JPH04106179U - 電磁タツカ - Google Patents
電磁タツカInfo
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- JPH04106179U JPH04106179U JP11326591U JP11326591U JPH04106179U JP H04106179 U JPH04106179 U JP H04106179U JP 11326591 U JP11326591 U JP 11326591U JP 11326591 U JP11326591 U JP 11326591U JP H04106179 U JPH04106179 U JP H04106179U
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- plunger
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- tacker
- optical sensor
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- Pending
Links
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Landscapes
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 釘の打ち込み完了時点を熱及び衝撃等に影響
されることなく正確に検出して、電磁ソレノイドの異常
発熱とそれらによる電磁タッカの故障或いは誤動作を防
止することにある。 【構成】 電磁ソレノイドの励磁によるスプリングの付
勢力に抗してのプランジャの吸引によってマガジン内の
釘を釘打ち出し口から打ち出し、プランジャが釘打ち込
み完了に対応した設定ストロークに達したことを光セン
サで検出する電磁タッカにおいて、光センサとプランジ
ャとの間で投受光を伝達する光ファイバをプランジャの
側面に対向して設け、プランジャが設定ストロークに達
したときに光センサからの出力を変化させるための光出
力変化部をプランジャに形成し、光センサの投受光器と
回路基板を電磁タッカの把手部分に取り付けた電磁タッ
カ。
されることなく正確に検出して、電磁ソレノイドの異常
発熱とそれらによる電磁タッカの故障或いは誤動作を防
止することにある。 【構成】 電磁ソレノイドの励磁によるスプリングの付
勢力に抗してのプランジャの吸引によってマガジン内の
釘を釘打ち出し口から打ち出し、プランジャが釘打ち込
み完了に対応した設定ストロークに達したことを光セン
サで検出する電磁タッカにおいて、光センサとプランジ
ャとの間で投受光を伝達する光ファイバをプランジャの
側面に対向して設け、プランジャが設定ストロークに達
したときに光センサからの出力を変化させるための光出
力変化部をプランジャに形成し、光センサの投受光器と
回路基板を電磁タッカの把手部分に取り付けた電磁タッ
カ。
Description
【0001】
本考案は電磁ソレノイドの励磁によるプランジャの吸引によってマガジン内の
釘を釘打ち出し口から打ち出して建築用板材等のワークに打ち込む電磁タッカの
釘打ち込み時ハンマの作動回数、即ち、電磁ソレノイドの繰り返し作動回数の制
御に際して、特に、連打しても釘が打ち込めない釘打ち込み異常時の保護装置に
関するものである。
【0002】
従来、交流電源からの直接の電流で電磁ソレノイドを励磁することによるプラ
ンジャの吸引駆動によって板材等に釘を打ち込む電磁タッカの場合、1本の釘の
打ち込みに対して1回のみ或いは予め定めた時間間隔で指定した回数だけ電磁ソ
レノイドを繰り返し励磁しているが、この方式の場合、例えば釘の打ち込み位置
によって異なる板材の堅さの変化によって釘の頭が残ったり、打ち込み過ぎたり
する上、釘の長さや太さが変わる度に試し打ちをしながら釘の打ち込み回数、即
ち、電磁ソレノイド励磁の給電回数を調整しなければならないものの、この調整
によっても、板材の堅さの変化によって釘の頭が残ったり、打ち込み過ぎたりす
ることには変りないと言う欠点があった。
【0003】
この対策として、プランジャがストロークエンドに達するまで電磁ソレノイド
を繰返し励磁する方法が用いられているが、この場合、釘の打ち込み位置に木の
節があったり、先に打った釘等に当って繰り返し電磁ソレノイドを励磁しても釘
が打ち込めなかった場合、繰り返し励磁回数が増大して電磁ソレノイドが異常に
発熱し、それが原因で電磁タッカが故障或いは誤動作すると言う欠点があった。
【0004】
そこで本考案の目的は、釘の打ち込み完了時点を熱及び衝撃等に影響されるこ
となく正確に検出して、煩わしい調整を行うことなく、板材等の堅さが変化或い
は釘の長さ、太さが変化しても釘の打ち込みを最適状態で一定に保持した状態で
、しかも、釘の打ち込み位置に木の節があったり、先に打った釘等に当たって繰
り返し電磁ソレノイドを励磁して釘が打ち込めなかった場合にも、電磁ソレノイ
ドの異常発熱とそれらによる電磁タッカの故障或いは誤動作を防止することにあ
る。
【0005】
即ち、本考案は、メインスイッチをオンにしての電磁ソレノイドの励磁による
スプリングの付勢力に抗してのプランジャの吸引によってマガジン内の釘を釘打
ち出し口から打ち出してワークに打ち込み、前記吸引時におけるプランジャのス
トロークが予め設定されたプランジャの設定ストロークに達していない状態にお
いて前記電磁ソレノイドを任意の時間間隔で繰り返し励磁するとともに前記プラ
