陰極ホルダーと、前記陰極スリーブの
    下端部を固定し、電界分散のための陰極スリーブの固定
    手段、そして前記固定手段から延長される陰極ホルダー
    に固定される連結アームとから構成されることを特徴と
    する電子管用の陰極構造体。
  2. 【請求項2】 前記スリーブの固定手段は陰極スリーブ
    を受納して固定する円筒形に形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子管用の陰極構造体。
  3. 【請求項3】 前記陰極スリーブの固定手段と前記連結
    アームが一体形に構成されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の電子管用の陰極構造体。
JP1991107801U 1990-12-29 1991-12-27 電子管用の陰極構造体 Pending JPH04108846U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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KR900021699 1990-12-29
KR90-21699 1990-12-29

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JPH04108846U true JPH04108846U (ja) 1992-09-21

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ID=31713047

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JP1991107801U Pending JPH04108846U (ja) 1990-12-29 1991-12-27 電子管用の陰極構造体

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JP (1) JPH04108846U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130427A (en) * 1980-03-14 1981-10-13 Kubota Ltd Heat treatment of high alloy composite cast iron roll of which outside shell base structure consists of bainite and martensite

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3333138A (en) * 1965-01-11 1967-07-25 Rauland Corp Support assembly for a low-wattage cathode

Patent Citations (1)

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JPS56130427A (en) * 1980-03-14 1981-10-13 Kubota Ltd Heat treatment of high alloy composite cast iron roll of which outside shell base structure consists of bainite and martensite

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Publication number Publication date
US5291096A (en) 1994-03-01

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960213