JPH04102791A - フランジ継手 - Google Patents
フランジ継手Info
- Publication number
- JPH04102791A JPH04102791A JP2219586A JP21958690A JPH04102791A JP H04102791 A JPH04102791 A JP H04102791A JP 2219586 A JP2219586 A JP 2219586A JP 21958690 A JP21958690 A JP 21958690A JP H04102791 A JPH04102791 A JP H04102791A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- temperature
- internal fluid
- thermal
- thermal shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims abstract description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 24
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、蒸気タービンの単室や高温弁の出入口等に適
用されるフランジ継手に係り、特に内部流体の漏洩防止
を図ったフランジ継手に関する。
用されるフランジ継手に係り、特に内部流体の漏洩防止
を図ったフランジ継手に関する。
従来の技術
一般的に、蒸気タービンの車室や高温弁の出入口等の接
続はフランジ継手により行われている。
続はフランジ継手により行われている。
第２図は従来のフランジ継手を示し、一対のフランジ継
手１．２の端部にはそれぞれフランジ部３．４が設けら
れている。一方のフランジ継手１のフランジ部３には′
、輪形のパツキン５を保持する凹部６が設けられている
。また、他方のフランジ継手２のフランジ部４には輪形
のパツキン５を凹部６に押え付ける凸部７が設けられて
いる。
手１．２の端部にはそれぞれフランジ部３．４が設けら
れている。一方のフランジ継手１のフランジ部３には′
、輪形のパツキン５を保持する凹部６が設けられている
。また、他方のフランジ継手２のフランジ部４には輪形
のパツキン５を凹部６に押え付ける凸部７が設けられて
いる。
さらに、これらのフランジ部３．４の円周上にはそれぞ
れ複数の孔８．９が設けられている。そして、フランジ
継手１と２は、これらの孔８．９に挿入される締付は具
１０、例えばボルト１１とナツト１２により、パツキン
５を挟み込んで接続される。
れ複数の孔８．９が設けられている。そして、フランジ
継手１と２は、これらの孔８．９に挿入される締付は具
１０、例えばボルト１１とナツト１２により、パツキン
５を挟み込んで接続される。
このため、パツキン５にシール面圧が発生し、フランジ
継手１と２との間がシールされる。
継手１と２との間がシールされる。
このような構成において、フランジ継手１．２内を内部
流体が流れる。この際、フランジ継手１と２の間はパツ
キン５によりシールされているので、内部流体が外部に
漏洩することはない。
流体が流れる。この際、フランジ継手１と２の間はパツ
キン５によりシールされているので、内部流体が外部に
漏洩することはない。
発明が解決しようとする課題
ところで、従来のフランジ継手１．２は、そのフランジ
部３．４の内面が内部流体と直接に接している。このた
め、内部流体の温度変化により、フランジ部３．４目体
の温度も変化する。そして、内部流体の温度が急激に変
化した場合、内部流体に直接晒されるフランジ部３．４
の内面と、フランジ部８．４の内面からある程度離れた
締付は具ｌＯとの間に温度差が生じる。この温度差によ
り、フランジ部３．４と締付は具１０との間に熱膨脹差
が生じる。
部３．４の内面が内部流体と直接に接している。このた
め、内部流体の温度変化により、フランジ部３．４目体
の温度も変化する。そして、内部流体の温度が急激に変
化した場合、内部流体に直接晒されるフランジ部３．４
の内面と、フランジ部８．４の内面からある程度離れた
締付は具ｌＯとの間に温度差が生じる。この温度差によ
り、フランジ部３．４と締付は具１０との間に熱膨脹差
が生じる。
例えば、内部流体の温度が急激に低下した場合、フラン
ジ継手１．２のフランジ部３．４の温度も急激に低下す
るため、フランジ部３．４が収縮する。一方、締付は具
１０は直接内部流体に晒されていないので、温度が急低
下せず収縮は起こらない。
ジ継手１．２のフランジ部３．４の温度も急激に低下す
るため、フランジ部３．４が収縮する。一方、締付は具
１０は直接内部流体に晒されていないので、温度が急低
下せず収縮は起こらない。
したがって、フランジ継手１．２のフランジ部３．４と
締付は具ｌＯとの間に、熱膨脹差が生じる。この熱膨脹
差は、パツキン５のシール面圧を低下させてしまう。シ
ール面圧が低下すると、内部流体が外部に漏洩する等の
問題が生じる。
締付は具ｌＯとの間に、熱膨脹差が生じる。この熱膨脹
差は、パツキン５のシール面圧を低下させてしまう。シ
ール面圧が低下すると、内部流体が外部に漏洩する等の
