JPH04107130U - 保冷・保温用飲料缶等保持具 - Google Patents
保冷・保温用飲料缶等保持具Info
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- JPH04107130U JPH04107130U JP1648591U JP1648591U JPH04107130U JP H04107130 U JPH04107130 U JP H04107130U JP 1648591 U JP1648591 U JP 1648591U JP 1648591 U JP1648591 U JP 1648591U JP H04107130 U JPH04107130 U JP H04107130U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車等の冷温風の吹出口部から吹き出す冷
風又は温風を利用して飲料缶等を冷却又は加温させる保
冷・保温用飲料缶等保持具を提供する。 【構成】 保冷・保温用飲料缶等保持具Aは、径の異な
る飲料缶の窪み部に差込み自在なC字型保持部材15,
16を備えた保持具本体10と、該保持具本体10に着
脱自在に取り付けられると共に、冷温風の吹出口部に取
付自在な係止部材25,25を備えた取付体20とから
構成される。上段のC字型保持部材15に飲料缶Bの窪
み部を差し込むことにより飲料缶Bが保持される。
風又は温風を利用して飲料缶等を冷却又は加温させる保
冷・保温用飲料缶等保持具を提供する。 【構成】 保冷・保温用飲料缶等保持具Aは、径の異な
る飲料缶の窪み部に差込み自在なC字型保持部材15,
16を備えた保持具本体10と、該保持具本体10に着
脱自在に取り付けられると共に、冷温風の吹出口部に取
付自在な係止部材25,25を備えた取付体20とから
構成される。上段のC字型保持部材15に飲料缶Bの窪
み部を差し込むことにより飲料缶Bが保持される。
Description
【0001】
本考案は、自動車等の冷温風の吹出口部から吹き出す冷風や温風を利用して飲
料缶等を冷却又は加温させる保冷・保温用飲料缶等保持具に関する。
【0002】
従来における保冷・保温用飲料缶等保持具としては、例えば、飲料缶等の胴体
を挟持するホルダーからなる保持具本体と、該保持具本体に取り付けられると共
に、冷温風の吹出口部に取付自在となる取付体とを備えたものが知られていた(
実開昭62−36834号公報)。
【0003】
しかしながら、上記実開昭62−36834号公報に開示の保冷・保温用飲料
缶等保持具にあっては、飲料缶全体をホルダーにより保持するものであるので、
該保持具が自動車のインストルメントパネルに設けられた冷温風吹出部に取り付
けられた場合には、車内又は車外への出入りに邪魔になり、衣服等を損傷すると
いう課題があった。また、上記保持具を構成するホルダーは通風開口部を有する
有底筒状のものであるので、飲料缶に直接当たる冷温風が通風開口部以外の隔壁
により遮断されて保冷又は保温の効率が低いという課題があった。
本考案は、このような従来の課題に鑑み、これを解消するためになされたもの
であり、自動車の冷温風吹出部に取り付けられた場合でも車内又は車外への出入
りに邪魔になることがなく、また、飲料缶全体に冷温風が直接当たる保冷・保温
用飲料缶等保持具を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は、このような従来の課題を解消し、所期の目的を達成するためになさ
れたものであり、その要旨とする構成は、飲料缶等を保持する保持具本体と、該
保持具本体に取り付けられると共に、冷温風の吹出口部に取付自在となる取付体
とを備えた保冷・保温用飲料缶等保持具において、前記保持具本体には飲料缶等
の窪み部に差込み自在なC字型保持部材を少なくとも一つ備えたことを特徴とし
てなる保冷・保温用飲料缶等保持具に存する。前記C字型保持部材を前記保持具
本体に所定間隔を隔てて二つ備え、該夫々のC字型保持部材は径の異なる飲料缶
等の窪み部に差込み自在とすることが好ましい。また、前記取付体に前記保持具
本体の取付位置を調整自在に取り付けることが好ましい。
【0005】
このように構成された保冷・保温用飲料缶等保持具によれば、冷温風の吹出口
部にこの保持具を取り付ければ、冷温風吹出口部から吹き出す冷風や温風が保持
具本体に少なくとも一つ備えた飲料缶等の窪み部に差込み自在なC字型保持部材
で保持された飲料缶等に直接吹き付けられ、該飲料缶等は冷却又は加温される。
また、前記C字型保持部材を前記保持具本体に所定間隔を隔てて二つ備え、該
夫々のC字型保持部材を径の異なる飲料缶等の窪み部に差込み自在なものとすれ
ば、径の異なる二種類以上の飲料缶のうちの一つを保持することができる。さら
に、前記取付体に前記保持具本体の取付位置を調整自在に取り付ければ、飲料缶
等を保持する保持スペースの有効利用が図られることとなる。
【0006】
次に、本考案の実施の一例を図面を参照して詳細に説明する。
図中Aは、本考案に係る保冷・保温用飲料缶等保持具であり、該保冷・保温用
飲料缶等保持具Aは、飲料缶等を保持する保持具本体10と、該保持具本体10
に取り付けられると共に、冷温風の吹出口部に取付自在となる取付体20とから
構成される。
前記保持具本体10は、両側壁部11,11に多数の調整溝12を有すると共
に、該両側壁部11,11間に通風開口13を有する台部14と、該台部14に
一体的に設けられた飲料缶等の窪み部に差込み自在な二種類のC字型保持部材1
5,16とから構成される。該C字型保持部材15,16は所定間隔を隔てて配
置されており、該夫々のC字型保持部材15,16は径の異なる飲料缶等の窪み
部に差込み自在とするものであり、上記上段のC字型保持部材15は径の小さい
飲料缶等を対象とするものであり、上記下段のC字型保持部材16は径の大きい
飲料缶等を対象とするものでる。また、該夫々のC字型保持部材15,16の両
先端部には、スリット15a,16aが設けられ、該スリット15a,16aに
より飲料缶等の差込み又は抜取りを容易にしている。さらに、該夫々のC字型保
持部材15,16の内縁部を傾斜面として飲料缶等の窪み部への差込みを容易に
している。
【0007】
前記取付体20は、前記保持具本体10を取り付けるための取付受部21と、
枠部22とを備え、上記取付受部21の両内壁部には前記保持具本体10におけ
る多数の調整溝12の一つに嵌合自在な嵌合壁23,23が設けられると共に、
上記枠部22には一対の取付孔24,24が設けられている。該一対の取付孔2
4,24には冷温風の吹出口部に取り付けるための係止部材25,25が固着さ
れている。該係止部材25,25は、バネ性を有するクリップから構成され、該
夫々の係止部材25,25は、止め具26、座金27,27及び止め受金具28