ンジャが前記設定ストロークに達したことを光センサで検出する電磁タッカにお
いて、前記光センサと前記プランジャとの間で投受光を伝達するための光ファイ
バを前記プランジャの吸引方向移動に対応して移動する吸引移動体の側面に対向
して設け、前記プランジャが設定ストロークに達したときに前記光センサからの
出力を変化させるための光出力変化部を前記吸引移動体に形成し、前記光センサ
の投受光器と回路基板を前記電磁タッカの把手部分に取り付けた電磁タッカにあ
る。
【0006】
このように構成された電磁タッカにおいて、釘打ち込みに対応して釘打ち出し
口を板材等のワークに当接した後、メインスイッチをオンにすると、電磁ソレノ
イドの任意時間間隔での繰り返し励磁によって、プランジャは全体ストローク吸
引移動しない光センサのオフ状態において釘打ち込み動作が繰り返し行われるが
、メインスイッチをオンした後、プランジャが全ストローク吸引移動したときの
光センサのオンによって、電磁ソレノイドの繰り返し励磁とともにプランジャの
釘打ち動作も終了し、この終了状態で電磁タッカの釘打ち出し口を次の釘打ちに
対応して板材等のワークに当接させた状態においてメインスイッチをオンにする
と再び前記動作が繰り返される。
【0007】
この場合において、本考案は特に、光センサの比較的衝撃に弱い投受光器と回
路基板を電磁タッカの把手部分に収納し、衝撃、振動を強く受けるプランジャと
対向する部分には光ファイバを取り付けているため、電磁タッカの過酷な使用状
態にもかかわらず十分耐久性を保持した状態でプランジャのストロークを確実に
検出できるようにした効果がある。
【0008】
次に、本考案の一実施例の構成を図面によって説明する。
電磁ソレノイド1の励磁によるスプリング2の付勢力に抗してのプランジャ3
の吸引によって、プランジャ3先端に突設された撃鉄4がマガジン5内に収納さ
れた釘6を釘打ち出し口7から1本づつ打ち出す電磁タッカ8の把手9には、自
動復帰レバー10によって操作されるメインスイッチSW1が取り付けられ、電
磁タッカ8の本体11中間部には光ファイバ12、13がプランジャ3を挟んで
相対向する位置に取り付けられている。
この場合において、一方の光ファイバ12は把手9内の回路基板14にホルダ
15を介して取り付けられた光センサ16の投光器のLEDに接続され、他方の
光ファイバ13は光センサ16の受光器のフォトトランジスタ17に接続され、
プランジャ3の上部には、プランジャ3が設定ストロークに達したときに光セン
サ16からの出力を変化させるための光出力変化部、この場合、貫通孔18が形
成されている。
【0009】
次に、図2は本実施例の電気制御回路図であって、電磁タッカ8の電磁ソレノ
イド1はシリコン交流制御素子TRC1を介して交流電源ACに接続され、シリ
コン交流制御素子TRC1にはフォトカプラPC1の受光素子19と抵抗R1〜
R4とからなるトリガ回路20と保護用の抵抗R5、コンデンサC1の直列回路
が接続されて電磁ソレノイド1の駆動回路21を形成している。
交流電源ACにトランスPT1を介して接続された全波整流器RE1には抵抗
R6、ツェナーダイオードZD1で形成された台形波を入力として交流波形のゼ
ロクロス時にパルスを出力させるインバータIT1が接続されている。
又、ダイオードD1とコンデンサC2を介して全波整流器RE1に接続された
安定化電源回路素子Q1には、メインスイッチSW1と抵抗R7〜R9、トラン
ジスタTR1とからなりメインスイッチSW1からの出力を交流波形のゼロクロ
ス時に同期させるゼロクロス回路22を介してワンショット回路23、この場合
、抵抗R10〜R12とコンデンサC3、C4、インバータIT2、IT3、ノ
ア回路NOR1、アンド回路AND1とからなるワンショット回路23が接続さ
れている他、タイマ回路24、この場合、抵抗R13、R14、コンデンサC5
、ナンド回路NAND1、インバータIT4、IT5とからなる単安定マルチバ
イブレータのタイマ回路24が接続されている。
【0010】
一方、LEDとフォトトランジスタ17をそれぞれ抵抗R15、R16を介し
て電源Vccに接続した光センサ16からの出力と前記タイマ回路24からの出
力を入力させたナンド回路NAND2からの出力とをK端子に入力させるととも
に、メインスイッチSW1からインバータIT6を介しての出力を抵抗R17と
コンデンサC6とからなる積分回路25を介してJ端子に入力させたJKフリッ
プフロップ回路JK・FF1からの出力とワンショット回路23からの出力を入
力とするアンド回路AND2からの出力とは、抵抗R18を介してトランジスタ
TR2に入力されて前記シリコン交流制御素子TRC1のトリガ回路20を制御
する。
【0011】
次に、本実施例の作用について説明する。
釘6打ち込みに対応して電磁タッカ8の釘打ち出し口7が板材等のワークに当
接した状態において、メインスイッチSW1オンにすると、交流波形のゼロクロ
スに同期した状態でワンショット回路23の時定数で定まる一定間隔毎にフォト
カプラPC1とトリガ回路20とを介してシリコン交流制御素子TRC1がトリ
ガされてターンオンするとともに、このターンオン動作はプランジャ3が全体ス
トローク吸引移動しない光センサ16のオフ状態において繰り返し行われるが、
メインスイッチSW1がオンした後の予め設定した一定時限、この場合、ワーク
が特に堅くない限り釘6の打ち込みが本来終了している一定時限後にタイマ回路
24からタイムアップ信号が出力するとともに、JKフリップフロップ回路JK