問題が生じる。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するために
なされたもので、フランジ部と締付は具との間の温度差
を軽減して、熱膨脹差も軽減し、熱膨張によるシール面
圧の低下を防ぎ、これにより内部流体の外部へ′の漏洩
を防止できるフランジ継手を提供することを目的とする
。
なされたもので、フランジ部と締付は具との間の温度差
を軽減して、熱膨脹差も軽減し、熱膨張によるシール面
圧の低下を防ぎ、これにより内部流体の外部へ′の漏洩
を防止できるフランジ継手を提供することを目的とする
。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決するために、本発明は、端部にフラン
ジ部を設け、このフランジ部の円周上に締付は具を設け
、相対するフランジ部との間にパツキンを介して前記締
付は具により接続されるフランジ継手において、前記フ
ランジ部の内面に小孔を有するサーマルシールドを設け
、このサーマルシールドにより蒸気溜り部を構成したも
のである。
ジ部を設け、このフランジ部の円周上に締付は具を設け
、相対するフランジ部との間にパツキンを介して前記締
付は具により接続されるフランジ継手において、前記フ
ランジ部の内面に小孔を有するサーマルシールドを設け
、このサーマルシールドにより蒸気溜り部を構成したも
のである。
作用
上記の手段によれば、フランジ継手のフランジ部内面に
サーマルシールドを設けて、蒸気溜り部を構成したので
、フランジ部内面は内部流体に直接晒されず、このため
、内部流体の急激な温度変化に対し、フランジ部内面の
温度変化を緩やかにすることができる。
サーマルシールドを設けて、蒸気溜り部を構成したので
、フランジ部内面は内部流体に直接晒されず、このため
、内部流体の急激な温度変化に対し、フランジ部内面の
温度変化を緩やかにすることができる。
したがって、フランジ継手のフランジ部と締付は具との
間の温度差が軽減でき、温度差による熱膨脹差も生じな
くなり、パツキンのシール面圧の低下を防ぐことができ
るので、内部流体の外部への漏洩が防止できる。
間の温度差が軽減でき、温度差による熱膨脹差も生じな
くなり、パツキンのシール面圧の低下を防ぐことができ
るので、内部流体の外部への漏洩が防止できる。
実施例
以下、第１図を参照して本発明の一実施例について詳述
する。
する。
第１図において、一対のフランジ継手２１．２２の端部
にはそれぞれフランジ部２３．２４が設けられている。
にはそれぞれフランジ部２３．２４が設けられている。
一方のフランジ継手２１のフランジ部２３には、輪形の
パツキン２５を保持する凹部２６が設けられている。ま
た、他方のフランジ継手２２のフランジ部２４には輪形
のパツキン２５を凹部２６に押え付ける凸部２７が設け
られている。さらに、これらのフランジ部２３．２４の
円周上にはそれぞれ複数の孔２８．２９が設けられてい
る。
パツキン２５を保持する凹部２６が設けられている。ま
た、他方のフランジ継手２２のフランジ部２４には輪形
のパツキン２５を凹部２６に押え付ける凸部２７が設け
られている。さらに、これらのフランジ部２３．２４の
円周上にはそれぞれ複数の孔２８．２９が設けられてい
る。
そして、本実施例によれば、フランジ継手２１．２２の
フランジ部２３．２４の内面にはそれぞれサーマルシー
ルド３０が設けられ、これらのサーマルシールド３０と
フランジ部２３．２４内面との間には蒸気溜り部３工が
構成されている。これらの蒸気溜り部３１とフランジ継
手２１、’ ２２の内部とはサーマルシールド３０に設
けられた小孔３２を介して連通されている。
フランジ部２３．２４の内面にはそれぞれサーマルシー
ルド３０が設けられ、これらのサーマルシールド３０と
フランジ部２３．２４内面との間には蒸気溜り部３工が
構成されている。これらの蒸気溜り部３１とフランジ継
手２１、’ ２２の内部とはサーマルシールド３０に設
けられた小孔３２を介して連通されている。
また、フランジ継手２１と２２は、孔２８．２９に挿入
される締付は具３３、例えばボルト３４とナツト３５に
より、パツキン２５を挟み込んで接続される。このため
、パツキン２５にシール面圧が発生し、フランジ継手２
１と２２との間がシールされる。
される締付は具３３、例えばボルト３４とナツト３５に
より、パツキン２５を挟み込んで接続される。このため
、パツキン２５にシール面圧が発生し、フランジ継手２
１と２２との間がシールされる。
このような構成において、サーマルシールド３０により
構成される蒸気溜り部３１が設けられたので、フランジ
継手２１．２２のフランジ部２３．２４の内面は内部流
体に直接晒されていない。このため、内部流体の温度が
急激に低下した場合でも、内部流体によるフランジ部２
３．２４の内面の急激な温度低下が起こらなくなる。つ
まり、内部流体の急激な温度変化に対し、フランジ部２
３．２４の内面の温度変化を緩やかにすることができる
。
構成される蒸気溜り部３１が設けられたので、フランジ
継手２１．２２のフランジ部２３．２４の内面は内部流
体に直接晒されていない。このため、内部流体の温度が
急激に低下した場合でも、内部流体によるフランジ部２
３．２４の内面の急激な温度低下が起こらなくなる。つ