により前記一対の取付孔24,24に固着されるものである。
【0008】
このように構成される本実施例の保冷・保温用飲料缶等保持具Aの使用につい
て図1及び図4等を参照して説明する。
自動車等における冷温風の吹出口部の取付部30に取付体20の係止部材25
,25を取り付けることにより当該保持具Aが取り付けられる。保持具本体10
のC字型保持部材15に飲料缶Bを保持させることにより、吹出口部から送風さ
れる冷風又は温風が通風開口13等を通過して飲料缶B全体に直接当り、飲料缶
Bが冷却又は加温される。当該保持具Aでは、径の異なる飲料缶、例えば250
ml缶又は350ml缶であってもC字型保持部材15,16の何れか一つに当該飲
料缶を保持することができるので、一つの保持具で二種類の飲料缶を保持するこ
とができ、取り扱いが便利となる。また、前記取付体20の嵌合壁23,23に
前記保持具本体10の両側壁部11,11に設けた多数の調整溝12,12のう
ちの一つを選択して取り付ければ、該取付体20に前記保持具本体10の取付位
置を調整自在に取り付けることができるので、飲料缶Bの保持スペースの有効利
用が図られることとなる。
【0009】
本考案は、上述のように構成され、使用されるものであるが、前述の実施例に
限定されるものではなく、本考案の基本的技術思想の範囲で種々の設計変更及び
使用が可能である。例えば、前記実施例において前記保持具本体10にC字型保
持部材15,16を二つ備えたが、該C字型保持部材は前記保持具本体10に一
つ又は三つ以上あってもよい。また、前記取付体20に前記保持具本体20の取
付位置を調整自在に取り付けたが、該取付体20と保持具本体10とを一体的に
設けてもよいものである。さらに、前記取付部材25をバネ性を有するクリップ
から構成したが、冷温風の吹出口部に取付自在にできるものであれば、上記クリ
ップに限定されず、例えば、吸盤、ネジ部材であってもよい。
【0010】
本考案の保冷・保温用飲料缶等保持具によれば、冷温風の吹出口部にこの保持
具を取り付ければ、冷温風吹出口部から吹き出す冷風や温風が保持具本体に少な
くとも一つ備えた飲料缶等の窪み部に差込み自在なC字型保持部材で保持された
飲料缶等の全体に直接吹き付けられ、該飲料缶等は冷却又は加温されることとな
り、従って、従来の保持具に較べて場所をとらず、取り扱いが便利となる利点を
有する。
また、前記C字型保持部材を前記保持具本体に所定間隔を隔てて二つ備え、該
夫々のC字型保持部材を径の異なる飲料缶等の窪み部に差込み自在なものとすれ
ば、一つの保持具で径の異なる二種類以上の飲料缶のうちの一つを保持すること
ができる利点を有する。さらに、前記取付体に前記保持具本体の取付位置を調整
自在に取り付ければ、飲料缶等を保持する保持スペースの有効利用が図られる利
点を有する。
さらにまた、本考案の保冷・保温用飲料缶等保持具は構造も単純であるため大
量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給することができるものとな
っている。
このように本考案は優れた利点を有しているものであり、本考案を実施するこ
とはその実益的価値が甚だ大なるものがある。
【図1】本考案の実施の一例を示す斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】保持具本体の底面図である。
【図4】本考案の使用状態を示す平面図である。
【図5】同使用状態を示す断面図である。
A 保冷・保温用飲料缶等保持具
B 飲料缶
10 保持具本体
15,16 C字型保持部材
20 取付体
25 係止部材
Claims (3)
- 【請求項1】 飲料缶等を保持する保持具本体と、該保
持具本体に取り付けられると共に、冷温風の吹出口部に
取付自在となる取付体とを備えた保冷・保温用飲料缶等
保持具において、前記保持具本体には飲料缶等の窪み部
に差込み自在なC字型保持部材を少なくとも一つ備えた
ことを特徴としてなる保冷・保温用飲料缶等保持具。 - 【請求項2】 前記C字型保持部材は前記保持具本体に
所定間隔を隔てて二つ備え、該夫々のC字型保持部材は
径の異なる飲料缶等の窪み部に差込み自在となる請求項
1に記載の保冷・保温用飲料缶等保持具。 - 【請求項3】 前記取付体に前記保持具本体の取付位置
を調整自在に取り付けた請求項1又は2に記載の保冷・
保温用飲料缶等保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1648591U JPH04107130U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 保冷・保温用飲料缶等保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1648591U JPH04107130U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 保冷・保温用飲料缶等保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107130U true JPH04107130U (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31903489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1648591U Pending JPH04107130U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 保冷・保温用飲料缶等保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04107130U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6171235A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-04-12 | ジエームス バリー ハーパー | 飲食容器の支持具 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1648591U patent/JPH04107130U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6171235A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-04-12 | ジエームス バリー ハーパー | 飲食容器の支持具 |
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