JPH04105816A - ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造 - Google Patents

ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造

Info

Publication number
JPH04105816A
JPH04105816A JP22009090A JP22009090A JPH04105816A JP H04105816 A JPH04105816 A JP H04105816A JP 22009090 A JP22009090 A JP 22009090A JP 22009090 A JP22009090 A JP 22009090A JP H04105816 A JPH04105816 A JP H04105816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipper
blade
nippers
piston
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22009090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Ito
正美 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIHARA KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
ISHIHARA KIKAI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHIHARA KIKAI KOGYO KK filed Critical ISHIHARA KIKAI KOGYO KK
Priority to JP22009090A priority Critical patent/JPH04105816A/ja
Publication of JPH04105816A publication Critical patent/JPH04105816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一対のニッパ−の先端に対向するブレード
を設け、油圧によるピストンの前進に連動したニッパ−
の揺動によって、ブレードで被加工物を切断するニッパ
−タイプの油圧式カッターに関する。
〔従来の技術〕
油圧によってピストンを前進させ、ピストンに連動した
ニッパ−の揺動によって、ワイヤー、鉄筋等の線材を切
断するニッパ−タイプの油圧式カッターが知られている
この種の油圧式ニッパ−は、第19図に示すように、ピ
ストン先端のプッシュブロック!54にコネクティング
ロッド155を一対ずつそれぞれ上下からボルト止めま
たはピン止めしている。そして、本体のハウジング12
4上のスイングアーム157の一端をコネクティングロ
ッドに、他端をニッパ−114の後端にそれぞれピン止
めしている。一対のニッハー114はコネクティングプ
レート134にボルト止めされ、スイングアーム157
を上下からハウジング124にボルト止めすることによ
り、ニッパ−はハウジングに揺動可能に取付けられてい
るこのような構成では、ピストン112が前進すると、
プッシュブロック154、コネクティングロッド155
もピストンと一体的に前進する。そして、コネクティン
グロッド155の前進に伴って、スイングアーム157
が揺動中心であるピン159の回りを矢視するようにそ
れぞれ揺動する。スイングアーム157のWThに伴っ
て、左右のニッハー114は、揺動中心であるポル) 
13Bの回りを矢視するようにそれぞれ揺動し、対向す
る先端のブレード115によって、被加工物127が切
断される。
他方、ピストン112がプッシュブロック154、コネ
クティングロッド155を伴って後退すると、スイング
アーム15,7は、ピン158の回りを反矢視力向にそ
れぞれ揺動する。そして、左右のニッパ−114は、ス
イングアーム157の揺動に連動して、ブレード115
を互に離反させる方向1こ揺動じて初期位置に戻される
このように、公知のニッパ−タイプの油圧式カッターに
よれば、ピストンの往復動に連動して、プッシュブロッ
ク、コネクチングロッドの往復動、スイングアーム、ニ
ッパ−の揺動が、一体的に生しる。そして、油圧によっ
て大きな押力が得られるとともに、てこの原理によって
、大きな切断力のもとて切断が行なえる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、」二記のように公知のニッパ−タイプの油圧式
カッターにおいては、ピストン、プッシュブロック、コ
ネクティングロッド、スイングアームニッパ−を順次連
結する必要があり、構造的に複雑化して組立てが容易に
行なえない。そして、部品点数が多いため、故障、破損
しやすい。また、各部材が相互に連結されているため、
分解も容易でなく、部材の修理、交換が迅速に行なえな
いさらに、プッシュブロック、ニッパ−間に、コネクテ
ィングロッド、スイングアームが介在するため、カッタ
ーが軸線方向に長くなり、小型軽量化が難しい。
この発明は構成的に簡単化されて小型軽量化の可能な油
圧式ニッパ−の提供を目的としている。
この発明は切れ味を損なうことなく切断片の飛散を防止
するブレードの提供を別の目的としている。
この発明はズレを生じることなく容易に装着される替刃
