JPH04107793U - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JPH04107793U
JPH04107793U JP1654891U JP1654891U JPH04107793U JP H04107793 U JPH04107793 U JP H04107793U JP 1654891 U JP1654891 U JP 1654891U JP 1654891 U JP1654891 U JP 1654891U JP H04107793 U JPH04107793 U JP H04107793U
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chassis
storage
boom
space
workbench
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JP1654891U
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晃 西谷
隆雄 金沢
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株式会社アイチコーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高所作業車の車台上に十分な収納スペースを
確保し、作業台への乗り降りも容易にする。 【構成】 トラックTにおける運転キャビン12の後方
に設けられた車台11の前部に旋回台13を取り付け、
旋回台13に起伏自在にブーム14を枢着し、ブーム1
4の先端に作業台15を取り付ける。車台11上の前端
部から中間部にかけて、車台11と同等な幅を有し、そ
の内部空間18dが、旋回台13の周囲を除いて幅方向
に連続する第一の収納部18と、その後方から車台11
の後端部にかけて、車台11上における一方の側端部後
方に幅方向に一部のスペースSを残して第二の収納部2
8を設け、作業台15を、旋回台13およびブーム14
の作動により収納部28の上方に格納し、スペースS
に、車台11と格納状態にある作業台15との乗降に用
いる階段30を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配電工事や建設工事等に広く用いられる高所作業車に関する。なお 、本考案にいう「階段」とは、手で身体を支えなくても楽に昇降できるものをい い、通常手で身体を支えながら昇降する「梯子」と区別される。
【0002】
【従来の技術】
上記のような高所作業車には、車台(トラックにおける荷台に相当する部分) 上に、上記工事に使用される工具等をできるだけ多く収納できるように、大型収 納庫(大型工具箱ともいう)が設けられることが多い。 例えば、図4および図5に示した高所作業車40では、運転キャビン42の後 方に設けられた車台41の前部中央に、運転キャビン42の天井面より高く延び る旋回台43が取り付けられ、その旋回台43の上端部には起伏等自在なブーム 44が取り付けられ、そのブーム44の先端には作業台45が取り付けられてお り、作業台45に搭乗した作業者が、旋回台43およびブーム44の作動により 、任意の高所に移動して工事を行うことができるようになっている。さらに、車 台41上における旋回台43の周囲を除くほぼ全面にわたって、運転キャビン4 2とほぼ同等の幅および高さの大型収納庫48が取り付けられている。なお、こ の大型収納庫48は、その内部に車台41の幅方向に連続する空間を有しており 、かなり大きな工具等を収納することができるようになっている。また、図のよ うに大型収納庫48の両側面には扉48dが設けられ、いずれの側面側からでも 収納物を出し入れすることができ、便利である。 なお、この高所作業車40では、作業台45は、旋回台43およびブーム44 の作動により上記大型収納庫48の後部上方に格納されるようになっている。
【0003】 一方、図6および図7に示した高所作業車60では、上述の高所作業車40と 同様に、車台61の前部中央に、運転キャビン62の天井面より高く延びる旋回 台63が取り付けられ、その上端部に起伏等自在なブーム64が取り付けられ、 そのブーム64の先端に作業台65が取り付けられている。ただし、運転キャビ ン62とほぼ同等の高さを有する大型収納庫68は、旋回台63を挟んで車台6 1の幅方向両側に分割されて取り付けられており、一方の収納庫(以下、大収納 庫という)68aは、車台61の右前端部から右後端部にかけて取り付けられ、 他方の収納庫(以下、小収納庫という)68bは車台61の左前端部から左中間 部にかけて取り付けられている。 なお、この高所作業車60では、ブーム64が上記両収納庫68a,68bの 背面間のスペースに起伏下げ作動によって挿入され、作業台65は、上記大収納 庫68aの後部背面および小収納庫68bの後端面に囲まれたスペースに格納さ れる。