JPH0410404Y2 - - Google Patents

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JPH0410404Y2
JPH0410404Y2 JP15853986U JP15853986U JPH0410404Y2 JP H0410404 Y2 JPH0410404 Y2 JP H0410404Y2 JP 15853986 U JP15853986 U JP 15853986U JP 15853986 U JP15853986 U JP 15853986U JP H0410404 Y2 JPH0410404 Y2 JP H0410404Y2
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fluid pressure
pressure cylinder
pallet
support shaft
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえばコンベアなどの定寸送り装
置やパレツトチエンジヤのパレツト搬出入用駆動
軸装置のように左右の被搬出部を交互に推力によ
つて直線作動せしめる場合に用いられる流体圧シ
リンダ装置に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、例えば被搬出部を交互に推力によつて直
線作動せしめる技術の一例として、実公昭61−
10902号公報に記載のパレツトチエンジヤがある。
この概略を第6図の概略平面図に基づいて説明す
ると、パレツト支持台60上に二つのパレツト6
1を適当間隔をおいて配置し、パレツト支持台6
0上の両端に一対のアーム62を配置し、該両ア
ーム62をシリンダにより水平移動させてその各
アーム62のシヤトルツメ63を各パレツト61
の被係合突起61a内に嵌入させた後、各アーム
62に設けたモータによりアーム62内のチエン
64を走行させることにより、前記シヤトルツメ
63を移動させ、もつて各パレツト61をテーブ
ル65に対し交互に搬出入させるものである。
上記従来技術によれば、各パレツト61ごとに
アーム62が必要であり、またその各アーム62
のシヤトルツメ63を移動させるためのモータ、
チエン64なども個別に必要であるため、部品点
数が多くなるという問題があつた。またシヤトル
ツメ63にかかるパレツト61の移動時および停
止時の反力はチエン64を介してアーム62が受
けるため、該アーム62及びそのアーム62を支
持するパレツト支持台60の全体の剛性を高くす
る必要があり、このため、パレツトチエンジヤ全
体が大重量となり、大型化するという問題があつ
た。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、たとえば
パレツトチエンジヤのように二つのパレツト、即
ち被搬送物を交互に推力によつて搬出入すること
ができ、且つ搬出入時の推力を剛体物に簡単な構
成によつて受支することができるようにした流体
圧シリンダ装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は、流体
圧シリンダ9のシリンダ本体に径方向に延びる突
出部9dを設け、これに軸方向の貫通孔10を設
けて、流体圧シリンダ9の軸心と平行する支軸1
1bに上記貫通孔10を外嵌させることによつ
て、流体圧シリンダ9を上記支軸11bを中心に
該支軸と直交する方向に揺動自在に支持せしめ、
上記支軸11bに、上記突出部9dを介して流体
圧シリンダ9の伸縮作動時の推力を受ける推力受
け部11aまたはおよび13を設けた構成を採用
するものである。
(実施例) 第4図a〜dの平面図及び第5図の背面図は本
考案の実施例たる流体圧シリンダ装置7をパレツ
ト支持台6のパレツト5間に配置したシヤトル式
2面パレツトチエンジヤ1をマシニングセンタ2
に配置した状態を示すものであつて、そのマシニ
ングセンタ2とパレツトチエンジヤ1との間にテ
ーブル3を往復移動自在に支持するテーブル支持
台4を配置している。各パレツト5はパレツト支
持台6上にあつて、これよりテーブル3の移動方
向とは直交する方向にのびるガイドレール(図示
せず)に沿つて往復移動自在に構成されている。
なお、テーブル支持台4とパレツト支持台6との
間に補助レール(図示せず)を設けている。
本実施例においては、流体圧シリンダ装置7と
して多段式流体圧シリンダを用いたものについて
説明するが、本考案においては多段式のみではな
く、通常の単体の流体圧シリンダについても当然
に含まれる。しかし本実施例では多段式流体圧シ
リンダによつて説明する。即ち、第1図の一部切
欠き側面図、第2図の正面図及び第3図の背面図
に示すように、9は多段式流体圧シリンダであつ
て、その両チユーブフランジ9a,9bには、同
一下方向へ、即ち径方向に突出する突出部9d,
9eがそれぞれ一体的に形成されており、各突出
部9d,9e、は同軸状の貫通孔10,10が形
