JPH0410298B2 - - Google Patents

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JPH0410298B2
JPH0410298B2 JP60192177A JP19217785A JPH0410298B2 JP H0410298 B2 JPH0410298 B2 JP H0410298B2 JP 60192177 A JP60192177 A JP 60192177A JP 19217785 A JP19217785 A JP 19217785A JP H0410298 B2 JPH0410298 B2 JP H0410298B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/08Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シユミツトトリガICあるいはC−
MOS IC等を応用した電磁式過負荷リレーに関す
るものである。
(従来の技術) 従来、交流負荷の過負荷装置として、バイメタ
ルを用いたサーマル・リレーと、誘導形過電流継
電器があつたが、それらの動作は精度的に劣るも
のであり、規格も多様で形態が大きく、高価であ
る等の問題点があつた。そのため、近年、電磁式
オーバーロード・リレーが開発されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この種の電磁式オーバーロー
ド・リレーは種類が多いばかりか形態も大きく、
電流および時間の変更が難しい上、複雑且つ高価
な点が欠点として指摘されている。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するた
めに、C−MOS IC、シユミツトトリガIC等を使
用した過負荷リレーを構成して、構造が簡単で動
作が正確でしかも動作表示用ランプを設置して動
作状態を一目にして確認しながら電流訂正を期す
るようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) そのため本発明では、三相交流叉は単相交流用
の過負荷リレーにおいて、変流器CT1,CT2の出
力端子に接続した整流回路D4,D5と、前記整流
回路D4,D5の出力信号を増幅する増幅器TR1と、
前記変流器CT1,CT2の二次側コイルに並列に接
続された温度補償回路VR2,R11,VR1と、前記
増幅器TR1の出力端子と駆動回路TR2の入力端子
の間に順次直列に接続された過負荷動作回路G1
R5,G2,G3,G7と、該過負荷動作回路のノツ
ト・ゲートG3の出力端子とノツト・ゲートG2
入力端子間に直列に接続して遮断状態を保持する
ダイオードD7及び抵抗R6と、前記過負荷動作回
路のノツト・ゲートG1の出力端子とアースとの
間に直列に接続された過負荷表示回路D6,R4
D2と、前記過負荷動作回路のノツト・ゲートG3
の出力端子とダイオードD6のカソード側間に接
続して過負荷動作状態を継続して表示するダイオ
ードD10と、前記過負荷動作回路のノツト・ゲー
トG2の入力端子とアースの間に並列接続された
自動リセツト回路C6,R10,RSと、前記増幅器
TR1の出力端子と前記ノツト・ゲートG2の入力
端子との間に順次直列に接続された動作遅延回路
G4,D12,G5,D11,G6,D8と、前記過負荷動作
回路のノツト・ゲートG3の出力端子とノツト・
ゲートG5の入力端子間に接続して過負荷遮断状
態を保持するダイオードD9及び該ダイオードD9
のカソード側に接続し他端を接地した抵抗R8と、
前記動作遅延回路のノツト・ゲートG5の出力端
子に接続され且つダイオードD11と並列に接続さ
れた遅延時間訂正用可変抵抗VR3と該可変抵抗
VR3の他端とノツト・ゲートG6の入力端子間に
接続し他端を電源側に接続した遅延時間用コンデ
ンサC5と、ブリツジ回路Bの直流端子側に順次
