JPH04106A - 燃料流体の磁場通過装置 - Google Patents
燃料流体の磁場通過装置Info
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- JPH04106A JPH04106A JP9850090A JP9850090A JPH04106A JP H04106 A JPH04106 A JP H04106A JP 9850090 A JP9850090 A JP 9850090A JP 9850090 A JP9850090 A JP 9850090A JP H04106 A JPH04106 A JP H04106A
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Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、自動車、船舶等の内燃機関の燃料として使
用されるガソリン、軽油1重油等の液体燃料やLPG、
天然ガス等の気体燃料の磁場通過装置に関し、特にこれ
らの燃料流体を燃焼する前に磁界に通すことにより改質
して燃料流体の燃焼効率を向上させる燃料流体の磁場通
過装置に関するものである。
用されるガソリン、軽油1重油等の液体燃料やLPG、
天然ガス等の気体燃料の磁場通過装置に関し、特にこれ
らの燃料流体を燃焼する前に磁界に通すことにより改質
して燃料流体の燃焼効率を向上させる燃料流体の磁場通
過装置に関するものである。
従来におけるこの種の磁場通過装置としては、例えば特
開昭63−1081)1号公報、特開昭63−1081
)2号公報及び特開昭63−1081)3号公報に開示
の技術が存在する。これらは、複数のリング状永久磁石
組の磁力をその永久磁石組に集計させると共に、この永
久磁石組の磁力を相向かい合う2つの集磁部材に集計さ
せ、且つこの画集磁部材の端部に夫々形成した種実部か
ら強力な磁力を発生させて、これらの種実部間を燃料油
が通過するように構成されたものである。この装置によ
れば、2つの集磁部材における種実部間を燃料油が通過
する際に、強力な磁力により該燃料油に物理化学的作用
が及ぷことになり、該燃料油を使用する内燃機関等の燃
焼効率を効果的に向上させ得ることが期待できる。
開昭63−1081)1号公報、特開昭63−1081
)2号公報及び特開昭63−1081)3号公報に開示
の技術が存在する。これらは、複数のリング状永久磁石
組の磁力をその永久磁石組に集計させると共に、この永
久磁石組の磁力を相向かい合う2つの集磁部材に集計さ
せ、且つこの画集磁部材の端部に夫々形成した種実部か
ら強力な磁力を発生させて、これらの種実部間を燃料油
が通過するように構成されたものである。この装置によ
れば、2つの集磁部材における種実部間を燃料油が通過
する際に、強力な磁力により該燃料油に物理化学的作用
が及ぷことになり、該燃料油を使用する内燃機関等の燃
焼効率を効果的に向上させ得ることが期待できる。
り効率良く物理化学的処理を行って製造コストの低廉化
を図り、且つ燃焼効率の一層の向上を図ることを目的と
するものである。
を図り、且つ燃焼効率の一層の向上を図ることを目的と
するものである。
しかるに、上記磁場通過装置は、燃料油導入口から燃料
油排出口に至るまでの通路構成が複雑であることに起因
して、流通抵抗が増大するという問題がある。また、燃
料油に対して磁力による物理化学的影響が与えられるの
は、2つの集磁部材の種実部間を燃料油が通過する短時
間に限られるため、十分な物理化学的作用が与えられず
、またこれを十分なものとしようとすれば、前記磁力は
極めて強力でなければならず、製造コストの高騰を余儀
なくされるといった問題がある。
油排出口に至るまでの通路構成が複雑であることに起因
