JPH0410658Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410658Y2 JPH0410658Y2 JP1499887U JP1499887U JPH0410658Y2 JP H0410658 Y2 JPH0410658 Y2 JP H0410658Y2 JP 1499887 U JP1499887 U JP 1499887U JP 1499887 U JP1499887 U JP 1499887U JP H0410658 Y2 JPH0410658 Y2 JP H0410658Y2
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- JP
- Japan
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- brim
- core
- drum core
- drum
- spacer
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[イ] 産業上の利用分野
本考案は各種の電子機器に使用される高周波コ
イルで、ドラムコアと円筒状のスリーブコアとを
組み合わせて微小エアギヤツプを設けたほぼ閉磁
路を形成する高周波コイルの構造に関するもので
ある。
イルで、ドラムコアと円筒状のスリーブコアとを
組み合わせて微小エアギヤツプを設けたほぼ閉磁
路を形成する高周波コイルの構造に関するもので
ある。
[ロ] 従来の技術
従来、この種の高周波コイルは、端子ピンをそ
の底面に植設した合成樹脂製のベースの上面に両
端にツバを有するフエライト製のドラムコアを載
置し、このツバ間に巻線をほどこし、このドラム
コアの外側を覆うようにフエライト製の円筒状ス
リーブコアをかぶせたものが多い。しかしながら
これらのフエライトコアは寸法上のバラツキがあ
り、これを考慮にいれてドラムコアの外径とスリ
ーブコアの内径との間にはエアギヤツプを設けて
あり、このためスリーブコアを組み合わせるとき
にどうしても偏心して載置され、そのエアギヤツ
プの偏り等のためそのコイルのインダクタンスが
大きくバラついてしまう欠点があつた。
の底面に植設した合成樹脂製のベースの上面に両
端にツバを有するフエライト製のドラムコアを載
置し、このツバ間に巻線をほどこし、このドラム
コアの外側を覆うようにフエライト製の円筒状ス
リーブコアをかぶせたものが多い。しかしながら
これらのフエライトコアは寸法上のバラツキがあ
り、これを考慮にいれてドラムコアの外径とスリ
ーブコアの内径との間にはエアギヤツプを設けて
あり、このためスリーブコアを組み合わせるとき
にどうしても偏心して載置され、そのエアギヤツ
プの偏り等のためそのコイルのインダクタンスが
大きくバラついてしまう欠点があつた。
[ハ] 考案が解決しようとする問題点
本考案はこの欠点を解決するために考案された
もので、上記のドラムコアとスリーブコアとの間
隔を一定に保ち、その位置の偏りを防止してコイ
ルのインダクタンスのバラつきを最小にし、その
上、下ツバの径を上ツバの径より大きくしてベー
ス兼用にし合成樹脂製のベースを省略した構造と
するものである。
もので、上記のドラムコアとスリーブコアとの間
隔を一定に保ち、その位置の偏りを防止してコイ
ルのインダクタンスのバラつきを最小にし、その
上、下ツバの径を上ツバの径より大きくしてベー
ス兼用にし合成樹脂製のベースを省略した構造と
するものである。
[ニ] 問題を解決するための手段
この考案の1実施例を図面によつて説明する。
第1図は本考案の1実施例の高周波コイルの上面
図、第2図はその一部側面一部断面図で、第3図
は底面図である。図において1はフエライトから
なるドラムコアで1−1はその上ツバ、1−2は
その下ツバである。2は巻線部分で3は円筒状の
スリーブコアである。図から明らかなように、上
ツバ1−1の径は下ツバ1−2のそれより小さく
スリーブコア3の内径よりやや小さく、下ツバ1
−2の径はスリーブコア3の外径にほぼ等しくし
てある。4はスペーサで合成樹脂からなり断面L
字状の1周した円筒状で両コアの対向する接面の
ギヤツプ内に載置されてある。さらにそのギヤツ
プのバラつきを吸収するためにたての突状5が設
けられてある。またドラムコア1の下ツバ1−2
の底面には端子ピン挿入用の孔6があり、それに
端子ピン7が接着剤8で固着されている。
第1図は本考案の1実施例の高周波コイルの上面
図、第2図はその一部側面一部断面図で、第3図
は底面図である。図において1はフエライトから
なるドラムコアで1−1はその上ツバ、1−2は
その下ツバである。2は巻線部分で3は円筒状の
スリーブコアである。図から明らかなように、上
ツバ1−1の径は下ツバ1−2のそれより小さく
スリーブコア3の内径よりやや小さく、下ツバ1
−2の径はスリーブコア3の外径にほぼ等しくし
てある。4はスペーサで合成樹脂からなり断面L
字状の1周した円筒状で両コアの対向する接面の
ギヤツプ内に載置されてある。さらにそのギヤツ
プのバラつきを吸収するためにたての突状5が設
けられてある。またドラムコア1の下ツバ1−2
の底面には端子ピン挿入用の孔6があり、それに
端子ピン7が接着剤8で固着されている。
[ホ] 作用
本考案はこのような構造になつているのでドラ
ムコア1とスリーブコア2を組み合わせる場合そ
の両者間のギヤツプを全接面等しくなるようにな
つているのでそのスリーブコア3の偏りによるギ
ヤツプの変化がなくコイルのインダクタンスもバ
ラツキが従来のものより小さくなり、また従来使
用していた合成樹脂製のベースも省略できる。
ムコア1とスリーブコア2を組み合わせる場合そ
の両者間のギヤツプを全接面等しくなるようにな
つているのでそのスリーブコア3の偏りによるギ
ヤツプの変化がなくコイルのインダクタンスもバ
ラツキが従来のものより小さくなり、また従来使
用していた合成樹脂製のベースも省略できる。
[ヘ] 考案の効果
このように本考案の提供する構造はコイルのイ
ンダクタンスのバラツキを小さくし、合成樹脂製
のベースが1個品省略可能となるのでその実用上
の効果は大なるものがある。
ンダクタンスのバラツキを小さくし、合成樹脂製
のベースが1個品省略可能となるのでその実用上
の効果は大なるものがある。
第1図は本考案の1実施例の上面図、第2図は
その一部側面一部側断面図、第3図は底面図であ
る。 1……ドラムコア、2……巻線部分、3……ス
リーブコア、4……スペーサ、5……凸条、6…
…孔、7……端子ピン、8……接着剤。
その一部側面一部側断面図、第3図は底面図であ
る。 1……ドラムコア、2……巻線部分、3……ス
リーブコア、4……スペーサ、5……凸条、6…
…孔、7……端子ピン、8……接着剤。
Claims (1)
- 上ツバが小さく下ツバの大きいドラムコアの両
ツバ間に巻線をほどこし、その上ツバ外側面と巻
線部分および下ツバ上面の外周付近を覆う断面L
字状の全周を巡る円筒型スペーサをかぶせ、その
スペーサを介して上ツバ外側面と巻線部分と下ツ
バ上面の外周付近に対接する円筒状スリーブコア
を配置したことを特徴とする高周波コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1499887U JPH0410658Y2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1499887U JPH0410658Y2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124718U JPS63124718U (ja) | 1988-08-15 |
JPH0410658Y2 true JPH0410658Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=30805518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1499887U Expired JPH0410658Y2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410658Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002313635A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-25 | Mitsumi Electric Co Ltd | インダクタのギャップ管理方法 |
-
1987
- 1987-02-04 JP JP1499887U patent/JPH0410658Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63124718U (ja) | 1988-08-15 |
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