接続された定電圧回路C2,R2,C3,D3と、動作
電源回路R1,C1,Bと、前記ブリツジ回路Bの
直流端子と前記駆動回路TR2の出力端子の間に接
続された直流リレーKで構成し、また、変流器
CT1,CT2,CT3の出力端子に接続した半波整流
回路D3,D4,D13と、前記半波整流回路D3,D4
D13の出力信号を増幅する増幅器TR1と、前記増
幅器TR1のカソード側と接続したノツト・ゲート
G1と、前記増幅器TR1の出力信号を前記ノツ
ト・ゲートG1を介して供給して過負荷遮断状態
を表示する過負荷表示回路D6,R3,D2及び過負
荷遮断状態の動作時間を訂正する積分回路VR2
D9,C6と、前記積分回路のダイオードD9のカソ
ード側に接続し前記積分回路の出力が“しきい
値”以上になつたとき位相反転するノツト・ゲー
トG2と、前記積分回路VR2,D9,C6の出力を帰
還させて過負荷遮断状態を保たせる過負荷遮断状
態維持回路D10,D5と、前記ノツト・ゲートG2
入力端子とアースの間に構成された自動リセツト
回路R6,R7,TR2,C6,RSと、前記ノツト・ゲ
ートG1を介した過負荷遮断状態の信号によつて
前記自動リセツト回路のトランジスタTR2のオン
オフを制御して前記自動リセツト回路のコンデン
サC6の充放電をする負倍電圧整流回路R4,C4
D7,R5,D8,C5と、前記ノツト・ゲートG2の出
力端子と可変抵抗VR3を介して接続されたノツ
ト・ゲートG3と、前記ノツト・ゲートG2の出力
端子と前記ノツト・ゲートG3の入力端子の間に
構成された自動復帰回路VR3,D12,C7と、前記
変流器CT1,CT2,CT3の二次側コイルに並列に
接続された温度補償回路R9,VR1,R12と、前記
温度補償回路VR1,R12,R9の可変抵抗VR1の端
子とノツト・ゲートG3の入力端子の間に構成さ
れた瞬時動作特性回路R17,VR4,R16,R13
TR4,R14と、前記ノツト・ゲートG3の出力端子
と接続されたノツト・ゲートG4と、前記ノツ
ト・ゲートG4の出力端子と抵抗R8を介して接続
され直流リレーKを制御するトランジスタTR3
と、前記ブリツジ回路Bの直流端子側に順次接続
された定電圧回路C2,R1,C3,D11と、動作電源
回路R15,C1,Bと、前記ブリツジ回路Bの直流
端子と駆動回路TR3の出力端子の間に接続された
直流リレーKにて構成したものである。
(作用) このように構成された第1の発明では、過電流
勢力は変流器CT1,CT2で検知され、その検知出
力は整流回路D4,D5で整流される。整流回路D4
D5より出力される半波電圧は増幅器TR1で増幅
されて過負荷動作回路G1,R5,G2,G3,G7へ送
られ、この過荷荷動作回路G1,R5,G2,G3,G7
の出力信号を受けた駆動回路TR2によつて直流リ
レーKの動作、復旧が制御される。ここで、過負
荷稼働時、線路充電時に流れる起動電流、突入電
流等による影響は、遅延回路G4,D12,G5,D11
G6,D8によつて、起動時、過負荷時の動作時間
を遅延させている。また、過負荷状態の表示およ
びリセツトは、過負荷動作回路G1,R5,G2
G3,G7に接続された過負荷表示回路D6,R4,D2
あるいは自動リセツト回路C6,R10,RSによつて
行なわれ、周囲温度の影響は整流回路D4,D5
接続された温度補償回路VR2,R11,VR1によつ
て防止される。
また、第2の発明では、変流器CT1,CT2
CT3で検知され、半波整流回路D3,D13,D4で整
流された過電流勢力は、増幅器TR1で増幅されて
積分回路VR2,D9,C6へ入力される。積分回路
VR2,D9,C6で積分された信号は、複数のノツ
ト・ゲートG2,G3,G4および自動復帰回路VR3
D12,C7を介して駆動回路TR3へ供給されて、直
流リレーKの動作、復旧を制御する。ここで、前
述の自動復帰回路VR3,D12,C7は、各需要家の
MCF(Metering Cutfit)として従来の最大需要