して、流通抵抗が増大するという問題がある。また、燃
料油に対して磁力による物理化学的影響が与えられるの
は、2つの集磁部材の種実部間を燃料油が通過する短時
間に限られるため、十分な物理化学的作用が与えられず
、またこれを十分なものとしようとすれば、前記磁力は
極めて強力でなければならず、製造コストの高騰を余儀
なくされるといった問題がある。
この発明は、こうした事情に着目してなされたものであ
って、燃料油導入口から燃料油排出口に至るまでの通路
構成を可及的簡素なものとして燃料油の流通性を向上さ
せると共に、燃料油に物理化学的作用が与えられる時間
を長くすることによ〔課題を解決するための手段〕 しかして上記目的を達成したこの発明の磁場通過装置は
、環状磁石を、同種の磁極が対向するように間隙を設け
て配置すると共に、環状磁石同士の間に形成される上記
間隙の遠心側及び内心側に非磁性材料からなる外壁及び
内壁を設けて燃料流体の環状通路を形成し、且つ該環状
通路の一部に周方向への燃料流体の流通を遮断する通路
閉鎖部材を設け、上記通路遮断部材を挟んだ外壁の一方
側に導入口若しくは排出口を設けると共に、上記通路遮
断部材を挟んだ内壁の他方側に排出口若しくは導入口を
設けてなる磁場通過部を有する点に要旨が存在する。
って、燃料油導入口から燃料油排出口に至るまでの通路
構成を可及的簡素なものとして燃料油の流通性を向上さ
せると共に、燃料油に物理化学的作用が与えられる時間
を長くすることによ〔課題を解決するための手段〕 しかして上記目的を達成したこの発明の磁場通過装置は
、環状磁石を、同種の磁極が対向するように間隙を設け
て配置すると共に、環状磁石同士の間に形成される上記
間隙の遠心側及び内心側に非磁性材料からなる外壁及び
内壁を設けて燃料流体の環状通路を形成し、且つ該環状
通路の一部に周方向への燃料流体の流通を遮断する通路
閉鎖部材を設け、上記通路遮断部材を挟んだ外壁の一方
側に導入口若しくは排出口を設けると共に、上記通路遮
断部材を挟んだ内壁の他方側に排出口若しくは導入口を
設けてなる磁場通過部を有する点に要旨が存在する。
この発明における環状磁石としては、永久磁石及び電磁
石を使用することができ、永久磁石には、号マリウムコ
バルト磁石やフェライト磁石の他、好ましいものとして
ネオジム、鉄及び硼素を主成分とする永久磁石を利用す
ることができる。又、環状鉄心の周面にコイルを巻回し
た電磁石を利用することができ、さらに、複数の環状磁
石を接触状態で積層して磁石組みとしたものを利用する
ことができる。
石を使用することができ、永久磁石には、号マリウムコ
バルト磁石やフェライト磁石の他、好ましいものとして
ネオジム、鉄及び硼素を主成分とする永久磁石を利用す
ることができる。又、環状鉄心の周面にコイルを巻回し
た電磁石を利用することができ、さらに、複数の環状磁
石を接触状態で積層して磁石組みとしたものを利用する
ことができる。
又、環状磁石は、同種の磁極同士が対向するように配置
する必要があり、同種の磁極同士が対向する磁場空間に
燃料流体を通すことにより非常に高い物理化学的作用(
静電作用)を得ることができ、これにより燃料流体を改
質して低炭素化をはかり、燃焼部における燃焼効率を高
めることができる。ちなみに、異種磁極が対向する磁場
空間に燃料流体を流す場合には、熱エネルギーロスが大
きく、磁場空間で燃料流体に与えられる物理化学的作用
が格段に減少することになる。
する必要があり、同種の磁極同士が対向する磁場空間に
燃料流体を通すことにより非常に高い物理化学的作用(
静電作用)を得ることができ、これにより燃料流体を改
質して低炭素化をはかり、燃焼部における燃焼効率を高
めることができる。ちなみに、異種磁極が対向する磁場
空間に燃料流体を流す場合には、熱エネルギーロスが大
きく、磁場空間で燃料流体に与えられる物理化学的作用