・FF1の出力が反転して釘打ち動作は終了し、或いは、1回のターンオン動作
でもプランジャ3が全ストローク吸引移動したときには光センサ16がオンする
とともに、JKフリップフロップ回路JK・FF1の出力が反転して釘打ち動作
は終了し、この終了状態で電磁タッカ8の釘打ち出し口7を次の釘打ちに対応し
て板材等のワークに当接させた状態においてメインスイッチSW1をオンにする
と再び前記動作が繰り返される。
従って、この電磁タッカ8は、釘6の打ち込み完了時点を熱及び衝撃等に影響
されることなく正確に検出して、煩わしい調整を行うことなく、板材等の堅さが
変化、或いは、釘6の長さ、太さが変化しても釘6の打ち込みを最適状態で一定
に保持した状態で、しかも、釘6の打ち込み位置に木の節があったり、先に打っ
た釘等に当たって繰り返し電磁ソレノイド1を励磁しても釘6が打ち込めなかっ
た場合に、電磁ソレノイド1の異常発熱とそれによる電磁タッカ8の故障或いは
誤動作を有効に防止することができ、特に、光センサ16の比較的衝撃に弱い投
受光器のLEDとフォトトランジスタ17と回路基板14を電磁タッカ8の把手
9部分に収納し、衝撃、振動を強く受けるプランジャ3と対向する部分には光フ
ァイバ12、13を取り付けて電磁タッカ8の過酷な使用状態にもかかわらず十
分耐久性を保持した状態でプランジャ3のストロークを確実に検出できるように
した効果がある。
【0012】
次に、図4は本考案の他の実施例であって、この場合は図2のタイマ回路24
に代えて例えば東芝製TC4017BP等の10進カウンタ26を用いて、メイ
ンスイッチSW1がオンした後の予め設定した一定作動回数、この場合、ワーク
が特に堅くない限り釘6の打ち込みが本来終了している一定回数後に回数アップ
信号を出力させて、電磁ソレノイド1への通電を停止させる他は、構成、作用、
効果とも前記実施例と同様である。
【図1】電磁タッカ8の破断正面図である。
【図2】電磁タッカ8の電気回路図である。
【図3】電磁タッカ8の動作線図である。
【図4】電磁タッカ8の他の実施例の電気回路図であ
る。
る。
1:電磁ソレノイド
2:スプリング
3:プランジャ
4:撃鉄
6:釘
7:釘打ち出し口
8:電磁タッカ
9:把手
12、13:光ファイバ
14:回路基板
16:光センサ
17:フォトトランジスタ
18:貫通孔
LED:投光器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 久保田 好幸
愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式
会社マキタ内
(72)考案者 杉浦 正敏
愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式
会社マキタ内
Claims (1)
- 【請求項1】 メインスイッチをオンにしての電磁ソレ
ノイドの励磁によるスプリングの付勢力に抗してのプラ
ンジャの吸引によってマガジン内の釘を釘打ち出し口か
ら打ち出してワークに打ち込み、前記吸引時におけるプ
ランジャのストロークが予め設定されたプランジャの設
定ストロークに達していない状態において前記電磁ソレ
ノイドを任意の時間間隔で繰り返し励磁するとともに前
記プランジャが前記設定ストロークに達したことを光セ
ンサで検出する電磁タッカにおいて、前記光センサと前
記プランジャとの間で投受光を伝達するための光ファイ
バを前記プランジャの吸引方向移動に対応して移動する
吸引移動体の側面に対向して設け、前記プランジャが設
定ストロークに達したときに前記光センサからの出力を
変化させるための光出力変化部を前記吸引移動体に形成
し、前記光センサの投受光器と回路基板を前記電磁タッ
カの把手部分に取り付けることを特徴とする電磁タッ
カ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326591U JPH04106179U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 電磁タツカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326591U JPH04106179U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 電磁タツカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106179U true JPH04106179U (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=31931039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11326591U Pending JPH04106179U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 電磁タツカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106179U (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11326591U patent/JPH04106179U/ja active Pending
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