このため、作業者は、このように車台61に対して低い位置まで下げられ た作業台65と車台61との間で比較的楽に乗り降りすることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のものでは、作業台45が車台41に対して高い位置に格 納されるため、車台41(ないし地上)とその作業台45との間での乗り降りは 、大型収納庫48の後端部に垂直に取り付けられた梯子49を用いて行わなけれ ばならず、作業者にとって乗り降りしずらいという問題がある。特に、例えば、 作業台45上に様々な工具等を手に持って上がりたいような場合でも、梯子49 に対して身体を支えるのに手がふさがってしまうためスムーズにことが運ばない ことが多い。 一方、後者のものでは、ブーム64および作業台65の格納スペース分だけ収 納庫に使用できるスペースが狭くなるため、前者のものと比較してかなり収納容 量が少なくなってしまうという問題がある。
【0005】 本考案は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、車台上に十分な収納スペ ースを確保できるとともに、作業台への乗り降りも容易に行えるようにした高所 作業車を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案の高所作業車は、トラックにおける運転 キャビンの後方に設けられた車台の前部に、車台に対して旋回自在な旋回台を取 り付け、この旋回台の上部に起伏自在にブームを枢着し、このブームの先端に作 業台を取り付けるとともに、車台上における前端部から中間部にかけて、車台と 同等な幅を有し、その内部に、旋回台の周囲を除いて幅方向に連続する空間を有 する第一の収納部と、この第一の収納部の後方から車台の後端部にかけて、その 車台上における一方の側端部後方に幅方向に一部のスペースを残して第二の収納 部を設け、上記作業台が、旋回台およびブームの作動によって第二の収納部の上 方に格納されるようにして、さらに、上記一部のスペースには、車台と格納され た状態にある作業台との間での乗り降りに用いられる階段を備えて構成している 。
【0007】
【作用】
このような高所作業車では、例えば、第一の収納部および第二の収納部を、運 転キャビンとほぼ同等の高さに設定することにより、図4に示した高所作業車4 0に比べて、階段を取り付けた上記一部のスペース分の(そのうち階段の下側等 にも収納スペースを設ければさらに少ない)収納容量の減少のみに抑えることが できる。一方、車台と格納された作業台との間での乗り降りは、階段を使って、 楽に、かつ工具等を手に持ちながら行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 本考案に係る高所作業車10は、図1〜図3に示すように、トラックTにおけ る運転キャビン12の後方に設けられた車台11の前部中央に、その車台11に 対して旋回が自在、かつ運転キャビン12の天井面よりも高く延びる旋回台13 が取り付けられ、この旋回台13の上部には、伸縮自在に構成されたブーム14 が起伏自在に枢着され、さらに、そのブーム14の先端には、水平方向に首振自 在に作業台15が取り付けられて構成されている。
【0009】 また、上記車台11上における前端部から中間部にかけては、車台11と同じ 幅を有し、かつ運転キャビン12の天井面とほぼ同じ高さを有する第一収納庫1 8が設けられている。 ここで、第一収納庫18の前部は、旋回台13を挟んで車幅方向に両側方に分 割されているが、その後部の内部空間18aは、上下方向のみならず、幅方向に も途中で仕切られることなく連続している。このため、この第一収納庫18内に は、高さ・幅・奥行きともかなり大きな工具等を収納することができる。なお、 第一収納庫18の両側面には、扉18d,18dが設けられており、いずれの側 からも収納物を出し入れすることができる。 また、この第一収納庫18の後端部から車台11の後端部にかけて、第二収納 庫28が設けられている。ここで、この第二収納庫28は、その左側方、即ち、 車台11上における左側端部の後方に幅方向に一部のスペース(以下、小幅スペ ースSという)を残して(例えば、車台11の幅よりは小さく、少なくとも車台 11の半分を越える幅を有して)、車台11の右側に偏るように設けられている 。また、この第二収納庫28は、上記第一収納庫18よりも一段低い高さを有し ている。なお、この第二収納庫28の内部空間は、上下および幅方向に数区画に 区切られ、各区画に取り付けられた扉(付番せず)を開閉して、比較的小さな工 具等を整理して収納することができる。
【0010】 ところで、この高所作業車10では、上記作業台15は、ブーム14が全縮状 態とされ、かつ右斜め後方に旋回され、さらに、そのブーム14に対して自らを 右方向いっぱいに首振させた状態で、ブーム14が水平よりも若干低く起伏下げ 作動されることにより、上記第二収納庫28の上方(ただし、車台11の上方中 央に納まるように)、かつ上記第一収納庫18よりもその床面15fが若干低い 高さに位置するように格納される。ところが、このように作業台15が地上から かなり高い位置に格納されるため、その作業台15に対する乗り降りが困難とな ることが考えられる。