が格段に減少することになる。
さらに、環状通路の外壁及び内壁を形成する非磁性材料
としては、各種の合成樹脂材料、セラミックス、非磁性
金属等を挙げることができ、殊に金属イオン封鎖機能を
有するキレート型合成樹脂の使用が推奨される。
としては、各種の合成樹脂材料、セラミックス、非磁性
金属等を挙げることができ、殊に金属イオン封鎖機能を
有するキレート型合成樹脂の使用が推奨される。
この発明の磁場通過装置は、上記した環状磁石を、同種
の磁極同士が対向するように間隙を設けて配置し、該間
隙の遠心側及び内心側を夫々上記非磁性材料からなる外
壁及び内壁で封鎖することによって燃料流体の磁場通過
部となる環状通路を形成しており、前・後記のように、
該環状通路に燃料流体を通すことにより、磁場空間に燃
料流体を比較的長い時間存在させることができ、碩界に
よる物理化学的作用を効率良く与えることができる。こ
の発明では、環状通路の通路長さを有効利用する為に、
環状通路の一部に周方向への燃料流体の流れを阻止する
通路遮断部材を設け、通路遮断部材を挟んで一方側の外
壁に燃料流体の導入口若しくは排出口を設けると共に、
通路遮断部材を挟んで他方側の内壁に燃料流体の排出口
若しくは導入口を設けている。即ち、外壁若しくは内壁
の燃料導入口から磁場通過部である環状流路へ入った燃
料流体は、環状通路を通路遮断部材設置部と反対の方向
へ流れて環状通路をほぼ一周した後、通路遮断部材の裏
面側へ到達し、内壁若しくは外壁の燃料流体排出口から
排出される。このように同種の磁極で挟まれる環状通路
を流れる間に、磁場空間で燃料流体は磁場による物理化
学的作用を十分に受け、燃焼部へ供給されることになる
。
の磁極同士が対向するように間隙を設けて配置し、該間
隙の遠心側及び内心側を夫々上記非磁性材料からなる外
壁及び内壁で封鎖することによって燃料流体の磁場通過
部となる環状通路を形成しており、前・後記のように、
該環状通路に燃料流体を通すことにより、磁場空間に燃
料流体を比較的長い時間存在させることができ、碩界に
よる物理化学的作用を効率良く与えることができる。こ
の発明では、環状通路の通路長さを有効利用する為に、
環状通路の一部に周方向への燃料流体の流れを阻止する
通路遮断部材を設け、通路遮断部材を挟んで一方側の外
壁に燃料流体の導入口若しくは排出口を設けると共に、
通路遮断部材を挟んで他方側の内壁に燃料流体の排出口
若しくは導入口を設けている。即ち、外壁若しくは内壁
の燃料導入口から磁場通過部である環状流路へ入った燃
料流体は、環状通路を通路遮断部材設置部と反対の方向
へ流れて環状通路をほぼ一周した後、通路遮断部材の裏
面側へ到達し、内壁若しくは外壁の燃料流体排出口から
排出される。このように同種の磁極で挟まれる環状通路
を流れる間に、磁場空間で燃料流体は磁場による物理化
学的作用を十分に受け、燃焼部へ供給されることになる
。
上記のような磁場通過部を含む磁場通過装置の全体の構
成については、種々の態様を採用することができ、例え
ば単に導入口に燃料流体導入ラインを接続し、排出口に
燃料流体排出ラインを接続したものを採用することがで
きる。又、非磁性材料製の外壁の外周側に筒状ケースを
設けて外壁との間に外周側流路を形成し、且つ非磁性材
料の内壁より中心側を内周側流路としたものを例示する
ことができ、この場合には、筒状ケース内に軸心方向に
磁場通過部を複数個設置して、外周側流路若しくは内周
側流路を流れる燃料流体を各磁場通過部へ導入した後、
内周側流路若しくは外周側流路へ集めて燃焼部へ供給す
ることができる。
成については、種々の態様を採用することができ、例え
ば単に導入口に燃料流体導入ラインを接続し、排出口に
燃料流体排出ラインを接続したものを採用することがで
きる。又、非磁性材料製の外壁の外周側に筒状ケースを
