JPH04105031A - X線光電子流の打ち消し方法及びこれを利用した熱陰極型電離真空計 - Google Patents

X線光電子流の打ち消し方法及びこれを利用した熱陰極型電離真空計

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JPH04105031A
JPH04105031A JP22392590A JP22392590A JPH04105031A JP H04105031 A JPH04105031 A JP H04105031A JP 22392590 A JP22392590 A JP 22392590A JP 22392590 A JP22392590 A JP 22392590A JP H04105031 A JPH04105031 A JP H04105031A
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JP
Japan
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collector
grid
filament
hot cathode
gauge
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JP22392590A
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Fumio Watanabe
文夫 渡辺
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Sukegawa Electric Co Ltd
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Sukegawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、真空装置内の気体の分子密度、即ち圧力を測
定する熱陰極型電離真空計におけるX線光電子流をキャ
ンセルする方法及びこれを利用した熱陰極型電離真空計
の改良された構造に関するものである。
[従来の技術] 非磁界型熱陰極イオン化ゲージは、10−’Pa(約1
0−7To r r)以下の超高真空領域の圧力の測定
器として信頼性が高く、この領域における圧力の測定に
最も広く活用されているゲージである。このゲージの原
理は、熱フィラメントから飛び出した電子をアノード・
グリッドの内外に振動させ、振動電子が気体分子に衝突
したときに作る陽イオンをコレクターに集め、もって、
得られるイオン電流から気体の密度である圧力を求める
ものである。
しかしながら、この振動電子は1ooeV以上の運動エ
ネルギーをもってグリッドに衝突するため、衝突の際グ
リッド表面から軟X線が生成するが、その一部はコレク
ターを照射してコレクターから光電子を発生させる。即
ち、コレクターに陽イオンが流れ込むことと、コレクタ
ーから光電子が放出されることとは同じ向きの電流とし
て観測されるため、圧力が低くなってイオン電流が小さ
くなったとしても、この充電流以下にはならない現象、
即ち、熱陰極型イオン化ゲージの軟X線限界(三極管型
イオンゲージでは、だいたい1O−6Pa (10−7
Torr))が生じる。
この様な現象を初めて指摘し、従来の板状のコレクター
を線状にして軟X線の波昭射量を著しく減らしたのがB
ayardとAlpertのBA型ゲージであり、これ
によって圧力測定の限界を大幅に向上することが可能と
なった。
しかしながら、このBA型ゲージによる圧力測定にも限
界があり(約10−9P a (10−”Torr))
、これをさらに改良すべく、これ以後のイオン化ゲージ
では、例えば添付の第9図に示すいわゆる点コレクター
ゲージの様に、針金状のコレクター1の先端を遮蔽円筒
2の先端から僅かに突出させて、従来の線状から点状に
し、もって軟X線の影響を避けようとする試みが、また
、添付の第10図に示す様に、このコレクター1をさら
にマイナスに、すなわち遮蔽板2の内側(具体的には、
遮蔽板2とイオン・リフレクタ−3とで形成される空間
内)に設けるエクストラクターゲージと呼ばれる方式、
添付の第11図に示す様に、遮蔽板の孔を通過さセタ後
テ、イオンビームを偏向部4.4テ静i偏向してイオン
コレクターに導くヘルマーケージと呼ばれる方式、さら