電力計の代替物として利用され、計画的な電力の
受給を可能とするものであり、また線路に短絡事
故が発生した場合には、瞬時動作特性回路R17
VR4,R16,R13,TR4,R14の作用で駆動回路
TR3をオフ状態にし、これによつて直流リレーK
を復旧状態にする。さらに、過負荷状態の表示お
よびリセツトは、過負荷表示回路D6,R3,D2
るいは自動リセツト回路R6,R7,C6,TR2,RS
によつて行われ、周囲温度の影響は整流回路D3
D13,D4に接続された温度補償回路R9,VR1
R12によつて防止される。
(実施例) 次に、本発明の実施例の一例を図面を参照しな
がら説明する。第1図は第1の発明に係る過負荷
リレーの一実施例を示す回路図で、同図におい
て、R,S,Tは三相交流電源、CT1,CT2は円
筒形変流器、MSは磁気スイツチ、Lは交流負荷
である。また、G1〜G6はシユミツトトリガICあ
るいはC−MOS ICによるノツト・ゲート、D2
は発行ダイオード、D3はゼナーダイオード、D4
〜D12はダイオード、R1〜R10は抵抗、R11はサー
ミスタ抵抗、VR1〜VR3は可変抵抗、C1〜C6
コンデンサ、RSはリセツトスイツチ、Bはブリ
ツジ回路、Kは直流リレーである。
直流リレーKの入力電源は単相交流で、電源端
子L1,L2に供給されると、抵抗R1とコンデンサ
C1を介してブリツジ回路Bにて整流され、平滑
回路であるコンデンサC2,C3および抵抗R2によ
り平滑化されて、ゼナーダイオードD3により定
電圧化され、ノツト・ゲートG4・G1にそれぞれ
供給される。
一方、変流器CT1,CT2により感知された過電
流成分は、相互干渉防止用のダイオードD4,D5
によつて整流され、電流訂正用の可変抵抗VR1
両端に半波電圧が負荷電流の大きさに比例して現
われる。
ここで、可変抵抗VR1と並列接続された抵抗
R11は温度補償用のサーミスタ抵抗であり、可変
抵抗VR2は瞬時要素(短絡電流)設定用の抵抗で
ある。可変抵抗VR1の可動端子に現われた信号電
圧がトランジスタTR1のベース電圧以上になる
と、トランジスタTR1が導通して、ノツト・ゲー
トG1およびC4の入力側にローレベルの幅の狭い
矩形波信号が形成され、ノツト・ゲートG1,G4
の出力側には位相が反転してハイレベル信号が現
われる。ノツト・ゲートG1から出力されるハイ
レベル信号はダイオードD6とR4を介して発行ダ
イオードD2を点滅させ、過負荷開始状態を示す。
また、このハイレベル信号は抵抗R5およびコン
デンサC6の時定数に従つて、ノツト・ゲートG2
の入力端子にハイレベル信号を供給する。そのた
めノツト・ゲートG2の出力端子はローレベルと
なり、ノツト・ゲートG3の出力端子がハイレベ
ルとなつて、抵抗R7を介してトランジスタTR2
を導通させ、トランジスタTR2が導通すると直流
リレーKが動作する。
一旦直流リレーKが動作するとフイードバツク
ダイオードD7と抵抗R6を介してノツト・ゲート
G3のハイレベルの出力信号がノツト・ゲートG2
の入力端子にフイードバツクされて、持続的に直
流リレーKの動作状態を維持し、ダイオードD10
を介して発行ダイオードD2を引き続き点灯させ、
過負荷動作状態を継続して表示する。ここでリセ
ツトしようとする場合には、リセツトスイツチ
RSを押してコンデンサC6に充電されていた電荷
を抵抗R10を介して放電したり、電源端子L1,L2
の入力を瞬時オフにすることで実現できる。
以上、正常運転時に現れる動作順序について説
明したが、いかなる負荷であろうと、負荷稼動時
とか線路充電時には数倍の起動電流や突入電流が
流れるようになる。その場合、以上の回路だけで
は起動時に継続して過負荷が作用するので、起動
時とか過負荷時に動作時間を遅延させる必要があ
る。次にこの遅延回路について説明する。
ノツト・ゲートG1の入力端子に現われたロー
レベルの過電流信号が、ノツト・ゲートG4の入
力端子にも同時に印加され、ノツト・ゲートG4