設けて外壁との間に外周側流路を形成し、且つ非磁性材
料の内壁より中心側を内周側流路としたものを例示する
ことができ、この場合には、筒状ケース内に軸心方向に
磁場通過部を複数個設置して、外周側流路若しくは内周
側流路を流れる燃料流体を各磁場通過部へ導入した後、
内周側流路若しくは外周側流路へ集めて燃焼部へ供給す
ることができる。
第1図は、実施例に係る燃料流体の磁場通過装置1を示
す断面説明図であり、磁場通過装置lは、鉄製のケーシ
ング2、その両端に嵌め込まれた底蓋3と上蓋4、磁場
通過部5等を有して構成されている。
す断面説明図であり、磁場通過装置lは、鉄製のケーシ
ング2、その両端に嵌め込まれた底蓋3と上蓋4、磁場
通過部5等を有して構成されている。
磁場通過部5は、ネオジム−鉄−硼素系の永久磁石から
なる5つの環状磁石6を、同種の磁極同士が対向するよ
うに間隙7を設けて軸心方向に積み重ねて配置すると共
に、環状磁石6の内心側及び遠心側には、キレート化剤
MZ4 (キレスト化学社製)を添加したキレート型合
成樹脂でできた内筒(内壁)8及び外筒(外壁)9を夫
々環状磁石6に密接して配置している。これにより、環
状磁石6,6、内筒8及び外筒9によって囲まれる間隙
7は環状通路10を成し、且つケーシング2と外筒9の
間に外周側流路Aと形成すると共に、内筒8の内部を内
周側流路Bとしている。そして、内w18の両端部は、
底蓋3及び上蓋4の段部3 a +4aにねじ込み固定
されており、内筒8の上部及び下部には孔開き円盤状の
鍔1). llaを遠心方向に突出させて取付けており
、前記外筒9の両端部はスペーサ12を介して鍔1).
llaに当接・固定され、環状磁石6は、このように固
定された内筒8及び外筒9の間に抱かれるようにして位
置決めされている。そして、鍔1).llaの先端部同
士の間の外周側流路Aには、ステンレスでできた28乃
至30メツシユのフィルター13がステンレス製の金具
14によって係止・固定されている。又、第2図(第1
図におけるn−n線断面図)に示すように、環状通路1
0が存在する軸心方向と直交する面上には、外筒9側か
ら内筒8側まで到達する通路遮断ねじ(通路遮断部材)
15が内筒8及び外筒9にねし止め固定されており、該
通路遮断ねじ15の設置位置に対して反時計方向に45
度回転した外筒9上に導入口16を設け、一方該通路遮
断ねじ15の設置位置に対して時計方向に45度回転し
た内筒8上に排出口17を設けている。尚、上記では、
導入口16及び排出口17を外wI9及び内筒8の半径
方向に向けて設けたが、導入口16及び排出口17は、
環状通路10内の流れ方向を考慮して外筒9及び内筒8
の半径方向に対して傾斜した方向に設けてもよい。又、
第2図では、底蓋3に最も近い側の環状通路10の構造
を示したが、他の環状通路10の構造もこれと同様であ
り、但し各段の環状通路lOに対する導入口16及び排
出口17の設置位置は、上蓋4に近づ(につれて周方向
に90度づつずれて形成されている。
なる5つの環状磁石6を、同種の磁極同士が対向するよ
うに間隙7を設けて軸心方向に積み重ねて配置すると共
に、環状磁石6の内心側及び遠心側には、キレート化剤
MZ4 (キレスト化学社製)を添加したキレート型合
成樹脂でできた内筒(内壁)8及び外筒(外壁)9を夫
々環状磁石6に密接して配置している。これにより、環
状磁石6,6、内筒8及び外筒9によって囲まれる間隙
7は環状通路10を成し、且つケーシング2と外筒9の
間に外周側流路Aと形成すると共に、内筒8の内部を内
周側流路Bとしている。そして、内w18の両端部は、
底蓋3及び上蓋4の段部3 a +4aにねじ込み固定
されており、内筒8の上部及び下部には孔開き円盤状の
鍔1). llaを遠心方向に突出させて取付けており
、前記外筒9の両端部はスペーサ12を介して鍔1).