タイプのプレートの取イ門構造の提供をさらに別の目的
としている。
〔課題を解決するだめの手段〕
この目的を達成するために、この発明のカッターによれ
ば、プッシュブロック、ニッパ−を連結せず、ニッパ−
後端部、ピストン先端部間に、転動自在な転動手段と転
動手段を押圧する斜面とを設けている。  ゛ たとえば、ニッパ−後端部に設けた支持孔に転動手段と
してのプッシュローラを遊嵌し、ピストン先端部に設け
た斜面がプッシュローラを押圧してニッパ−を揺動させ
る構成としてもよい。また、逆に、プッシュローラをピ
ストン先端部に設け、ニッパ−後端部の斜面にプッシュ
ローラを押圧する構成としてもよい。なお、ピストン先
端部にプッシュブロックを取付け、プッシュブロックに
、斜面またはプッシュローラを設けるとよい。
また、ニッパ−の対向面間に、ローラのようなセンター
合せ手段を対向面に当接して配設するとよい。このセン
ター合せは、ニッパ−の揺動に追従してニッパ−の対向
面に当接したまま移動することによって、一対のニッパ
−の均等な揺動を確保している。
〔作用〕
このような構成によれば、ピストンの前進に伴なう転動
手段、斜面間の押圧によって、ニッパ−が揺動され、ピ
ストン、ニッパ−間から、コネクティングロッド、スイ
ングアームが省略される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図ないし第3図に示すように、この発明に係るニッ
パ−タイプの油圧式カッター10は、ピストン12に連
動可能に取付けられた一対のニッパ−14を備えている
ピストン12を駆動させる構成は、公知と同様であり概
略的に述べると、ピストン12は、鋳物合金からなるほ
ぼ円形のシリンダ16内に往復動可能に配設されている
。シリンダ16は、ピストンへラド13によって、2つ
のチャンバに分割され、圧縮コイルばねのようなリター
ンスプリング18が左方のチャンバに配設されている。
シリンダ16の右方にポンプケース20、モータケース
22が、シリンダの左方にハウジング24が、バッキン
グ25を介在して、順次ボルト止めされて本体を構成し
ている。
ポンプがポンプケース20に、モータがモータケース2
2にそれぞれ内蔵され、モータケース後端のハンドル部
のトリガースイッチ26を押圧すると、モータのカムシ
ャフトが回転し、ポンプを駆動して、加圧油を右方のチ
ャンバに供給してピストン12が前進される。そして、
ピストン12の前進に伴って左右のニッパ−14を揺動
させ、ニッパ−先端の対向するブレード15によって、
ワイヤー、鉄筋等の被加工物27が切断される。ピスト
ン12の前進時、圧縮されて偏倚力がリターンスプリン
グ18に蓄積される。そして、右方チャンバから加圧油
がドレインされると、リターンスプリング18の偏倚力
によって、ピストン12は後退し初期位置に復帰する。
第2図からよくわかるように、ピストン12に設けたキ
ー28をガイドするキー溝30が、長手方向に沿って、
ハウジング24の内面に形成され、キー、キー溝の組合
せによって、回転することなく、ピストンが、シリンダ
1G、ハウジング24内を前後に摺動できる。
グリップ32がハウジング24のサイドに取付けられ、
オペレータは、モータケース後端のハンドル、グリップ
を左右の手でそれぞ゛れ把持して、カッター10を操作
する。
第1図、第2図からよくわかるように、ハウジング24
は、円筒形の基部24aからフォーク片24bが前方(
左方)にのびた断面路コ字形状に形成されている。そし
て、ガイドホルダー34が、ニッパ−14を上下から挟
持して、フォーク片24bの内方にボルト止めされてい
る。ガイドホルダー34は一対のニッパ−14を収納可
能な断面略口字形状の一体物とされ、座ぐり孔36がガ
イドホルダー後端部に形成されている(第4図(A)〜
(C)参照)。
一対のニッパ−14をガイドホルダー34内に配置し、
一対のボルト38が、ガイドホルダー後端部から、対応
するニッパ−の挿通孔40(第5図(A)参照)を介在
して、ガイドホルダー34に螺着されることによって、
ニッパ−がガイドホルダーに揺動自在に取付けられてい
る。被加工物27の搬入用を妨げないように、ガイドホ
ルダー34の前面中央に切欠き38が形成され、この切
欠きは、被加工物27からの切断片の飛散を防止する機
能もある。
このように、ニッパ−14がガイドホルダー34に収納
された構成では、ニッパ−14はガイドホルダー34に
覆われ、ニッパ−の揺動を許容するための僅かな隙間し
かニッパ−、ガイドホルダー間に存在しない。そのため
、ガイドホルダーに妨げられて、上下方向へのニッパ−
14の変形(そり)が阻止される。
公知のカー、ターでは、ニッパ−の上下に一枚ずつ配設
したプレートをボルト止めしてガイドホルダーを構成し
ている。これに対してこの発明では、断面略口字形状の
一体物にガイドホルダー34を成形しているため、ガイ
ドホルダーは構成的に強固となり、ニッパ−の変形を十
分に防止できる。
一対のニッパ−14の後端部を示す第5図(A)からよ
くわかるように、ニッパ−14は、先端に対向するブレ
ード(刃) 15を一体的に備えてそれぞれ成形されて
いる。ブレード15は、刃先角度を先端から一定とせず
、第5図(B)に示すように、刃先角度を大きな角度と
した多段形状とされ、実施例では、先端から60°、4
0°の2段形状としている。刃先角度を背後の角度に比
較して大きく設定しているため、刃先の破損しにくいブ
レード15が得られる。60°の刃先角度は、先端から
51程度の位置まで設けるとよい。そして、背後の角度
