JPH0448938Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0448938Y2
JPH0448938Y2 JP1985075677U JP7567785U JPH0448938Y2 JP H0448938 Y2 JPH0448938 Y2 JP H0448938Y2 JP 1985075677 U JP1985075677 U JP 1985075677U JP 7567785 U JP7567785 U JP 7567785U JP H0448938 Y2 JPH0448938 Y2 JP H0448938Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
electromagnetic
nail
suction
impact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985075677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61191877U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985075677U priority Critical patent/JPH0448938Y2/ja
Publication of JPS61191877U publication Critical patent/JPS61191877U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0448938Y2 publication Critical patent/JPH0448938Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁ソレノイドの励磁によるプランジ
ヤの吸引によつてマガジン内の釘を釘打出口から
打出して建築用板材等のワークに打込む電磁タツ
カの釘打込み時ハンマの作動回数、即ち、電磁ソ
レノイドの繰返し作動回数の制御に際しての特
に、釘打込み完了時点の検出に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、交流電源からの直接の電流で電磁ソレノ
イドを励磁することによるプランジヤの吸引駆動
によつて板材等に釘を打込む電磁タツカの場合、
1本の釘の打込みに対して1回のみ或は予め定め
た時間間隔で指定した回数だけ電磁ソレノイドを
繰返し励磁しているが、この方式の場合、例えば
釘の打込み位置によつて異なる板材の堅さの変化
によつて釘の頭が残つたり、打込み過ぎたりする
上、釘の長さや太さが変わる度に試し打ちをしな
がら釘の打込み回数、即ち、電磁ソレノイド励磁
の給電回数を調整しなければならないものの、こ
の調整によつても、板材の堅さの変化によつて釘
の頭が残つたり、打込み過ぎたりすることには変
りないと言う欠点があつた。
この欠点を改良したものとして、プランジヤが
ストロークエンドに達するまで電磁ソレノイドを
繰返し励磁する方法もあるが、この場合、プラン
ジヤがストロークエンドに達したことを正確に検
出しないと、釘の頭が残つたり、引込んだりして
一定せず、一方、プランジヤ吸引による釘打込み
時の衝撃力が50〜60Kg/cm2と大きいため、プラン
ジヤがストツパに当接したことによつて、釘の打
込み完了を検出することができないと言う欠点が
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は釘の打込み完了時点を正確に検出し
て、煩しい調整を行うことなく、板材等の堅さが
変化、或は、釘の長さ、太さが変化しても釘の打
込みを最適状態で一定にすることができる電磁タ
ツカを提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本考案は、電磁ソレノイドの励磁によるスプリ
ングの付勢力に抗してのプランジヤの吸引によつ
てマガジン内の釘を釘打出口から打出してワーク
に打ち込むとともに、前記吸引時におけるプラン
ジヤのストロークが予め設定されたプランジヤの
設定ストロークに達していない状態において前記
電磁ソレノイドを任意の時間間隔で繰返し励磁す
る電磁タツカにおいて、前記プランジヤの吸引方
向設定ストローク位置に釘打ち込み完了に対応し
た衝撃力で圧縮して前記プランジヤの吸引方向移
動を阻止するための衝撃緩和用ゴム製クツシヨン
を設け、かつ、該衝撃緩和用ゴム製クツシヨンに
対して前記プランジヤが前記衝撃緩和用ゴム製ク
ツシヨンに当接したときの衝撃圧力に対応した出
力を発生させるための感圧センサを取付けた電磁
タツカにある。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を図面によつて
説明する。
電磁ソレノイド1の励磁によるスプリング2の
付勢力に抗してのプランジヤ3の吸引によつてプ
ランジヤ3先端に突設された撃鉄4がマガジン5
内に収納された釘6を釘打出し口7から1本づつ
打出すとともに、プランジヤ3のストロークエン
ドにおいてプランジヤ3の吸引方向移動を吸引方
向ストツパ8、この場合、デイスク9にゴム製緩
衝プレート10を張付けた吸引方向ストツパ8で
阻止する電磁タツカ11の取手12には自動復帰
レバー13によつて操作されるメインスイツチ
SW1が取付けられ、電磁タツカ11の本体14
下部には吸引方向ストツパ8にかかる衝撃力を受
ける衝撃緩和用ゴム製クツシヨン15が取付けら
れ、該クツシヨン15の一部には周囲をシリコン
ゴム16で保護された加圧導電ゴム製感圧センサ
17、この場合、2枚の電極間に加圧導電ゴムを
挟んだ加圧導電ゴム製感圧センサ17が、第2図
のように吸引方向ストツパ8のデイスク9に当接
した状態で取付けられ、或は、第3図のようにク