llaに当接・固定され、環状磁石6は、このように固
定された内筒8及び外筒9の間に抱かれるようにして位
置決めされている。そして、鍔1).llaの先端部同
士の間の外周側流路Aには、ステンレスでできた28乃
至30メツシユのフィルター13がステンレス製の金具
14によって係止・固定されている。又、第2図(第1
図におけるn−n線断面図)に示すように、環状通路1
0が存在する軸心方向と直交する面上には、外筒9側か
ら内筒8側まで到達する通路遮断ねじ(通路遮断部材)
15が内筒8及び外筒9にねし止め固定されており、該
通路遮断ねじ15の設置位置に対して反時計方向に45
度回転した外筒9上に導入口16を設け、一方該通路遮
断ねじ15の設置位置に対して時計方向に45度回転し
た内筒8上に排出口17を設けている。尚、上記では、
導入口16及び排出口17を外wI9及び内筒8の半径
方向に向けて設けたが、導入口16及び排出口17は、
環状通路10内の流れ方向を考慮して外筒9及び内筒8
の半径方向に対して傾斜した方向に設けてもよい。又、
第2図では、底蓋3に最も近い側の環状通路10の構造
を示したが、他の環状通路10の構造もこれと同様であ
り、但し各段の環状通路lOに対する導入口16及び排
出口17の設置位置は、上蓋4に近づ(につれて周方向
に90度づつずれて形成されている。
そして、底蓋3と鍔1).1)aの間の内筒8の壁面に
は、周方向に等間隔に8個の貫通孔18が形成されてお
り、また、該貫通孔18の形成位置と、底蓋3に最も近
い環状通路10の間の内筒8の内壁面には、堰部材19
が設置され、内筒8内の流路を内周側流路Bと導入部C
に区画している。さらに、底蓋3及び上蓋4の軸心位置
には夫々主導入口19及び主排出口20が設けられてい
る。
は、周方向に等間隔に8個の貫通孔18が形成されてお
り、また、該貫通孔18の形成位置と、底蓋3に最も近
い環状通路10の間の内筒8の内壁面には、堰部材19
が設置され、内筒8内の流路を内周側流路Bと導入部C
に区画している。さらに、底蓋3及び上蓋4の軸心位置
には夫々主導入口19及び主排出口20が設けられてい
る。
このような磁場通過装置において、底蓋3の中央の主導
入口19から導入された燃料流体Fは、ます内筒8の下
部の導入部Cに至り、内筒8に形成された貫通孔18か
ら周方向に均等に分散・放出され、鍔1)aを越えて外
周側流路Aに至る。次いで、フィルター13を通りぬけ
た燃料流体Fは、外筒9の4つの導入口16を経由して
各環状通路10へ夫々流れ込む。そして、燃料流体Fは
、環状通路lOを第2図における時計方向に3/4周は
ど周回した後、内筒8の排出口17を通過して夫々内周
側流路Bに至り、ここで合流して上蓋4の中央の主排出
口20から排出され、内燃機関等の燃焼部へ供給される
。
入口19から導入された燃料流体Fは、ます内筒8の下
部の導入部Cに至り、内筒8に形成された貫通孔18か
ら周方向に均等に分散・放出され、鍔1)aを越えて外
周側流路Aに至る。次いで、フィルター13を通りぬけ
た燃料流体Fは、外筒9の4つの導入口16を経由して
各環状通路10へ夫々流れ込む。そして、燃料流体Fは
、環状通路lOを第2図における時計方向に3/4周は
ど周回した後、内筒8の排出口17を通過して夫々内周
側流路Bに至り、ここで合流して上蓋4の中央の主排出
口20から排出され、内燃機関等の燃焼部へ供給される
。
この実施例の磁場通過装置1においては、上記のように
、同種の磁極同士が対向する磁場空間である環状通路1
0を燃料流体Fが周回するように流れるので、燃料流体
Fは磁場空間にかなり長い時間に亘って曝されることに
なり、物理化学的作用を十分に与えることができる。又
、環状通路10を除く部分の流路構成は簡素に形成され
ているので比較的小さな通路抵抗で済み、磁場通過装置
lを設置する前と同等の送給圧力で燃料流体Fを燃焼部
へ供給することができる。
、同種の磁極同士が対向する磁場空間である環状通路1
0を燃料流体Fが周回するように流れるので、燃料流体
Fは磁場空間にかなり長い時間に亘って曝されることに