が刃先角度より小さいため、切断片が飛散しにくい。
実施例では、80’、40°の角度としているが、この
角度に限定されない。また、第5図(B)では、 Go
’ 、 40’の刃面が直線状に形成されているが、円
弧形状としてもよい。
上記のように、ニッパ−14は、挿通孔40にボルト3
8を挿通させて、ガイドホルダー34に取付けられ、ボ
ルト38を中心として揺動可能となる。そして、一対の
ニッパ−14を位置決めするセンター合せ手段42が、
ニッパ−14の揺動に追従してニッパ−の対向面に当接
したまま摺動可能に、ニッパ−の対向面間で対向面にそ
れぞれ当接して設けられている。実施例では、第5図(
A)、第6図に示すように、センター合せ手段42とし
て、ローラ(センター合せローラ)が採用され、ニッパ
−の対向面に設けられた部分円形の一対の切欠き44に
ローラが支持されている。このように、一対の切欠き4
4にセンター合5せローラ42を嵌合させて支持した構
成では、センター合せローラは左右のニッパ−の切欠き
に均等に当接して支持される。
たとえば、右のニッパ−が左のニッパ−に先んじて揺動
しようとしたとする。すると、右のニッパ−の押力が切
欠き44を介在してセンター合せローラ42の後面に伝
えられる。しかし、切欠き44に支持されたセンター合
せローラ42の前面が左のニッパ−の切欠きの周面に当
接して左のニッパ−を押圧するため、左のニッパ−は右
のニッパ−に並ぶ位置まで直ちに揺動する。そのため、
右のニッパ−が左のニッパ−に先んじて揺動することは
なく、一対のニッパ−14は、ズレを生じることなく、
左右均等に揺動する。このように、センター合せ手段4
2によって、ニッパ−14が左右均等に揺動し、それに
よって、円滑な切断が確保される。
センター合せローラ42が左右のニッパ−14のセンタ
ーを確実に移動するように、ガイド溝をガイドホルダー
34に設けてもよい。
切欠き44は、部分円形に限定されず、ニッパ−14の
揺動に追従してニッパ−の対向面に当接したままセンタ
ー合せローラ42の摺動を確保できれば足りる。たとえ
ば、部分円形の代りに、前後でセンター合せローラ42
に当接する V溝形状に切欠き44を形成してもよい。
センター合せ手段42として、ローラの代りにスチール
ポール、ベアリング等を使用してもよい。
たとえば、ニッパ−14の対向面にラックを設けるとと
もに、ラックに噛合する歯車を対向面間に設けてもよい
。しかし、実施例のように、センター合せローラ42、
部分円形の切欠き44の組合せによれば、簡単な構成の
もとで、一対のニッパ−14の左右均等な揺動を確保で
きる。
また、一対のニッパ−14の左右均等な揺動を確保でき
れば非円形のものからセンター合せ手段42を構成して
もよい。
一対のニッパ−14は、切欠き44にセンター合せロー
ラ42を支持したまま、ガイドブレート34内に挿入さ
れ、挿通孔40にボルト38を挿通させてガイドプレー
トに取付けられる。そのため、第2図に示すように、セ
ンター合せローラ42は、ガイドプロ レート34に上下を阻まれ、センター合せローラの脱落
が防止される。
対向するブレード15を離反させる方向にニッパ−14
を偏倚して初期位置に復帰させるバックアップばね46
(リターンスプリング)が配設されており、実施例では
、バックアップばね46として引張コイルばねが利用さ
れている。第6図、第8図かられかるように、引張コイ
ルばね46は、ニッパ−後端のねじ孔48(第5図(A
)参照)に螺着したボルト49にその端部を係止するこ
とによって、一対のニッパ−間に架設されている。この
ように、揺動中心であるボルト38に対して、ブレード
15と反対サイド(後方サイド)に引張コイルスプリン
グ46を架設した構成では、構成的に簡単化されるとと
もに、引張コイルスプリングが被加工物27の搬入出の
障害とならない。
バックアップスプリング46の取付は位置はこれに限定
されず、また、バックアップスプリングとして、引張コ
イルスプリング以外のスプリング、たとえば、圧縮コイ
ルスプリング、竹の子スプリング、板スプリング等を利
用してもよい。
この発明では、ニッパ−後端部、ピストン先端部間に、
転動自在な転動手段50と、転動手段を押圧して転動さ
せる斜面52とを設け、ピストンの前進に伴なう転動手
段、斜面間の押圧によって、ニッハー14を揺動させる
ように構成されている。実施例では、転動手段50をニ
ッパ−サイドに、斜面52をピストンサイドに設けてい
るが、逆に、転動手段をピストンサイドに、斜面をニッ
パ−サイドに設けてもよい。また、ピストン12の先端
にプッシュブロック54を着脱可能に取付け、このプッ
シュブロック前面に転動手段50等を設けるとよい。
プッシュブロック54を設けた構成では、ピストン12
の本体の破損が避けられる利点がある。
まず、プッシュブロック54について述べると、第7図
(A)、(B)に示すように、プッシュブロックの上面
後端(カッター10に組込んだ状態では下面後端となる
)に凹所54aが形成され、ピストン先端の矩形連結部
12aを凹所に収納しボルト止めして、プッシュブロッ
ク、ピストンを連結している。プッシュブロック54の
前面両サイドは斜面52とされ、この斜面が転動手段5
0を押圧する。斜面52を高周波焼き入れ等の熱処理に
よって硬化することが好ましい。
斜面52が押圧する転動手段50は、実施例では、ロー
ラ(プッシュローラ)から成り、ローラは、ニッパ−後
端部の支持孔58に遊嵌されている。第5図(A) 、
 CD)に示すように、支持孔5Bを180°以上の部