には、添付の第12図(a)及び(b)にも示す様に、
コレクター1を円筒状グリッド5の下側にドーナツ状円
板6を介して設置することは上記のエクストラクター型
ゲージと同じであるが、コレクター10周辺にサプレッ
サー電極7 (−300V以下の負の電界)と呼ばれる
電極を設け、X線が円板状コレクターlに衝突して発生
するエレクトロンの飛散を抑制する、いわゆるサプレッ
サ一方式等が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来技術になる種々のゲージ方式
でも、特に極高真空(1(19Pa(10−”To r
 r)以下)の測定に、おいては、必ずしも実用化する
ことの出来る十分な性能を達成することが出来ないとい
う問題点があった。
すなわち、上記の点コレクターゲージでは、線を点にし
たものの十分な軟X線の抑制を行うことが出来ず、また
、エクストラクター型ゲージでは、イオンを効率よく通
過させようとすると遮蔽板の孔が大きくなりX線の遮蔽
が不十分になる。そのため、イオンコレクターとして針
金状電極を使用するが、このイオンコレクターがX線に
照らされる確率はBA型ゲージの100分の1程度であ
り、本格的な極高真空ゲージとしては未だ十分でない。
また、ヘルマーゲージにおいても、発生したイオンがイ
オンコレクターに到達する確率が減少して感度が小さく
なる。
そして、サプレッサー型のゲージでは、成程、サプレッ
サー電極は直接にくるX線からは完全にシールドしたと
はいっても、反射してくるX線までも防ぐことは出来ず
、この反射X線によってサプレッサーより放出された光
電子がコレクターに到達して、そのため、第13図のグ
ラフにも示す様に、サプレッサー電圧Vsによっては(
Vs=−625V)、:F L/ フタ−電流力負にな
ってしまい、これでは正確な真空度が測定できないとい
う問題点があった。
そこで、本発明では、上記の従来技術における問題点に
鑑み、特に反射X線による測定誤差を排除し、もって、
極高真空をも正確に測定することが出来るX線光電子流
をキャンセルする方法及びこれを利用したpk!陰極型
電離真空計を提供することをその目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的は、本発明によれば、まづ、真空系内に配置
した勲フィラメントから飛び出した電子をアノード・グ
リッドの内外に振動させ、該振動電子が気体分子に衝突
したときに作る陽イオンをコレクターに集め、得られる
イオン電流から該真空系内の気体の分子密度、即ち圧力
を測定する測定装置において、該アノード・グリッドと
該コレクターとの間に配置したスクリーン−グリッドの
負のバイアスを選択することによってX線光電子流をキ
ャンセルすることを特徴とするX線光電子流の打ち消し
方法によって達成されることとなる。
また、上記の目的は、真空系内に配置された熱フィラメ
ントと、該勲フィラメントから飛び出した電子をその内
外に振動させるアノード・グリッドと、該振動電子が気
体分子に衝突したときに作る陽イオンを集めるコレクタ
ー七を有し、該コレクターに得られるイオン電流から該
真空系内の気体の分子密度、即ち圧力を測定する熱陰極
型電離真空計において、該アノード・グリッドと該コレ
クターとの間にスクリーン・グリッドを配置し、このス
クリーン・グリッドに、選択された負のバイアスを掛け
るこ七によってX線光電子流をキャンセルすることを特
徴とする上記X線光電子流の打ち消し方法を利用した熱
陰極型電離真空計によっても達成されることとなる。
[作  用コ すなわち、上記の本発明になるX線光電子流をキャンセ
ルする方法及びこれを利用した熱陰極型電離真空計によ
れば、熱陰極型電離真空計において、そのアノード・グ
リッドとコレクターとの間にスクリーン・グリッドを配
置し、このスクリーン・グリッドに、選択された負のバ
イアスを掛けることにより、X線がコレクターに衝突し
て発生するエレクトロンの飛散を抑制すると共に、反射
X線がコレクターに衝突して発生する光電子と上記スク
リーン費グリッドに衝突して発生する光電子をバランス
させてキャンセルすることにより反射X線の影響を取り
除いて正確な真空測定を可能にするものである。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例について、添付の図面を参照しな