なり、物理化学的作用を十分に与えることができる。又
、環状通路10を除く部分の流路構成は簡素に形成され
ているので比較的小さな通路抵抗で済み、磁場通過装置
lを設置する前と同等の送給圧力で燃料流体Fを燃焼部
へ供給することができる。
次に、この発明の磁場通過装置lを用いて行った実験の
結果について説明する。
結果について説明する。
実験l
ヤンマーディーゼル社製の18馬力デイーゼルエンジン
の燃料供給路に、第1図に示すタイプの磁場通過装置を
設置してエンジンを2000rpmで稼働させたときの
、軽油1)当たりの稼働時間を測定した。
の燃料供給路に、第1図に示すタイプの磁場通過装置を
設置してエンジンを2000rpmで稼働させたときの
、軽油1)当たりの稼働時間を測定した。
(使用した磁場通過装置の仕様)
磁場通過部 :2箇所
環状磁石の寸法 :外径60+n、内径40鶴、高さ
10mm、 設置間隙7fi 環状磁石の磁力 : 3000ガウス 結果 磁場通過装置設置前 21分24秒(n=3)磁場通
過装置設置後 22分20秒(n=3)上記のように
、磁場通過装置の設置により稼働時間を4.5%延長す
ることができた。
10mm、 設置間隙7fi 環状磁石の磁力 : 3000ガウス 結果 磁場通過装置設置前 21分24秒(n=3)磁場通
過装置設置後 22分20秒(n=3)上記のように
、磁場通過装置の設置により稼働時間を4.5%延長す
ることができた。
実験2
排気量2400ccのトラック(昭和61年型トヨタ社
製、ガソリン車)の燃料供給路に、第1図に示すタイプ
の磁場通過装置を設置して、1001m/Hrで走行さ
せたときの、ガソリンll光たりの走行距離を測定した
。
製、ガソリン車)の燃料供給路に、第1図に示すタイプ
の磁場通過装置を設置して、1001m/Hrで走行さ
せたときの、ガソリンll光たりの走行距離を測定した
。
(使用した磁場通過装置の仕様)
磁場通過部 :2箇所
環状磁石の寸法及び磁力については実験1と同じ
結果
磁場通過装置設置前 1) km/1磁場通過装置
設置後 13.8km/1実験3 排気量1800ccの自動車(昭和58年型カローラ、
ガソリン車)を用いて実験2と同様の実験を行った。
設置後 13.8km/1実験3 排気量1800ccの自動車(昭和58年型カローラ、
ガソリン車)を用いて実験2と同様の実験を行った。
(使用した磁場通過装置の仕様)
■ 磁場通過部 :2箇所
■ 磁場通過部 :4箇所
環状磁石の寸法及び磁力については、■及び■の双方と
も実験1と同じ 結果 磁場通過装置設置前 13.51+a/1磁場通過
装置設置後 1 16.5km/1同 I
f 19.21am/1実験4 排気量3500ccの2t)ランク(昭和62年型マツ
ダ社製、軽油率)を用いて実験2と同様の実験を行った
。
も実験1と同じ 結果 磁場通過装置設置前 13.51+a/1磁場通過
装置設置後 1 16.5km/1同 I
f 19.21am/1実験4 排気量3500ccの2t)ランク(昭和62年型マツ
ダ社製、軽油率)を用いて実験2と同様の実験を行った
。
(使用した磁場通過装置の仕様)
磁場通過部 :2箇所
環状磁石の寸法及び磁力は実験1と同じ結果
磁場通過装置設置前 10 km/1磁場通過装
置設置後 13.8km/1実験5 ドライクリーニング用15tボイラーの燃料供給路に、
第1図に示すタイプの磁場通過装置を設置して稼働させ
たときの、1時間当たり重油消費量を測定した。
置設置後 13.8km/1実験5 ドライクリーニング用15tボイラーの燃料供給路に、
第1図に示すタイプの磁場通過装置を設置して稼働させ
たときの、1時間当たり重油消費量を測定した。
(使用した磁場通過装置の仕様)
磁場通過部 :2箇所
環状磁石の寸法及び磁力は実験1と同じ結果
磁場通過装置設置前 412.5 1 / Hr磁場
通過装置設置後 369.31 / Hr素で通路抵
抗が小さいので磁場通過装置取付は前と殆ど変わらない
圧力で燃料流体を磁場通過装置に通すことができ、燃料
流体の送給に余分のエネルギーを消費することがない。