分円形の庇付孔とすることによって、プッシュローラ(
転動手段)42は、サイド、下方に脱落することなく回
動自在に支持される。また、プッシュローラ42の上面
(カッターに組込んだ状態では下面となる)を覆って、
プッシュローラの脱落を防止するように、脱落防止プレ
ート43を設けるとよい。転動手段50はローラに限定
されず、他のもの、たとえば、スチールポールな転動手
段としてもよい。
実施例では、第6図に示すように、バックアップスプリ
ング取付は用ボルト48を利用して脱落防止プレート4
3を取付けている。そのため、特別な加工や独立部材な
しで、脱落防止プレート43が配設できる。また、支持
孔58に嵌合される凸部を脱落防止プレート43の自由
端に設けた構成とすれば、片持ち形状の脱落防止プレー
トの位置ズレが防止され、プッシュローラ42の脱落が
確実に防止できる。
上記構成のニッパ−タイプの油圧式カッター10の動作
について述べると、トリガースイッチ2Bを押圧すると
、加圧油がピストンへラド13に作用して、ピストン1
2が前進する。第6図からよくわ力ζるように、ピスト
ン12とともにプッシュブロック54も前進し、プッシ
ュブロックの斜面52は、プッシュローラ(転動手段)
50を押圧する。すると、ピストン12、プッシュブロ
ック54の前進に伴って、一対のニッパ−14は、引張
コイルスプリング(バックアップスプリング)46の偏
倚力に抗して、揺動中心であるボルト38の回りで矢視
するように揺動する。そして、ニッパ−先端のブレード
15によって、被加工物27が切断される。ここで、上
述したように、センター合せローラ(センター合せロー
ラ手段)42によって、一対のニッパ−14が左右均等
に揺動するため、被加工物27は円滑に切断される。
ピストン12が所定距離前進すると、加圧油はドレイン
され、シリンダ内のリターンスプリング18(第2図参
照)の偏倚力によって、ピストン12は、プッシュブロ
ック54とともに後退する。ピストン12、プッシュブ
ロック54が後退して、プッシュブロックの斜面52か
らローラ50への押力がなくなると、ニッパ−14の引
張コイルスプリング(バックアップスプリング)46の
偏倚力によって、プッシュブロックの後退に追従して、
ニッパ−は、反矢視力向に揺動し、ブレード15の離反
された初期位置に復帰する。
上記のように、この発明によれば、ピストン12の前進
に伴なう転動手段50への斜面52の押圧によって、ニ
ッパ−14を揺動可能としている。そして、公知の構成
において構成部材とされたコネクティングロッド、スイ
ングアームが、この発明では不要となり、部品点数が減
少する。そのため、構成約に簡単化され、容易に組立て
られる。そして、プッシュブロック54、ニッパ−14
が連結されていないため、組立て、分解が容易に行なえ
、プッシュブロック、ニッパ−の修理、交換が迅速に行
なえる。また、プッシュブロック54、ニッパ−14間
から、コネクティングロッド、スイングアームが除かれ
たため、カッター10が短くなり小型軽量化される。
前端がプッシュブロックとして機能するように、ピスト
ン12を成形して、独立部材としてのプッシュブロック
54を省略してもよい。しかし、実施例のように、別体
のプッシュブロック54をピストン12にボルト止め等
によって着脱可能に取付ければ、プッシュブロックの交
換が容易に行なえるとともに、ピストンが安価に成形で
きる。
実施例では、プッシュブロック54の前面に形成した斜
面を斜面52とし、この斜面がニッパ−後端部のプッシ
ュローラ(転動手段)50を押圧している。この構成で
は、プッシュローラが支持孔56内を転動しながらニッ
パ−後端部に押力を伝達しているため、摩擦抵抗が少な
い。また、点接触でなく、斜面52、プッシュローラ5
0間は線接触し、プッシュローラ、ニッパ−間は、面接
触に近い線接触となるため、押力伝達点が一点に集中せ
ず、しかも、プッシュローラ50が転動するため、押力
伝達点を変動させながら、押力が伝達される。従って、
ピストン12から、プッシュブロック54、プッシュロ
ーラ52を経て、押力がニッハー14に円滑に伝達され
、斜面52、プッシュローラ、ニッパ−の摩耗が少なく
、変形、破損が抑制される。
プッシュブロック54、プッシュローラ(転動手段)5
0、ニッパ−14のうち、構成上、通常、プッシュロー
ラが最も変形、破損しやすい。しかしながら、プッシュ
ローラ50は、他の2部材に比較して極めて安価であり
、プッシュローラが変形、破損しても、プッシュブロッ
ク54、ニッパ−14ノ破損、変形に比較して、カッタ
ー10の実害が少ない。そして、プッシュローラ52は
、取付の支持孔56に遊嵌されるとともに、脱落防止プ
レート53によって脱落が防止されている。そのため、
脱落防止プレート53を取付けているボルト49を緩め
て脱落防止プレートを支持孔56の」三方からずらせば
、プッシュローラ52は、支持孔から取り出せ、迅速、
容易に交換できる。
このように実施例の構成では、安価で交換の容易なプッ
シュローラ52の犠牲によって、プッシュブロック54
、ニッパ−14が保護され、カッター10の実害が防止
されるとともに、修理が容易に行なえる。 ゛ マタ、斜面52、プッシュローラ50、ニッパ−14の
摩耗が抑制されるため、ブレード閉塞時のかみ合いの微
妙なズレが防止され、正確な切断が行なえる。さらに、
センター合せローラ42を一対のニッパ−14の対向面
間に配設してニッパ−の左右均等な揺動を確保している
ため、この点からも、被加工物27は、正確、円滑に切
断される。