の出力端子にはハイレベルの信号が現われる。こ
のハイレベルの信号がダイオードD12を介してノ
ツト・ゲートG5の入力端子に与えられ、ノツ
ト・ゲートG5の出力端子はローレベルとなる。
正常時にはノツト・ゲートG6の入力端子はコン
デンサC5によつてハイレベルに、従つて、その
出力端子はローレベルとなつており、この状態で
はノツト・ゲートG2の入力端子に過負荷信号た
るハイレベルの信号が印加されてもダイオード
D8を介してバイパスさせられてしまい、過負荷
動作が保留されて、ただ発光ダイオードD2だけ
が点灯している。ここで、前記遅延回路にてノツ
ト・ゲートG5の出力端子がローレベルになると、
遅延時間訂正用の可変抵抗VR3を介してコンデン
サC5に充電された電荷が徐々に放電され、その
大きさが“しきい値”以下となると、ノツト・ゲ
ートG5の出力端子がローレベルになり、ノツ
ト・ゲートG2の入力端子のダイオードD8による
バイパスが停止され、直ぐに過負荷動作を開始す
るようになる。
ここで、ダイオードD9は過負荷動作状態にお
いてノツト・ゲートG3の出力端子のハイレベル
状態を、遅延回路であるノツト・ゲートG5の入
力端子側へフイードバツクしてやり、ダイオード
D12はこのハイレベル状態をローレベル状態であ
るノツト・ゲートG4の出力端子と隔離するため
のブローキングダイオードである。ここでう、可
変抵抗VR1と並列にサーミスタ抵抗R11を設置し
て、外部温度変化に伴う誤差を補償し、可変抵抗
VR2は瞬時要素訂正用の抵抗として、その稼動端
子よりの信号を、過電流信号電圧ノツト・ゲート
G3の入力端子に抵抗R9を介して接続したトラン
ジスタTR3のベースに印加し、このトランジスタ
TR3をスイツチングすることによつて、線路短絡
事故の際に瞬時的にトランジスタTR3をオンさ
せ、ノツト・ゲートG3の入力端子をローレベル
とすると、その出力端子はハイレベルとなり、ト
ランジスタTR2が導通して直流リレーKが動作
し、過電流の保護が成就される。
また、第2図は第2の発明に係る過負荷リレー
の一実施例を示す回路図で、同図において、R,
S,Tは三相交流電源、CT1〜CT3は円筒形変流
器、Lは交流負荷である。また、G1〜G4はシユ
ミツトトリガICあるいはC−MOS ICによるノツ
ト・ゲート、D2は発光ダイオード、D11はゼナー
ダイオード、D3〜D10およびD12,D13はダイオー
ド、R12はサーミスタ抵抗、R1〜R10およびR13
R17は抵抗、VR1〜VR4は可変抵抗、C1〜C7はコ
ンデンサ、RSはリセツトスイツチ、Bはブリツ
ジ回路、Kは直流リレーである。
変流器CT1,CT2,CT3により感知された過電
流成分は、ブローキングダイオードD3,D13,D4
により互いに干渉しないで半波整流されて、電流
目盛下限値調整抵抗R9および温度補償用サーミ
スタR12と、電流訂正ボリユームVR1および電流
目盛上限値調整抵抗R10との間に印加される。こ
の微細な信号はトランジスタTR1にて増幅され、
ノツト・ゲートG1で位相反転される。このノツ
ト・ゲートG1の出力端子に現われたハイレベル
の信号はダイオードD6と抵抗R3を介して発光ダ
イオードD2を点灯させ、過電流状態を表示する。
ノツト・ゲートG1の出力信号の一部は、動作時
間訂正ボリユームVR2とブローキングダイオード
D9を経てコンデンサC6に充電される。充電速度
は、この動作時間訂正ボリユームVR2とコンデン
サC6の時定数と過負荷勢力の大きさに従つて変
化する。
コンデンサC6の充電電圧がノツト・ゲートG2
の“しきい値”(例えば電源電圧の1/2)以上にな
ると、その出力端子はハイレベルからローレベル
に変化する。このノツト・ゲートG2の出力がロ
ーレベルになると、ノツト・ゲートG3の出力が
ハイレベルになり、ノツト・ゲートG4の出力が
ローレベルに変化してトランジスタTR3がオフ状
態となるため、直流リレーKは復旧する。ダイオ
ードD10はノツト・ゲートG3の出力端子のハイレ