まり、内部流体の急激な温度変化に対し、フランジ部２
３．２４の内面の温度変化を緩やかにすることができる
。
以上により、フランジ継手２１．２２のフランジ部２３
．２４と締付は具３３との間の温度差を軽減することが
できる。このため、熱膨脹差か生じなくなり、パツキン
２５のシール面圧の低下も防ぐことができる。したがっ
て、シール面圧低下による内部流体の外部への漏洩を防
止することができる。
．２４と締付は具３３との間の温度差を軽減することが
できる。このため、熱膨脹差か生じなくなり、パツキン
２５のシール面圧の低下も防ぐことができる。したがっ
て、シール面圧低下による内部流体の外部への漏洩を防
止することができる。
なお、内部流体の温度変化により蒸気溜り部３１の内圧
が変化しても、小孔３２を介して流体が出入りするので
、サーマルシールド３０が破損することはない。
が変化しても、小孔３２を介して流体が出入りするので
、サーマルシールド３０が破損することはない。
発明の効果
以上述ぺたように、本発明によれば、フランジ継手のフ
ランジ部内面にサーマルシールドを設け、フランジ部内
面が直接内部流体に晒されないようにしたので、フラン
ジ部と締付は具との間の温度差および熱膨脹差を軽減し
て、熱膨脹差によるシール面圧の低下を防ぎ、これによ
り内部流体の外部への漏洩を防止できる。
ランジ部内面にサーマルシールドを設け、フランジ部内
面が直接内部流体に晒されないようにしたので、フラン
ジ部と締付は具との間の温度差および熱膨脹差を軽減し
て、熱膨脹差によるシール面圧の低下を防ぎ、これによ
り内部流体の外部への漏洩を防止できる。
第１図は本発明によるフランジ継手の一実施例を示す縦
断面図、第２図は従来例を示す図である。 ２１．２２ ・・フランジ継手、２３．２４ ・フラン
ジ部、２５・・パツキン、２６・・凹部、２７・・凸部
、２８．２９・・孔、３０・・サーマルシールド、３１
・・蒸気溜り部、３２・・小孔、３３・・締付は具、３
４・・ボルト、３５・・カット。
断面図、第２図は従来例を示す図である。 ２１．２２ ・・フランジ継手、２３．２４ ・フラン
ジ部、２５・・パツキン、２６・・凹部、２７・・凸部
、２８．２９・・孔、３０・・サーマルシールド、３１
・・蒸気溜り部、３２・・小孔、３３・・締付は具、３
４・・ボルト、３５・・カット。
Claims (1)
- 端部にフランジ部を設け、このフランジ部の円周上に締
付け具を設け、相対するフランジ部との間にパッキンを
介して前記締付け具により接続されるフランジ継手にお
いて、前記フランジ部の内面に小孔を有するサーマルシ
ールドを設け、このサーマルシールドにより蒸気溜り部
を構成してなることを特徴とするフランジ継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2219586A JPH04102791A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | フランジ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2219586A JPH04102791A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | フランジ継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102791A true JPH04102791A (ja) | 1992-04-03 |
Family
ID=16737855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2219586A Pending JPH04102791A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | フランジ継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04102791A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003078884A1 (fr) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Tokyo Electron Limited | Joint de tuyau |
-
1990
- 1990-08-21 JP JP2219586A patent/JPH04102791A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003078884A1 (fr) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Tokyo Electron Limited | Joint de tuyau |
| US7497482B2 (en) | 2002-03-20 | 2009-03-03 | Fujikin Incorporated | Pipe joint |
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