がら詳細に説明する。
まづ、添付の第1図には、本発明になるX線光電子流の
キャンセル方法を利用した熱陰極型電離真空計が、特に
、上記の第7図示される様な球形のグリッドとリング状
のフィラメントを備えた熱陰極型電離真空計が示されて
いる。
すなわち、この熱陰極型電離真空計は、図にも示される
様に、針金をメツシュ状にして球形に形成して成る球形
グリッドIOと、その周囲に環状に設けられたフィラメ
ント20と、さらに、上記球形グリッド10の下側の開
口部11に近接して設けられたイオンコレクタ一部30
とから構成されている。より具体的には、上記の球形グ
リッド10は、例えば径が50μmのモリブデン(M 
o )の針金を30程度のメツシュにして、直径22I
Imの程度の球形に形成して成り、その下側には直径5
r程度の開口部11を形成したものである。また、上記
球形グリッド11の外周には、いわゆるリム15が傾斜
して取り付けられている。さらには、上記のフィラメン
ト20は、例えば線径0.125−■のレニウム線を直
径26m11程度のリング状に曲げて酸化トリウムを電
着した酸化物フィラメントから成っている。
次に、上記の球形グリッド10の下側開口部11付近に
(例えば、lll11程度下方側に)設けられたイオン
コレクタ一部30の詳細は、添付の第3図に示す様な円
板状のタンタル(Ta)等の金属から成るコレクタープ
レート31の下面に金属製の支持棒32を延長して取り
付けたイオンコレクター33から成っている。このコレ
フタープレー)31の直径は、上記球形グリッド10の
下側開口部11の径に近い値になっている。支持棒32
は、真空装置のチェンバー側フランジ40に取り付けら
れるゲージ側の取付フランジ50の端子取出口51から
絶縁セラミック53を介して外部に取り出されている。
また、この支持棒32の周囲には、これを取り囲む様に
、いわゆる管状の金属からなるシールド部材33が設け
られて、いわゆるBNC同軸真空端子が形成されている
。このシールド部材33も、また、上記取付フランジ5
0の端子取出口51から絶縁セラミック53を介して外
部に取り出されている。
さらに、上記のイオンコレクタ一部30では、上記円板
状のコレクタープレート31を取り囲む様に、添付の第
2図に示す様な構造のスクリーン電極100が設けられ
ている。このスクリーン電極100は、例えば直径が8
mm程度の円環状の金属部材101の上側端面に金属線
のメツシュ102を張り、その下側には2本の金属製の
足103.103を溶接等で取付固定してたものである
。また、これらの2本の足も、やはり、上記取付フラン
ジ50の端子取出口51から絶縁セラミック53を介し
て外部に取り出されている。また、上記の第1図の図中
、符号55は上記チェンバー11フランジ40に上記ゲ
ージ側の取付フランジ50を取り付けるためのボルトで
あり、また、符号56はこれらのフランジ40と50の
接合面に挿入されたガスケットである。
以上にその構成を説明した熱陰極型電離真空計の動作に
ついて説明すると、上記の球形グリッド10には300
V程度の電圧を、フィラメント20には150v程度の
電圧を印加する。
すると、このフィラメント20から飛び出したエレクト
ロンが、添付の第4図に示す様?こ、上記球形グリッド
10の内外にわたって振動し、この振動するエレクトロ
ンが真空装置内の気体分子に衝突して陽イオンを発生す
る。そして、この発生する陽イオンは負のサプレッサー
電極によって引かれ加速され、その多くはサプレッサー
の金網を通過し、コレクターに容易に流入する。これに
よって得られるイオン電流、すなわち、上記イオンコレ
クター33に流れる電流を電流計60等により測定する
ことによって真空装置内の気体の密度である、すなわち
圧力を求めることは、従来の熱陰極イオン化ゲージと同
様である。
ところで、上記の振動するエレクトロンが球形グリッド
等に衝突する際に発生する軟X線も、やはり、上記コレ
クタ一部30のコレクターブレー)31に照射して光電
子を発生して圧力の測定値に悪影響を及ぼす。しかしな
がら、本発明のX線光電子流の打ち消し方法によれば、
上記コレクタープレート31の上方に近接して取り付け
たスクリーン電極100に所定の負の電位を印加するこ
とによって上記の軟X線の影響を取り除き、正確な圧力
の測定を可能ならしめる。すなわち、添付の第5図にも
