JPH04102762U - 案内装置 - Google Patents
案内装置Info
- Publication number
- JPH04102762U JPH04102762U JP425291U JP425291U JPH04102762U JP H04102762 U JPH04102762 U JP H04102762U JP 425291 U JP425291 U JP 425291U JP 425291 U JP425291 U JP 425291U JP H04102762 U JPH04102762 U JP H04102762U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- pitching
- yawing
- measuring
- actuator
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- Pending
Links
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 2
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] ステージが移動中にピッチングやヨーイング
を起こしてもこれを積極的に修正し、より高精度の案内
を可能にする。 [構成] ベース1上に直線移動される中間ステージ3
を設け、該中間ステージ3上に被移送物を載置するため
のステージ10を微小変位アクチュエータ11を介して
ピッチングおよびヨーイング調整可能に設け、該ステー
ジ10の直線移動方向後方にレーザによりステージ10
のピッチングおよびヨーイングを測定する測定器15を
設けると共にその測定値によりステージ10の姿勢を修
正すべく上記アクチュエータ11を制御する制御部16
を設けたことを特徴としている。
を起こしてもこれを積極的に修正し、より高精度の案内
を可能にする。 [構成] ベース1上に直線移動される中間ステージ3
を設け、該中間ステージ3上に被移送物を載置するため
のステージ10を微小変位アクチュエータ11を介して
ピッチングおよびヨーイング調整可能に設け、該ステー
ジ10の直線移動方向後方にレーザによりステージ10
のピッチングおよびヨーイングを測定する測定器15を
設けると共にその測定値によりステージ10の姿勢を修
正すべく上記アクチュエータ11を制御する制御部16
を設けたことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、工作機械等に用いられる案内装置に関する。
【0002】
工作機械等の重要な構成要素である案内装置は、一般に滑りや転がりを利用し
た案内手段が使用されている。
【0003】
具体的には、ベース上にリニアガイド等の案内手段を介してステージを直線移
動自在に設け、このステージに工作物等の被移送物を載置してねじ送り機構等に
より移動させるようになっている。
【0004】
そして、このような案内装置の精度は、案内手段における案内面等の工作精度
に依存している。
【0005】
従って、従来の案内装置においては、その精度によってステージが移動中に微
小ではあるがピッチングやヨーイングを起こす場合があり、高い精度を期待する
ことができなかった。
【0006】
そこで、本考案の目的は、上記課題を解決し、ステージが移動中にピッチング
やヨーイングを起こしてもこれを積極的に修正することができ、より高精度の案
内を達成することができる案内装置を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために本考案は、ベース上に直線移動される中間ステージ
を設け、該中間ステージ上に被移送物を載置するためのステージを微小変位アク
チュエータを介してピッチングおよびヨーイング調整可能に設け、該ステージの
直線移動方向後方にレーザによりステージのピッチングおよびヨーイングを測定
する測定器を設けると共にその測定値によりステージの姿勢を修正すべく上記ア
クチュエータを制御する制御部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
ステージは中間ステージと一体的にベース上を直線移動され、その移動中のス
テージの姿勢の変化、すなわちピッチングおよびヨーイングが移動方向後方の測
定器により測定検出される。
【0009】
その測定値により制御部が微小変位アクチュエータを制御してステージの姿勢
を修正し、もってステージが一定の姿勢を維持されることになる。
【0010】
このようにステージが移動中にピッチングやヨーイングを起こしてもこれを積
極的に修正することができることから、より高精度の案内を達成することができ
る。
【0011】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0012】
図1〜図2において、1は工作機械等に使用される案内装置のベースで、この
ベース1にはリニアガイド2を介して中間ステージ3が直線移動自在に設けられ
ている。リニアガイド2はベース1上にその長手方向に沿って設けられた一対の
レール4と、中間ステージ3の底部に設けられ両レール4上を摺動する摺動脚5
とから主に構成されている。
【0013】
この中間ステージ3を移動操作するために、ベース1上にはボールねじを使用
したねじ送り機構6が設けられている。このねじ送り機構6は、一端にモータ7
を有し、両レール4間を長手方向に沿って支持されたねじ軸8と、中間ステージ
3の底部に設けられねじ軸8と螺合した雌ねじ部9とから主に構成される。
【0014】
中間ステージ3上には工作物等の被移送物(図示省略)を載置固定するための
ステージ10が微小変位アクチュエータ11を介してピッチングおよびヨーイン
グ調整可能に設けられている。具体的にはピッチング調整用として、中間ステー
ジ3とステージ10間の四隅に圧電素子11a〜11dが介設され、ヨーイング
調整用として、中間ステージ3の上面とステージ10の下面に移動方向に沿って
水平面上で相対向するように長尺の一組のフレーム12,13が設けられ、両フ
レーム12,13間の両端に圧電素子11e,11fが介設されている。また、
これら圧電素子11a〜11fの近傍には中間ステージ3とステージ10間およ
び両フレーム12,13間の隙間を検知するためのギャップセンサ14a〜14
fがそれぞれ設けられている。
【0015】
そして、ステージ10の移動方向後方にはレーザによりステージ10のピッチ
ングPおよびヨーイングYを測定するための測定器15が設置され、この測定器
15にはその測定値によりステージ10の姿勢を修正すべく上記微小変位アクチ