通過装置設置後 369.31 / Hr素で通路抵
抗が小さいので磁場通過装置取付は前と殆ど変わらない
圧力で燃料流体を磁場通過装置に通すことができ、燃料
流体の送給に余分のエネルギーを消費することがない。
この発明は、以上のように構成されており、同種の磁極
同士を対向させて磁場空間を形成しているので、優れた
物理化学的作用を得ることができる。又、磁場空間であ
る環状通路が長く形成されているので、燃料流体を燃焼
前に磁場通過装置に通すことにより燃料流体に物理化学
的作用を十分に与えることができ、燃料流体を改質して
燃焼効率を大幅に高めることができる。 又、この発明の磁場通過装置は、流路構成が簡1・・・
磁場通過装置 5・・・磁場通過部 6・・・環状磁石 7・・・間隙 8・・・内壁 9・・・外壁 10・・・環状通路 15・・・通路閉鎖部材 16・・・導入口 17・・・排出口 第1図 7・・・間隙 8・・・内壁 9・・・外壁 10・・・環状通路 15・・・通路閉鎖部材 16・・・導入「1 17・・・排出口
同士を対向させて磁場空間を形成しているので、優れた
物理化学的作用を得ることができる。又、磁場空間であ
る環状通路が長く形成されているので、燃料流体を燃焼
前に磁場通過装置に通すことにより燃料流体に物理化学
的作用を十分に与えることができ、燃料流体を改質して
燃焼効率を大幅に高めることができる。 又、この発明の磁場通過装置は、流路構成が簡1・・・
磁場通過装置 5・・・磁場通過部 6・・・環状磁石 7・・・間隙 8・・・内壁 9・・・外壁 10・・・環状通路 15・・・通路閉鎖部材 16・・・導入口 17・・・排出口 第1図 7・・・間隙 8・・・内壁 9・・・外壁 10・・・環状通路 15・・・通路閉鎖部材 16・・・導入「1 17・・・排出口
Claims (1)
- (1)環状磁石を、同種の磁極が対向するように間隙を
設けて配置すると共に、環状磁石同士の間に形成される
上記間隙の遠心側及び内心側に非磁性材料からなる外壁
及び内壁を設けて燃料流体の環状通路を形成し、且つ該
環状通路の一部に周方向への燃料流体の流通を遮断する
通路閉鎖部材を設け、上記通路遮断部材を挟んだ外壁の
一方側に導入口若しくは排出口を設けると共に、上記通
路遮断部材を挟んだ内壁の他方側に排出口若しくは導入
口を設けてなる磁場通過部を有することを特徴とする燃
料流体の磁場通過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9850090A JPH04106A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 燃料流体の磁場通過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9850090A JPH04106A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 燃料流体の磁場通過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106A true JPH04106A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14221362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9850090A Pending JPH04106A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 燃料流体の磁場通過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106A (ja) |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9850090A patent/JPH04106A/ja active Pending
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