示す様に、発生する軟X線がコレクタープレート31に
衝突して発生する光電子(X線電子電流)eの総数と、
軟X線が上記スクリーン電極1ooのメ′ツシュ102
に衝突して発生する光電子の総数eとが相互に相殺する
様に、X線の照射される金属の面積はコレクタ一部の面
積Scとサプレッサーの金網の面積Ssで比較すればS
c  Ssであるから、上記スクリーン電極100に印
加する電位をF1節することは容易である。このことを
、添付の第6図に示すグラフによって説明する。このグ
ラフは、例えば1o−目Paの圧力の下で、上記球形グ
リッド1oと環状フィラメント20電圧(横軸)すなわ
ち衝突する電子のエネルギーを変化させた場合に流れる
コレクター電流(N軸)をプロットしたものであり、方
、上記スクリーン電極100の負のバイアス電位をパラ
メータとしている。
まづ、このグラフの横軸に示すグリッド−フィラメント
間の電位である、いわゆる加速電圧をV g−fを上昇
してゆくと、これに伴ってフィラメント20から発生す
るエレクトロンのエネルギーが増加し、発生される軟X
線の波長が小さくなるため、X線電子電流の発生か増加
し、コレクタ電流1cも上昇することとなる。そこで、
上記スクリーン電極に負の電位を印加すると(スクリー
ン電極のバイアス電圧VS)、軟X線がコレクタープレ
ート31に衝突した際に発生する光電子はこの負の電位
Vsによって押し戻されてしまい、コレクター電流1c
の上昇が抑制される。さらに、このスクリーンのバイア
ス電圧を低下させると、この傾向はさらに強まり、つい
には、コレクタープレート31から発生され抑制される
光電子eと、軟X線が上記スクリーン電極100のメツ
シュ102に衝突して発生する光電子とがほぼ等しくな
る状態に達することとなる(第5図を参照)。すなわち
、スクリーン電極100からコレクタープレート31に
流入するX線電子電流と、コレクタープレート31から
発生するX線光電子流とを等しくすることにより相互に
キャンセルすることが可能になる。このスクリーン電圧
は、例えば上記のグラフに示した特性曲線では、曲線D
−1で示す様に、Vs=−10〜15Vである。このバ
イアス電圧Vsをざら?こ低下すると、この様なバラン
スが崩れてしまい、今度は逆にコレクター電流ICは0
を越えて負の電流となってしまい(特性曲線Jを参照)
、これでは正確な圧力の測定は不可能になってしまう。
しかし、実際の測定時のフィラメントとグリッド間の加
速電圧は100〜150v程度であるから、Vs=−1
0〜−15V程度で十分である。
また、添付の第7図には、スクリーンとグリッド間の電
圧Vsに対するコレクター電流1cの変化がグラフに示
されており、このグラフからも明かな様に、Vs=−1
0〜−1!5V程度でバランスが取れていることが分か
る。この程度の負の電圧は従来のサプレッサーゲージの
コントロール電圧(V s =−625V)より約2桁
も低く、制御がし易く、信頼性が高くなる。
さらに、添付の第8図は、上記の本発明になる熱陰極型
電離真空計の圧力検出出力(実線)と従来のエクストラ
クターゲージの出力(−点鎖線)とを比較したグラフで
あり、これからも明かな様?こ、本発明になる熱陰極型
電離真空計によれば、実線で示す様?こ、l X I 
0−I3To r rまでその出力(コレクター電流1
c)は圧力に対して直線性を保ちその圧力測定が可能で
あるが、一方、現在商品化されている最高性能のゲージ
であるエクストラクターゲージの出力は、I X 10
−12To r rでは既にその直線性を失っている。
すなわち、本発明になる熱陰極型電離真空計は従来のエ
クストラクターゲージに比較して一桁低い圧力まで測定
でき、かっ、その構造も簡単であり、商品価値が大であ
る。
以上のことからも明かな様に、上記スクリーン電極10
0に印加するバイアス電圧Vsを適切な値に調整するこ
とにより、熱陰極型イオン化ゲージの軟X線限界を大幅
に改善することが可能となることは明かである。
ところで、上記の実施例では、球形のグリッドとリング
状のフィラメントを備えた熱陰極型電離真空計に適用し
た例についてのみ説明したが、本発明はこれのみには限
られず、その他の形式の熱陰極型電離真空計にも適用す
ることが出来ることは言うまでもない。
また、上記の実施例では、特に第1図に示される様に、
球形のグリッド1oの外周の、いわゆるリム15は、傾