【0011】 しかしながら、この高所作業車10では、前述の小幅スペースSに、階段30 を取り付けている。この階段30は、車台11上における後端部に設けられた第 一ステップ31と、上記第一収納庫18の後端部に近接してその第一収納庫18 の天井面と同じ高さに設けられた第五ステップ35と、第一ステップ31から第 五ステップ35までの間に、順に高くなるように配設された第二、第三および第 四ステップ32,33,34とからなり、隣合うステップ間の段差および前後距 離は、少なくとも作業者が、普通の状態で、手で身体を支えなくても昇降できる ように設定されている。ただし、安全のため、一応階段の外側には手すり37が 設けられている。さらに、上述したような位置に第五ステップ35が設けられて いるため、この第五ステップ35は、格納状態にある作業台15の床面15fよ りも高い位置に位置することになる。このため、第五ステップ35と作業台15 との間での乗り降りが容易となるのである。 このような階段30を用いることにより、作業者は、車台11と格納状態にあ る作業台15との間での乗り降りを楽に行うことができ、さらには、例えば、工 具等を手に持ったままその乗り降りを行うことも可能となる。また、この高所作 業車10のリヤバンパRBにおける左端部上面には、地上と車台11との間で乗 り降りするのに用いられる補助ステップ36が設けられており、その乗り降りも 容易に行えるようになっている。
【0012】 なお、第二ステップ32は、小幅スペースS内において上記第一収納庫18の 後端部から後方に延びる第三収納庫38の後端部上面を利用して設けられたもの である。このように第二ステップ32から第五ステップ35の下側を収納スペー スとして用いることにより、さらに車台11上における工具等の収納容量を増加 させることができる。また、第三収納庫38の高さをそれほど必要としない場合 には、第三収納庫38を車台11の後端部まで延ばして、その収納容量を増やす 一方、第一ステップ31を省略してもよい。この場合には、第三収納庫38の上 面も、請求項にいう「車台」の一部とみなすものとする。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案の高所作業車では、車台上に、内部に車幅方向に連続す る空間を有する第一の収納部と、側方に幅方向に一部のスペースを残す分だけ幅 が制限された第二の収納部とを備えるため、大型その他の工具等を収納するのに 十分なスペースを車台上に確保することができる一方、上記一部のスペースに取 り付けられた階段を用いることにより、車台とその第二の収納部の上方に格納さ れた作業台との間での乗り降りを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る高所作業車の側面図である。
【図2】上記高所作業車の平面図である。
【図3】上記高所作業車の背面図である。
【図4】従来の高所作業車の側面図である。
【図5】上記高所作業車の大型収納庫の平面図である。
【図6】従来の高所作業車の側面図である。
【図7】上記高所作業車の大型収納庫の平面図である。
【符号の説明】
11 車台 12 運転キャビン 13 旋回台 14 ブーム 15 作業台 18 第一収納庫 28 第二収納庫 30 階段 36 補助ステップ 38 第三収納庫 S 小幅スペース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックにおける運転キャビンの後方に
    設けられた車台の前部に取り付けられ、前記車台に対し
    て旋回自在な旋回台と、この旋回台の上部に起伏自在に
    枢着されたブームと、このブームの先端に取り付けられ
    た作業台とを備えてなる高所作業車であって、前記車台
    上における前端部から中間部にかけて、前記車台と同等
    な幅を有して設けられ、その内部に、前記旋回台の周囲
    を除いて幅方向に連続する空間を有する第一の収納部
    と、この第一の収納部の後方から前記車台の後端部にか
    けて、前記車台上における一方の側端部後方に幅方向に
    一部のスペースを残して設けられた第二の収納部とを備
    え、前記作業台は、前記旋回台及び前記ブームの作動に
    より前記第二の収納部の上方に格納されるようになって
    おり、さらに、前記一部のスペースには、前記車台と格
    納された状態にある前記作業台との間での乗り降りに用
    いられる階段が備えられていることを特徴とする高所作
    業車。
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JP4854318B2 (ja) * 2005-04-06 2012-01-18 株式会社アイチコーポレーション 高所作業車
JP4854342B2 (ja) * 2005-05-13 2012-01-18 株式会社アイチコーポレーション 高所作業車の地上乗込制御装置

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