成されている。11,12は一対の軸受であつ
て、その立上がり部11a,12aの側面に一体
的に突設した円筒状の支軸部11b,12bは突
出部9d,9eの貫通孔10内に回転自在に嵌入
している。従つて、流体圧シリンダ9は支軸部1
1b,12bを中心として揺動自在に支持されて
いる。13は前側の支軸部11bに螺合する突出
部抜止めのナツトである。前側の軸受11の立上
がり部11aとナツト13は流体圧シリンダ9の
伸縮時の推力を受けるもので、本考案の推力受け
部を形成する。
流体圧シリンダ9のシリンダチユーブ9c内に
は二段のピストンロツド14,15をテレスコー
プ状に挿入してあり、先端側ピストンロツド15
の先端に係合ブロツク16を螺合させ、その係合
ブロツク16の両側面に一対の係合爪16aを突
設している。この各係合爪16aは第4図に示す
各パレツト5の係合突起17内に嵌入可能に構成
されている。18は先端側ピストンロツド15の
先端に螺合する係合ブロツク抜止め防止ナツト、
19は係合ブロツク16のねじ孔に螺合すると共
にナツト20止めされた位置調整ボルトであつ
て、ピストンロツド14,15の最収縮状態(第
1図及び第4図b,c状態)において、前側チュ
ーブフランジ9aのブツシユ21に当接して、係
合爪16aを係合突起17(第4図a〜d)に位
置合わせするためのものである。22はピストン
ロツド位置検出ロツドであつて、前側の軸受11
の支軸部11b及び立上がり部11aを移動自在
に貫通し、かつ、その後端は後側の軸受12の支
軸部12a及び立上がり部12bの貫通孔23内
に遊嵌入している。また位置検出ロツド22の先
端と係合ブロツク16とを連結板24により一体
的に連結すると共にその後端に永久磁石25を固
着している。26は前側の軸受11の永久磁石2
5に対向する位置に配設したピストンロツド最伸
長検出器、27は後側の軸受12の永久磁石25
に対向する位置に配設したピストンロツド最収縮
検出器である。
30は流体圧シリンダ9を揺動させるための揺
動装置であつて、次のものから構成されている。
即ち、第1図及び第3図に示すように、31は後
側チューブフランジ9bの下部に固着されたアー
ム32に回転自在に支持されたローラ、33はそ
のローラ31を挟んで両側に配設された一対のラ
ムシリンダであつて、その両プランジヤ33aは
ローラ31に当接しており、一方のプランジヤ3
3aが突出すると、他方のプランジヤ33aが同
じ長さだけ退入するように構成されている。34
は両ラムシリンダ33間に移動自在に渡し掛けら
れた断面コの字形の非磁性体からなる内枠であつ
て、その内面に永久磁石35を配設している。3
6はアーム32に突設されると共に内枠34の切
欠き部34a内に嵌入させられたピンである。従
つて内枠34はアクチユエータ本体9の揺動に伴
つて水平移動する。37は内枠34のガイドとな
る非磁性体製の外枠、38,39は各ラムシリン
ダ33の永久磁石35に対向する位置に設けられ
た揺動検出器である。
第3図の40,41は油圧ポートであつて、押
側油圧ポート40は第1図に示す油圧通路42を
通つて流体圧シリンダ9の往動側流体室43に連
通し、引側油圧ポート41はパイプ44及び油圧
通路45を通つて流体圧シリンダ9の復動側流体
室46に連通している。
第1図において、47,48は中段ピストンロ
ツド14のピストンを貫通する往動油圧通路と復
動油圧通路、49は先端側ピストンロツド15に
設けられたクツシヨン用の穴、50は後側のチユ
ーブフランジ9bを貫通して設けられたピストン
ロツド調整ネジである。
パレツト5の搬出入の手順を第4図a〜dに基
づき説明する。まず第4図aの実線状態は右側の
パレツト5上のワークをマシニングセンタ2で加
工した直後を示し、流体圧シリンダ装置7のピス
トンロツド14,15が最伸長させられている。
この状態から、第3図の右側のラムシリンダ33
のプランジヤ33aを突出させると共に同図の左
側のラムシリンダ33のプランジヤ33aを退入
させる。これによりローラ31及びアーム32を
介して流体圧シリンダ9が支軸部11b,12b
を支点として一方向へ揺動せしめられ、第4図a
の仮想線に示すように、一方の係合爪16aが右
側のパレツト5の係合突起17内に嵌入する。次
に引側油圧ポート41から復動側流体室46内に
圧油を供給し、ピストンロツド14,15を収縮
させる。これにより第4図bに示すように、テー
ブル3上の右側のパレツト5がパレツト支持台6
上に搬入させられる。次にその右側のパレツト5
上のワークを取り外す。
続いて第3図の左側のラムシリンダ33のプラ
ンジヤ33aを突出させると共に同図の右側のラ
ムシリンダ33のプランジヤ33aを退入させ
る。これにより流体圧シリンダ9が支軸部11
b,12bを支点として他方向へ揺動せしめら
れ、第4図cに示すように、他方の係合爪16a
が左側のパレツト5の係合突起17内に嵌入す
る。また同時にテーブル3を左側へ移動させてお
く。次に押側油圧ポート40から往動側流体室4
3内に圧油を供給し、ピストンロツド14,15