転動手段50をピストンサイドに、斜面52をニッパ−
サイドに設けた実施例を第8図に示す。この実施例では
、支持孔56はプッシュブロック先端に形成され、この
支持孔に転動手段であるブツシュ0−ラ50が軸支され
、転動手段50、斜面52の配設位置を除いて上記の実
施例と概略同様の構成をしている。プッシュブロック先
端を円弧形としているが、先端を切断した斜面としても
よい。
このように、プッシュローラ(転動手段)50をピスト
ンサイドに設けた構成では、プッシュブロック54にボ
ルト止めした一枚の脱落防止プレート53で2つのプッ
シュローラの脱落が同時に防止できる(第9図(A)、
(B)参照)。
一般に、ピストン前進時でのプッシュブロック54との
当接を避ける逃げをニッパ−14の後端部内方に設ける
必要があり、ニッパ−の後端が鋭角化して強度的に弱く
、この部分に切欠きを設けるこトハ好ましくない。この
実施例では、プッシュローラの支持孔5Bがニッパ−1
4に設けられていないため、ニッパ−後端鋭角部の強度
低下が避けられ、破損が防止される。
ニッパ−のブレード15として種々の形状が採用できる
。第10図(A)、(B)に示すように、ニッパ−のブ
レード15の刃先角度を40°の一段刃先とし、刃先に
丸味を設けてもよい。このように丸味付刃先によれば、
刃こぼれが防止される。また、刃先が40°という鋭角
であるため、切れ味のよい切断が行なえる。
また、第11図(A)、(B)に示すように、片刃形状
とすれば、両刃形状に比較して切れ味のよい切断が行な
え、特に、小径の被加工物(細物)27の切断が、逃げ
を生じることなく円滑に行なえる。このニッパ−のブレ
ード15においても、刃先角度を大きな角度とした多段
形状とし刃先を丸めているため、切断片は飛散しにくく
、また、刃先の破損(刃こぼれ)が生じにくい。たとえ
ば、先端から30°、 22.5°の二段形状とし、3
0°の刃先は先端から5II−程度の長さとするとよい
上記実施例では、ブレード15はニッパ−14と一体に
成形されているが、ブレードを別体とした替刃タイプと
すれば、ブレードが破損したとき、ブレードのみを交換
すればよく、ニッパ−自体を交換する必要がないため、
経済的となる。第12図(A)〜(C)に示すニッパ、
−14は、ブレード15ノ交差によって切断するいわゆ
るアリングタイプとして構成されているため、刃先の調
整なしで細物が切断できる。ブレード15は、一対のニ
ー2パーの上面または下面のブレード装着孔17にそれ
ぞれボルト止めされている。
このように、上下面のブレード装着孔17にブレード1
5を取付ける構成では、取付のブレード装着孔の加工が
容易に行なえる。また、厚いブレード15が装着でき、
かなりの大物も切断できる。
実施例では、ブレード15を着脱可能に取付ける2木の
ポルトのタップ孔15aの一方をザグリなしとすること
によって、ブレード装着孔17のある部分のニッパ−1
4の薄型化を防止して、必要な強度を保持している。
第13図に示すように、ブレード装着孔17を、上下面
でなく、ニッパ−14の厚さ方向のほぼ中央に設けても
よい。この構成ではブレード15が上下両サイドから支
持されるため、ブレードの変形(そり)が確実に防止で
きる。
替刃タイプのブレード15では、第14図(A)、(B
)に示すように、刃先を僅かに、たとえば2°程度、後
方に傾斜させるとともに、刃先に切込み15bを設ける
とよい。このように刃先を斜面とした構成では、せん断
力が刃先の傾斜に集中的に作用するため、良好な切れ味
が得られ、切断が円滑に行なえる。加えて、刃先に作用
する負荷が小さくなり、刃先が破損しにくい。また、刃
先の切込み15bによって、凹凸が刃先に形成され、凹
凸によって、刃先が被加工物27を確実に捕え、被加工
物にすべりを生じることなく、切断が円滑に遂行され・
る。大きな切断力のもとで切断を行なうためブレードを
破損しやすいニッパ−タイプの油圧式カッター10に、
この替刃タイプのブレード15が最適とはいえ、これに
限定されず、このブレードは、他の種々のカッターに装
着できる。なお、刃先の傾斜角度、切込みの数、配列は
図示のものに限定されない。
別のニッパ−14を第15図(A) 、 (B)に示す
。このニッパ−14において、ブレード装着孔17は貫
通孔とされ、円形孔Boaがブレード装着孔の背面(後
面)に、タップ孔60bがブレード装着孔の左面に、部
分円形の係止孔80cがブレード装着孔の右面でニッパ
−にそれぞれ形成されている。ここで、タップ孔Bob
は背面(後方向)に傾斜して形成されている。
また、ブレード15は、第16図(A)〜(C)に示す
ように、円形孔Boaに嵌合可能な円形突起?Oaが背
面に、ポルト先端の係止可能な円錐形状の切欠き70b
が′左面に、係止孔80cと略凹−な部分円形の係止孔
70cが右面にそれぞれ形成されている。
このようなブレード15は以下のようにしてブレード装
着孔17に取付けられる。
第17図に矢視するように、ブレード15aをブレード
装着孔17の開口から搬入し、ブレードの円形突起70
aをニッパ−の円形孔Boaに嵌合させる。
それから、係止孔60e、70cにビン82を嵌合、係
止させる。そして、ブレードの切欠き70bに先端が係
止されるまで、ニッパ−のタップ孔60bに螺着したポ
ルト84を螺進して、ブレードが取付けられる。
このようなブレード15の装着方法によれば、円形突起
70a、円形孔floaの嵌合によって、ブレード15
は上下方向にズレなく位置決めされるとともに、左右方
向にも補助的に位置決めされる。そして、円形孔80a