ツシヨン15の圧縮量を制限するコの字状ワツシ
ヤ18を介して一定以上の衝撃力が加わらないよ
うに取付けられ、或は、第4図のようにホルダ1
9とスプリング20を介して加圧導電ゴム製感圧
センサ17に一定以上の衝撃力が加わらないよう
に取付けられ、或は、第5図のように硬度低いク
ツシヨン15Aと硬度の高いクツシヨン15Bと
で形成したクツシヨン15の硬度変化部分に一定
以上の衝撃力が加わらないように取付けられ、或
は、第6図のように溝21によつて上部弾性係数
を小さくしたクツシヨン15の弾性係数変化部分
に一定以上の衝撃力が加わらないように取付けら
れ、或は、第7図のように第3図と第5図を組合
せた状態で取付けられている。
次に、第8図は本実施例の電気制御回路図であ
つて、電磁タツカ11の電磁ソレノイド1はシリ
コン交流制御素子TRC1を介して交流電源ACに
接続され、シリコン交流制御素子TRC1にはフ
オトカプラPC1の受光素子22と抵抗R1〜R
4とからなるトリガ回路23と保護用の抵抗R
5、コンデンサC1の直列回路が接続されて電磁
ソレノイド1の駆動回路24を形成している。
交流電源ACにトランスPT1を介して接続され
た全波整流器RE1には抵抗R6、ツエナーダイ
オードZD1で形成された台形波を入力として交
流波形のゼロクロス時にパルスを出力させるイン
バータIT1が接続され、ダイオードD1とコン
デンサC2を介して全波整流器RE1に接続され
た安定化電源回路素子Q1には、メインスイツチ
SW1と抵抗R7〜R9、トランジスタTR1と
からなりメインスイツチSW1からの出力を交流
波形のゼロクロス時に同期させるゼロクロス回路
25を介してワンシヨツト回路26、この場合、
抵抗R10〜R12とコンデンサC3,C4、イ
ンバータIT2,IT3、ノア回路NOR1、アンド
回路AND1とからなるワンシヨツト回路26が
接続され、抵抗R14を介して電源Vccに接続さ
れた感圧センサ17からの出力とメインスイツチ
SW1からの出力をそれぞれインバータIT5,
IT4を介して入力させたJKフリツプフロツプ回
路JK・FF1からの出力とワンシヨツト回路26
からの出力を入力とするアンド回路AND2から
の出力は抵抗R15を介してトランジスタTR2
に入力されて前記シリコン交流制御素子TRC1
のトリガ回路23を制御する。
次に、本実施例の作用について説明する。
釘6打込みに対応して電磁タツカ11の釘打出
し口7が板材等のワークに当接した状態において
メインスイツチSW1をオンにすると、交流波形
のゼロクロスに同期した状態でワンシヨツト回路
26の時定数で定まる一定間隔毎にフオトカプラ
PC1とトリガ回路23とを介してシリコン交流
制御素子TRC1がトリガされてターンオンする
とともに、このターンオン動作はプランジヤ3が
全体ストローク吸引移動しない感圧センサ17の
オフ状態において何回でも行われる一方、1回の
ターンオン動作でもプランジヤ3が全ストローク
吸引移動して衝撃緩和用ゴム製クツシヨン15が
釘6打ち込み完了に対応した衝撃力で圧縮したと
きには感圧センサ17がオンするとともに、JK
フリツプフロツプ回路JK・FF1の出力が反転し
て釘打動作は終了し、この終了状態で電磁タツカ
11の釘打出し口7を次の釘打ちに対応して板材
等のワークから離すとともに、電磁タツカ11の
釘打出し口7を次の釘打込みに対応して板材等の
ワークに当接させた状態においてメインスイツチ
SW1をオンにすると再び前記動作が繰返えされ
る。
このように、プランジヤ3が衝撃緩和用ゴム製
クツシヨン15の釘6打ち込み完了に対応した衝
撃力による圧縮で全ストローク吸引移動したとき
にオンになる感圧センサにシリコンゴム16で保
護された加圧導電ゴムを用いることにより、安価
で狭いスペースに容易に実装でき、制御回路との
インターフエイスが非常に簡易化でき、しかも、
−50℃〜100℃までの耐熱性、耐油性、防水性に
優れ、ほこり、鉄粉等の塵挨による誤動作がなく
応答速度が速いと言う特長がある。
(考案の効果) 本考案は電磁ソレノイドの励磁によるスプリン
グの付勢力に抗してのプランジヤの吸引によつて
マガジン内の釘を釘打出口から打出してワークに
打ち込むとともに、前記吸引時におけるプランジ
ヤのストロークが予め設定されたプランジヤの設
定ストロークに達していない状態において前記電
磁ソレノイドを任意の時間間隔で繰返し励磁する
電磁タツカにおいて、前記プランジヤの吸引方向
設定ストローク位置に釘打ち込み完了に対応した
衝撃力で圧縮して前記プランジヤの吸引方向移動
を阻止するための衝撃緩和用ゴム製クツシヨンを
設け、かつ、該衝撃緩和用ゴム製クツシヨンに対
して前記プランジヤが前記衝撃緩和用ゴム製クツ
シヨンに当接したときの衝撃圧力に対応した出力
を発生させるための感圧センサを取付けた電磁タ
ツカにある。
これによつて、本考案は釘の打込み完了時点を
正確に検出して、煩しい調整を行うことなく、板
材等の堅さが変化、或は、釘の長さ、太さが変化
しても釘の打込みを最適状態で一定にすることが
でき、即ち、衝撃緩和用クツシヨンの圧縮を含む
釘の最終打ち込み力が足りないと感圧センサは打
ち込み完了信号を出さないため、ワークに対する
釘の打ち込み不足を防止でき、しかも、狭いスペ
ースに容易かつ安価に実装でき、制御回路とのイ
ンターフエイスを非常に簡易化にとることがで
き、−50℃〜100℃までの耐熱性、耐油性、防水性
に優れ、ほこり、鉄粉等の塵挨による誤動作もな
く速い応答速度を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の破断正面図、第2
図〜第7図はその要部説明図、第8図はその電気
回路図、第9図はその動作線図である。 1……電磁ソレノイド、3……プランジヤ、4
……撃鉄、6……釘、9……電磁タツカ、15…