ュエータ11を制御するための制御部16が接続されている。
【0016】
上記測定器15はレーザ干渉計からなり、ピッチング測定用として、上下一対
のレーザ干渉計15a,15bが設けられ、ステージ1の後端部にはこれらレー
ザ干渉計15a,15bと対向してコーナーキューブ17a,17bが取付けら
れている。また、ヨーイング測定用として、左右一対のレーザ干渉計15a,1
5cが設けられ、ステージ10の後端部にはこれらレーザ干渉計15a,15c
と対向してコーナーキューブ17a,17cが取付けられている。なお、実施例
では、一組のレーザ干渉計15aとコーナーキューブ17aをピッチング測定用
とヨーイング測定用に兼用させ、構造の簡素化とコスト低減を図っている。
【0017】
これらの測定器15は、一対のレーザ干渉計15aと15b,15aと15c
から発射されコーナーキューブ17aと17b,17aと17cで反射して入射
するレーザ光の位相差によりピッチング変位量あるいはヨーイング変位量をそれ
ぞれ測定するようになっている。
【0018】
一方、制御部16は測定器15による測定値(変位量)に応じて対応する圧電
素子11a〜11fに所要の電圧を印加して、ステージ10の姿勢を一定にすべ
く修正するようになっている。
【0019】
なお、実施例では、各圧電素子11a〜11f近傍に設けたギャップセンサ1
4a〜14fにより圧電素子11a〜11fによるステージ10の変位量をフィ
ードバックするようにしているが、ギャップセンサ14a〜14fを用いずに測
定器15によりステージ10の変位量をフィードバックするようにしてもよい。
【0020】
次に実施例の作用を述べる。
【0021】
ねじ送り機構6の作動によりステージ10は中間ステージ3と一体的にベース
1上を直線移動される。このステージ10の移動中に、案内手段たるリニアガイ
ド2の工作精度に起因してステージ10の姿勢が微小変位する場合がある。
【0022】
本考案に係る案内装置はステージ10の微小変位のうち、特にピッチングPお
よびヨーイングYを積極的に修正するようにしたものである。すなわち、ステー
ジ10が一定の姿勢を維持している場合には、ピッチング測定用のレーザ干渉計
15a,15bおよびヨーイング測定用のレーザ干渉計15a,15cにより検
出されるレーザ光の位相差は共にゼロである。例えば、ステージ10がピッチン
グPを起こした場合、ピッチング測定用のレーザ干渉計15a,15bにより検
出させるレーザ光に位相差が生じるため、その位相差によりピッチング変位量を
間接的に測定することができる。
【0023】
そして、その測定値により例えばステージ10の後部が下方に変位量Xだけ変
位しているのであれば、制御部16が後部の圧電素子11c,11dに所要の電
圧を印加し、圧電素子11c,11dの膨脹およびギャップセンサ14c,14
dによる変位量のフィードバックによりステージ10の後部が所定量Xだけ持ち
上げられる。これによりステージ10の姿勢が修正され、一定の姿勢に維持され
、真直度が確保される。
【0024】
一方、ステージ10がヨーイングYを起こした場合には、前述と同様、対応す
る圧電素子11e,11fに所要の電圧を印加し、ステージ10の姿勢を修正す
ることになり、こうしてステージ10のピッチングPおよびヨーイングYを積極
的に修正して、より高精度の案内が達成されることになる。また、微小変位アク
チュエータ11として、圧電素子11a〜11fを採用することにより、案内装
置全体をコンパクトに構成することができる。
【0025】
以上要するに本考案によれば、ステージが移動中にピッチングやヨーイングを
起こしてもこれを積極的に修正することができるため、より高精度の案内を達成
することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す案内装置の側面図であ
る。
る。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
1 ベース
3 中間ステージ
10 ステージ
11 微小変位アクチュエータ
15 測定器
16 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 ベース上に直線移動される中間ステージ
を設け、該中間ステージ上に被移送物を載置するための
ステージを微小変位アクチュエータを介してピッチング
およびヨーイング調整可能に設け、該ステージの直線移
動方向後方にレーザによりステージのピッチングおよび
ヨーイングを測定する測定器を設けると共にその測定値
によりステージの姿勢を修正すべく上記アクチュエータ
を制御する制御部を設けたことを特徴とする案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP425291U JPH04102762U (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP425291U JPH04102762U (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102762U true JPH04102762U (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31733865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP425291U Pending JPH04102762U (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04102762U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02284848A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-22 | Soichi Shibata | 工作機械における移動台の制御装置 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP425291U patent/JPH04102762U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02284848A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-22 | Soichi Shibata | 工作機械における移動台の制御装置 |
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