ベル状態をノツト・ゲートG2の入力端子にフイ
ードバツクし、ノツト・ゲートG1の出力がロー
レベルになつてもダイオードD5を介して発光ダ
イオードD2を引き続き点灯させて、過負荷状態
を表示する。この際、リセツトさせる目的でリセ
ツトスイツチRSを押すと、抵抗R7を介してコン
デンサC6に充電された電荷が放電されて、ノツ
ト・ゲートG2の入力端子がローレベルとなり、
その出力端子はハイレベルとなり、ノツト・ゲー
トG3の出力端子はローレベル、ノツト・ゲート
G4の出力端子はハイレベルとなつて、トランジ
スタTR3がオン状態となるため、直流リレーKは
通電されて動作して、過負荷動作以前の状態に復
帰する。過負荷信号のない正常稼働状態では、ノ
ツト・ゲートG1の出力端子がローレベルになり、
抵抗R5とコンデンサC5で分配された正の電圧が
トランジスタTR2のベースに印加されて、トラン
ジスタTR2を導通させ、コンデンサC6に充電さ
れていた電荷が抵抗R6を介して放電されるリセ
ツト回路を構成する。
ここで、過負荷信号が入力されて、ノツト・ゲ
ートG1の出力端子がハイレベルになると、抵抗
R4、コンデンサC4、ダイオードD7,D8で構成し
た負倍電圧整流回路によつてトランジスタTR2
ベースに負電圧を印加すると、これがオフ状態と
なり、コンデンサC6の放電は停止され、反対に
充電されながら過負荷信号動作が始まる。また、
過負荷信号が間欠的に現われると、コンデンサ
C6も間欠的な充放電を繰り返しながら信号の蓄
積を放出して脈動負荷により誤動作を防止する。
また、フイードバツクダイオードD10を除去
し、可変抵抗VR3とダイオードD12およびコンデ
ンサC7にて構成された充放電回路を使用すると、
自動復帰式過負荷リレーになる。次にその動作を
説明する。過負荷がかかつてコンデンサC6の充
電電圧がノツト・ゲートG2の“しきい値”(例え
ば電流電圧の1/2)以上に上昇すると、ノツト・
ゲートG2の出力端子は瞬間的にローレベルとな
り、ノツト・ゲートG3の入力端子をハイレベル
に保つていたコンデンサC7の電荷がダイオード
D12によつて瞬時的に放電され、ノツト・ゲート
G4の出力端子はローレベルとなり、トランジス
タTR3がオフ状態となつて直流リレーKは復旧状
態となる。ここで、フイードバツクダイオード
D10がない状態では、各過負荷入力もないので、
ノツト・ゲートG2の入力端子はローレベルで、
その出力端子はハイレベルとなる。ハイレベルと
なつたノツト・ゲートG2の出力信号は復帰時間
調整ボリユームVR3を介してコンデンサC7
徐々に充電して、その電圧がノツト・ゲートG3
の例えば電源電圧の1/2に設定された“しきい値”
を越すと、ノツト・ゲートG3の出力端子はロー
レベルとなり、ノツト・ゲートG4の出力端子が
ハイレベルになつて、トランジスタTR3が導通
し、直流リレーKが動作して原状に復帰する。こ
の自動復帰式過負荷回路は各需要家のMCFとし
て従来の最大需要電力計の代替物として利用さ
れ、計画的な電力の受給を可能とするものであ
る。
さらに、可変抵抗VR4と抵抗R13,R14,R16
R17およびトランジスタTR4で構成される瞬時動
作要素を設置することにより、送変電線路の短絡
事故を予防する。次にその動作を説明する。抵抗
R17は下限値電流設定抵抗、可変抵抗VR4は瞬時
動作電流訂正抵抗であり、抵抗R13はトランジス
タTR4の保護抵抗、抵抗R14はICの保護抵抗であ
る。もし、線路に短絡事故が発生すると、変流が
二次的に形成された強烈なパルス性電圧が可変抵
抗VR4によつて設定された値によりトランジスタ
TR4のベースに加えられて、トランジスタTR4
導通し、ノツト・ゲートG3の入力端子をローレ
ベルとする。従つて、ノツト・ゲートG3の出力
端子はハイレベルとなり、ノツト・ゲートG4
出力端子がローレベルに変化してトランジスタ
TR3をオフ状態にし、これによつて直流リレーK
は復旧状態になる。