斜して取り付けらでいるが、コノ様にリム15を傾斜す
ることにより、フィラメント20から発生し、第5図に
示す様な振動運動を行うエレクトロンに対する衝突の確
率を著しく減少することが出来るため、やはり、熱陰極
型イオン化ゲージの軟X線限界の改善に有効である。
[発明の効果コ 以上の説明からも明らかな様に、本発明になるX線光電
子流の打ち消し方法及びこれを利用した熱陰極型電離真
空計によれば、軟X線により発生するX線光電子電流を
打ち消すことにより、従来の熱陰極型電離真空計の実用
測定限界をさらに改善し、例えば10=’P a以下の
極高真空領域の圧力測定をも可能とするという極めて優
れた技術的な効果を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のX線光電子流をキャンセルする方法を
利用した熱陰極型電離真空計の一実施例を示す概略断面
図、第2図及び第3図は上記熱陰極型電離真空計のイオ
ンコレクタ一部及びスクリーン電極の構造を示す斜視図
、第4図は上記真空計のフィラメントから発生するエレ
クトロンの振動軌跡を示す図、第5図は上記スクリーン
電極の動作を説明する動作原理説明図、第6図は上記熱
陰極型電離真空計の測定特性を示すグラフ、第7図はス
クリーングリッド電圧とコレクター電流との関係を示す
グラフ、第8図は本発明になる熱陰極型電離真空計と従
来のゲージによる圧力測定結果を比較するグラフ、そし
て、第9図乃至第13図は従来技術を説明する図である
。 10・・・球形グリッド 11・・・開口部 15・・
・リム20・・・フィラメント 30・・・イオンコレ
クタ一部31・・・コレクタープレート 32・・・支
持棒33・・・イオンコレクター 40,50・・・7
7ンジ 51・・・端子取出口 53・・・絶縁セラミ
ック 100・・・スクリーン電極 101・・・円環
状金属部材 102・・・メツシュ 103・・・足特
許出願人 助川電気工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空系内に配置した熱フィラメントから飛び出し
    た電子をアノード、グリッドの内外に振動させ、該振動
    電子が気体分子に衝突したときに作る陽イオンをコレク
    ターに集め、得られるイオン電流から該真空系内の気体
    の分子密度、即ち圧力を測定する測定装置において、該
    アノード・グリッドと該コレクターとの間に配置したス
    クリーン・グリッドの負のバイアスを選択することによ
    ってX線光電子流をキャンセルすることを特徴とするX
    線光電子流の打ち消し方法。
  2. (2)真空系内に配置された熱フィラメントと、該熱フ
    ィラメントから飛び出した電子をその内外に振動させる
    アノード・グリッドと、該振動電子が気体分子に衝突し
    たときに作る陽イオンを集めるコレクターとを有し、該
    コレクターに得られるイオン電流から該真空系内の気体
    の分子密度、即ち圧力を測定する熱陰極型電離真空計に
    おいて、該アノード・グリッドと該コレクターとの間に
    スクリーン・グリッドを配置し、このスクリーン・グリ
    ッドに、選択された負のバイアスを印加することによっ
    てX線光電子流をキャンセルすることを特徴とする熱陰
    極型電離真空計。
JP22392590A 1990-08-24 1990-08-24 X線光電子流の打ち消し方法及びこれを利用した熱陰極型電離真空計 Pending JPH04105031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103762147A (zh) * 2013-12-24 2014-04-30 兰州空间技术物理研究所 电离规阳极结构
CN103762146A (zh) * 2013-12-24 2014-04-30 兰州空间技术物理研究所 电离规

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198840A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Fumio Watanabe 熱陰極電離真空計

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