 、円形突起70aがそれぞれ設けられたブレード装着
孔17、ブレード15の背面間の平行度が正確でない場
合でも、ピン82が係止孔60C970cに嵌合、係止
されることによって、平行度が得られる。
ポルト64の螺進によって、ポルトの先端が切欠き70
bに当接すると、ブレードに押力Fが加わる。そして、
タップ孔60bが背面方向に傾斜し、ポルト64が傾斜
して配設されているため、この押力Fは、分力Fx、F
yを生じ、分力Fxによって、ブレード15はブレード
装着孔の右面に、分力Fyによってブレード装着孔の背
面にそれぞれ押し付けられ密着、固定される。このよう
に、ブレード装着孔の右面との密着、固定によりズレる
ことなく Y−Y方向に、ブレード装着孔の背面との密
着、固定によりズレることなく X−X方向にそれぞれ
正確に位置決めされる。従って、前後、左右にズレるこ
となくブレード15が装着できる。
円形突起70a、円形孔BOaは、ブレード15の」−
下方向のズレを防止すれば足り、他の組合せ、たとえば
、キー、キー溝の組合せ、凹凸の組合せとしてもよい。
しかし、円形突起70a、円形孔Boaの組合せによれ
ば、上下方向の位置決めに加えて、左右方向の補助的な
位置決めも行なえる。また、加工が容易に行なえる。
なお、実施例では、円形突起70aをブレードサイドに
、円形孔Haをニッパ−サイドに設けているが、逆に、
円形突起70aをニッパ−サイドに、円形孔Boaをブ
レードサイドに設けてもよい。しかし、円形突起70a
をブレードサイドに、円形孔Boaをニラパールイドに
設けた実施例の構成では、ブレード15の強度を損なう
ことがない。
また、係止孔Boa、70cは部分円形に形成されてい
るが、ピン62を嵌合、係止するものであれば足り、 
■溝、矩形溝等でもよい。さらに、ピン62の数、配列
位置は図示のものに限定されず、たとえば、円形突起7
0a、円形孔60aに隣接して係止孔80c、70cを
背面に設けてもよい。しかし、図示のように、タップ孔
60bを先端に近い左面に、係止孔eoc、70cを右
面に設けた構成では、上下ズレ防止手段が背面に設けら
れることによって、開口した前面を除く背面、左面、右
面に1つずつバランスよく配設され、ズレの発生がバラ
ンスよく阻止できる。
」−記のように、円形突起70a、円形孔60aのよう
な上下ズレ防止手段、ピン62、傾斜したボルト64の
組合せによって、ブレード15は、」−下、前後(Y−
Y) 、左右(X−X)にずれを生じることなく確実に
装着できる。また、ボルト64の螺進、螺退によって迅
速、容易に装着、交換できる。
なお、この変形例においても、ブレード15の刃先角度
を背後より大きくした多段形状(図では2段形状)とす
ることが好ましい。また、第18図に示すように、直線
でなく円弧B8a、8ebの多段形状とするとともに、
先端に丸味を付けてもよい。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
」二記のように、この発明に係るカッターによれば、公
知の構成の構成部材であるコネクティングロッド、スイ
ングアームが省略でき、部品点数が減少する。そのため
、カッターが構成的に簡単化され、容易に組立てられる
とともに、メンテナンスも容易に行なえる。特に、ピス
トン、ニッパ−を連結していないため、カッターの組立
て、分解が容易に行なえ、修理、交換が迅速に行なえる
また、コネクティングロッド、スイングアームが省略さ
れるため、カッターが短くなり、小型軽量化される。
さらに、ニッパ−の揺動に追従してニッパ−の対向面に
当接したまま移動するセンター合せ手段を設けた構成で
は、一対のニッパ−の左右均等な揺動が得られ、円滑な
切断が行なえる。
断面略口字形状の一体物から成るガイドホルダーでニッ
パ−を上下から支持し収納した構成では、強固なガイド
ホルダーによって、ニッパーノ変形が十分に防止される
刃先を後方に傾斜させるとともにスベリ止めの切込みを
刃先に設けたブレードによれば、切れ味のよい切断が円
滑に行なえる。
刃先角度を背後の角度に比較して大きくすれば、刃先が
破損しにくいとともに、切断片の飛散が防止される。
傾斜したボルト、上下のズレ防止手段、平行度調整用ピ
ンを利用してブレードをブレード装着孔に取付ける構造
では、ズレのない装着が迅速、容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この発明に係るニッパ−タイプ
の油圧式カッターの概略斜視図、一部破断の平面図およ
び部分背面図、 第4図(A)〜(C)は、ガイドホルダーの正面図、背
面図および第4図(B)の線C−Cに沿った縦断面図、 第5図は(A)〜(ロ)は、ニッパ−の正面図、左側面
図、第4図(B)の0部の拡大図および第4図(A)の
矢視り方向の端面図、 第6図は、ハウジングを除去したカッターの部分背面図
、 第7図(A)、(B)は、プッシュブロックの平面図お
よび正面図、 第8図は、ハウジングを除去した別実施例に係るニッパ
−タイプの油圧式カッターの部分背面図シュロッドのプ
ッシュブロックの平面図および正面図、 第10図(A)、(B)は、変形例に係るニッパ−の左
側面図および第10図(A)のB部分の部分拡大図、第
11図(A)、CB)は、他の変形例に係るニッパ−の
左側面図および第11図(A)のB部分の部分拡大図、 第12図(^)〜(C)は、シェアリングタイプの二ツ
バ−の正面図、第12図(A)の線B−B 、C−Cに
沿った各部分断面図、 第13図は、他のシェアリングタイプのニッパ−の、第