(発明の効果) 本発明は以上の様に構成され、第1の発明で
は、変流器CT1,CT2で検知され、整流回路D4
D5で整流されて半波電圧となつた過電流勢力を
増幅器TR1で増幅して過負荷動作回路G1,R5
G2,G3,G7を介して駆動回路TR2に送り、直流
リレーKの動作、復旧を制御するものであり、起
動時、過負荷時の動作時間を遅延回路G4,D12
G5,D11,G6,D8によつて遅延させ、また、過負
荷状態の表示およびリセツトを、過負荷動作回路
G1,R5,G2,G3,G7に接続された過負荷表示回
路D6,R4,D2あるいは自動リセツト回路C6
R10,RSによつて行い、温度補償回路VR2,R11
VR1によつて周囲温度の影響を防止するものであ
り、また、第2の発明では、変流器CT1〜CT3
検知され、半波整流回路D3,D13,D4で整流され
た過電流勢力は、増幅器TR1で増幅されて、積分
回路VR2,D9,C6、ノツト・ゲートG2,G3
G4、自動復帰回路VR3,D12,C7を経て駆動回路
TR3へ供給され、直流リレーKの動作、復旧を制
御するもので、線路に短絡事故が発生した場合に
は、瞬時動作特性回路R17,VR4,R16,R13
TR4,R14の作用で直流リレーKを復旧状態に戻
し、さらに、過負荷動作回路G1,R5,G2,G3
R7に接続された過負荷表示回路D6,R3,D2ある
いは自動リセツト回路R6,R7,C6,TR2,RSに
よつて過負荷状態の表示およびリセツトを行い、
温度補償回路R9,VR1,R12によつて周囲温度の
影響が防止されるものであるため、 小型でコンパクトである。
ランプ等の表示を見ながら実負荷の100%近
くまで電流訂正が可能となる。
過負荷信号の蓄積がないので寸動負荷あるい
は脈動負荷に対しても誤動作がない。
価格が安い。
一種類で数分の1馬力から数千馬力まで広範
囲の負荷に使用可能である。
周囲温度の影響を受けない。
消費電力が少ない。
等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図で
あり、第2図は第2の発明の一実施例を示す回路
図である。 R,S,T……三相交流電源、CT1〜CT3…
…変流器、G1〜G6……ノツト・ゲート、K…
…直流リレー、L……交流負荷。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三相交流叉は単相交流用の過負荷リレーにお
    いて、変流器CT1,CT2の出力端子に接続した整
    流回路D4,D5と、前記整流回路D4,D5の出力信
    号を増幅する増幅器TR1と、前記変流器CT1
    CT2の二次側コイルに並列に接続された温度補償
    回路VR2,R11,VR1と、前記増幅器TR1の出力
    端子と駆動回路TR2の入力端子の間に順次直列に
    接続された過負荷動作回路G1,R5,G2,G3,R7
    と、該過負荷動作回路のノツト・ゲートG3の出
    力端子とノツト・ゲートG2の入力端子間に直列
    に接続して遮断状態を保持するダイオードD7
    び抵抗R6と、前記過負荷動作回路のノツト・ゲ
    ートG1の出力端子とアースとの間に直列に接続
    された過負荷表示回路D6,R4,D2と、前記過負
    荷動作回路のノツト・ゲートG3の出力端子とダ
    イオードD6のカソード側間に接続して過負荷動
    作状態を継続して表示するダイオードD10と、前
    記過負荷動作回路のノツト・ゲートG2の入力端
    子とアースの間に並列接続された自動リセツト回
    路C6,R10,RSと、前記増幅器TR1の出力端子と
    前記ノツト・ゲートG2の入力端子との間に順次
    直列に接続された動作遅延回路G4,D12,G5
    D11,G6,D8と、前記過負荷動作回路のノツト・
    ゲートG3の出力端子とノツト・ゲートG5の入力
    端子間に接続して過負荷遮断状態を保持するダイ