…ゴク製クツシヨン、17……感圧センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁ソレノイドの励磁によるスプリングの付勢
    力に抗してのプランジヤの吸引によつてマガジン
    内の釘を釘打出口から打出してワークに打ち込む
    とともに、前記吸引時におけるプランジヤのスト
    ロークが予め設定されたプランジヤの設定ストロ
    ークに達していない状態において前記電磁ソレノ
    イドを任意の時間間隔で繰返し励磁する電磁タツ
    カにおいて、前記プランジヤの吸引方向設定スト
    ローク位置に釘打ち込み完了に対応した衝撃力で
    圧縮して前記プランジヤの吸引方向移動を阻止す
    るための衝撃緩和用ゴム製クツシヨンを設け、か
    つ、該衝撃緩和用ゴム製クツシヨンに対して前記
    プランジヤが前記衝撃緩和用ゴム製クツシヨンに
    当接したときの衝撃圧力に対応した出力を発生さ
    せるための感圧センサを取付けることを特徴とす
    る電磁タツカ。
JP1985075677U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0448938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985075677U JPH0448938Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985075677U JPH0448938Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191877U JPS61191877U (ja) 1986-11-29
JPH0448938Y2 true JPH0448938Y2 (ja) 1992-11-18

Family

ID=30617119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985075677U Expired JPH0448938Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0448938Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310708Y1 (ja) * 1964-09-21 1968-05-09
JPS50119370A (ja) * 1974-03-07 1975-09-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310708Y1 (ja) * 1964-09-21 1968-05-09
JPS50119370A (ja) * 1974-03-07 1975-09-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61191877U (ja) 1986-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4183453A (en) Electronically operated portable fastener driving tool
EP1349710B1 (en) Control module for flywheel operated hand tool
USRE43041E1 (en) Control module for flywheel operated hand tool
US6766935B2 (en) Modified electrical motor driven nail gun
SE8005907L (sv) Slagverktyg
CA1153450A (en) Electronically operated portable fastener driving tool
US10717178B2 (en) Fastener driving machine
ES478024A1 (es) Perfeccionamientos en herramientas de percusion para clavar clavos, grapas y elementos de sujecion similares.
CA2077570A1 (en) Fastener-driving tool assembly with improved fastener-loading features
EP1449623B1 (en) Power Tools
CA1124366A (en) Electronically operated portable fastener driving tool
JPH0448938Y2 (ja)
ATE173662T1 (de) Vorrichtung zum leichten entfernen von verklemmten heftklammern
JP2548845B2 (ja) 電池駆動発射体射出用装置およびその電機子駆動装置
KR950010671B1 (ko) 고정소자를 쳐서 박기 위한 전동공구
JPH0525824Y2 (ja)
JPH045265Y2 (ja)
JPS61214982A (ja) 電気ネイラ
JPS61270084A (ja) 電気ネイラの釘打込み制御方法
US9908226B1 (en) Birds beak elastomer fastener magazine feeder
US5480088A (en) Overdrive signalling structure for fastener driving tool
JPS61219582A (ja) 電気ネイラ
JPH0557635A (ja) 打ち込み工具
JPH0626798B2 (ja) 打込装置
JPH1080906A (ja) ステープル留め用の複数衝撃モータ駆動装置