12図(B)に類似する部分断面図、第14図(A)、
(B)は、替刃タイプのブレードの正面図および右側面
図、 第15図(A)、(B)は、他のニッパ−の正面図およ
び左側面図、 第16図(A)〜(C)は、第15図のニッパ−に装着
された替刃タイプのブレードの正面図、右側面図および
第16図(B)のC方向の端面図、第17図は、第18
図のブレードの装着方法を示すニッパ−の部分正面図、 第18図は、第18図(B)に類似した他のブレードの
右側面図、 第19図は、公知のノッパータオプの油圧式カッターの
部分平面図ある。 10:ニッパ−タイプの油圧式カッター、12:ピスト
ン、13:ピストンヘッド、14:ニッパ−,15ニブ
レード、16:シリンダ、17:ブレード装着孔、18
:リターンスプリング、20:ポンプケース、22:モ
ータケース、24:l\ウジング、27:鉄筋(被加工
物)、34ニガイドホルダー、40二挿通孔、42:セ
ンター合せローラ、44:切欠き、4B二バツクアツプ
スプリング、50:プッシュローラ(転動手段)、52
:斜面、54:脱落防止プレート、54:プッシュブロ
ック、56:支持孔、80a:円形孔(上下ズレ防止手
段) 、 80b:タップ孔、80C:係止孔、62:
ビン、64:ポルト、70a:円形突起(上下ズレ防止
手段) 、70b:切欠き、70C:係止孔、155:
コネクティングロッド、157:スイングアーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一対のニッパーの先端に対向するブレードを設け
    、油圧によるピストンの前進に連動したニッパーの揺動
    によって、ニッパーのブレードで被加工物を切断するニ
    ッパータイプの油圧式カッターにおいて、 ニッパーの後端部、ピストンの先端部間に、転動自在な
    転動手段と転動手段を転動させながら押圧する斜面とを
    設け、ピストンの前進に伴なう転動手段および斜面の押
    圧によってニッパーを揺動可能としたニッパータイプの
    油圧式カッター。 (2)一対のニッパーの先端に対向するブレードを設け
    、油圧によるピストンの前進に連動したニッパーの揺動
    によって、ニッパーのブレードで被加工物を切断するニ
    ッパータイプの油圧式カッターにおいて、 ニッパーの後端部、ピストンの先端部間に、転動自在な
    転動手段と転動手段を転動させながら押圧する斜面とを
    設け、ピストンの前進に伴なう転動手段および斜面の押
    圧によってニッパーを揺動可能とするとともに、ニッパ
    ーの揺動に追従してニッパーの対向面に当接したまま移
    動して一対のニッパーの均等な揺動を確保するセンター
    合せ手段を、ニッパーの対向面間に配設したニッパータ
    イプの油圧式カッター。 (3)センター合せ手段が、ニッパーの対向面の切欠き
    に支持されたローラである請求項2記載のニッパータイ
    プの油圧式カッター。 (4)転動手段がニッパーの後端部の支持孔に遊嵌され
    たプッシュローラであり、プッシュブロックがピストン
    先端に着脱可能に取付けられ、プッシュローラを押圧す
    る斜面がプッシュブロックに形成されている請求項1な
    いし3のいずれか記載のニッパータイプの油圧式カッタ
    ー。 (5)プッシュブロックがピストン先端部に着脱可能に
    取付けられ、転動手段がプッシュブロック前面に形成さ
    れた支持孔に遊嵌されたプッシュローラであり、プッシ
    ュローラを押圧する斜面がニッパー後端部に形成されて
    いる請求項1ないし3のいずれか記載のニッパータイプ
    の油圧式カッター(6)対向するブレードを先端に持つ
    一対のニッパーを揺動可能にハウジングに取付け、油圧
    によるピストンの前進に連動したニッパーの揺動によっ
    て、ブレードで被加工物を切断するニッパータイプの油
    圧式カッターにおいて、 ハウジングは先端にフォーク片を持つ断面略コ字形状と
    され、フォーク片の内方にガイドホルダーが装着され、
    ガイドホルダーがニッパーを上下から支持して収納する
    断面略ロ字形状の一体物に成形されていることを特徴と
    するニッパータイプの油圧式カッター。 (7)刃先を後方に傾斜させるとともに、スベリ防止用
    の切込みを刃先に設けたシエアリング用のブレード。 (8)刃先角度を背後の角度に比較して大きくした多段
    形状のブレード。 (9)貫通孔よりなるブレード装着孔に替刃タイプのブ
    レードをボルト止めするブレード取付け構造において、 開口した前面を除くブレード装着孔の後端部、右面、左
    面のうち、右左両面のいずれかにタップ孔を後端部方向
    に傾斜して形成するとともに、この傾斜したタップ孔に
    噛合されるボルトの先端の当接可能な切欠きをブレード
    に設け、 ブレード装着孔の後端部に、上下方向のブレードのズレ
    を防止するズレ防止手段を設け、 タップ孔の形成された面を除くブレード装着孔の面のい
    ずれかと、その面に対向するブレードの対向面とに、平
    行度調整用のピンの嵌合、係止可能な係止孔を設けたこ
    とを特徴とするブレード取付け構造。 (10)ブレード装着孔の右面、左面のうち、先端に近
    い面にタップ孔を設け、残る面に係止孔を設けた請求項
    9記載のブレード取付け構造。 (11)ズレ防止手段が、円形突起、円形孔の組合せよ
    りなる請求項9または10記載のブレード取付け構造。