    オードD9及び該ダイオードD9のカソード側に接
    続し他端を接地した抵抗R8と、前記動作遅延回
    路のノツト・ゲートG5の出力端子に接続され且
    つダイオードD11と並列に接続された遅延時間訂
    正用可変抵抗VR3と該可変抵抗VR3の他端とノツ
    ト・ゲートG6の入力端子間に接続し他端を電源
    側に接続した遅延時間用コンデンサC5と、ブリ
    ツジ回路Bの直流端子側に順次接続された定電圧
    回路C2,R2,C3,D3と、動作電源回路R1,C1
    Bと、前記ブリツジ回路Bの直流端子と前記駆動
    回路TR2の出力端子の間に接続された直流リレー
    Kにて構成される過負荷リレー。 2 三相交流又は単相交流用の過負荷リレーにお
    いて、変流器CT1,CT2,CT3の出力端子に接続
    した半波整流回路D3,D4,D13と、前記半波整流
    回路D3,D4,D13の出力信号を増幅する増幅器
    TR1と、前記増幅器TR1のカソード側と接続した
    ノツト・ゲートG1と、前記増幅器TR1の出力信
    号を前記ノツト・ゲートG1を介して供給して過
    負荷遮断状態を表示する過負荷表示回路D6,R3
    D2及び過負荷遮断状態の動作時間を訂正する積
    分回路VR2,D9,C6と、前記積分回路のダイオ
    ードD9のカソード側に接続し前記積分回路の出
    力が“しきい値”以上になつたとき位相反転する
    ノツト・ゲートG2と、前記積分回路VR2,D9
    C6の出力を帰還させて過負荷遮断状態を保たせ
    る過負荷遮断状態維持回路D10,D5と、前記ノツ
    ド・ゲートG2の入力端子とアースの間に構成さ
    れた自動リセツト回路R6,R7,TR2,C6,RS
    と、前記ノツト・ゲートG1を介した過負荷遮断
    状態の信号によつて前記自動リセツト回路のトラ
    ンジスタTR2のオンオフを制御して前記自動リセ
    ツト回路のコンデンサC6の充放電をする負倍電
    圧整流回路R4,C4,D7,R5,D8,C5と、前記ノ
    ツト・ゲートG2の出力端子と可変抵抗VR3を介
    して接続されたノツト・ゲートG3と、前記ノツ
    ト・ゲートG2の出力端子と前記ノツト・ゲート
    G3の入力端子の間に構成された自動復帰回路
    VR3,D12,C7と、前記変流器CT1,CT2,CT3
    の二次側コイルに並列に接続された温度補償回路
    R9,VR1,R12と、前記温度補償回路VR1,R12
    R9の可変抵抗VR1の端子とノツト・ゲートG3
    入力端子の間に構成された瞬時動作特性回路
    R17,VR4,R16,R13,TR4,R14と、前記ノツ
    ト・ゲートG3の出力端子と接続されたノツト・
    ゲートG4と、前記ノツト・ゲートG4の出力端子
    と抵抗R8を介して接続され直流リレーKを制御
    するトランジスタTR3と、前記ブリツジ回路Bの
    直流端子側に順次接続された定電圧回路C2,R1
    C3,D11と、動作電源回路R15,C1,Bと、前記
    ブリツジ回路Bの直流端子と駆動回路TR3の出力
    端子の間に接続された直流リレーKにて構成され
    る過負荷リレー。
JP60192177A 1984-09-01 1985-09-02 過負荷リレー Granted JPS6166524A (ja)

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JPS57183215A (en) * 1981-04-27 1982-11-11 Westinghouse Electric Corp Load protecting device
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