を伸長させる。これにより、第4図dに示すよう
に、パレツト支持台6上の左側のパレツト5がテ
ーブル3上に搬出させられる。続いて、その左側
のパレツト5上のワークがマシニングセンタ2に
より加工される。
以後は、上述した作業がくり返されるものであ
る。
上記実施例によれば、流体圧シリンダ9の伸縮
作動時の推力を前側の軸受11が受けるため、パ
レツト支持台6の剛性をこの付近に集中させるこ
とにより、パレツト支持台6の他の部分の剛性を
高くする必要がなくなり、パレツト支持台6の全
体の軽量化を図ることができる。また油圧配管と
各検出器26,27,38,39,50の配線を
流体圧シリンダ装置7の後部に集中させているの
で、それらの取付時の工数を減少させることがで
きる。さらに、流体圧シリンダ装置7をワークの
着脱作業に支障がないパレツト間に配置している
ので、作業能率を向上させることができる。
本実施例は多段式流体圧シリンダによつて説明
したが、冒頭に述べたように多段式の限定する理
由は全くなく、通常の単体の流体圧シリンダにも
当然に適用しうるものであつて、通常の流体圧シ
リンダのシリンダ本体に径方向に延びる突出部を
設けて、これに軸方向の貫通孔を設け、定位置に
設けられた軸受の支軸に上記貫通孔を外嵌させて
流体圧シリンダを支軸に直交する方向に揺動自在
に支持せしめ、該支軸に前述の推力受け部を設け
る構成も当然に本考案の範ちゆうに属することは
論をまたない。
(考案の効果) 以上述べたごとく、本考案によれば、流体圧シ
リンダを左右に揺動させると共にそのピストンロ
ツドを伸縮させることによつて、一台の流体圧シ
リンダで、その流体圧シリンダの両側に位置する
二つの被搬送物を搬出入させることができるもの
である。従つて、たとえば、この流体圧シリンダ
装置をパレツトチエンジヤのパレツト搬出入用と
して用いるならば、一台で二つのパレツトを搬出
入させ得るものであつて、パレツトチエンジヤ全
体の部品点数を少なくすることができ、製作費を
低くすることができる。また流体圧シリンダの伸
縮作動時の推力を受ける推力受け部を設けている
ので、この流体圧シリンダを支持するにあたつて
は、推力受け部付近のみの剛性を高めておけばよ
い。従つて、たとえば、この流体圧シリンダ装置
をパレツトチエンジヤのパレツト支持台に配置し
た場合には、パレツト支持台の推力受け部を支持
する部分の剛性を高めるだけでよく、それ以外の
部分の剛性を高める必要がないから、パレツト支
持台全体を軽量、小形化することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例たる流体圧シリンダ装
置の一部切欠き側面図、第2図は同正面図、第3
図は同一部切欠き背面図、第4図a〜dは本考案
実施例の流体圧シリンダ装置を用いたパレツトチ
エンジヤのパレツト搬出入手順を示す概略平面
図、第5図は同背面図、第6図は従来例を示す概
略平面図である。 1……パレツトチエンジヤ、7……流体圧シリ
ンダ装置、9……流体圧シリンダ、9e……突出
部、10……貫通孔、11a……立上がり部(推
力受け部)、11b……支軸部、13……ナツト
(推力受け部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体圧シリンダのシリンダ本体に径方向に延び
    る突出部を設け、これに軸方向の貫通孔を設け
    て、流体圧シリンダの軸心と平行する支軸に上記
    貫通孔を外嵌させることによつて、流体圧シリン
    ダを上記支軸を中心に該支軸と直交する方向に揺
    動自在に支持せしめ、上記支軸に、上記突出部を
    介して流体圧シリンダの伸縮作動時の推力を受け
    る推力受け部を設けたことを特徴とする流体圧シ
    リンダ装置。
JP15853986U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPH0410404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15853986U JPH0410404Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15853986U JPH0410404Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6362603U JPS6362603U (ja) 1988-04-25
JPH0410404Y2 true JPH0410404Y2 (ja) 1992-03-16

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JP15853986U Expired JPH0410404Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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