JP22009090A 1990-08-23 1990-08-23 ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造 Pending JPH04105816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22009090A JPH04105816A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22009090A JPH04105816A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04105816A true JPH04105816A (ja) 1992-04-07

Family

ID=16745772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22009090A Pending JPH04105816A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04105816A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2446993A1 (de) * 2010-10-29 2012-05-02 Novopress GmbH Pressen und Presswerkzeuge & Co. KG Schneidwerkzeug
JP2018043298A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 富士機械製造株式会社 リード線カット装置および作業装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964216A (ja) * 1982-09-30 1984-04-12 Seiatsu:Kk ケ−ブル切断機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964216A (ja) * 1982-09-30 1984-04-12 Seiatsu:Kk ケ−ブル切断機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2446993A1 (de) * 2010-10-29 2012-05-02 Novopress GmbH Pressen und Presswerkzeuge & Co. KG Schneidwerkzeug
JP2018043298A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 富士機械製造株式会社 リード線カット装置および作業装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8327547B2 (en) Metal demolition shears with indexable, integrated wear plate/piercing tip
US7895755B2 (en) Replaceable demolition shear piercing tip
CA2444581C (en) Two-position quick-change saw
IL194378A (en) Manual ceramic cutting device
CA1251915A (en) Die clamp
JPH09109102A (ja) 動力工具の鋸刃固定装置
US5898998A (en) Bolt-cutter type cutting tool
US7191525B2 (en) Two-stage attachment for cutting, crimping etc, and mechanical method thereof
US4638703A (en) Shear for different structural shapes
JP2000246538A (ja) 金属を切断または圧印加工するための工具
JPH04105816A (ja) ニッパータイプの油圧式カッター、ブレードおよびブレード取付構造
US7278228B2 (en) Hinged tooth
KR20010043793A (ko) 기계적 장점을 이용한 작용 측면을 갖는 공구 유니트클램핑장치
US6478060B1 (en) Wood planing machine with a workpiece-guiding plate
JP4369304B2 (ja) ビレット切断装置
US6234097B1 (en) Thread cutting device for a sewing machine
WO1995005271A1 (en) Improved bolt cutter
FI128058B (en) Hand-operated cutting tool
KR200390807Y1 (ko) 커터 간격 조절용 심플레이트를 구비한 철구조물 절단용압쇄기
JPH027852Y2 (ja)
US3787970A (en) Bevelling tool
JP2005336750A (ja) 切断機
NL8402266A (nl) Universele knibbelschaar.
JP2003039233A (ja) 解体機のカッターの開き防止装置
JP2005061526A (ja) ロック機構付きシリンダ